1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2022-01-09 15:03

462. 国立天文台の注目研究3選が僕とズレすぎて焦る

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国立天文台が2021年でおもしろかった研究3選を紹介していた。

そのトレンドはまさに「Visualization (可視化)」。音声配信と相性悪すぎやん。。。

そんな反省と焦りをそのまま配信に乗せました。


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題紹介します。今日の本題は、いつもの研究紹介に似てるけどちょっと違う、国立天文台が出した2021年、
国立天文台の施設が関わった中で面白かった3つの研究、というタイトルでご紹介させていただきたいと思います。
今回のは、国立天文台が出しているプレスリリースというか、広報ブログに載っていた内容に沿って、ちょっとお話ししていきたいなと思うんですけど、
いつもだったらこういうネタってあんまり取り上げないんですね。ただ何が面白かったかっていうと、これポッドキャストだと説明しづらいなぁと思っていて、
まあポッドキャストでは一旦扱うのはやめておこうと思っていた内容っていうのが、結構今年注目の研究内容として取り上げられているっていうところで、
メディアの性質とかの違いとか、そういったところで見た宇宙研究っていうところのお話をしていこうかなというふうに思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はい、ということで毎日恒例の近況報告をさせていただきたいなと思うんですけど、本日は1月9日日曜日っていうところで3連休の中日を迎えております。
いつもだったら朝更新しているところで今日は夕方になるんですけど、この後は僕何するかっていうと、ただ単純に紙を切りに行くぞぐらいしかないんですね。
で、このタイミングで紙切りに行く理由っていうのは、週明けから僕東京の飯田橋の方にずっと出勤しなければいけないっていうような仕事の内容の変化が若干あって、
見出し並みを整えておこうっていう程度の動きなんですけど、今までずっとここ半年、1年ぐらいってずっと家で仕事してたりして、久しぶりにがっつり出勤するなっていうイメージなんですよね。
なので、この期間で見出し並みを整えるタイミングっていうのが全然なくて、もう髪の毛伸びまくりみたいな感じなんですよ。若干スーツっぽいフォーマルっぽい格好しなきゃいけないので、髪を切るという感じで、環境が週明けからがっつり変わるっていうところがちょっと僕のモチベーションの変化になってるんで、やっていこうかなと思ってるとこです。
その分、出勤の時間みたいなのが増えてしまうわけですよ。僕、湘南の方に引っ越してるんで、1時間半とか、もうちょいかかるのかなっていうぐらいになるんで、移動時間増えると。
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ただ、家でずっと仕事してると、明確に確保しきれてなかったインプットの時間みたいな、例えば本読んだりとか、それこそポッドキャスト聞いたりとかっていうところを明確に取れていなかったなっていうのが若干もやもやしてるところがあって、そんな中で電車の中とか、僕基本的にそういうところでも調べ物とか仕事とかできるタイプなので、
そういったところで、今までおざなりになってたっていう言い方あるですけど、別途確保しなきゃいけなかったものを強制的にガツガツ自分の中に入れていこうかなっていうふうに思ってます。
そこで、ポッドキャストのネタ探したりとかもそうですし、あとは、今まであんまり聞く時間が若干制限されてたポッドキャストとかもガンガン聞けるかなと思うんで、そういったところの感想もTwitterとか、あとはこのポッドキャストでいろいろ話せていけたらいいなと思ってます。
そんな感じで、ずっと家に引きこもりながら仕事をしまくっていた期間を経て、一旦大きい会社の建物の中に入っていくというようなことをやっていこうかなと思ってるんで、そんな中で出てきた心境の変化だったりとか、もしかしたら発信の内容にも若干より深い宇宙の話とかができるのかななんていうふうに期待してるんで、あまり悲観的にはなってないです。
というところで、来週からの僕の動きは若干注目ですという感じですかね。あくまで雇われ人なので、ゆっくりやっていこうかなと思ってます。そんな感じで、見出し並みを整えなければいけないタイミングが来たというものすごく雑談でした。
