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2023-02-08 10:54

マイクロソフトの巨額出資で注目のChatGPTは、本当にGoogleキラーなのか

マイクロソフトの巨額出資で注目のChatGPTは、本当にGoogleキラーなのか(徳力基彦) - 個人 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/tokurikimotohiko/20230201-00335245
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はい、こんにちは、トグリーです。
今日はですね、チャットGPT、話題のAIチャットボットについての記事を
Yahoo! Newsに書いてみましたので、ちょっとその裏側をご紹介したいと思います。
これね、チャットGPTとかオープンAIとかちょっとアルファベットだらけでなんかよくわからんみたいな人はまだ少なくはないと思うんですけど
IT業界は去年の末から今年にかけても、このチャットGPT、オープンAIの一色ですね。
みんなこれをどう使えばいいのか、これがどうなるのかって議論してるんですけど
ちょっとメディアの記事を見ると、なんとなくこう、ちょっとそれだけじゃないんじゃないかなって思うところがあったんで、ちょっと記事を書いてみました。
チャットGPTを簡単に説明すると、文章で返事を返してくれるAIで
とにかくね、本当リリースから1ヶ月の勢いがすごかったんですよね。
最初の5日間で100万人ユーザー集めちゃうんっていう。
100万ユーザーっていうと、まあもうなんか桁がよくわかんないと思うんですけど
Twitterですら100万ユーザー集めるの2年、Facebookは10ヶ月、インスタグラムがすげー早かったって言われてるんですけど、それでも2.5ヶ月かかってるんですよね。
100万ユーザー集めるのに。でもチャットGPTは5日でそれ集めちゃうっていうことで
当然このSNSがこれだけ普及してるから話題のものが広がり早いってのはあるんですけど、まあすごいですよね。今まで2.5ヶ月ですごいって言われてたのが5日ですからね。
IT協会では去年の間でも結構話題になったんですけど、今年マイクロソフトが1兆円を超える出資をオープンAIにするって、過去に2回出資してて、今回追加支出も結局1兆円まとめてじゃなくて
なんか数年にかけて出資し続けるみたいな話らしいですけど、マイクロソフトがオープンAIに大金を出資して、自社の検索サービスであるBINGっていう、知ってます?あるんですよ、マイクロソフトも。
検索サービス…ちょっと失礼の言い方になりますけど、Googleにずーっと勝てないやつね。そこにオープンAIを操るチャットGPTを組み合わせていよいよGoogleを倒すんだっていうのが結構メディアの文脈としては注目されていて、Googleキラーみたいな言われ方をしてるんですけど
なんかチャットGPTってGoogleキラーなんでしょ?って広がっちゃうと、なんかその検索サービスのバトルなのねって言って、自分に関係ないと思う人が多いんじゃない?多くなっちゃうのか。よくないなぁと思って、この記事を書きました。
記事で3つシナリオがありますっていうのをご紹介したんですけど、1つ目は検索エンジン市場でチャットGPTがGoogleを脅かすっていう。これは無くはないと思うんですよね。ただ、これ短期的にはチャットGPTって別に正解を探すためのサービスじゃないんで、検索と単純比較するのはよくないですね。
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平気で嘘をつくサービスだっていうのは結構業界では話題になってますけど、いろんなこと、まだまだAIも知らないことたくさんあるんで、間違ったこと結構回答してくるんですけど、面白いのがやっぱAIなんで、普通人間だったら知らないこと聞かれたら不安そうにちょっとわかりませんとか、自信ないですとかなるんですけど、チャットGPTはAIなんでね、自信満々に嘘を返事してくるんですよね。
結構ね、チャットGPT初めて使った人は平気でこういう嘘をつくなみたいな感じで言ってますね。だから、いきなり検索Googleの置き換えになるかっていうと、まあ危なすぎるよねっていう。
ただ、ソースを表示する別のAIサービスも出てきてるんで、長い目で見ると検索サービスが今やっぱり複数語検索とか間にスペース入れてとか、プラスマイナスでとかってちょっとフロートじゃないとやれない仕組みになってるのが、自然文でも検索できるようになる未来っていうのは間違いなく来ると思うんですけど、これは本当にチャットGPTの一面でしかないと思うんですよね。
一方で二つ目のシナリオとして、同じGoogleキラー文脈で残念ながら今始まってしまってるのが、チャットGPTって記事を実は生成する能力がある程度あって、それをもとに大量にSEを目的で記事作らせますみたいなサービスがもう生まれてるんですよね。
そうすると、ただでも安い原稿量で大量にライターに記事書かせて、SEを目的でサイト作るみたいなのが今すでにあって、Googleの検索結果にそういうトレンドブログと呼ばれる系のサービスがいっぱいあるのに、
これをさらに人力じゃなくても、自動でチャットGPTみたいなのを大量に記事作り出したらもう悪夢ですよねっていう。
