アナウンサー試験への自信の不足
この番組は、アナウンサーになりたいという方に向けて、就職活動に関連した、ちょっとしたコツをお伝えしていきます。
元局アナで話し方講師、早坂まき子と申します。よろしくお願いいたします。
さあ、今回は記念すべき、第50回なんです。
いやー、ここまで来ました。いや、もっともっとね、この先も続けるつもりなんですよ。
なんかでも、50って、いい節目だなって思いません?
週に1回、金曜日の更新ではありますが、ちょっとね、まず第一の目標である50回目までやってきたというのは、ちょっと私にとってね、
あ、達成したなっていうね、思いに浸っております。
さあ、その第50回なんですけれども、テーマはですね、最近立て続けに学生さんから言われた言葉で、
私なんかがアナウンサー試験を受けてもいいんでしょうか?とか、
自信がないのでアナウンサーになりたいけれど、興味あるけれど、インターンシップエントリーしませんでした。みたいな。
いやー、もう正直でショックなんですよ。いや、もったいないからって。
でも、御本人たちにもちゃんと伝えましたよ。めちゃくちゃもったいないよって。
だって、大学3年生の夏は一度きりですよ。大学4年生だって一度きりよ。4年生だってトライしたっていいんだよ、まだまだ。
寄贈の方だってね、受けられるからね。
で、今の時代、テレビ局が人気低迷してきたから、受ける人が減っているっていうのは、まあ比例ごと抜きの現実なんですよね。
これは表向き、現役の極穴の人たちは言えないから、私が代わりに言っちゃいますけどね。
だからこそ、こんな時代にね、アナウンサー職に興味あるんです。
ほんのちょっとでも、なんとなくテレビ局とかラジオ局とか楽しそうだなっていう方は、社会人の人たちからすると、とっても嬉しくて大歓迎なのよ。
だから、もったいないと思っちゃう。
自分で自分の可能性を知ってしちゃうのってもったいないから、やってみようよっていうことを言いたくて、そんなお話を今回いたします。
アナセミニーは、大学生の他にも社会人も、アナセミニーに通うっていう方がいらっしゃるんですよ。
アナウンサーへの可能性
その方たちはね、みんな口を揃えて、同じようなことをおっしゃるんです。
現役の大学生が羨ましいと。
この羨ましいは、いろんな種類があるんですけれど。
例えば、アナウンサー試験、興味あったのに受けずに、別の業界に進んでしまったと。
アナウンサー試験受けておけばよかった。
ということで、セカンドキャリアとして、全然違う業界からアナウンサーを目指すために通ってるっていう方もいれば、
一応、アナウンサー就活、やったはやったんだけども、何にも情報を得ずに、なんとなく出して、できる曲だけで諦めちゃって、終わらせちゃったんです。
もっと真剣に頑張ればよかった、みたいな方とか。
いろいろなんですけどもね、共通して、昔の自分に言ってあげたいと。
挑戦する条件に該当するんだったら、もうとにかく全部トライしておけばよかったと。
なんで当時ひよっちゃったんだろう?ってね。
まあ過去には戻れないんですけれども、後悔の言葉を口にするんですよ。
で、このような悩みって、令和の今に限らないお話で、21年前、私が学生でアナセミに通ってた時も、同じようなこと語ってらっしゃる先輩方いらしたんですよね。
その時はあまり早坂ピンときてなかったんですけど、そうか、大学3年生で現役でアナサー就活できることは恵まれてんだ、幸せなんだ。
じゃあ頑張ろう!ぐらいだったんですけど。
ちょっとでも可能性というか、夢に向かってみようかなっていう思いがあるのであれば、皆さん大切にしてあげてください。
で、極論言っちゃうと、アナウンススクール通っていなくたって、アナウンサーになれる可能性はあります。
で、インターンシップの時期は特に、アナウンサースクール通っていなくたって、ぶっちゃけそうそう差がないんですよ。
どんな学生さんも。だから気楽にエントリーしちゃっていいです。
みんながみんな参加者、全員アナウンサースクール通ってます。
