1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2023-01-25 14:28

837. 太陽の1京倍!?ダークマターの巨大な塊が発見される

見えないけどそこに存在するダークマター。私たちの身の回りにもたくさんあるはず、だけど見えない。

そんなダークマター。見えないなら、音声でもいけるじゃん!という逆転の発想で堂々の登場です。

最新の研究でダークマターの巨大な塊が発見されました。


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00:01
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。ということで今回は、私、誕生日配信ということで、
まあ別に誕生日だからといって、何か特別なことがあるわけではなく、とにかく宇宙の話をしていこうという、
宇宙オタクのチャンネルになっております。今回は、皆さんが大好きなダークマター、そして宇宙っぽい数字がたくさん出てくる、
この宇宙話の中でも、比較的宇宙らしさ強めの、そんな話になっております。
55億光年先に見つかった、宇宙の中で最大級のモンスター銀河、そしてモンスター級のダークマターに関するお話なので、ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション、
マイナススペース、
日本、
佐々木亮の宇宙話。
2023年1月25日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の梁が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日エピソードが826、827を迎えるというところ、全然違う、837だわ。すみません、全然間違えました。
1月25日、今日私、誕生日でございます。
おめでとうございます。自分おめでとうございます。
ということで、29歳になりまして、いろんな抱負とかは、誕生日超えて話していこうか、別に抱負なんて話さなくてもいいのかみたいな、そんな感じで思っておりますが、
宇宙の話聞きに来てんだよっていう人が大半だと思うので、まずはいつも通り宇宙の話をしていければと思っております。
今回紹介するのは、55億光年先に見つかったモンスター級のある塊のお話をしていきたいと思います。
タイトルにも書いてるからね、ある塊とか言って、銀河の塊、そしてダークマターの塊、これが新しく見つかったというところで、
プレスリリース論文で出ておりましたので、こちら紹介していきたいと思います。
今回どこからお話ししようかと思ったんですけど、いつもだとこのダークマターっていう部分、正直あんまり表に出さないんですよね。
これなんでかっていうと、ダークマターってみんな好きだけど、正直わけわかんなくないっていう、目に見えないものだけどそこに存在しているって何なのっていう話があるじゃないですか。
で、これ、興味ある人はダークマターすごい好きなんですけど、興味ない人は目に見えないものなんてうさんくさすぎるみたいな、
ただでさえ音で宇宙聞いてるのに、そんな目に見えないものの話されたらもうチンプンカンプンですみたいなことになりそうだなと思うんですけど、
03:00
いつもね、結構ダークマターのリクエスト多いんで、これはもうがっつり前面に出していくしかないなっていうところで、
今日はダークマターのお話が入ってくる回になっております。ただですね、主役は実は銀河なんですよ、銀河。
これね、私たちも天の川銀河と呼ばれる銀河の中に太陽系があって、太陽系の中に地球があるというような状況になってるんですね。
ただこの銀河っていうのがもう1億とかそのぐらいの数の星の塊によってできている巨大な集団なんですけど、
宇宙空間の中にはその銀河が固まってできた銀河団と呼ばれる、そんな集合体が実は存在していたりします。
この銀河団、それこそ何億っていう星が集まってできている銀河が何十個何百個何千個っていうレベルでくっついているような領域。
これは結局、星と星の、星と星同士でも重力で引っ張り合うみたいな状況がある通り、銀河団っていう、銀河っていう巨大な塊も結局は中心に巨大なブラックホールがあって、
そのブラックホールが言ってしまえば吸い込んでいるというか、集めてきた星たちの1個重力の塊なわけなんですよね。
なので、そういった強い重力の天体が別にいるんだったら、そいつら同士もくっついていいじゃんっていうところになっていって、結局それで銀河と銀河っていう2つのセットがくっついていく。
1個1個がくっついてきたらだんだん大きい塊になってきてっていうところで、銀河団と呼ばれるものが形成されるっていう状態なんですよね。
さらにさらにここ面白いのが、銀河団も結局、星が数億集まって銀河になって、その銀河が集まって銀河団になってってなるんですけど、
その銀河団が集まるっていう超銀河団と呼ばれる巨大な構造も実は存在するんですね。超銀河団。
これは実は私たちもこの超銀河団っていうやつに含まれているっていうことが実はわかっていて、その大きさたるや。
これですね。300メガ光年。だから300と10億光年。だから3000億光年か。
え?すごいな。3000億光年に渡って、どういうことだ?
違うな。何かがおかしいぞ。3000光年か。あれ?違うな。
そのぐらいのとにかく巨大な構造になっている。あ、全部でっていうことか。っていうことになってるんで大丈夫ですね。
宇宙の大きさをなんか遥かに超えていったのかと思いましたが、そんなことはないですね。
そういった大きさで広がっている超銀河団って呼ばれるところの中に含まれていると。
実は今回の研究の話聞いて、僕も超銀河団と呼ばれる銀河団が集まってできるっていうものに関しては初めて聞いたので、今なんか数字見てちょっとびっくりしちゃいましたね。
06:10
すごい大きい中にいるんだな。で、実は宇宙空間の中にこの超銀河団と呼ばれるものも一定存在すると。
で、そいつらを研究することっていうのは結局私たちもすごい広く見たら超銀河団の中にいるわけですよね。
天の川銀河にいて天の川銀河が属する乙女座銀河団っていうのがあって、その銀河団が属するラニアケア超銀河団っていうところがあると。
とにかくそういう私たちも住んでいるところだからこそ、じゃあ他の銀河団、他の超銀河団ってどうなってるんだろうっていうところを探っていくこと自体は、
