1. 積ん読ざんまい
  2. 第1回 我々はどこから来た何者..
2021-08-26 47:10

第1回 我々はどこから来た何者なのか/元ギャングたちのパパ会

 この番組は、誰もが知っている名作から、あなたの知らないニッチ過ぎる本まで、ゆるいトークで紹介していく読書系Podcastです。


※ところどころ音声が聞き取りにくい、ノイズが酷い箇所があります。

 第1回目は、マト文庫とお相手のカジワラ珈琲さんの自己紹介、最近読んだ元ギャングたちのパパ会ノンフィクション『プロジェクト・ファザーフッド』(ジョルジャ・リープ/晶文社)のざっくりとした感想を話しています。

★番組の感想、おたよりはTwitterのDMまたはメールにてお送りください。


Twitter https://twitter.com/tsum301


メール tsum301@gmail.com

00:21
この番組なんですけれども、番組名が積ん読ざんまいですね。一瞬忘れてしまいました。
まだ慣れてないので。
そう、不慣れたところがいいところですから。
そう、片言で始めていくという感じですね。
探り探りで。
この番組の趣旨なんですけど、どういう番組にしたいかというのを簡単に話したいのと、
あとは、簡単な自己紹介、私たちは何者なのかというお話と、
あとは、今回1回目なので、簡単に本の雑談というか、本に関するお話をしていければなと思っております。
この番組なんですけれども、誰もが知っている名作から、誰も知らないニッチな本まで、
見構えずに、読書というと堅苦しい感じに思われる人もいるかもしれないんですけれども、
ゆるいトークで紹介をしていく番組にしたいなと思っております。
そうですね、あっちこっちで話がわき道に逸れては、また本題に戻ったりしながら。
そうです、そうです。
教養を深めるとかいうのではなくても、全然聞いてもためにはならなそうな話ばかり出てきそうですけれども、
楽しく聞いてもらえるような、
読書界に傍らで参加しているような気分になってもらえるような番組を目指していきたいなと思っております。
はい、よろしいかと思います。
あと、簡単な自己紹介ですね。我々は何者なのかという。
そうですね、どこから来たのか。
どこへ行こうとしているのか。
そうですね。
私から、的文庫と言います。
的文庫って何なんだって感じなんですけれども、
私、ひた箱振本市という、素人の方が自分が読んだ本とか、中古の本を持ち寄って、
フリーマーケットみたいなことをするイベントが全国各地で行われているんですけれども、
私もそこに自分で読んだ本とかを、ひと箱に入れて参加しているんですね。
その参加するときのお店の名前、ヤゴをみなさんつけて参加するんですけれども、
03:08
私はそのヤゴに的文庫っていう名前をつけて、もう10年ぐらい参加してます。
質問いいですか?
はい。
その、的文庫さんの的ってどこから?
みんなにそれよく言われるんですけど、
最初やり始めたときに、的漁師家が好きなので、
的漁師家の的なんですね、これ。
確かに。
あーそうですね、あーそっか。
的漁師家の本棚っていう名前で、一番最初に出して、
でもなんか長いから、もうちょっと短い名前にしたいなと思って、
で、的文庫っていう、文庫は文庫本の文庫ですね。
そうですね、的はカタカナですね。
なので、看板とかは的漁師家の絵描いてあったりするんですけど、
そっかー。
そうなんです。で、謎は一つ解けた感じですよね。
そうですね、一つ解けました。
そっか、お店のハンコとかもあれでしたもんね、
的漁師家の消しゴムハンコかな、
なんかハンコはありませんでしたっけ?
そうですね、消しゴムハンコが的漁師家かなっていうか、ですね。
あ、なるほど。長年の…
ちょっとしたあれが解けました、謎が。
で、なんかお店やってる人って、普通のお店もそうですけど、
ヤゴウで呼ばれがちじゃないですか。
あ、そうですね。
的さんとか。
うんうん。
ここから始まるお店の名前ですもんね。
そうですね、ヤゴウだから、
そう、的さんのことずっと的さんって言ってたので、
あれ?本名何だったかなみたいな。
本名は何だっけ?
