1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 458. JAXAが火星の月を解明す..
2022-01-05 13:53

458. JAXAが火星の月を解明するMMX計画とは!?

昨年末に総理大臣によって明言された宇宙開発計画の見直し。

宇宙飛行士の動きが明言された一方で、実は裏で注目を集めたのは火星衛星探査計画MMX。

日本が解明していく火星の歴史、そして太陽系の歴史をがちっと紹介!!


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、今日の本題を紹介いたします。今日の本題は、JAXAが2024年に打ち上げを計画している、火星衛星探査計画MMXについて紹介していきたいと思っております。
今回紹介するのは、JAXAが今一番力を入れていると言っても過言ではない、火星探査計画についてのお話になります。
2021年は結構、NASAだったりとかの火星探査、特に火星の表面を車走らせる、なんていう話ありましたが、そういったところから少し角度を変えて、火星の周りを回っている衛星、地球にとっての月みたいなものですね。
これを探査していく計画について紹介させていただきたいと思っております。こういうところを研究していく意義としては、太陽系がそもそもどうやってできたかっていうところの話まで食い込んでいけたりとか、
あとはそもそも地球に似てる星、火星っていうところで、そういった火星の周りを回っているものっていうのが、どういう経緯を経てその状況になっているのか、現状までたどり着いているのか、なんていうところを解き明かす、言ってしまえば太陽系の歴史をどんどん紐解いていこうという研究なので、
私たち人類がどういうふうに生まれてできてきたのか、なんていうところにもつながりそうな非常に面白い研究なので、今回はこちらを紹介していこうというふうに考えておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ということで、毎日恒例の近況報告させていただこうかなと思うんですけど、今日1月5日で、大体このぐらいから本格的に皆さん仕事に戻っているのかなっていうところをお見受けしております。
僕自身も1月5日が仕事始めみたいな感じでやらせていただくので、勝手にそんな感じで思ってるんですけど、僕のポッドキャストが実は年末年始ってそんなに聞かれていなくて、これは別に状況が状況なので言っていいと思うんですけど、その理由何なんだろうなってちょっと考えてたんですよ。
そうしたら、僕のポッドキャストって毎日更新で、なおかつ皆さんの言ってしまえば日常の中で1回聞くみたいな立て付けになってるのかなって個人的には考えていて、そんな中でお正月とかって日常ではないじゃないですか。
普段過ごしている日常とは少し違う生活リズムで動くこともあるんで、きっと生活に入っていくっていうような立て付けのメディアである僕の特にポッドキャストのチャンネルっていうのは、そういったところでちょっと伸びが弱いのかななんていうふうに考えておりました。
03:08
聞いてる方からしたら知らないよっていう話だと思うんですけど、このチャンネル意外とポッドキャストやってる方も聞いてくださっているので、週に1回更新のポッドキャストチャンネルと毎日更新のポッドキャストチャンネルってこんな感じで性質違いそうだなっていうのもたまには話しておきたいなと思ってこんな話をしてみました。
なので、普通の生活に戻っていく中で2021年後半もちゃんと聞いてくださってた方々がまた戻ってきてくれるものだと信じて更新し続けていこうというふうに考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
そんな感じで1月5日からスタートの方も昨日からスタートされてる方も今年1年またしっかり頑張っていこうかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
ということで、本題に入っていこうかなと思います。
今日の本題はJAXAが2024年に計画している火星衛星探査計画MMXについてのお話をさせていただこうと思っております。
今回紹介するこのMMX、なぜそもそもこのタイミングで紹介しようと思ったのかっていうと
これ2021年去年の最終週ぐらいですかね、総理大臣が宇宙探査計画みたいなのを見直しますっていう報告をしてたっていう回をポッドキャストでお話しさせていただいたと思うんですね。
その中で一番大きいトピックとして上がっていたのが友人月面探査。
つまりアメリカ人が唯一アポロ計画で月面にたどり着いているわけなんですけど
次アメリカ人以外で最初に月に降り立つのは日本人にするぞっていう話を総理大臣がガツンと言ったと。
そんな話が大々的にニュースに出てたんですけど
それを詳しく僕は見ているわけですよ。
詳しく見ていくとどうも今回紹介しようと思っているMMX、火星衛星探査機MMXっていうのが結構優先順位高いと思われてるんだろうななんていう記述を見受けたので
今回はこちらについてちょっと紹介していこうかなと思った次第です。
今回紹介するこのMMX、皆さん馴染みはあんまりないのかなと思います正直なところ。
僕も天文の研究やっていたからこそ天文関連のミッションちょっと若干ネットワーク張り巡らせてはいますが
それでもやっぱ天文やってる人以外だったり宇宙開発やってる人以外からの知名度って一個一個のミッションってそこまでないんですよね。
なので基礎の部分からお話ししていこうかなと思っていて
06:00
まず今回の火星衛星探査計画MMXっていうのはマーシャンムーズエクスプロラレーションの略です。
マーシャンが火星の、マーズっていうじゃないですか。
