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ソース
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2020/7031/
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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。今回は、宇宙で揚げ物ができるのか、無重力フライドポテト実験、こちらをお話ししていきたいと思います。
もうまさに、まさにリアルに宇宙での生活を考えるっていうところで、なくてはならないかなと個人的には思ってしまう揚げ物の話ですね。
これを大真面目に研究した研究チームがあります。そして、ヨーロッパの宇宙機関イーサからもプレスリリースが出ているような、かなり面白い実験になっておりますので、ぜひ最後まで楽しんでください。
3、2、1、イクネーション
イクネーション
イクネーション
佐々木亮の宇宙話
2023年6月8日始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが971話目を迎えております。基本的には1話完結でお話ししている形になりますので、気になるトピックだったり、気になるタイトルから色々聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
人気のエピソードで言うと、ブラックホール関連のお話と、あとは地球外生命体のお話と、っていうところが結構人気のトピックになっているかなというふうに思っているので、そのあたり気になる方はぜひ聞いてみてください。で、面白いなと思ったらぜひフォローもよろしくお願いします。
そんな感じですね。今回はじゃあ何を紹介していくか。前回とはちょっと毛色が違って、前回は科学系ポッドキャストの日の観察っていうところをテーマに、天体観測に関するお話しさせていただきました。
その一方でですね、今回は宇宙で揚げ物食べれるのかなっていう、すごくポップなお話をしていきたいなと思っております。今回のこちらのお話はですね、なんと大人気宇宙ポータルサイト、ソラエとのコラボ企画になっております。
なので、文字でも映像でも、そして音声でも宇宙を楽しめるっていう、そういう企画になっているので、ぜひ概要欄に貼ってあるリンクからいろいろちょっとね、楽しんでいただけたらいいんじゃないかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
そんな中でですね、まあ皆さん、今こう、宇宙の生活ってどれだけリアルにイメージできてますか。
宇宙での生活、自分には全く関係ないよって思う人もいるかもしれないですけど、世界中の流れ、そして未来の宇宙開発の計画っていうところをいろいろ考えていくと、これ実は宇宙での生活っていうのは結構すぐにやってくる未来なんじゃないかっていうふうに考えられてます。
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どういうことかっていうと、例えばアルテミス計画、アポロ計画の後継プロジェクトみたいな形で、世界中で今みんなが月を目指すっていう動きをしていますよね。
この月を目指している動きの中で、最終的には、例えば今から10年とか経ったような状態の時に月に人が住んでいることだったりとか、そういったところを検討していく形になってるんですよね。
そうなると、まあ確かに千人とか、そういったところだったらまだまだ自分にチャンスはないかなとか思うパターンも全然あると思うんですよ。
ただ、その千人がちゃんと生活をしていけるってなったら、またどんどん増えていくだろうし、そもそもその住んでるのが千人だけど、月旅行に行ってる人は行っているみたいな、そういった状況まで一応見越されてのそういう計画だったりするんですよね。
じゃあ、月面にたどり着いた時にどういう生活が送りたいか。
まあやっぱり地球での生活が長いみんななので、地球でできてることは基本的には月でできた方がストレスはなく過ごせますよね。
で、特に食生活っていうところに関しては、なかなかみんな要望がどんどん上がってくるんじゃないかなっていう。
しかもなんかそのタイミングでわざわざ月まで行けるような財力を持っていたりする人って、なんとなくだけど美味しいご飯めっちゃ食べてそうじゃないですか。
めっちゃ偏見ですよ。偏見だけど、そういうご飯への興味っていうのはやっぱ強い人の方が多いんじゃないかなって思うんですよね。
そんな中で、宇宙で揚げ物ができるのか問題っていうのは、実は結構今まで注目されてきたけど解決されてなかったポイントの一つなんですよ。
揚げ物を宇宙でするっていうこれ、どうですか?現実味ありそうな気しますか?