なります、なります。
ハンコのハンコですね。
かしこまりました。
住んでるところは、今は仙台に、
そうですね、大学の時ぐらいから住んでるので、
だいたいもう15年ぐらいは住んでる関山になりますね。
出身はでも山形ですね。
省内の方ですよね。
あ、そうです。
海側。
海側。
もう雪が降らないところに住んでるので、
仙台に着いちゃった感じですけど。
うんうん、いいですよね。
私は内陸の山形でも内陸で、
的さんのご実家は海側で。
そうですそうです。
自動車で1時間半ぐらいですかね。
同じ県内でも。
飛び出たっている雑草を越えないと。
06:01
そうですね、うんうん。
山形と言っても、
喋ってる方言が全然違うので、
別の県だけで考えた方が、
低いくるかもしれないぐらい、
追加が違いますよね。
那須さんの方のご実家の、
ほらちょっとはんなりした感じの、
綺麗な方言ですよね。
ちょっと京都っぽいのが入ってるんですかね、やっぱり。
いや、わかんないですけど、
表面ははんなりで、
お腹の中で何考えてるかわからないじゃないですか。
那須さん1回目ですか、1回目ですか今日。
そういうところの出身ですね。
かしこまりです。
で、あとはなんだ、
どういう本読むかとかですかね。
そうですね、それちょっと知りたい感じですよね、ジャンル的に。
ジャンル的にそうなのかな。
何でも読むって言えば、
何でも読むとは思う、読むんですけど、
最近、今まで読んできた編歴は、
10代とか20代の時は、
小説の方が多かったですね。
どっちかというと古典みたいな。
でもスリー小説とか、
あとはなんでしょうね、
SFとかを読んでた時期もあるし、
小説何でも読むみたいな時期があって、
そっか、今も小説読むには読むんですけど、
今はどっちかっていうと、
ノンフィクションの方が、
記述としては多くなってきてますね。
そうですね、あとはもう超古典ですよね、最近読まれてるの。
そうですね、超古典、中級的とか。
ロシア的な。
ザ・名作みたいな。
でもあれって、なかなか読んでなかったりしますからね。
そうですよね、名前は知ってるけど、
これどういう話なんだろうなっていうのは結構ありますよね。
ありますね、中学校の時に教科書に載ってたかなとか、
図書館にはあったけど、みたいな感じで、
意外とは取ってないっていうのが古典ありますからね、名作。
ありますよね、この時期だと夏の百冊文庫とかで、
やっぱり古典、特に新潮の夏の百冊とかだと、
大体入ってくるスタンダードのやつがあるんじゃないですか。
あそこから出てきたような気がしますね。
ちょっと読んだマーク集めちゃおうかな、みたいなね。
あれにつられて読むっていう。
09:00
ね、わかります。
なので紹介する本も、最近読んだ本だったら
ノーシクションの方が多めになるかなと思います。
あ、そうですね。
そんなところでしょうか。
そうですね、そんな感じですかね。
じゃあ次は梶原さんが何者なのか。
私どこから来たのか。
私は今、梶原コーヒーというコーヒーのロースターを
ウェブでコーヒーを販売するのを中心として
店舗を持たない感じでしているんですけれども、
それのお店の名前は梶原コーヒーなので、
梶原さんと呼ばれている感じはありますよね。
で、やっぱり私も一箱古本市に出るときに、
ヤゴをそのまま梶原コーヒーで出ていたので、
そのまま梶原さんと呼ばれることが多いかなという感じかな。
そうですね、私もやっぱり自然にもう梶原さんだなっていう。
そうですよね。
だからやっぱりヤゴで呼び合うっていいですよね。
そうなんです、私ヤゴ梶原で、
本名は全然違う名前なんですけど。
うちの配偶者、パートナーなんて言うんですか、
今は夫さんって言うんですか。
の、旧姓が梶原で。
そうなんです。
それでたまたまちょっと手元に、
木とかに焼ける印、名前が押せる印があったので、
そしたらもうこのまま商品に焼けるねっていうことで、
梶原コーヒーにしたっていう。
そうなんですか。
そこに焼き印があったからっていう感じなんですけど。
そうなんです。
そうなんだ。
なんか不思議、本名じゃないんだと。
どこから出てきたんだ、この梶原はと思ったんですけど。
そう、よく言われるんですけど。
ちょっと本名があんまりないっていうか、
あるはあるんですけども、
あんまり地元では少ない名字だったので、
すぐ見張りしちゃうなっていうことで、
全然違う梶原コーヒーに。