なのでマーシャンで火星のムーンズ、火星の月のエクスプロラレーションなんで探査ですね。
つまり地球にとっての月のことを衛星って呼ぶのと一緒で
火星にも実は火星の周りを回っている衛星っていうのがあるんですよ。
でJAXAはその2つの衛星について調べていこうとしているっていうのがこのMMX計画になります。
じゃあなんで火星の周りを回っているその衛星っていうのを探査していかなければいけないのか
その必要性って何なのかっていうお話になると思うんですけど
ここらへんっていうのは正直いくつか理由はあって
例えば火星の衛星がどういうふうにできてきたのかっていうのを明らかにすることで
じゃあ太陽系の惑星、地球もそうだしあとは木星だったり土星だったり
っていうところがどうやってできてきたのかっていう謎を解き明かしたいと
いうふうに考えているっていうものだったりします。
あとは人間が月に行くっていう話があり
その後って人間を火星に送ろうとしてるんですね人類は
そうなった時に火星圏に住んだりとかする技術の獲得の一部として
火星にも周りを回っている衛星があるんであれば
そこをうまく使うだったりとかっていうのは
ターゲットに入ってくる部分になるので
そこを明らかにしておくっていうところが非常に重要になってきたりするんですね
あとは単純に火星の進化がどうやって行われてきたのかだったりとか
あとは天体の表面のまたサンプルを確保してきて
っていうのをサンプリング技術の獲得だったりとかっていう
あとは地球と火星を通信するっていうところの技術を
このタイミングで確立しておくことによって
今後の火星探査に役立てようなんていうような方針もあったりします
っていうような様々な開発の目的と役割っていう立て付けがある中で
進められているのがこのMMX計画になるんですね
じゃあ具体的に何するのかっていう1つ例をお話ししておこうかなと思うんですけど
さっき言ってたみたいに火星の周りには地球にとっての月みたいな感じで
衛星が回っています
その衛星の名前が2つあってフォボスとダイモスと呼ばれる2つの衛星ですね
今回MMXっていうのは火星衛星探査計画っていう名前なので
名前の通り火星にとっての衛星
つまりフォボスとダイモスっていうそれぞれ2つのものを
09:01
集中的に観測していくっていうのが今回のプロジェクトになるんですね
じゃあこれ何をしようとしているのかっていうところで言うと
まずその2つ火星の周りを回っている火星にとっての月
フォボスとダイモスがどうやってできたのかっていうのが
現状分かっていないっていうのが状況としてあって
それを解決するための仮説みたいなのが実は2つあるんですね
それをどちらかっていうのは決めていってあげようっていうのが
今回のミッションになっていて
1つは月がどうやってできたのかっていうのと結構似てはいるんですけど
1つは火星の表面に物が直撃する
例えば巨大な隕石とかがぶつかって
その火星の表面の物をボカーンと破壊して
そうすると破壊された物質っていうのが火星の周りにチリジリになると
そのチリジリになったものがお互いの重力でくっついたりとか
火星の重力につかまったりとかっていうところで
火星の周りを回るようになったんじゃないかっていう説
もう1つは火星と木星の間に細かいチリみたいな
小さい惑星みたいなのがたくさんいる大気があったりするんですね
そこから火星の重力によって一部の石とかが引っ張られてきて
その火星の周りをぐるぐる回る月を形成したんじゃないかっていう捕獲説
っていうのが2つあるというところで
この2つの説が有力だと言われているから
実際に火星まで行って
まず火星の表面のデータっていうのはもともと持っていたりするので
プラスして火星の衛星のフォボスとダイモスの観測を近くでものすごくしてあげて
その性質が火星と一致するのであれば
巨大な天体が衝突した巨大衝突説っていうのが支持される
逆にそこを見比べてみたけど
あれこれ火星の表面の物質と衛星になっている火星にとっての月
フォボスとダイモスって全然物質の性質違うんじゃないのっていうところが見えてきたとなると
さっき情報お話しした光射
つまり周りにあった石とかをかき集めてきて衛星を作り出したっていうような見解にたどり着く
みたいなところでその二択をしっかりと明らかにしていこうとしているのが
このMMX計画のメインのミッションの一つになります
こんな感じで太陽系の歴史っていうのは明らかにしたいっていうところで
今やっぱり計算技術とかがたくさん増えてきて
仮説はたくさんあると
ただその中でどうやってそれが本物かっていうのはやっぱり現地に行って
しっかりと細かく観測してっていう結果が必要なので
12:03
2024年に打ち上がるこのMMX計画によって
2021年に加速した火星探査から
加えて火星の周りがどうやってできたのかっていうところまで
明らかにされていくんじゃないかなというふうに今予測されております
最初に話した通り2024年の打ち上げを目指して今
急ピッチで政策が進められていて
大体火星に行って色々観測したり
物を取ってきたりとかっていうのをやって
2029年には地球に帰ってくるっていうふうにされています
大体2030年ぐらいに今年 今年じゃねえや 去年
2021年にNASAのパーサビアランスが取得したサンプルっていうのも帰ってきて
NASAに火星の表面の物質も戻ってくるはずなので
その火星の衛星と火星表面の物質っていうのを直接比較できる
なんていうところも注目ポイントの一つになってくるので
2030年ぐらいのお話ですけど
そういった研究内容もお楽しみにしておいていただけたらと思っております
ということで今回はJAXAが計画している
火星衛星探査計画MMXについてお話しさせていただきました
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