当然こうなるとGoogleの検索結果も汚染されて、逆にGoogleキラーに検索の意味がなくなるという意味でGoogleキラーになるかもしれないみたいな文脈も一応あります。
実は今日ちょうどオープンAI側が記事がチャットGPTで作られたかどうかを診断するツールを出すっていう、マッチポンプな感じがありますけどね。
多分相当問題になってるんだと思うんですね。学生のレポートがさっそくチャットGPTで作られ始めてるらしいですね。特に海外の方は。
昔も大学の先生が結構ウィキペディアをコピペで学生がレポート出してきて困るみたいなのを言ってましたけど、
まだウィキペディアだったら検索すればすぐ見つけられるんですけど、チャットGPTでレポート作られると、もうこれチャットGPTで作られたかどうかわかんないんで、証明する方法もないし。
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聞くたびに実は違う文書が生成されるんで、これはね、そういうもので評価するんじゃなくても、これからは違う評価をしなくちゃいけないって話だと思うんですけど、
そういう文脈もあります。Googleの検索サービスの代わりになるんじゃないかって話もあれば、Googleの検索結果は逆に汚染するんじゃないかって話もあって、
結構検索周辺の話が多いんですけど、今日紹介したいのはそういう話じゃなくて、3つ目のシナリオですね。チャットGPTが破壊する産業っていうのは実は検索じゃないですっていう話ですね。
ほとんどのIT系の専門家は、これ検索の代わりじゃないよねって、実はかなり前からみんな言ってるんですよね。
もうすでに実務にチャットGPTを使い始めてる人っての結構います。僕の周りも、まふかつさんとか、実はそれこそメルマガのタイトルとか、
それこそノートの記事のタイトルとか、ノートの構成とか、結構ね、壁打ちの相手に使うにはすごい良いんですよね。アイデアいくつか出してくれみたいなのとか。
テレ東ビズさんのYouTubeでは、AIにワールドビジネスサテライトの視聴率を上げるにはどうすればいいですかって質問して、結構まともな答えがいくつも出てくる例みたいなのが上がってましたけど、
やっぱり人間の発想ってどうしても普段の思考回路の過程でやってしまうんだけど、それをあえてチャットGPTを壁打ちにすることによって、
自分が考えてなかった話とか、見落としてたことなんかを言ってくれる。
結構スプレッドシートと合わせてアシスタント代わりに使うとか、いろんなツールが本当に出てきてますけど、
多分チャットGPTが破壊するって言うとちょっと大げさかもしれないですけど、ある程度置き換えてくるのは多分アシスタント業務だと思うんですよね。
従来だとコンピューターに難しいよねって言われていた単純作業と創作活動の間くらいの創作業は結構AIでやれちゃうなっていう手応えをいろんな人が持ってますね。
うちのチームも早速メルマガのタイトルはこれでやってみようみたいなのが実験が始まってますけど、そういうツールも生まれ始めてますし、
驚くのは、これは清水さん、ちょうどAIの会社を立ち上げられましたけども、清水涼さんなんかチャットGPTとBeamflexっていう画像生成AIを組み合わせて、漫画を作る実験をしてるんですよね。
当然その漫画がいきなりAIから生み出されてくるわけじゃないんですけど、画像は画像生成AIが書いてくれるし、ストーリーはチャットGPTが作ってくれるんですよ、ある程度。
そうすると漫画が作れちゃうっていう。
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まあその漫画面白いと思うかどうかはまた別問題なんですけど、漫画を僕ら素人が作るのって、まあ普通に考えたら相当ハードル高いしエネルギーかかるじゃないですか。
それがカラーの漫画が、まあこれ手間かかってると思いますけど、案外短時間にチャットGPTと画像生成AIで作れちゃうっていう。
創作活動ってコンピューターには無理だよねって言われてたと思うんですけど、
案外できますって。当然その、
じゃあこれで漫画家とか小説家が仕事をしなかったって言った、そういうのではなくて、多分その
最初の作業とか、おねぐみとか、そのなんか作業を楽にする。多分創作活動を楽にする意味でも使えるツールになってきていると思うんですよね。
みたいなのは多分チャットGPTを使ってる人からすると結構もう、何を言わされて当たり前の話だと思うんですけど、
やっぱねチャットGPTとかオープンAIとかっていうタイトルだけ見ると、私には関係ないっていう風にこう
思ってしまう方少なくないと思うんですけど、
多分そういう人ほどこのトレンドを把握しておかないと危ないと思いますね。特に本当企業の中で、
こういうものをうまく使うようになるのか、今まで通りの根性でやっていくのか、みたいな、これから生産性とかに結構大きく差がつくポイントになるんじゃないかな、みたいなのを
感じたりしております。 はい、あの、僕も正直まだ全然チャットGPT主演はよくわかってないんですけど、
他にもこんな話ありますよとか、ぜひ情報ありましたらツイートとかコメントで教えていただけると幸いです。 ありがとうございます。
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