っていうわけではないと思いますよ。特にこの時期はね。
で、本沢よしきんの時期になると、やっぱりどっか通ってなくちゃって言って、アナウンススクール通ってるっていう人が大半だとは思うんですけどね。
で、例えばアナウンスセミナーかな、インターンシップ参加しましたという時に、なんかこうめちゃめちゃこう磨かれまくってる。
もう原稿読み、ニュース読みも上手で、パネルトークもできて、フリートークももう余裕でやってて堂々としゃべれるキラキラした子がいると思っても、そういう子は何もせずにそこに立ってるんじゃなくて。
おそらくちっちゃい頃からとか、中学高校生ぐらいからもう逆算してアナウンサーになるために努力をしてきた子とかだったりするんですよ。
もうバナレの数が違ったりもする。だからそういうもう磨かれまくった感性に近い感じの人と自分を、たとえ同い年だとしても比べない方がいいです。
マイペースで言ってくださいと言っても、就活って結局ね比べちゃうと思う。
けど比べたところで何も生まれないので、私は私で頑張ろうと切り替えてください。
だってそりゃそうよ、大学生の頃にアナウンサーになろうかな、なんとなく出してみようかなっていう人とさ、さっき言ったようにちっちゃい頃からアナウンサーになるために大学の受験も頑張りましたって言ったら、そりゃスタートラインが違うんだから。
インターンシップの影響
違って当然だと思ってください。
話をちょっと脱線したので元に戻すと、
インターンシップに関してこんなこともこの間言われました。
あのインターンシップって、もう本採用試験の前にないないてそこで出ちゃうっていう噂をインターネット上で見たんですけども、本当なんでしょうか。
本採用試験受けても意味がないってことなんですかね、みたいなこと聞かれたんです。
でこれ一人じゃなくて何人かに聞かれたわけ。
で、あーこの季節がやってきたなーと思いました。
毎年毎年同じような時期に同じようなこと聞かれるんです。
そりゃそうよね。毎年だって学生さんとして初めての就職活動なので、心配になる不安になるのはすごくわかります。
ついネット上に書いてあることを信じたくなるのはわかるし、もやもやするのもわかります。
だけど皆さんインターネットに書いてあることは鵜呑みにしないでください。
で、私のポッドキャストのシャープ8インターンシップって本採用試験に影響あるの?をぜひ聞いてください。
きれいごと抜きの話しています。
ここでちょっと簡単にご紹介するとシャープ8ね、第8回ではきれいごと抜きな現実としてインターンシップはそこそこ影響あると語っています。
詳しくはぜひ聞いてください。
でその後が実は大事なんです。
めちゃめちゃ大事なのはそこそこ影響はあるないとは言わない。
だけどインターンシップだけでは決まらないよってことと、あともう一個テレビ局によるよってことをぜひ念頭に入れておいていただきたいです。
まあ確かに傾向としてこのほにゃらら放送局は割と毎年インターンシップで、あの全員ではないけれども一人ぐらいはナイナイで出してるとか結局インターンシップでさらにね上級コース行った人がナイナイでしてるっていうみたいなのはあります。
それはぶっちゃけ私の時代も同じです。あります。
だけどどこどこテレビ局は全然インターンシップとは関係ない人が内定しているってこともあり得ますのでテレビ局によります。
学生の就職活動とネット上の噂
で今のね学生さんたちの年代って、あのSNSネイティブ世代とか言われていてネットリテラシー高いはずなのになぜか就職活動関連ってなるとみんなねネット上に書かれた噂とか体験談を100%鵜呑みにして信じてしまう傾向にもしかしたらあるのかなって最近感じたんですよ。
あの皆さん100%真実とは限らないですからねネット上の噂とか情報ってもうね自分が体験した一時情報とかあと信頼できるあのアナウンススクールの講師とか先輩からの情報ぐらいじゃないですか。