何が難しいか逆にわかる人いるかな。揚げ物をした時想像してください。
油の中に物を入れて、その揚げられる対象物っていうのは一体どういう動きをするか。
泡をブクブク立てませんか。立てますよね。泡をブクブク立てて、揚げ物としての道を歩んでいくっていうか、そんな感じになりますよね。
無重力って地球で当たり前だと思っていることが起きないっていうのが実際にあって、
それこそ、あの泡って何なのかっていうところで言うと、油の中にそういう物を入れると内部にある水分とかが沸騰して泡が生じてるんですよ。
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泡が上に行くっていうのは、重力があるから上に行ってるんですよね。
もちろん、泡っていうのが油よりも軽いから上に行くって思ってるかもしれないですけど、
あれは逆に言うと、油が重いから油は下に行こうとする。それよりも軽いから泡っていうのは上に行くっていう感じなんですよね。
けど、無重力状態になった場合っていうのは、この油は確かに比率としては重いです。泡に比べてね。
ただ、その油が移動していく先っていうのが決まってないんですよ。
地球上だと重力に乗って油はほっといたら下に行くと。下に行く分、相対的に軽い泡が上に行く。
なので、無重力の中では泡がどこに行くかわかんない。
なんなら、揚げ物を油の中に入れた時に、その表面に浮かび上がってくる泡が、
これ、その物体からそのまんま離れずに存在しちゃうんじゃないのっていう懸念がずっとあったんですよ。
これ面白いですよね。この無重力になると地球上での常識が1回崩れるっていうところは結構面白い部分だなと思っていて、
他に挙動が変わるで言うと、同じような現象だと炎かな。炎。
例えば、無重力空間の中でロウソクに火をつけたら炎の形ってどうなるのか。パッと想像できる人いますか?
これ実はポッドキャストでも何度か紹介していたりするから、宇宙話好きの人はもしかしたらそこで思い出すかもしれないし、
どっかの映像とかで見たことある人もいるだろうし、逆に知らなかったらこのタイミングで覚えれば全然いいかなと思うんですけど、
炎の形は雫型にならないで丸くなるんですよ。球体っぽくなる。
で、なんでかって言うと、これも実は重力がものすごく関係していて、炎っていうのは下に向かって流れる気流の流れと、
熱を持った中心のところから上に上がっていく気流の流れとっていうのが、上と下に働くから中心で上の方に向かって気流ができて、炎が先細るような形。
そしてその反面、外側っていうのは涼しくなっている部分っていうのは、例えば下方向に向かってみたいな感じになると、雫っぽい形になるんですよね。
けど、それもやっぱり重力があるから上がこっちだっていうのが決まってるからそうなるんですよ。
なので無重力で炎を燃やすと、その上昇気流っていうものの行き先がないので、結局は炎が雫型にならずに丸っぽくなる。
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熱源を中心に丸っぽくなるっていう、そういう実は傾向の違いがあります。
この傾向の違いっていうのが油の中でも起きているっていうような状態で、無重力になった時に一気に常識が崩れる事例としてよく紹介される部分かなと思うんですね。
だからやっぱ重力ってすごいんですよ。僕たちはもう1Gっていうその中で生きてるからなんとも思わないけど、
他のもしかしたらね、宇宙をふわふわ浮かびながら生活してる宇宙人とかがいた場合は、もう衝撃でしょうね。
動けん、みたいな。っていうのになりかねないなっていうところはあるんですよ。
まあそんな感じでちょっと揚げ物の話に戻っていくと、結局無重力空間で揚げ物ができるか問題っていうのは、
表面についている泡が油の中で物体から離れていくか否かっていうところが非常に重要になってくるポイントですっていうところですね。
で、そうすると泡が周りについていると何が起きるかっていうと、油が直接物体にくっつかないですよね。
その物体に油がくっつかないっていうことは、うまく火が通らない可能性があるというようなところが心配されるポイントの一つとしてあるんですよ。
で、そんな中で今回はこれ、ヨーロッパのチームかな?ヨーロッパからリリース出てるんで多分ヨーロッパのチームなんですけど、
これが筆頭に無重力空間、実際には宇宙ステーションとかっていういわゆる微重力、微小重力っていうところで揚げ物、
