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2022-03-22 13:38

532. ブラックホールの磁場はピップエレキバンの80分の1!?

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ブラックホールはただの穴ではなく、その周りに10億度にもなる領域を持っている!?

しかもその温度を作っている要因は、磁場!?でも足らない!?だってピップエレキバンの80分の1だもん。

そんな観測のお話。


ソース

https://www.nao.ac.jp/news/science/2018/20181218-alma.html


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
早速今日の本題を紹介します。今日の本題は、超巨大なブラックホールの周りがなぜものすごく熱いのか、こんなお話をしていこうかなと思っております。
でですね、今日ご紹介するのは、みんな大好きなブラックホール、そして昨日お話しさせていただいた、昨日って火星の磁場についてのお話をさせていただいたんですけど、
それに関連してブラックホールの周りにできる磁場、こんなお話をしていきたいと思っております。で、なんでこの2つ、この銀河、銀河じゃないや、ブラックホールがものすごく熱くなるのかっていうところと、
地球だったりとか火星だったりとかっていうのにある磁場、これが関連してくるのかっていうところは、そこら辺もしっかりと絡めながら、
少しこう宇宙の一番大きいところのお話っていうんですかね。やっぱりブラックホールって極限状態も極限状態なので、
そんなところのお話をして、皆さんの気持ちも宇宙空間に飛ばせればなというふうに考えておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということでですね、毎日恒例の緊急報告をさせていただきたいなと思うんですが、本日3月22日火曜日ですね、祝日明けて、なかなか皆さん外に出るのが億劫になってるんじゃないかなというところなんですけど、
めっちゃ寒かったですもんね。東京とか関東周辺は雪とかも降るぐらい、雨降ってめっちゃ冬みたいな気温になっていたんですけど、僕はですね、以前からすごい最近忙しいですみたいな話をしていたんですが、
それを解決する一個になるのかなっていうところで、2ヶ月ぶりに在宅ワークに戻っているというような状況になってます。
この天気のタイミングで戻れたのは非常に良かったなと、勝手に運がいいなと思ってたんですけど、そんなのはさておいて、2ヶ月ぶりに在宅ワークっていうふうになると、やっぱちょっと仕事のリズムつかんでいかないとなっていうふうに考えていたりもします。
結局土日ずっと家で働いてたりするので、そのあたりはあんまり違和感はないんですけど、今までずっと周りに同僚がいる状態でやってたので、そのあたりはちょっと脳みそ切り替えてやっていかないとなって思ってますね。
このテレワークっていうところが、実は会う人と会わない人とみたいなのが結構いるっていう話ってよく聞いたりするじゃないですか。
もちろん職種によっても違うと思うんですけど、そんな中で、今いる会社の社長も今日全体に対してテレワークってこんな感じの過ごし方があるみたいなのを書籍を紹介していたりしてましたし、
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あとは僕最近はテレワークのクオリティだったりとか質っていうのをしっかり考えていきましょうみたいな、相談会というか座談会みたいなのを企画するような組織っていうのを立ち上げていてですね、そのあたりを一緒に最近は毎週1回ミーティングしながら考えたりしているんですよね。
そこで、例えば週に1回普通の会社のお昼休みぐらい、12時から1時とか12時から2時ぐらいの間ですね。そこでオンラインで座談会ができるような企画いくつかやってみようかっていう話も出ていて、このあたりはちょっとおいおい紹介していければなと思ってます。
僕このポッドキャストってあんまり聞いてる方々、リスナーの方々と触れ合う機会もないなと思ってたので、そういうところも一つ活用しながら聞いてくださってる方とコミュニケーションとれる場がテレワーク座談会っていう名目上ではありつつもあったらちょっと面白いんじゃないかなっていうふうに考えていたりするので、
なんか単純に僕とちょっと話せるぐらいの、そこまでそれに興味があるかわかんないですけど、そういうの企画してたりするんで、またおいおいですね、ご紹介できればなと思っております。
続報は楽しみにしていてください。そんな感じで、自分が出勤体制になったらいろいろテレワークについてもなんかいろいろ考えるなって思うような最近でした。で、それを今日すごいしみじみと感じたのでこんなお話をさせていただいたんですけど、何のうちもなく本題に移っていっちゃうと思ってます。
そんな感じですね。皆さんどういう環境で働いてるのかなっていうところは気になりますが、本題入っていきたいと思います。今日の本題は巨大なブラックホールの周りがなぜものすごく熱くなるのか。ホットなブラックホールっていうような観点でお話ししていきたいなと思っております。
でですね、久しぶりにポッドキャストでブラックホールの話をするなというふうに思ってるんですけど、これですね、不思議なことにブラックホールっていうのがタイトルについてるだけでちょっとだけ視聴数が伸びるっていうのが若干あったりします。
そんな感じの通常を持ってくれてる最高なブラックホールなんですけど、ブラックホールって単純に光とかを吸い込んでしまうような巨大な穴っていうふうに捉えてる方いらっしゃるんじゃないかなと思います。
ブラックホールっていうのはそもそもものすごく大きい星がぎゅーっと固まってものすごく小さくなってる。つまり一点に超巨大な太陽の重さの本当に10倍とかそれ以上100倍とかみたいなそんなものが本当に一箇所に集まっていて、それの重力が強すぎるせいで光すらも出てこれない。
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つまりは光すらも重力で引っ張って吸い込んでしまうぐらいの領域。これのことをブラックホールと一般的には呼んでいるわけですね。このブラックホールなんですが実は見方によってはいろいろ見え方があって単純に一般的に見るとただの黒い光を吸い込んでしまうただの穴に見えるかもしれませんが