なんですけど、梶原って旧姓の方に多いらしくて。
そうなんですね。
なのでよく、うちのコーヒーを梶原さんにあげたいのでとか言って、
ご注文する方が多いですね。
それは面白いですね。
なんか山形で言うと鈴木さんとか、
斎藤さんとか佐藤さんとかみたいな感じで、
梶原っていう名字が集まってるところがあるらしくて。
12:02
そうなんですね。
そうなんです。
そういう、はい。
梶原一騎しか思いつかない。
あ、ですね。
読んだときないんですけど、あんまり。
三国志かな。
梶原一騎、三国志でしたっけ。
違いましたっけ。
ちょっとそこらへん明るくないので、嘘かもしれない。
ググってください。
あれですよ、巨人の星。
巨人の星か。
結構ガチなやつ来ましたね。
ガチでした。
そうですね。
なるほど。
やっぱり野望の話聞くといろいろ出てきますね。
こんなに言われたみたいな。
そこまで考えてなかったみたいな人とか。
そう、あんまり考えてないっていうね。
あと、なんだろう。
そうやって一箱振る法一に出てる人たちの、
野望の未来を聞いて回るだけでも、
一箱振る法一ってちょっと面白いですよね。
それなんか募集用語のところに書く欄が欲しいですよね。
あるじゃないですか。
野望の由来、参加用語のところに。
自分のお店の紹介と野望の由来みたいな。
もしかしたらプログラム的な感じの薄い本作ってもらっても。
それいいですね。
何周年かとかの時にやってほしいですね。
やってほしいですよね。
ちょっと野望と自分の好きなジャンルの本。
そうですね。
ほら、あの集いだと好きな本っていうより性癖みたいな。
ちょっと性格がそのまんま出ちゃうみたいな。
本のチョイスに。
確かにそうですね。
やっぱり本なのは人を表すじゃないですけど。
本当に見せられませんよ。
これはみたいな、全部モザイクみたいな。
ちょっとモザイクを多めに、ちょっと強めにかけるみたいな。
これは全然違う本だろう。
ダミーの本だろうね。
本当にそんな、沈読も多いですけど、うちも。
それで、最近読んでる本は、
的さんもそうなんですけども、
私はいろいろなジャンル結構読むので、
これっていう感じはないんですけども。
その中でも。
そうですね。
今は韓国の、
いわゆるフェミ本って言われてる感じですかね。
フェミ記事に対しての韓国の方が書いてる本を
多めに読んでるかなっていう。
また、これちゃんと買いを設けていきたいなっていうところがあるんですけど、
韓国のフェミズム系の本って、すごい最近勢いありますけど、
あれと、
15:01
あれは、キムジオンでしたっけ。
キムジオン。
あれがすごく話題になって、紹介されるようになったと思うんですけど、
それまでも大勢のアメリカとかヨーロッパの方とかの
フェミズムの本っていうのもあるじゃないですか。
日本の中にもありますけど、
何が違うんだろうなっていうのは、
言わればいいでしょうけど、
すごい違いってあるのかなっていうのは、
ちょっと気になるんですよね。
別の機会に詳しくっていう感じではあるし、
私自身もそこまで深く読み深めてるわけじゃないので、
一概には言えないんですけども、
欧米の方だと、
政策だけじゃなくて今度は人種が入ってきたりとか、
あと階級とか、健康とか、
もうさまざまなことが入りすぎてしまって、
日本人にピンと来ることは来るんですけども、
こういうことなんだろうなっていうのはわかるんですけども、
やっぱり韓国だとどうしても人種的にも近いっていうか、
見た目も近いですし、
そんなに韓国もたくさんの人種の人ができてるっていう感じでも、
欧米とかに比べたらないので、
やっぱりフェミズムっていうと、
政策っていうところがまずクローズアップされているので、
すごく読みやすいっていうか、
実体的にオーバーラップするっていうか、
社会構造が似てるから、
どこが似てるかわかんないですけども、
似てるから比較しやすいというか、
自分たちにお伝えやすいっていうところがあるってことですね。
そうですね。あとやっぱりフェミニズムとして、
声を上げ始めるタイミングっていうか、
そういうのちょっと似てたっていうか、
仕様が割と似てたのかなっていうところですかね。
たぶん。
昔からだったわけでは、
やっぱりここ最近の話なんですね。韓国の方も。
昔からあったと思うんですけれども、
韓国もすごく政差によっての差別がある。
水面下ではあるっていうのが、
