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今回は、観測史上最大規模の地震が火星で発生した、 そんなお話をしていきたいと思っております。
で、皆さん、そもそも火星で地震が起きるっていうところ、 ご存知だったでしょうか?
地震っていうのは、地面の地、地球の地って捉えると 地震じゃなくて火震なのかなっていうところはあるんですが
地震が発生しているっていうところがあります。 で、それを実際に観測する観測器っていうのが
火星の表面にNASAによって設置されているんですが、これによってですね 実は火星の表面で見えてこない内側の性質っていうところも
実は明らかになってくるっていう、そんな研究の方針があるので 今回はこの5月の頭に見つかった過去最大規模の火星で起きた地震
これに関連させて火星の表面で一体どういうことが起きているのか 内部は一体どういう構造になっているか
このあたりをお話ししていきたいと思っておりますので ぜひ最後までお付き合いください
3,2,1
イギネション
日本の
黒い洞窟の
日本の
佐々木亮の宇宙話
ということで、5月12日木曜日始まりました 佐々木亮の宇宙話
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに 最新の宇宙トピックスをお届けしております
今回でエピソード583エピソード目を迎えるというところで 600回も目前にかなり盛り上がってきているタイミングかなというふうに考えております
そんな中ですね
ポッドキャストこれ5月の頭から Spotify の独占配信に切り替わったというところになるんですが
最初のスタートダッシュですね これなかなか厳しくなってきていると言っておりましたが
最近ですねぐいぐいと伸びてきて これはもう今回聞いてくださっている皆様のおかげだなというふうに考えているわけなんですけど
なんとこのポッドキャストチャンネルですね 現在日本ランキング19位をマークしております
いやこれは相当嬉しいなっていうところなんで ぜひ皆さんに報告したいなと思って
今日そんなお話をさせていただこうかなと思っているわけですね 緊急報告で
今まで僕のポッドキャスト この佐々木亮の宇宙話っていうところは
Apple Podcast での人気の方が結構高かったかなっていうところで
Apple Podcast で日本国内ランキング 23位が確か最高だったのかなっていうところだったんですよ
それでそこからどうやって日本一位目指していこうかなっていうふうに 考えたところだったわけなんですけど
今回 Spotify の独占配信に切り替わって Apple とかで聞いてくださってた方にも
一部来ていただいたおかげでですね 僕のポッドキャスト なんと今 日本19位というところまで
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マークすることができております 本当に皆さん いつも聞いていただいてありがとうございます
ただですね 過去最大のレベルまで ランキング上がっているっていうところはあるんですが
僕が最終的に目指しているのは 何度もご紹介させていただいている通り
日本一位というところになっております
でですね Apple の方でも感じましたが この19位とかに行ったところから
1位までの距離ってものすごく遠いんですよ
で 実際の再生回数とかの話って 伺わせていただいたことあるんですね
ポッドキャストの関係者の方から そうなった時に
いや 自分が1位を取りに行くには まだまだ工夫が必要だなって思ったりするところがあるので
その辺りはですね いろんな作戦を絡めていって
こっから1年ぐらいの目標で がっと攻めていければなというふうに考えておりますので
ぜひ楽しみにしておいていただけたらと思います
ただですね もう今 この時点でポッドキャスト 聞いてくださっている方には
ここから1位になるための試行錯誤 ぜひですね 見ていただきたいなと思ってます
で 僕のこのチャンネルは 宇宙について学べるっていうところ
プラスと音声配信で日本一位を取っていく 超素人のドキュメンタリーだというふうに
思っていただけたらなと思っているので その辺りも楽しんでいただければと思っております
とにかく今ですね 日本19位を取らせていただいたのは
本当にリスナーの方々 皆さまのおかげなので
本当に感謝しておりますという お礼のメッセージだけ伝えさせてください
これからまた頑張っていきます
はい じゃあ早速 今日の本題に行きたいと思います
今日の本題は NASAが設置している火星の地震系が
これまでの観測史上最も巨大な地震を観測した
そんなお話をしていきたいと思っております
今回紹介するのは 火星の表面で起きる地震ですね
で この面白いのがざっくりまとめると
地球ほど大きな地震は発生しないっていう状況がありながらも
その地震のおかげで 火星の見えない内部の構造っていうところまで
理解を深めることができるっていう 非常に面白い研究になってます
加えて 地球上で起きる地震と 実は性質が似ているというか
波形とかも出てるんですけど いわゆる中学校とかの理科の授業でやったときみたいな
P波 S波みたいなものの違いが しっかり見えてたりするんですね
初期微動って呼ばれるのがP波だったかな
S波っていうのが主要動って呼ばれるような
グラグラグラっときて どでかいのがドーンときてみたいなあれですね
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そういったのが波形としても そんな感じの形に見えるなっていうところもありつつ
