1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 824. 地球そっくりな星でも大..
2023-01-11 12:18

824. 地球そっくりな星でも大気は豊富!?

私たち生命を支える「大気」。地球以外の地球ににた星でも、これだけ豊富な空気を保持しておけるのかな?

太陽系以外の惑星に関する研究が加熱していく中で、大気に注目するユニークで面白い研究を紹介。


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ソース

https://www.rikkyo.ac.jp/news/2022/12/mknpps00000238li.html


00:00
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております。宇宙話。今回は、地球みたいな惑星が大気、空気をそのまま保持していられるのか、そんなお話をしていきたいと思います。
改めて、地球上で私たちが生きていられる理由っていうのは、やっぱり太陽だったり、宇宙空間から私たちを守ってくれている、この大気の存在が非常に重要になります。
では、太陽系以外で今5,000個以上見つかっている惑星については、一体その大気、どうやって持っているのか、そいつらは常に居続けてくれるのか、そんなお話をしていきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース。
2023年1月11日始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日エピソードが824話目を迎えているというところで、今日お話しするのは、私たちの住むこの太陽系以外の惑星、境外惑星って呼ばれるところで、地球みたいに大気を持ってられるのか、そんなお話をしていきたいと思います。
地球上にこうやって生命が育っている、生命がずっとこう生きているっていう状況を支えている、作ってくれているのって、やっぱり大気が重要じゃないですか、空気ですね。空気があるから、私たちは生きていける。吸ったり吐いたり、酸素できたりとか、あとは、実は重要なのって、太陽から、例えば放射、何か熱が来るじゃないですか。
そうなった時に、それをある程度、熱を保持しておくような能力、言ってしまえばアウター的なね、そういう役割としても、実は大気、非常に重要であるというところがあるんですよ。
あとは、重力を持っている、地球が持っている重力で、その大気たちを支えていられるのか、その空気をちゃんと地球の周りに保持してられるのか、みたいなところっていうのが、やっぱり生命にとって非常に重要であるというところが、
改めて、地球、なんで地球に生きてられるんだろう、みたいなところを考えると、実はそういうところが空気として重要な役割を担ってくれてるってわけなんですよ。
そんな中で、やっぱり宇宙を気になる、宇宙が好きっていう人の頭の中のどこかにあるのは、これ、地球外生命体っているのかなっていう話じゃないですか。
03:00
そうなった時に、重要な研究っていうのが、このポッドキャストでも何度も話してますね。太陽系以外の惑星、境外惑星っていうところの発見、そしてそれに対する理解っていうところが、これからどんどん重要になってくるというところが挙げられます。
太陽系以外の惑星っていうところは、今まででもうすでに5000個以上見つかっている。しかも、2022年の間で相当数が見つかってるんですよね。
多分、ポッドキャスト始めた頃って4000個超えてるんですよって話をしてたところから、あっという間に5000個以上っていうような状況になってきてます。
で、それらに対して理解をどんどん深めていくっていう意味でも、例えば新しく打ち上げられたジェームスウェップ宇宙望遠鏡の観測によって、そういう惑星の表面に、例えば有機物って呼ばれる生命のヒントになるようなものがあるんじゃないかというような示唆が得られたりとか、結構もう今、すごい面白い局面を迎えてるんですよね。
そんな中で、ある研究者の方が責めた方法っていうのが、その太陽系以外の惑星に大気があった場合、空気があった場合に、その空気っていうのはずっとなるべく生命がその上で生息していけるような長い期間、その大気っていうのはずっとその周りに保持されうるのかっていうような、
そういう研究をしたんですね、今回。で、ここら辺はやっぱり非常に重要で、最初にいろいろ言ったみたいに、私たちの生命の活動を支えてるのはやっぱり大気なので、これが例えば100万年で実は消えてしまうような環境が太陽系以外の惑星多いんですっていう話だと結構困るし、
逆に20億年、30億年っていうような、そのぐらいの規模、太陽系で言うと40億年ぐらいの歴史があって、それに相当するような長さ、大気が保持されるんであれば、これもしかしたら地球っぽい場所って見つかるんじゃないのっていうところが期待できるじゃないですか。
っていうところで、今回どういう研究を行ったかっていうと、数値シミュレーションの世界ですね。天文学の中では観測するだけじゃなくて、数学的に宇宙を解き明かそうっていうシミュレーションだったりモデリングみたいなところっていうのがあるんですけど、
そういった仮想の地球以外の惑星っていうところを想定して、そこに対して中心の星、私たちにとっての太陽ですね。太陽みたいな星から強い光の放射がある。特にX線だったりとか紫外線だったりっていうのが強く放射されている状態を仮定したと。
そうすると、これらってどんどんどんどん熱せられると、大気が。外から太陽の熱、星の熱っていうのが加わってどんどん熱せられると、やっぱり温度がどんどんどんどん上がっていってしまって、そうすると大気ってどんどん宇宙に逃げていってしまうみたいな、そういったところが考えられるんですね。