昔からはあったんですけども、
それをこわだかに言ってしまうと、
ちょっと危害が加えられるっていうか、
18:00
そういうのがあったから、やっぱりこのSNSとかが発達してきて、
危害が加えられた加えられたで、それをちゃんと、
今私危害を加えられましたって言える場があったっていうのが、
割と意気進んだ要因なのかなっていうふうに、
個人的には私の感想ではあるんですけども、
情報を見つけやすくなったっていうか。
それはありますよね。
MeToo運動もそうでしょうけど。
あとハッシュタグもそういう。
それに私モチブっていう声、
同じ声が上がりやすくなってたってことですね。
そうですね。
だから私がフェミニズム本は読んでるんですけども、
どっちかっていうとまだ知識として入れてる感じ。
活動とか運動までは言っていなくて、
そういうフェミニズムとはなんだろうっていう入り口にいる感じなので、
そんなに詳しくは語れないんですけども、
でもこういう流れなんだなっていうのが、
言葉が適当かどうかわかんないですけど面白いっていうか、
このムーブメントがちょっと熱いなと思って読んでるっていう感じですかね。
そうなんですね。
MeTooっていうハッシュタグをつけてツイートするほどの、
まだそこまでの段階には達していないっていうか。
まだハッシュタグはつけれないみたいな。
でもやっぱりこの2、3年でものすごく変わってきたなっていうのは、
本屋になんていうか暇なときに、
暇さえあれば本屋に行って、
スイッチ販売を見てっていうことを、
実はその本屋に勤めたことは、
大学卒業してから何年ぐらいですかね。
5、6年、もうちょっとかな。
働いていたんですけど、
そのときの情報、
そういったフェミニズムの本っていうのは、
昔からもちろんあるんですけど、
扱われた人数ももちろんですし、
扱われ方も全然やっぱり違うよなっていうのは、
思うことだし、
今フェミニズムだけじゃないんですよね。
さっきの話もちょっと出てきましたけど。
男の人だけの話じゃないですよっていうような、
扱い方というか、
語り口でだいぶ広がってきてるなっていう、
対象になる。
対象になるっていうか、本当はみんなに関わる話なんで、
そりゃそうなんですけど、
そこがだいぶ変わったなっていうのは、
本棚見ててもすごく思いますね。
21:01
そうですね。
これからの流れとしては、
多分男女のそういうフェミニズムとかじゃなくて、
男性の生きづらさとか、
男女共の貧困とかの話に、
枝が分かれているかなっていう感じもしますけどね。
そうですね。
今日雑談と本の雑談みたいな感じで、
何話そうかなと思っていたんですけど、
ちょっとそれに関わってきそうだなっていうので、
これもまた別にちゃんと紹介したいなと思ってるんですけど、
こないだあったプロジェクトファザーフッドっていう、
元ギャングの、
ロサンゼルスのすごく荒れてる地域があるんですよ。
ギャングの高層で人死にまくってる地域があるんですけど、
そこを何十年もずっと高層で、
ギャングの高層が続いて、荒れ果てている地域があって、
だいたいそこで生まれた、
昔は黒人の人がほとんどだったらしいんですけど、
今はヒスパン、
ヒスパンって言っても言わないらしいんですけど、
ラテン系です。
南米とか、そこからの移民が、
ラティーノって今、この本の中でラティーノって言われてたんですけど、
ラティーノの人たちも、
今かなり母親ぐらいになっているらしいですね。
人口構成的には。
やっぱり、人種的なところでもまたちょっと難しいところがあるらしいんですけど、
そういう人が生まれ育って、
悪そうな奴はだいたいギャングに入って、
その時に事件を起こして、
刑務所に行くっていう、
そういう人生を送ってしまうことが多いんですけど、
若くして子供を、子供ができて、
ちゃんと満足に使われないまま、刑務所に行って戻ってくると。
父親の顔を知らないまま、
そうやってまた父親と同じような人生をたどってくるみたいな。
そういう感じの人生を送る人たちが多い地域があるんですけど、
なんとかしなきゃいけないということで、
市とか州とかが治安の回復のために、
いろんな政策をするんですけど、
その中で、父親会っていうのを作るんですよ。
自分の子供がいる父親、
24:06
ほぼ父親だけで集まって、
育児の悩みをどうやって子供を育てたらいいのかっていうのを狙う会。
パパ会?