ということで、じゃあ早速本題入っていこうと思います。今日の本題は2021年に国立天文台が関わった非常に面白い注目の3つの研究成果というところをお話しさせていただきたいと思います。
今回は冒頭にも話した通り、なんでこういったタイトルの内容、そして国立天文台の広報ブログみたいなところから話を引っ張ってきたのかっていうと、
ポッドキャストではできないことだったりとか、表現が難しい部分で避けていた研究内容ががっつり紹介されてたので、この差っていうのは何なんだろうっていうのを皆さんと考えながら研究内容とかを整理できたらなと思ってのところになってます。
具体的にどういうのがこの国立天文台の注目研究で紹介されてたかっていうと、一言で言うとビジュアライゼーションですね。可視化する、目に見えるような形で表現するっていう研究がどうも2021年、
果たしたらこの先のトレンドになってくるんじゃないかなっていうふうに思っているところです。どういうことかっていうと、この広報ブログに載ってる3つの研究内容っていうののまず1つが模擬宇宙の解析。
模擬宇宙っていうのはバーチャル宇宙とも言って、簡単に言えばスーパーコンピューターとかそういうのを使ってパソコンの中に今現在ある宇宙空間をコンピューターで再現してあげるっていうところ。
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これがだいたい400億光年ぐらいの範囲で宇宙を再現することができたっていうところの研究が取り上げられてるんですね。
あとは銀河、銀河がたくさん集まっている銀河団と呼ばれるものの構造、立体的な構造が観測機器の性能の向上によって遠くにあった銀河団と呼ばれるものをイメージングできた、写真を撮影することができたっていうところの研究。
そしてもう最後3つ目がブラックホールを観測した時に、ブラックホールから真ん中から実はジェットと呼ばれる余ったエネルギーを外側に噴射するみたいな、そんな構造が見えてるんですね。
ブラックホールって吸い込むだけじゃなくてものを吐き出してるっていう性質もあったりするんですよ。それがビームみたいに飛んでたりするんですけど、それをいろんな研究の観測機器を使っていろんな形に見えるっていうところを観測することに成功したっていうようなものですね。
この3つ、結局紹介した今の3つってどういうものかっていうと一言で言うと、可視化することに成功した、写真を撮ることに成功したっていう完全に見た目で、目で視覚的に宇宙を体験できるような研究成果が挙げられてたんですよ。
つまり今の宇宙研究のトレンドっていうのは、今まで例えば夜空を見上げた時に星って点でしか見えないじゃないですか。あれって結局何でかっていうと、本当は例えば太陽とかみたいに立体的な構造があるものも何億光年とか何百光年とか離れているタイミングで見ると、それってただの点にしか見えないんですよね。
そういう状況だった宇宙を、ある種立体的に捉えられるような時代になってきましたっていう時代の変化を表してるなと思ってます。
ただ、これをこういうふうに写真で撮ることができるようになりました。宇宙空間をこうやって立体的に再現することができるようになりましたっていう話って、ポッドキャストだと正直あんまり相性が良くないなって思っていて、僕はそこまで積極的に取り扱っていなかったんですね。
っていうのも、言葉でしか伝えられない、写真とかが見せられないので、どうしても言葉でしか伝えられないものってなると、より定性的に雰囲気を、宇宙空間の雰囲気を伝えられるネタっていうのがいいんだろうなと思って、宇宙の話っていうのを色々探しているので、そういった中でこういった写真を撮れたみたいなところっていうのはやっぱり相性が悪くなってくるというふうなところで、
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このポッドキャストで注目するネタと、最先端の天文学の人たちが注目するところっていうのは、もしかしたら若干乖離があるのかなというところが見えてきたのが、今回の記事での面白かった点だなと思っています。
なので、こういうところを含めて来年からのポッドキャストっていうところ、来年というか今年か、2022年のポッドキャストっていうところでは、こういった宇宙を写真として捉えることができましたっていうような研究結果だったりっていうのは、例えばこの写真検索してみてくださいとか言いながら説明して、皆さんにもっと世界のトレンドみたいなところを伝えできればなというふうに考えておりますので、
