1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2022-12-04 13:14

790. 地球以外の惑星がもたらすアンチエイジング効果!?

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ソース

https://chandra.si.edu/photo/2022/hotjupiters/

00:00
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、惑星の存在が、星のアンチエイジング効果をもたらすというような、ちょっと人間の動きっぽく見えて、
一気に宇宙の話っていうわけのわからない、ごちゃごちゃした話をしていきたいと思います。
星のアンチエイジング効果ってなんだよって思いながら、そういうタイトルに惹かれてしまった僕の負けですね。
NASAのプレスリリースで、しかも僕が専門でやっていた分野の中で行われる、X線天文学って言われる中で行われた、ちょっと面白い地球外生命体の発見には、もしかしたら繋がる研究なんじゃないかというところを紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
宇宙話
2022年12月4日始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で拍手号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、エピソードが790話目を迎えているというところで、気づいたらもう800回目前って感じですよ。
今日紹介していくのは、星が若く見えるアンチエイジング効果をもたらす謎の要素というお話をしていきたいと思います。
星が見せるアンチエイジング効果って何やねっていうところなんですけど、この分野、ざっくり言うと光勢に関する研究ですね。
太陽みたいに自ら自分で光を放っている光勢。この光勢って、例えば太陽とかだったら47億年とかっていう年齢があるわけじゃないですか。
その中で若ければ若いほど、星って結構活発に動くんですよね。 活発に動くっていうのは、もう簡単に言えばエネルギーの高い光めっちゃ出す。
今回X線とかを見てるんですけど、宇宙からレントゲンで使うような、人間が浴びまくったら被曝しちゃうような、
そういう光がどれだけ強く出てるかみたいな。 今回研究の中には含まれてなかったんですけど、
活動性が高い、普段の光を放っているX線の量が高いっていうところで言うと、これ太陽フレアとか結構危険性、ポッドキャストでたくさん話してるけど、
太陽フレアとかみたいに、星の表面で起こる爆発を起こしやすいっていうところも考えられるので、
そういった意味で、若さって一体何なんだろうみたいなところを探求していくような研究ですね。
これNASAのページを、昨日大学の講義みたいなのをやっていて、それの関連でNASAのページを見ていたら、
なんかすごい面白そうなタイトルの研究やってるなーみたいなのを見たら、X線って僕がX線天文ずっとやってたので専門に近いし、
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なおかつ高精じゃんみたいなところで、これはもうポッドキャストトーク決定みたいな、そんな感じで今日紹介してるって感じなんですよ。
で、そうですね、どこから話そうかなと思うけど、そもそもなんか星のアンチエイジング効果ってもうね、
うまく言ったなぁと思うんですけど、星、例えばその47億歳の星がありますってなった時に、
人間のスケールで考えたらもう1億年なんてわけのわからない数字だけど、星からしてみれば47分の1であるって考えると、
47億歳か46億歳かなんていうところは、実際あんまり関係なくて、人間でも47歳の人が46歳に見られて、
わーすごい、やっぱ若いねみたいな、あんまないじゃないですか。だからそれぐらいの誤差っていう感じではなくて、
47億年だったら、もっとそこから10億年、20億年っていうところぐらい前の状態まで若返っているように見えるっていうところが今回の要素なんですよ。
じゃあその星が、その昔の元気さ、昔の輝きを取り戻している状態ってどういうことなのかっていうところの研究なんですけど、
これ簡単に言えば、周りに惑星があるっていうところですね。が今回統計的に明らかになったと。
惑星もこの普通の惑星じゃなくて、ホットジュピターと呼ばれるような部類の惑星です。
なので太陽系は実はここには含まれていなくて、ホットジュピターっていうのは木星みたいな巨大な惑星であり、そしてさらに温度が高いっていうところで、
太陽系にある惑星で言うと、内側にある水星、金星、火星、地球とか、そういったところって岩石でできている、岩石惑星って呼ばれるんですよ。
で、そこから後ろ、つまり火星より外側か、
そうですよね、水、金、地、火、木で、火星より外側、木星から外側っていうのは結構ガスがメインになっているような、そういう惑星が多いというようなところで、
なので、ちょっと性質が違うんですよ、惑星としても。地球っぽい惑星なのか、木星っぽい惑星なのか、みたいなところで。
そんな中で今回注目されているのは、ある星がどこかにありますと。
ある星があったときに、それのものすごく近くをホットジュピターと呼ばれるような巨大なガスの高温な惑星が存在していると、
これの影響によって、中心にある星っていうのはすごい元気を取り戻すっていう、そういう研究らしいんですよね。
これ面白くて、惑星を持ってる星と持ってない星で比較してもやっぱそうだし、ホットジュピターじゃない星、じゃない惑星、
つまり、星の周り何かが回ってるみたいなところと比較しても、やっぱりホットジュピターっていうところを持ってるのが非常に重要だっていうところが研究としてたどり着いた結論みたいなんですよ。
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で、これまでに太陽系以外の惑星、これ境外惑星って言うんですけど、5000個以上、なんだろう6000個くらい見つかってるんじゃないかってぐらいのタイミングまで来てるんですよね。
なので、ここの惑星の進化っていうところ、惑星をどうやってどんどん発見していくっていうところは、
例えば地球外生命体を発見するみたいなところでも重要になってきたりするしっていうところがあるんですけど、
地球外生命体を見つけたいってなったら、地球みたいにある程度住みやすい環境が惑星上に整っていなきゃいけないんですよ。