パパ会とジャングルがパパ会を立ち上げるっていう、ノンフィクション。
この人はですね、ジョルジャリープさんっていう人なんですけど、
この人はソフトバースター兼人類学者とされてる学者さんで、
女性で、かつギリシャ系の移民の白人系の人なんですね。
この人だけが女性なんですよ。
そして大体この人だけが白人の人なんですよ。
この人が黒人がいない男の集団に入って、
そのプロジェクトを動かしていくリーダーの一人になってるんですね。
あと2人ぐらい元ギャングで、今は自営業をやってて政権を立てている、
結構年上の黒人の男性の人と、もう一人の男性の人が3人で中心人物になって、
パパ会をやってるんですけど。
最初子供を育てるっていうのを、父親としてどうやって育てればいいかっていうのを話し合うんですけど、
大体集まらないんですよね。
そもそも?
そもそも集まってくる人がいない。
でもだんだん集まってくるようになるんですけど、
その場で話し合われる話が、まず最初に話し合われたのが、
父親ってなんぞやと。
自分たちも父親いなかったから、どういうのが父親なのかってのはわかんない。
父親は大体家にいないか、いたらいたらで、
母親といつも喧嘩してるか、
ひどくなことしてない。
父親ってのはわかんない。
自分自身にまずいなかったっていう話から始まるんですよ。
父親像ね。
そういう話から始まって、
これもさっきの人種とか貧困とか、
ジェンダーの問題とか、
いろんな要素があまりに複雑に絡みすぎてて、
一個一個これは解決すぐは全然できない。
27:00
でも、自分が今までなんでこうなんだって思ってたことを
みんなで話し合うっていうのはすごく大事なんですよね。
自助的な?
自助的なっていうところもあるし、
自助的な部分ってすごく大きいんだなと。
何かを変えようとなった時に。
かつ、すごく大事だなと思ったのは、
多分、この父親の人結構いいアクセントになってるのかなって思ったんですね。
男の人だけっていうのも、もちろん大事。
同じ、自分たちが黒人で、
同じ関係を育ってきて、同じ人生を送ってきた人で、
リーダーの一人が、
事務所とかいろいろ行って大変だったし、
家族も1回か2回くらいに婚を経験してたり、
今結婚してる人と間に生まれた子供もいてみたいな感じの、
大体同じような環境、同じような人生を辿ってきてるんですよ。
ワイニングやってたとか、昔ドラッグにハマってたとか、今もドラッグにハマってるとか。
現在進行形みたいなね。
リーダー役になっている人は、
みんなが経験するようなことを全部経験して、
ただ今は自分たちの会社とかも経営してて、
みんなにすごく慕われてるんですね。
自分たちの気持ちが分かってくれる人というような立場でいるんですよ。
なので、ある程度その人が、こうじゃないとか、
こういう風にした方がいいんじゃないかっていうので、会はまとまるんですね。
ただ、同じ人たちだけだと、
たぶん、まとまっても外に広がっていかないんですよ。
おそらく。
そこで別の角度から見る人が大事なのかなっていうふうに思うところなんですけど、
それはこの父さんなんですよね。
女性で、しかも自分たちとは全然違う文化で育った人っていう。
それってこうじゃないですかとか、それって違うんじゃないのとか、
いちいち突っ込んで、お前は分かってねえなとか言われるんですけど、
お前がここで暮らすことがないから分からないだろうとか、
女に何が分かるんだとか。
毎日言われるんですよ、この人たちは。
お前何が分かるんだっていうのを言われるんですけど、
でもやっぱりその視点っていうのは、絶対この階が続いていることに良い影響を与えてると思う。
目と目勝手は良かったとか、良いシーンってあんまりない。
あるにはあるんですけど、そんなないんですけど、
たぶん、こういう言い方もあるのかとか、なんかこういうこと言ってたなみたいな。
30:04
第三者的なね。
第三者って違う場所から来たっていうね。
違う異質な人っていう。
大事なのかなっていうのは思ってたし、
そのさっきの今の電話とか社会問題みたいなのを語る際に、