私たちの存在自体に疑問を投げかけるだったり、どんどん扉を開けていくっていう意味で非常に重要だと。
で、今回新たな研究によって50億光年先にもこの超巨大な超銀河団っていうのができたんですね。
これ、最新の研究で見つかったところによるとですね、これは19個の銀河団がくっついている超銀河団構造が見つかっていて、
さらにそこの近くに3つのダークマター密集領域と呼ばれるものが発見されたと。
つまりこれはもうダークマターもめちゃめちゃあるし、星もたくさんあるっていうような本当にすごい巨大な構造ができているんだなっていうところがわかりますね。
そしてこの超銀河団の重さ、超銀河団の中に入っているダークマターの重さが、これ太陽の一軽倍。
軽ってわかります?一軽倍です。
物の単位って一、十、百、千、万、億、兆ってあるじゃないですか。
兆っていうだけで何億円とかもすごいし、何兆円とかもすげーけど、それのさらに上が軽ですね。
これが一軽倍の太陽の一軽倍、だから太陽が一軽個、千兆個が十個ですね。ぐらいあるような大きさになっていると。
わけわかんない重さですよね。
天の川銀河自体もそもそもほとんどがダークマターによって埋め尽くされてるっていうふうに言われていて、天の川銀河の重さが大体太陽の1.5兆倍っていうふうに言われてるんですよね。
1.5兆倍。
ただこれのほとんどはわずか、銀河の中の星の数っていうのはわずか数パーセントぐらいで、ほとんどは目に見えないダークマター。
だから太陽の1.5兆倍が天の川銀河のダークマターで、太陽の一軽倍、だからその天の川銀河の1000倍?
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1万倍かっていうところが、これですね、今回新たに見つかった超銀河団が持つダークマターの大きさですね。
もうわけわかんない。しかもこれが目に見えないっていうところがね、また不思議なところで。
ダークマターっていうのは目に見えないけど、重さは持っている。
つまり周りの星に重力の影響を与えるっていうところで、その重力の影響によって、
曲げられた星の光だったりとか、周りの星の動きだったりとかで発見されるっていうところで、
見えないけど見つけられるっていうちょっと不思議な天体になっております。
とにかく今回、この50億光年先に超巨大な銀河団の塊と、それに付随したダークマターの塊っていうところが見つかったっていうところで、
こういうサンプルがいくつか見えてくると、宇宙空間の中でも結構大きな構造になっている超銀河団と呼ばれるものの解明につながるんじゃないかっていうところでかなり期待されてますので、
ぜひですね、こういった研究また今後出てきたら紹介させていただけたらというふうに思っております。
はい、ということでですね、こんな感じで今回はダークマターと宇宙っぽいもうわけわかんない桁のね、ゼロが16個とかつくような、
まあそういう話をさせていただきました。
ということでですね、簡単にまあ近況報告もしておこうかなと思うんですけど、
まあ今日で無事1月25日で私29歳の誕生日を迎えましてですね、ありがとうございます。
多分こう今マイクを喋って皆さんの耳に届いているときに何人かがおおおって拍手してくれてると思って今ありがとうございますって言ったわけなんですけど、
まあね、特にやることは変わんないんですよ。
なんだかんだポッドキャスト始めたのが26の時か、26の時に始めてもう誕生日ですねっていう話をするのは2年半であってこれ3回目というところになるわけで、
きっと最初の方まで遡って聞いてくれてる人はまた年を重ねたらみたいなところになってるわけなんですけど、
まあとにかくここまでほぼ毎日配信、なんかコロナで死んだ時もありましたけど、
まあそういったことになっておりましたので、これから引き続きやっていこうというところと、やっぱり未だに僕は引きずっていますポッドキャストアワード。
まあね、あそこに次回じゃあノミネートされるにはどうするんだとか、
まあとにかくポッドキャスト爆発的にヒットするようなものにして、もうみんながね、これねずっと聞いてたのよっていうような、
そんな子さんアピールができるような番組にしていけたらという、それがまあここ1年の目標ですね。
日本一っていうところを狙っていく中で多分そこはもう通過点として行かなきゃいけないかなと思ってるんで、
まあ29歳の抱負としてはそこかなというところと、
まあポッドキャストとか宇宙関連の発信もそうだし、別でいろいろやってる仕事もそうだし、
12:07
とにかく今年は世界進出っていうところ。
まあ一旦ね、研究の時はもう本当に国境とかも関係なく働いてた気はするんですけど、
最近は結構国内に閉じこもってる感じがあるかなっていうところを思っているので、
そこをどうにか打破していくような29歳になってスーパービッグな30歳になっていこうというのが私の目標となっておりますので、
まあそういったところのお話だったりとか進捗みたいなところはきっと近況報告でいろいろお話できる部分あると思うので、
まあ30歳に向けてここから1年間ゴリゴリポッドキャストを更新していく中で、
僕がどう変化していくかみたいなところはぜひですね、皆さんに楽しんでいただけたらというふうに思っておりますので、
引き続き応援していただけたら嬉しいです。
はい、ということでですね、まあ誕生日プレゼントがてらですね。
このエピソードをぜひね拡散していただけたら嬉しいなと。
Twitter、Instagram、もう何でもOKです。
とにかく拡散してください。
ということでもうね、誕生日プレゼントの押し売りというかね、
強制的に拡散させようという思惑がだだ漏れですが、
こんな感じで29歳も頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
ちょっとね、昨日までやってた大分県とのコラボの話とかは、
また明日していこうかなと思うので、ぜひ明日も聞いてください。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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I'm half freaks.
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