1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 838. 宇宙からの目が湾岸地区..
2023-01-26 11:57

838. 宇宙からの目が湾岸地区の防災で能力発揮!?

宇宙から地球を観測する人工衛星。その一番の活躍の道として考えられているのが「災害対策」です。

今回JAXAと国土交通省港湾局との連携によって、湾岸地区の災害対策が具体化されていくようです。


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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙ばなし。
今回は29歳、初配信というところで、特に特別なことはないんですが、
JAXAと国土交通省の港湾局、港湾岸と書いて港湾局ですね。
この2つの協力関係が新しくできたというところで、人工衛星のデータを使って、
湾岸地区、港湾部分の被災状況だったりとか、災害が起こった時の対策に役立てよう、そんな協力関係ができてきましたので、
人工衛星の活用の仕方というところを視点にお話ししていきたいと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション。
佐々木亮の宇宙話。
2023年1月26日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが838話迎えるというところで、今日紹介するのは、国土交通省の港湾局。
港と湾岸の湾で港湾ですね。港湾局とJAXAの協力関係によって、例えば災害が起きた時、水害だったり地震だったりっていうところで、
水辺の部分の防災っていうところを強化していこうっていうような、そういう協力関係が生まれたという、そういうお話をしていきたいと思っております。
今回こちら紹介する理由としては、今年の初め、エピソードで言うと819とか820とか、そういったところでお話しさせていただいた新しい人工衛星だったり新しいロケットだったりっていう話があるんですけど、
そのあたりと結構密接に関わってきそうな面白い話だなと思って今回紹介するっていうところになっている。
そんな背景ありつつ、あと最近ちょっとポッドキャストだったり、SNSいろいろ発信してるおかげでですね、実はちょっとしたある、ちょっとしたじゃないですね。
ある収録に呼んでいただくことになりまして、まだちょっと詳細は言えないんですけど、それ関連でこういう人工衛星の話を自分なりにもうちょっと深掘りして調べておこうかなっていうようなところで調べていた中で見つけた情報だったので、
自分の中でも結構面白かったっていうところがあった、そういう感じですね。
というところでお話ししていこうというふうに思っております。
今回お話しするのは港だったり湾岸だったりの地域で災害状況っていうところ、もし災害が起きたっていう状況があったときにその災害状況を人工衛星で把握していきましょうっていうような、そういう協力関係ですね。
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今回この人工衛星一体どういうデータ使うのかっていうと、もうこれ単純に宇宙から地上の写真をパシャって撮って、最高で感度が80センチぐらいまで分解できるような人工衛星第1、3号っていうところが使われる予定だったり、
あとは実際に今使われている第1、2号、そしてさらにその先で打ち上げが見込まれている第1、4号っていうところまでカバーされた、そういう包括的な協力関係になってるみたいなんですね。
で、こういった人工衛星の特徴っていうのは、宇宙空間を例えば90分ぐらいで地球の周りを一周するぐらいのスピードで回ってるわけですよ。
自分の軌道をキープするためだったりとかいろいろ都合はあるんですけど、そういうふうに宇宙空間で地球の周りをぐるぐる回ってる、つまり地球のある場所を定期的に観測することができるっていうところが非常に重要なポイントなんですね。
そこに加えて、地上で何が起こったりしても結局宇宙から見てるからそういう影響は受けないっていう意味では非常に重要な役割を担ってくれそうっていう期待度が高まっていたんですよ。
実際に人工衛星のデータを普段の生活とかみんなが理解できるところに落とし込もうっていう話になると、こういう防災っていう側面は結構語られる部分だったりするので、
それが今回湾岸地区、いわゆる水辺っていうところでも利用していこうっていうようなそういうお話ですね。
で、これ多分僕のここからは想像になるんですけど、人工衛星で宇宙空間から災害状況を把握するみたいなところってあくまで結構な俯瞰の視点なんですよね。
で、こういう時にこれでよく言われるのは、人間が立ち入って調査できないようなところっていうのを人工衛星で見てもらうみたいな文脈で話されること多いんですけど、
実は多分そうじゃなくて、長期的に災害が起こったってなったら、じゃあ災害が起こる前1週間と今で何が違うのか。
それによって防災、災害が起こった時の対策をどこに打てばいいのかっていうような視点だったりとか、
あとは逆に災害が起きてから1週間、2週間、3週間って経っていった時に、今じゃあ災害でごちゃごちゃっとなってしまった場所が1週間経ってどのぐらい復興してるっぽいかなみたいな話とか、
それを多分1年とかっていうようなスパンで見ていくことで、復興状況だったりっていうのを把握できるって意味で重要だと思うんですよ。
ただ、実際にじゃあここ災害の被害がすごく大きいですってなった場合、それ別にもう人工衛星じゃこれ以上どうにも見れないっていうところになるので、