同じところでそれが分かるっていうのはもちろん大事なんですけど、
やっぱり今まで変わらない人たちが声を上げていくっていうときは、
ある程度同じ経験をしている人たちが集まって声を上げていくっていうのはすごく大事だと思うんですよ。
ただ、その人だけで固まってしまう。そこだけで終わっちゃうんですよね。
こういう集団っていうとこだけで終わってしまうと思うんですけど、
そこに自分たちとは違うものっていうか、
違う視線で批判ばかりする人だとちょっとあれですけど、
違う視線で社会的に見る人っていうのも、
実は必要なんじゃないかなっていうのは思ったりしましたね。
そうですよね。よく話が分かり合えてしまう人たちだけだと、
愚痴じゃないけど、自分勝手のパワーは蓄積されていって、
仲間意識とかは強くなるかもしれないけども、
外に向かっての何かアクションってなると弱くなっちゃいますもんね、逆に。
壁だけが厚く高くなってしまって。
だから外から批判的な意見もあり、同調する意見もありっていう、
第三者っていうか、そういう違う視線とか価値観を持っている人が一人いると、
外に向けての風穴が開くから、
だからいいですよね、ベクトルが正しい方向に向くっていうか。
正しいというか、外に開いていくというか。
いろんなこういう意見もあるんだね、みたいな。
ただこれ読むとやっぱりそれってすごく難しいんですよね。
実際にやると本当に難しいんだなっていう。
そしてここに集まっている人たちは元ギャングたちなので、
こんなに混み入ってる条件で人が集まってくるってあるんだろうかっていう。
正直、好奇心半分くらいで読んだっていう部分もあるんですけど、
適切なまでいかないんですよ。
人はこうなんだけど、いやでも現実はこうなんだよみたいな。
33:03
分かってないなっていうことを、ちょっとその人は分かる。
ちょっとその人も、いやなんで子どもたちはそういう反応するかなとか、
そうかもしれないけどみたいな。
でもやっぱりそれは違うんじゃないかみたいなことをしょっちゅう言って、
自分で指導になったり。
あとはどうなんていうか、やっぱり市の予算でやってるところもあるので、
予算が獲得できたりしてないとか、こういうシビアな、
あれの話が絡んできたりとか。
役所仕事の2層だけ、それこそ本当に数字だけで求めてくる成果を出してくださいとか言われて、
それ次第では予算が出てくるかどうか分かりませんとか。
ミリとか入ってくると。
そうなんですよ。
本当こういう理想はあって、こういう風にしたいなって理想はあるんですけど、
それをいろんな人たちと人に向かってやり合うときに、
どうやってすり合わせていくかとか、
かけ引きっていうのは結構タフなかけ引きというか、
ここは一段引き下がろうとか、ここは見たりないけど、
とりあえずこの人たちの頭をこの人たちに引きそうだなとか、
そういうかけ引きとかを書いてあたりしてまして、
なかなか何かを人を動かしたり、
人といろんな人とやり合うときってこういうタフさも必要だよなっていうのを読みながら思った本ですね。
また面白い本探してきましたね。
やばかったんですよね。パッと。
何も考えないでパッと買ってきて、
3秒ぐらいでこれ買おうと思って。
そのパッと本が目に入ってパッと買うっていうのもなかなかないと思うんですよね。
そうですかね。でも行きつけの本屋が、
いい本っていうか買わせてくるような様を作るんですよね。
家の中に入っている本屋さんなので、そんなに大きい本屋さんじゃないんですけど、
逆に新刊をキュッとまとめておくっていうことをしていて、
本屋さんだと新刊をそのコーナーというか分野ごとに分けて置いてたりとかするんですよ。
そうかな。
マルゼンとか、ジュンクちょっと今仙台から撤退しちゃいましたけど、
売っている新刊はレジとかの近くの新刊台に置くんですけど、
そうじゃない本についてはそれぞれのジャンルの棚に置くっていうのは結構多いんですよ。
36:00
そうかな。わかった。そうですね。
自分の興味のある棚に行かない限りは、
自分の興味のある棚とかは行くんだけど、行かない棚って行かないじゃないですか。