しかもジャガイモを揚げられるかっていう実験を行ったんですよね。
これは発想が素敵すぎる。だって宇宙で芋食いたいじゃん。フライドポテト食いたいじゃんっていうそういう発想だと思うんですよ。
で、この実験をやってあげた。なので、無重力空間でその高温の油が離れていかないように、
密閉された空間で揚げ物ができるっていう特別な装置が作られたそうなんですよね。
その状態で、じゃあ実際に揚げ物、ジャガイモを揚げていくっていう実験を行った結果、
これ、泡はちゃんとジャガイモから表面から離れていって、高温の油がジャガイモと接触し続けるっていうことが研究の結果として明らかになったと。
よかったですね、これは。無重力でも揚げ物できるっていう研究結果が出たんですよ。
嬉しくないですか?嬉しくない?別に。
だって、みんな宇宙行きたいと思って話しますよ。みんなが宇宙に行きたいっていう手で話しますけど、
宇宙行ったときにやっぱ美味しいご飯食べたいし、じゃあ美味しいご飯何なんだろう。はい、みんな考えてください。
その3つぐらい候補上がった中に絶対揚げ物入ってますね。
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絶対ってことはないのかな。僕は絶対に入りますね。
唐揚げですね、100%。唐揚げが入ってくると。
いうふうになってきたときに、宇宙行ったらもう唐揚げ食べれませんって言われたら、えーって。
いける状態で唐揚げを天秤にかけられてやめることはないですけど、それにしてもやっぱ食べたいじゃないですか。
食べたいからそう思うと、このできるっていう研究結果は、揚げ物ができるっていう研究結果は非常に嬉しいポイントかなと思ってこんなお話をしております。
だから今回は、宇宙空間で実験をしたっていうよりは、飛行機の中に乗って、飛行機で思いっきりブワーンって下がっていくと、
重力を切り離して一瞬無重力が作れるみたいな、そういう状態知ってますかね。
あれを、あれの中でやったっていうところで、ちょっとでもミスったら高温の油が機内にブワーって撒き散らされると思うと、めちゃめちゃ怖い状況かなと思うんですよ。
そんな中で実際に飛行機の中で無重力空間を作って、その中で揚げ物をすることに成功したというところになっているので、これはかなり面白い研究結果かなっていう。
そのプレスリリースで出ている中でも、これはそらへの記事にも書いてあるんですけど、動画があって油がポコポコポコポコなっているような姿っていうのが無重力空間で起こっているのが見えるんで、
ちょっと気になる人は動画とか確認してくれたら嬉しいなというふうに思っております。
これからどんどんどんどんここら辺の定量的な分析の結果っていうところが出てきたりとか、
あとはやっぱり論文としてこういうのがまとめられていくと、宇宙空間で行われる食生活っていうところを見直す材料の一つとしてしっかりと考慮されてくると思うんですよね。
なのでそういったところをちょっと気にしていきながら、宇宙開発の話、僕は宇宙話で楽しんでいけたらいいかなと思っております。
運動めちゃめちゃしなきゃいけないっていう宇宙空間の生活の中で、揚げ物食うって結構リスキーなのかなと思ったりとか、
あとは油をその大量に摂取した時に体内でどうなるんだろうみたいな話ももしかしたらあるんじゃないかなと思うんですよね。
なんとなくこの重力がないから油が体に吸収される云々みたいな話があったら面白いなっていう、
そういう目線もあったりするんで、医学研究でこういうの出てきたら紹介していきたいなと思うし、
体の中での吸収率みたいな話とか、もし知ってる人いたら是非コメントとかで教えてくれたら嬉しいなと思っております。
そんな感じで、今回は宇宙空間で行われた揚げ物実験、フライドポテトは宇宙で食える、そんなお話をさせていただきました。
15:00
いい話ですね、これ。是非ですね、そらえの方でも記事だったりとかで確認できるのでチェックしてみてください。
そんな感じで、本題は以上になるんですけど、最近色々お寄せいただいてるメッセージの話、ポッドキャストでもさせていただいてます。
みんなね、コメントくれて本当にありがとうございます。
でですね、2回前にお便り紹介させていただいたじゃないですか、
その中で、友達だったり知り合いの奥さんだったり旦那さん、