こういった最先端の研究にも皆さんをお連れしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
で、今10分ぐらいになってるんですけど、一旦今日紹介した3つの研究っていうのをざっくりお話ししようかなと思っていて、まず1つ、この天文学の研究の中でバーチャル宇宙っていうのを作成することができたというところで言うと、
まずパソコンの中で宇宙を再現することができたっていう非常に面白い研究で、これまでの天文学で言うと天体を観測して、その観測データから天体を知るだったりとか、ある1つの天体に対してシミュレーションをしてあげて予測するだったり、
あとは観測データとシミュレーションの融合、比較したりしたりするっていうのが定石だったんですね。ただこれからは宇宙空間全体の環境をもうパソコン上に作ってしまって、そこで何が起きてるのかを1個ずつ解明していくっていう方法が取られる可能性があるというところで、
これって今めちゃめちゃ時流に乗っているメタバースとかそういったところにも通ずる内容かなというふうに思っています。メタバースって結局パソコン上にあるソーシャルなコミュニティとか仮想空間っていうのをもう1つ現実世界として捉えていきましょうみたいなところだと思うので、
そういった感じで天文学も結局そういうデジタルツインみたいなっていうところに繋がっていく研究の方法になっていきそうだなっていうちょっとワクワクするような内容ですね。で、もう1つ2つ目が銀河団っていうところの立体的な写真を撮ることができたっていうところがありました。
で、これまでは次に紹介するブラックホールから飛び出ているビームみたいなジェットと共通するんですけど、銀河団からもそういったジェット噴射みたいなのがあるんですね。銀河が固まって例えば数億個とかの星を抱えている銀河、その銀河がさらに例えば数百万とかそれこそ1億とかっていうような数固まっているものを銀河団と呼んだりするわけですよ。
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で、そんな中でそこから飛び出ているジェット構造っていうのはブラックホールもそうなんですけど、一直線にビームがブワーッと出ていると思っていたところ、今回観測の性能が非常に上がった観測器を用いたことによってそれがまっすぐじゃなくて実はグニャグニャしているというか曲がっているようなカーブを描いているそんなところが見えたので研究として非常に注目されたというところがあったりします。
で、もう一つはブラックホールの立体的な写真を撮る、写真を撮るじゃないや、ブラックホールをいろんな観測器で例えば目で見える光だったりとか赤外線だったりとかあとは電子レンジ使うで使うマイクロ波だったり電波だったりそういったところいろいろで確認してみたところ
ブラックホールっていうのは非常に面白い形、いろんな波長によっていろんな姿を見せるなんていうところが包括的な研究として明らかになったんですね。
ブラックホールでやっぱり一番ホットな話題っていうのは数年前にブラックホールの写真を撮ることができましたっていうところがあったと思うんですけど、そこからもっといろんなブラックホールの姿っていうところが2021年は明らかになっていったっていうところがあるので
水面下では実はいろんな研究が進んでいて、ノーベル賞給だったりとか世界中を震撼させる研究結果みたいなところの続編っていうのもたくさん出ているので、今後はそういったところで過去の研究も含め最新の研究紹介して一気に何年分のブラックホールの研究これでわかりましたよねみたいな話とかもできたら面白いかなと思ってます。
こんな感じで駆け足で3つの研究を紹介してみたんですけど、詳細については概要欄に国立天文台の広報ブログを貼っておきますので、そこで見ながらこういうことを言ってたんだっていうのを少し確認していただけたらより深く理解できるかなと思っております。
ということで今回は国立天文台がピックアップした2021年の注目研究。これがポッドキャストで扱っていた内容とちょっと乖離がある。今後はそういった話もどんどん取り上げていきたいなと思っているっていうような、そんなお話を実例を交えてさせていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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