なんで結構そんな本があったんだっていうのはなかなか分かりづらいんですけど、
ここの一本一本の本屋は小さい本屋なので、そんなにジャンルごとに置くっていうのはあんまりやってない。
やってなくはないんでしょうけど、新刊をまとめて平台に置くっていうコーナーがあって、
そこの新刊ってやたら気合が入ってるっていう。
それいい意味してるか。いつもは手に取らない本が目につくっていう。
そうですね。
かつては、ああいう本屋の方、そういう、なんだこれっていうの見つけやすいのかなとかは思ったりしてますけどね。
結構、セレクトは多いんじゃないかなとは見ていて思うんですけど。
小さい本屋さんで、売っておかなくちゃいけないのに、そういうちょっとマニアックなものを押していくっていう、その何だろうね、度胸っていうか。
もしかしたら、もうちょっと売れ線なものをそこに置いた方が、もしかしたら売れるかもしれないのに、その一冊分のスペースをそういう本に当てるっていう心意気がすごいなと思って。
売れ線の本は、結構人通りの多い入口付近に置いてるんですよ。もちろん。
でもなんかちょっとレジぐらいに、その真ん中よりちょっと奥ぐらいの中心、ただ結構中心にある棚があるんです。
その平台があるんですけど、そこにそういうのをまとめて置いてるコーナーがあるんで、あれは多分結構狙って作ってるんだろうなっていうのは。
見たこと、文芸とかビジネス書とかで売れてる本とか、売れ筋の本ではないやつですね。本当にノンフィクションとか、一般向けの文章とか、こんなの誰が売るんだろうなみたいなのを置いてるコーナーがあるんですよ。
どれだけの、どれだけがそこで散財したかとか。
まとさんホイホイホイホイなんじゃないですか。ちょっと狙われてるかもしれないですよね、まとさん。
あいつまた来たな。たぶん言えそうなんですね。
置いておけば、これを買うだろう、みたいな。
絶対それは、もう結構いいかもだと思われてると思いますね。
でもそういう本屋さんによって購買意欲をかきたてられるかどうか。
そうですね。結局、本って今別に本屋に行かなくても買えちゃうもんなんで。
39:05
コーティングポイントでこれって言うのだったら、別にこっちっていう感じのところで買ってもそれまでなんですよ。
たくさんあるけど、今そんなにもう売りではなくなってしまってるっていうところが。
正直、自分の交差点で働いていた時からそれは持っていたので。
こういう本は仕掛けていくような、仕掛けていくってあんまり何か使いたくない表現なんですけど。
でもやっぱり、提案するような置き方が大事なのかなと思いますね。
あそこに行ったら見たことない本がありそう。
そうそうそう、そういう本屋さん。今ちょっと少ない、山形。
なんかねー、山彩くんのコーティングって。
前、ペンギン文庫さんがセレクトしてた本を置いてるところがあったんですけど、今ちょっとなくなってしまったので。
今だと、やっぱりこういう的さんとの読書会とか、ツイッターとか、そういうので見た本。
これ面白そうだなっていうのをやっぱりポチるっていうか。
そういうのが多くなってきてしまったので、その本屋さんでこれみたいな感じの出会いがすごく少なくなっちゃったなっていう。
こういうね、コロナとかの状況があって、あまり外に出なくなったっていうのもあるんですけど、
出会ったみたいな本が最近ないなと思って。
そうですね、紹介されてとか、ツイッターですごく今やっぱり話題になっている本とか、
いうのをよく目にするようになってきたので、
ただやっぱりそれを探すだけに本屋に行くってなると結構寂しいものがありますね。
本屋で、何ていうか、窓を見て、ああ!ってなる。
やっぱり楽しいところは。
やっぱり本の、文字とかも安いとか。
ああ、それありますね。
そう、ジャンルとストーリーとフォーメーション、これは買いだ、みたいな。
この本はたぶん間違いないだろう、みたいなのがあるんですけど、
だからそこまでは通販だとわからない。
キーボードとかでもちょっとわからないという。
キーボードってあれは、発字、フォントも全部同じあれで表示されるんですか?