例えばそういったタイトルにもある通り熱をよく感知するような光の種類。例えばX線だとかあとは今回お話しする電波とかっていうようなそういう私たちが目で見るような光以外のものっていうところで見ると実はブラックホールって輝いているっていうようなそんな性質があったりするんですね。
でこれなぜ光輝いているのかっていうとこれはもちろん光の放射の機構、メカニズムにはいくつか種類があるので一概にそれとは言えないんですけどこの一つの要因としてブラックホールの周りにコロナと呼ばれるものが形成されているからそしてそこがものすごくホットものすごく暑いから光って見えるようになっているっていうようなそんなお話があったりします。
でこのコロナと呼ばれるのはそのコロナウイルスとかの語源にもなった太陽の周りにあるコロナと呼ばれるものすごく温度の高い領域があるんですね。
これもなんかポッドキャストの中で何度かお話しさせていただいているんですけど太陽の周りっていうのは一般的には4000度とか5000度とかっていうような温度が言われているかもしれませんがコロナと呼ばれるその太陽の表面よりもさらに外側にものすごく暑い1000万度とか1億度とかになるようなそんな領域が存在するんですね。
こういった本体からちょっと外側に離れた領域でものすごく暑くなっている部分っていうのをコロナって呼んでいたりするんですが同じようなものがブラックホールにも存在すると。
でブラックホールのコロナって呼ばれる部分についてはなんとその温度が10億度とかにも達するというふうに言われております。
ただですねこの10億度にも達するようなコロナっていうのが一体どのように加熱されているのかっていうのが今までわからなかったんですね。
でただこの未解明だったブラックホールの周りのコロナ10億度ぐらいの温度まで熱せられた領域っていうところをどうやって熱しているのかこれをいろいろ研究している方がいて
これがですね観測とそして数値計算によって磁場と呼ばれるものがその加熱に寄与している。
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つまりその加熱は磁場によって起こされてるんじゃないかっていうふうに考えられているというのが今の現状になっています。
でこの磁場ですねなかなかそのもの自体が見えないから想像しづらいかなと思うんですけど
昨日のポッドキャストでもお話しした通り惑星にとっても磁場っていうのは非常に重要な存在になります。
例えば地球にとっての磁場っていうのは太陽から飛ばされてくる危険な物質を守るための一種のバリアーみたいになっているっていうところがあって
コンパスとかを使って北の方角がわかるっていうのもこの磁場っていうのがひとひとつすごい重要なキーワードになっていると。
昨日の話では火星には実はその磁場がなくて太陽からの被害っていうのを守ることができるバリアーがないっていう話をしたんですね。
これ気になる方はぜひ昨日の話も聞いていただきたいんですけど、そんな中でブラックホールの周りにあるその10億度までものを熱している理由っていうのも磁場にあるというふうに考えられていたと。
これですね2014年の日本が持っている望遠鏡、巨大な望遠鏡を利用した観測によってブラックホールの周りに実際にそういったものすごく熱いコロナから放出された電波っていうのを検出することに成功したんですね。
これが発表されたのが2018年とかになっています。その光から一体その光が飛ばされるぐらいのブラックホールの周りの磁場っていうのがどれぐらいの強さになっているかっていうふうなそんな計算まで行われて、その結果ブラックホールの周りにある磁場の強さっていうのはだいたい10ガウス程度。
この10ガウスっていう数字、なかなか聞き覚えないかなと思うんですけど、磁場の威力みたいなのを表すときにこのガウスっていう言葉を使うんですね単位として10ガウスぐらいしかないと言われていて、これは実はそれ以前に計算のシミュレーションとかで出していた数字よりも10分の1とか小さいんですよ。
つまりブラックホールの周りにあるコロナと呼ばれる10億度の領域を作っている磁場っていうのは予想よりも小さくて、実は他にもまだここを熱している何か別の要因があるんじゃないかっていう謎が現状もまだ残っているというところで、
ブラックホールの謎っていうところがですね、残りつつも少しずつ解明されている、その磁場っていうのも初めて観測されたり、しかもこれって地球から2億年とか何なら6億年ぐらい離れたブラックホールの周りを観測するっていうことができるようになってきているので、
今後もですね、こういった10億度って呼ばれるブラックホールの周りの10億度にも及ぶ領域っていうのが一体何によって加熱されているのか、そんな研究出てきたらガンガン紹介していこうと思っておりますので、今回のお話の中ではブラックホールの周りにも地球みたいに周りを囲う磁場っていうのが存在していて、それが何かをものすごく熱している。
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こんな状況だけ覚えておいていただければなと思っております。でですね、今回言ったその10ガウス程度っていう数字、これがですね、実はしょぼいっていうのを感覚的につかんでいただくたびに、ピップエレキ板ありますよね、肩に貼るやつ。あれがどれぐらいのガウスなのかっていうと、ピップエレキ板は800ガウスあります。めちゃめちゃでかいですよね。
ブラックホールの周りよりも80倍も強い磁場っていうのがピップエレキ板から出ていると。ただこれはまあ強さとかこの周りを取り囲むなんか規模の大きさとかにもよるので、一概に数字が大きいからすごいとは言えないんですけど、皆さんにはですね、ピップエレキ板はブラックホールの周りの磁場の80倍もある超強力なものだというところだけちょっと覚えておいていただけたらなと思っております。
ということで、今回はブラックホールの周りにある謎の超高音領域、このお話をさせていただきました。今回の話も面白いなと思ったらお手元のPodcastアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
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