っていうところがありました
じゃあ どれぐらいの大きさが 火星で地震が起きたのかっていうところで言うと
これマグニチュードで言うと 5なんですね
どうですか?皆さん 今感じた印象 率直なところで言うと
5かって思った方 いるかなと思うんですが まさにその通りで
実は火星の表面で起こる地震っていうのは そこまでの規模にはなっていかないというのが
状況としてあります
で 今回観測された観測史上最大レベルの地震っていうところで
マグニチュード5というところで 今までの最大規模っていうのが
1年前 去年の8月の末に測定された地震で
これがマグニチュード4.2っていうふうに 言われてるぐらい そのぐらいの規模だと
ただですね 今回このデータを提供してくれたのは
NASAが火星に設置した インサイトと呼ばれる検出機になるんですが
この検出機が検出するであろうというふうに 見込まれている地震の中では
マグニチュード5っていうのは 最大規模になってるので
狙っていた最大規模までの地震は確保できたっていうところで
非常にいい研究結果が 出てきてるんじゃないかなというところです
で これ あくまでですね NASAの公式ページで公開された情報になってるので
まだ論文化されていないんですね
なので この論文化がされたときに 実は火星のこんな側面が見えてきた
なんていう話が出てくるんじゃないかなと思って 少しワクワクしているところでございます
で 火星の地震を調べるっていうところに 一体どんな意義があるのかっていうところは
ちょっと皆さんに押さえておいて いただきたいなと思ってるんですが
これですね 1年前 2年前とかに 結構そういう火星の地震について
いろいろ話が進んできているんですが この地震を見ることによって
火星の中の構造 内側の見えていない部分の構造っていうのを明らかにできるっていうのが
火星で地震を見る一番の目的になっております
その一つが地表の 火星の中を見るっていうところですね
具体的にどういうことなのかっていう お話をしていこうと思うんですが
先ほどもお話ししたP派とS派 プライマリー派とセカンダリー派っていうのがあるんですが
地震で初期微動のゆらゆらしてる波と S派って呼ばれるドーンと強い地震の揺れが来るみたいなところなんですが
この2つの波っていうのは 実は波としての大きな性質の違いがあって
P派と呼ばれる先に来る波 こっちについては個体だったり 気体だったり 液体だったりっていうところの
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基本的にそういった何か媒介があれば 揺れを伝達することができるっていうところがある一方で
S派っていう本心みたいな部分ですね
そっちは個体しかこのS派っていうのは 通過できないっていう性質を持ってます
そうすると このS派とP派っていうところが発生したところから
例えば 内部に対してこの波が伝わっていって 跳ね返ってくるP派とS派の時間の差みたいなところを見ていくことで
一体どこまでそういった個体とかがあって
どこまで液体とか気体とか そういった物質で構成されているのかっていうような
いわゆる時間の差みたいなのを取得することが 可能になっているというところで
地震を観測する目的っていうのは これ ざっくり言うと火星の中身
そして地盤の状況っていうのを理解するっていうところには 使われるというふうに言われてます
で 今回マグニチュード5っていう 巨大な火星の地震が発生したわけなんですが
昔 そういった観測で地震をいくつか観測したときに 火星について一体どういう知見が得られたのか
っていうところをざっくりお話ししておくと 火星の核と呼ばれる部分 コアですね
これが意外と大きいぞっていうところが 分かったというふうに言われております
で これはさっき言ったみたいに 地震のP派とS派の時間差によって
一体どれぐらいの深さまで地表のがあって 逆に中心にどれぐらいの大きさの核があるのか
っていうところの計算っていうのが行われて
で それまで地震によって火星の内部についての 理解が深まるまでに考えられていた
火星の中心部分のコアっていうところは
これまで考えられていたものよりも大きい だいたい倍ぐらいあるんじゃないか
で 逆にもともと考えられていた物質っていうのは 概ね変わらないため
核の部分が大きさ的に大きくなったっていうのは これ逆に言い換えると
中身の密度が実はすっからかんだった みたいなところに今議論が落ち着いているようなんですね
で こうなってくると火星の内部の構造っていうのが 結構見えてきて非常に面白いなという状況ありつつ
今回みたいにより巨大な地震が発生すると それだけ信号の強さが強いから
得られる情報の精度っていうのが 上がってくるはずなので
もしかしたらそういったところで 火星の内部の核の大きさがどれぐらいなのかっていうところは
今後 新しい より精度の高い結果っていうのが 出てくる可能性があるのかなっていうのを妄想して
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今回のお話は以上とさせていただきたいと思っております
今回のお話はですね 5月のゴールデンウィーク中に 火星では巨大な地震が発生していた
そんなお話をさせていただきました
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それではまた明日お会いしましょう さようなら