たぶんフォント自分で選べるんじゃなかったかな。
だからそのまま全部読んじゃってるんですけど、統一じゃないかな。
42:03
凝ってる人とかを読むのかな、もしかしたら。
PDFのまま読ませちゃってるとかもあるし、たまに。
でも本、こだわって作る方とかだと。
だからそういう出会いがね。
ギャングのそういう人たちのパパ会みたいな本。
ギャングのパパ会。
PDFで紹介したんですけど、これはすごくいい本だったので、
もうちょっと他の本を買わせて紹介したいなとは思いますね。
タイトルをもう一回教えてもらっても。
タイトルはプロジェクトファザーフッド。
副題がアメリカで最も凶悪な街で父になることっていう。
厳しいね。
厳しい。お題が厳しすぎるね。
こういった方がジョルジアリーツという方ですね。
出版社、小文社から出てます。
最近、本当に最近でした。
7月25日の版なので、まだ1ヶ月も経ってないんじゃないですかね。
今オビジョンにジブラが書いてますね。
ジブラが。やっぱり日本を代表するワルナンですかね。
そうなのかな。
なんかそこらへん上手、上手いですね。
そういう小文社もそんなに堅苦しくない方を。
堅苦しくないけど中身ちゃんとしてるような作品を出している。
でもそのオビの選出素晴らしい。
ジブラ持ってくるんだっていう。
そこにちょっと固い感じの人とかでもなく、もっとヤバいわけではなく、
ジブラ持ってくるって、ズバッといい感じの中途半端な褒め言葉ですよ。
いい意味で中途半端な人持ってきてすごいいいなって。
超褒め言葉です。
すごい上手い。もうちょっと今マシづかみになりましたね。
その選出のセンス。
マトさんってこのポッドキャスト用にツイッター作ってるんでしたっけ。
作りました。
もしあれだとそこにちょっとそのタイトルとか入れておいてもらうと、後で探しやすいかもです。
45:01
そうですね。ツイッターでいろいろ紹介していこうかなと。
今回紹介した本これとか紹介していこうかなと思っているので。
意外とこうメモを取りたい時に手元にペンないとかありますから。
これじゃあ載せますのでぜひ今後の読書の参考にしていただければと。
そうですね。よろしいかと思います。
一発目いい本来ましたね。
もうちょっと詳しくお話しする機会があればいいなと思っています。
他の本ともちょっと絡めていける内容っぽいですよね。
いろんな刑務所の話とか。
刑務所の話とかね。
全方位いけますからね。
マトさんすごいですよね。そこがね。
ゴーが深そうな感じの匂いがする方の方が得意ですけどね。
そうですね。私の中ではゴーの深い本といったマト文庫さんっていう。
あそこに行けばゴー深い本が置いてあるみたいなね。一箱フロー位置で。
マトリョーシカがちょっとこう黒く見えるみたいなね。
ドス黒い。
毒漏られちゃうかなみたいなね。
マトリョーシカが胸かゆみ立ててる感じですね。
そうですね。その感じですね。
47:10

コメント

スクロール