06:20
大気が散逸していってしまうっていう状況だったりするんですけど、そういったつまり温度が上がりすぎるっていうのは非常に良くないと。じゃあ、今回研究の中で見ているのは、太陽みたいな星からどんどん熱が加わっていったときに、その太陽系、太陽みたいな、太陽じゃないや。
頭がこんがらがってますね。ある惑星にある大気っていうのが、その熱をうまく逃がすことができるのかっていうような研究が行われたんですよ。なので、今回の研究はあくまで大気があるっていう状況を仮定した、そういう研究ですね。
そういったところで温度の変化とか、そういったところを研究してあげた結果ですね。今回、この熱を放射する仕組みっていうのが非常にうまく回っていて、熱のエネルギーを大気が抱え込みすぎないという研究結果が出ました。
で、この計算をどんどんどんどん進めていくと、なんと、その中心にある太陽みたいな星から熱をどんどん受けていっても、特にX線とか紫外線とかっていうエネルギーの高い光を受けまくっても熱を逃がしまくるというところで、大気は常にその惑星の周りに保たれ続けてる。
で、その長さっていうのが、なんと地球と同じぐらいの大気があった場合っていうのは、20億年ぐらい保持されるっていうふうに想定されてるみたいなんですね。20億年、これ太陽系の歴史と照らし合わせてみると、太陽系の歴史で言うと40億年とかってなってくると、
それの間の半分ぐらいの期間は、少なくとも大気を保持することができる能力を持ってるのが、こういう惑星の特徴だったりするっていうところがあるので、そういったところを考えると、大気がもしちゃんとあれば、ちゃんとあればこれ、地球外生命体が育つような、そんな大気のある惑星見つかってくるんじゃないかなというところが、
結構期待されるっていうところですね。なので、シミュレーションをしてみた結果、結構ポジティブな結果が得られたっていう面白い研究結果を今回はちょっと紹介させていただきました。
やっぱり宇宙20億年とかっていう、そういうスケールで話さないといけないっていうのは、なんとなく僕たちの生きてる時間とはね、全然違うスケールだなっていう宇宙感をすごく感じる、そんな数字になりますよね。
そんなこんなで、本題は以上にしておこうかなと思うんですけど、近況報告をちょっとさせてください。
09:02
2日、3日前ぐらいに、ポッドキャストのレビューの話をさせていただいたじゃないですか。
コロナの間、ポッドキャストのレビューつけてなかったです、そういえば、みたいな、結構ヘビーリスナーの方からメッセージいただいて、それがすごい励みになった。
きっとみんなまだしてないんでしょ?とか言って煽ったじゃないですか。そうしたらですね、やっぱりしてない人いっぱいいましたよ。
いや、全然煽るつもりはなくて、実際これ、ぜひ押してみてくださいね、みたいな話をしたら、一気に5件ぐらい増えて、ボボボボンって。
で、今408件、409件とかっていうレビューの数に到達することができました。
本当にありがとうございます。いつも聞いてくださってて、そうやって押してくださるっていうのが、もう別にタイミングなんてマジでどうでもいいんで、
とにかくそうやって押してくれるのマジで嬉しかったです。ありがとうございます。
いやなんか、ここら辺、あくまでそんなレビューなんて数字じゃんって思う人もいると思うんですけど、
やっぱり、なんか評判のいい番組、なんかこの番組どんななんだろうみたいな、例えばサムネイルポチって押したときに、
評価の数がどんぐらいあるのかと、やっぱりその平均値が今いくつなんだろうみたいな、今4.8とかなんですよ。
で、評判がレビュー数が408とか409とかってなっていて、やっぱりそこがなんか揃ってると、
あ、じゃあちょっと面白い番組なのかなって押してくれる確率は高くなりそうじゃないですか。
そういったところもあるので、新しい人をどんどん聞いてもらう呼び水的な感じで、みんなにちょっとずつ協力してくれたら嬉しいなというふうに思ってます。
あとは、なんか、ポッドキャストアワードとかの先行の人が見に来てくれたときに、
あ、なんかちゃんとしてる番組じゃんみたいな、思ってくれたら嬉しいなっていうところもあったりするんですよ。
前ちょっと話したみたいに、やっぱりこんだけポッドキャストを真面目にガンガン頑張ってる身からすると、
今年のポッドキャストアワードも行きたいんですよ、会場に。
で、なんか賞やっぱ取りたいなって思うじゃないですか。
そういったところをちょっと考えると、みんなの清き1レビューが僕のすべてを救う可能性があるというところで、
またまたレビューをこびてますけど、そんな感じで、まだレビューしてない方いたら是非よろしくお願いいたします。
また、ここまででレビューくれている方、本当に本当にありがとうございます。
マジで嬉しいです。感謝してます。ありがとうございます。
ということで、昨日結構熱く世界進出の話をしていったにもかかわらず、
今回はこんな癒やしい近況報告とさせていただきました。
ということで、今回の話は以上にしていきたいと思います。
今回の話も面白いなと思ったら、お手元のSpotifyアプリでフォローボタンの下にあるレビュー、是非よろしくお願いいたします。
12:02
番組の感想や宇宙に関する質問については、Twitterのハッシュタグ宇宙話、
またはSpotifyのQ&Aコーナーからじゃんじゃんお寄せいただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
12:18

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