ただ、こうやって近くに例えばホットジュピターがあるせいで、巨大な惑星があるせいで、中心の星が活発になってしまう。
例えば10倍活発になるってなると、地球に対してもものすごい量の放射線が例えば飛んでくるとか、太陽がたまたま10倍元気になったらって話ですよ。
っていう風になってきたりするってなると、もう生活できるか、で、そこでまた爆発とかが起きたら、一気に地球の文明なんて滅びちゃうんじゃないの?みたいな。
そういったところの発想にもなりかねない、そんな研究なので、そういったところで惑星がどこにあるかっていう話だけじゃなくて、
今回の研究によって、その星の周りにどんな惑星が回っていて、で、そこにじゃあ生命が生きていくような環境っていうのが整えられるのかどうかみたいなところが、
結構今後ポイントになってくるんじゃないかなというところで、
X線を使った研究から境外惑星、太陽系以外の惑星の研究まで広がっていくっていうのはなかなか面白いトピックだなと思ったので、今回は紹介させていただきました。
まあですね、これからどんどん太陽系以外の惑星見つかってきます。
で、見つかってきた中で、よりその惑星を詳細に観測していくことで、もっともっと新しい事実わかってくるだろうし、
もしかしたら地球外生命体の痕跡なんていうところも見つかってくる可能性あると思いますので、
引き続きね、ポッドキャストの中で紹介していく境外惑星の話っていうところは覚えておいていただけたら嬉しいです。
はい、ということで、本題こんな感じになっていて、簡単に近況報告もしておこうかなと思うんですけど、
昨日のエピソードでも話した通りですね、12月3日に大学でキャリアの授業っていうのをやらせていただきました。
なんかこうオムニバス形式って言うんですかね。大学の授業、例えば14コマとか全体であるってなった時に、
それに対して一コマ一コマ違う先生が出てきて、なんかいろいろ違う話をしてくれるみたいなところで、
僕も実際に2012年に大学入学して、2年生の時の必修の授業だったんで、2013年に受けてるんですよね、その授業を。
で、その時には正直まともに聞いてたかなみたいなところもちょっと不安に思いつつ、
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そういうのを受けたなっていうところがあって、で、卒業してからこの授業を持ってみる一コマみたいなところで声かけてもらったので、
ちょっとありがたいことにキャリアの授業っていうのはね、もう一個大学でデータサイエンスの授業を教えてるんですけど、
それはいわゆるちょっと本業に近いところ、本業というか会社員として働いているところが近い分野になっていて、
で、キャリアの方っていうのはどっちかっていうと、このポッドキャストも含めで、僕はいくつか進めてる仕事がどういうバランスで動いてるんだろうなみたいなところを話していくってとこだったんですよ。
で、なんか今でいうと、例えばこうポッドキャストもあるし、で、こう会社員として働いてる部分もあるし、
で、あとなんかこう執筆の仕事とかをさせてもらうときもあるしとか、っていうところで、いろいろこうパラレルワークって言われるようなのをやっているっていうところを、
まあちょっと他の候補者の人とかとはちょっと違う角度で話せて面白いかなっていう。
結構、他の候補者っていうのは変だな、こう講師やってる、他の会やってた人って、なんか今の会社こんなだよ、ドーンって話して、
で、なんかこう大学の頃はこういう研究してましたみたいなところだったんで、なんかそれって今時っぽい働き方じゃないよなーって個人的には思ってるので、
なんかこう今の20代の子に、20歳ぐらいだ、本当に大学2年生だから、そこにどれだけ刺さるのかなーみたいなところを話しながらいろいろやってきました。
で、まあこう講義終わった後にね、質問とかみたいな感じで、僕はこう、よく教団とかにいると、横にこうパーって来てくれる人とかいるじゃないですか。
それでこう質問とかしてくれて、なんかどうやったらそんないろんな仕事に手を出すみたいなところでチャレンジしてきるんですかねーみたいな話とかをこうゆっくりできて、
まあ一人でも刺さった人がいたならすごい良かったなと個人的には思って、大満足の感じでした。
ただね、やっぱ難しいですよね。授業今100分なんですよ。100分間人の集中を引っ張り続けるってなかなか難くて、
ポッドキャストでもやっぱ、ながら劇でも100分喋られたらちょっときついじゃないですか。
ね、1時間40分ってことですもんね。それはやっぱさすがにきついなーと思うし、いつも10分で内容を結構構成することが多いから、
なかなかね、新しい経験だったけど、良かったんじゃないでしょうかね。とにかく100分話して、ちょっと喉痛くて今。
で、だからポッドキャストもなんか朝とか昨日帰ってから撮ろうかなと思ったんですけど、うーんと思って、喉痛いしなーみたいな、途中で咳したら編集しなきゃいけないの嫌だしなーみたいなところで、
ちょっと今日はゆっくりめに更新したというところになってます。そんな感じでこうやってきたんですけど、
12月いろいろチャレンジしていきますって話して、今日はまぁこんな感じで、明日、明後日ぐらいで、ちょっと僕がいた
理研の研究室からダブルで超面白いプレスリリース出てたんですよ。 これはもう両方話さなきゃなーと思ってるんで、ちょっとこう僕の専門分野に近い。
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けど、ちょっとだけこう分野の中でも畑の違う人たちがどんな研究をしていて、 今こう世界中にどんなインパクトを残しているのか、みたいな研究を紹介していきたいなというふうに思ってるんで、ぜひ楽しみにしておいてください。
そして12月の7日はですね、なんと超有名宇宙系YouTuber、 宇宙ヤバイチャンネルとのコラボ企画がありまして、なんとYouTubeの方にも僕出させていただいているっていう感じになっているので、
で、アフタートークをポッドキャストで話すみたいな、結構面白い構成になっていますので、 ぜひ楽しみにしておいてください。
ということで、今週も目白押しな宇宙話のトピックいくつかありますので、 ぜひ楽しみにしておいていただけたら嬉しいです。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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