細かい調査だったりっていうのは人間が入れないんだったら、例えばドローン飛ばして上空からさらに細かい映像を見に行くだったりとかで対応していくと思うんですよね。
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なので、そういったバランスがあるっていう上で、人工衛星のデータっていうのはあんまりそういうリアルタイム性とか、あとは細かいデータとか、
全てをカバーできるっていうような見方ではなくて、一定の時間の間、一定期間だけ見ることができて、なおかつすごく俯瞰して見れる。
そして、時間軸でいうとかなり長期的な目線で見れるっていうところを念頭に入れておくことで、人工衛星のデータの使い方っていうのは大きく変わってくると思うんですね。
なので、そういった理解を少なくとも宇宙話のリスナーのみんなにはしておいていただきたいかなっていうふうに思ってるわけですよ。
ただ、人工衛星のデータ使うっていうのは非常に重要なことで、ここから例えば津波の被害があっただったりとか、そういったところに対してどういう対策を打っていくかっていうところが非常に重要になってくるんですね。
これに加えて、やっぱり支援物資とかっていうのも結構海からの搬入があったりするわけなんですよ。
で、あとは実際に貿易とかそういったところも含めで、どうしても経済的な打撃があったりとか、そのタイミングでの緊急の支援物資とかをどうやって受け取っていくかっていうところの活路を見出すっていうところにも使われるっていうところなので、
そういったところが利用されないっていう状況が一番ですけど、やっぱり災害大国みたいになってる日本の中ではどうやって宇宙から、宇宙データを活用してそういう災害に対して対策していくかっていうところが重要になってくるんじゃないかなっていうふうに思ってます。
今回は水辺ですけど、例えば森林の状況を見る森ですね、とかの状況を見たりとか、台風の被害を受けたところを人工衛星のデータで追っていくと、今回の台風の規模がどんなだったから、今度はどういうふうに対策していこうとかわかるみたいな感じで、
結構、俯瞰で見れるデータによって得られる情報多いかなと思うので、そのあたりちょっといろんな事例、宇宙話の中でも紹介していければというふうに思っておりますので、ぜひ楽しみにしておいてください。
こういう話をさせていただくとある収録にお邪魔していく情報解禁できたら皆さんにもお伝えしていければというふうに思っております。
そんな感じで、今回の話は以上というところで、簡単に近況報告しておこうかなと思うんですけど、
昨日、誕生日でしたっていう話でワーワーワーワー喋ってたんですね。
ありがたいことにいろんなメッセージいただけて、すごく愛されているなという気持ちになったわけなんですけど、
それの前、前3日間の放送っていうのは大分県とのコラボをお届けさせていただいたんですけど、
皆さん聞いていただけましたかね。大分県のスペースポート宇宙港っていうところで職員の方が来ていただいたところに加えて、
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今回は教育っていう場面からいろいろお話しいただくっていうところで、
僕自身も大学生の時とか大学院生入るぐらいまで、熟講師みたいなのをちょっとやらせてもらってたりだとかしたし、
今も実際に大学の授業とかを持たせてもらってるっていうところから、教育の方にどうやって広がっていくかっていうところには一種興味があるんですよね。
これを実際に高校生とか中学生とかが聞いてくれてるっていう話もあるので、
そういったところで少しでも教育っていうところに参加できるというか、携われるような、
そういうチャンネルの立ち位置も面白いかなというふうに思ってたりするわけですよ。
なので、収録中もすごい聞いててワクワクしましたし、
宇宙の勉強をして一体どういう道があるんだろうみたいなのって、
宇宙の勉強をめちゃめちゃした僕だからこそ話せる部分ってあるのかな、高校生に伝えられる部分ってあるのかなというふうに思ってるので、
収録の最後、エピソードの最後でお話しいただいたみたいに大分県遊びに行かせていただいて、
いろいろ取材したり、ちょっと授業をしてみたりみたいなところの取り組みも、
もしうまくいくんであれば一緒にやっていきたいなって思ったりするので、
大分県のこれからの先の動きとかっていうのはPodcastでも密着気味に注目していければと思っております。
以前、北海道にも宇宙航行できるっていう話で北海道の方出ていただいて、
今回大分県の方と話してたら北海道のスペースポートの近くにも宇宙を学べる航行ができるという話があったので、
ちょっとそちらも連絡取って、もしお話ししていただける部分あったらしていきたいなっていうふうに思ってたりするので、
しかもリスナーの方からもあれがあったんですよ、リクエストがあって北海道の話も聞きたいなみたいなところがあったので、
ちょっとそのあたりもうまく調整しながら、大分県こんな感じらしいですけど北海道どうですか、北海道こんな感じだけど大分県どうなんですかみたいな話で、
宇宙航っていうところを軸にいろんな自治体がどう動いてるかみたいな話まで宇宙話でできたら、
結構なんか面白い壮大な世界観を広げていけるんじゃないかなと個人的には思ってるので、
ぜひ楽しみにしておいていただけたら嬉しいなと思っております。
ということで今回のお話は以上にしていきたいと思います。
コラボ収録めっちゃ楽しかったよっていうお話ですね。
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それではまたお会いしましょう。さようなら。
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