こうやって言っちゃってるからなんですけど、パートナーの人を何て呼ぶのか問題。
これ、続いて色んなメッセージもくれたんですよ、みんな。
嬉しいなぁと思うし、あとはツイッターでアンケート取ったんですよね。
そうしたらすごいことで150票ぐらい入ってて、すげぇと思って、選択肢としてアンケート4つ作ったんですよ。
旦那、嫁って呼ぶタイプと、ご主人、奥さんっていうパターンとか、
でこれ意外とあったのが、夫さん、妻さん。
これなんか前回の時あんまり詳しく話さなかったんだけど、
ご主人とか奥さんとかって結構、家の中での上下関係みたいな要素が含まれるからどうなんだろうっていう指摘が実はあったりするとか、
旦那とかもそうですね、なんか主従関係的な雰囲気がつくのが良くなかったりするし、
嫁とかもそうですね、なんか社会的なステータスみたいな1個として言われるのがどうなんですかね、みたいな。
でそれの一番フラットなのが、ただの役割っていうところで夫と妻っていうところなんですよ。
だから自分のパートナーを紹介するときは妻って言うだろうけど、じゃあ人のことを何て呼びますかみたいな。
友達のパートナーを何と呼ぶかみたいな。
っていうところで、まあ夫さん妻さんっていう説とか、あとはもう完全に困ってますよっていう人募集してみたんですよね。
そうしたらこれ結構面白くて、42%の人がご主人奥さん。
まあなんか一般的にそんなような気もするからそうなのかなっていう。
であとはその次が30%で困ってると。
意外とみんな困ってるんだなっていう。
これ困ってる派がいっぱいいて嬉しかったですね。
でこれコメントめっちゃいろんな人からいろいろもらって、
最適解はたぶん2つあって、
パートナーさん。3つくらいあるか。
パートナーさんって呼ぶみたいな。パートナーという表現で突き進むパターンと、
あとはもう名前で呼んじゃう。さんとかちゃんとかで名前で呼んじゃう。
そして一番このなんかフォーマル的な感じだし、一番ニュートラルなところで言うと、
パートナーの日本語読みですね。
おつれあい。おつれあいさまとか。つれあいさま。
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っていう風に呼んだりするっていうところ。
そうするとこれって同性でもいけるし、
未婚のカップルでもいけるしっていうような感じ。
なるほどなーっていう。
これが正解なのかっていう。
ただ呼びづれ。呼びづらくないですか。
相手のパートナー。おつれあいさまなんですけどみたいな。
お店から言われるのはなんとなくわかるんですけど、
なかなかむずいですよね。パートナーぐらいがちょうどいいのかな。
でもおつれあい自然に言えるようになったみたいな話は朝日新聞の神田さんとかが書いてくれてて、
これかーみたいな。
ちょっとね、またこれから僕も使ってみようかな。
おつれあいさまみたいな。
もしなんかいいアイデアあるよとかったらより聞いてもらいたいですし、
あとはその話題になったポッドキャストのエピソードね。
2回前のエピソードなんですけど、そちらも聞いていただけたら嬉しいなと思います。
多分2回前だから、地球の深海にあった地球外生命体のヒントとかそのあたりかな。
になってますのでぜひチェックしてみてください。
そんな感じで今回は以上にしていきたいと思います。
ぜひですね、皆さんからのコメントだったり宇宙の質問を募集してますので、
そんな疑問だったりコメントある方はハッシュタグ宇宙話でツイッターでつぶやいていただくか、
あとはSpotifyのQ&Aコーナーからもこちらじゃんじゃんお寄せいただけたら嬉しいです。
番組、もし今回のエピソード面白いなと思ったらぜひチャンネルのフォローと、
そしてフォローボタンの下にあるリンク、こちらからぜひよろしくお願いします。
最近レビューもたくさんつけていただいて、本当にテンション上がって毎日毎日頑張ろうと思えているので、
これからもぜひよろしくお願いいたします。
それではまた、あ、そうだ。
次回予告しとこうかな。
次回予告は、これ。
死んだ星の周りを回る惑星のお話。
いいですね。なんか死の都感があって素敵なエピソードだなと思うので、
こちら紹介していこうと思っております。
ぜひ最後まで楽しんでください。
それではまた明日お会いしましょう。
さよなら。
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