2チャンネルを作ったひろゆきさんが言ってるじゃないですか嘘を嘘と見抜けない人はネットに向いてないときつい言い方かもしれませんけれどすべてを鵜呑みにしちゃいけないよということですよね。
まあでも若い皆さんはこうやって少しずつあの就活情報の収集の仕方とか嘘か誠かの精査の仕方っていうのをね学んでいくんでしょうね。ぜひ学んでください。もう1回言います。インターネット上にある噂や情報は100%すべてが真実とは限りません。
さてタイトルに戻りましょう。私なんかがアナウンサー試験を受けてもいいんでしょうかっていう方に向けてもう1回口うるさいけどお答えするといいんです。恥ずかしいことなんてないです。あなたの夢はあなただけのものだよっていうことなのでもう恥ずかしいなーって言うんだったらもう周りに言わなきゃいいじゃないですか。お友達にも何だったら家族にも内緒でエントリーすればいいだけの話じゃないですか。
とかあと自信がないのでアナウンサーになりたいって気持ちはあるんだけどインターチンプエントリーしませんでしたみたいな方はねあの先ほども言及しましたけれども本採用試験に関連していなくはないし有利に働くこともたまにあるしこれ絶対とは言ってないですよたまにねあるよ。
あとなんといっても自分のためでもあるんだよね。そもそも他の業界業種と違ってアナウンサー試験ってエントリーシートで聞かれることとかあと求められている写真面接内容とか異なることが多いですしとにかく動画の課題がかなり重要で特殊なんですよ。
もうただあの額地下をしゃべってくださいね自己PRしてくださいねだけじゃない場合もあるしそんなね1回2回トライしただけではあなたの最高傑作あなたの最高に魅力の出たエントリーシートや動画ってね完成しづらいと思うんですよ。
そうだからやっぱりトライアンドエラーが大事エントリーしてみて通りませんでしたじゃあ諦めるしょぼんじゃなくってエントリーして通りませんでしたそうかこれじゃダメなのかじゃあ何が足りなかったんだろうか文章が問題か動画が問題か写真が問題かね自分で課題点を炙り出していくことが大事で自分一人じゃ炙り出せないって言うんだったらやっぱり先輩とかアナウンサー試験を行ってくださいね。
やったことがある人経験者に見てもらう話を聞くが手っ取り早いのがアナウンススクールとかねOBOJ訪問なのでぜひやってください。
夏まだまだちょっと時間ありますので秋の本採用試験までにこれ本当必要ですで本採用試験の頃には自分の魅力を最大にアピールできて確実に伝えていくためにもやっぱりこうインターンシップの時期ってトライアンドエラーのきっかけとしてね大きな場でもありますからやってみてください。
でだからあのたとえね地方局志望だとしても議員局準議員局とかね受けた方がいいですよなんかたまにさ私の自分のふるさとの件でアナウンサーになりたいんですそこしか出しませんって方いますけどいやいやそこだけしか出さないちょっとね危険なんですよ。
周りなんでかというと地方局を受ける人たちってもう東京大阪名古屋その他地方全部受けるっていう人が割と多いのでもうエントリーシートも動画も磨きに磨かれまくった人が多いんですよ。磨かれまくったってねあの良くない日本語だけどもあえて使ってます。
でそんな中で初めて出すんですこんな感じでよろしいんでしょうかみたいなあの謙虚すぎる感じの雰囲気のエントリーシートだと埋もれちゃうんですよ正直なぜなら内定するのって本当に少ないからほんと1人とか2人なのよアナウンサーってだから大変なの。
なので地方局志望だとしてもトライアンドエラーをやった方がいい本命の自分のふるさとの件に向けて磨いていった方がいいです。
これより先の詳しい話は個別にアナセミ生だけにお伝えしていきます。
はいと言いますことでここまでお聞きいただきありがとうございました。何か集活に関して疑問質問ありましたら概要欄のリンク先もしくはインスタグラムのコメントをお待ちしております。
それでは集活への皆さん一緒に前向きに頑張りましょう。
夏大事だよ。磨くのにはちょうどいい時期だからね。