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2023-02-02 14:40

藤井風「死ぬのがいいわ」の世界的ヒットに、BTSとARMYが貢献?

藤井風「死ぬのがいいわ」の世界的ヒットは、日本のアーティストの海外への扉を開くか(徳力基彦) - 個人 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/tokurikimotohiko/20230110-00332176
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(音楽)
はいこんにちは、でぐりぃです
今日はですね、富士風さんの「死ぬのがいいわ」
これが本当に世界でヒットしてるらしいよってのは
実は去年Twitterスペースでも教えていただいたんですけど
思ってたよりすごいことになってるので
ちょっと慌てて記事をまとめてみました
去年の段階で記事書いておけば早かったって言えるんですけど
年末にNHKミュージックスペシャルで特集されてました
これも非常によくまとまった番組でしたけど
その後、オウハク高須選にも出場されたんですけど
「死ぬのがいいわ」っていう曲のタイトルのインパクトがすごいですよね
なんか分析記事で言うと、この曲のタイトルが「死ぬのがいいわ」ってのはちょっと過激なんで
日本のメディアはちょっと取り上げるの躊躇してたんじゃないかみたいな記事も読みましたけど
曲自体はね、本当に富士風さんは全ての曲が素晴らしいんですけど
すごい、なんか残るメロディなんですよね
海外の人が本当に日本語で口ずさんでるシーンがNHKの番組でもすごい印象的だったんですけど
1月8日にはSpotifyでの再生回数が2億回を突破したらしいんですけど
2億回、すごい数字ですけど
さらにすごいのが1億再生到達から2ヶ月で2億回突破らしいんで
話題になったのが夏ぐらいからだったって考えると
最近さらに加速してきてるって話らしいんですよね
分析によるとタイで改めてめっちゃバズってたりするらしいですけど
これが今後の日本のアーティストの海外ヒットの参考になるかなと思って
ちょっと長めの記事をYahooに記考してみました
何がすごいってSpotifyのランキングチャートで
23カ国で1位を取ってるらしいんだよね
グローバルの順位でも4位まで上がったそうで
ここまでの記録を日本人の楽曲としては初めてだそうです
当然ストリーミングサービスが始まってからになるんで
そのね、大昔のスキヤキ的な話はあるんですけど
多分ここをしばらくで言うと
多分最大の海外におけるヒットと言っていいんじゃなかろうかって
それはそれで藤井和さんがすごいねって話なんですけど
面白いのはこの死ぬのがいいわって発表されてるのが
2020年5月なんですよね
2年半前なんですよ
少なくとも死ぬのがいいわが話題になったのが
去年の秋口ぐらいらしいんで
03:01
2年経ってから急にランキングが駆け上がって
23カ国でSpotifyですけど1位になっちゃったっていう
これ今までだと絶対ありえないと思うんですよね
普通はシングルカットした曲がその瞬間に一番跳ね上がるっていう
パターンだと思うんで
これはそういう意味では
新曲じゃないからこそ参考にできる点がたくさんあるんですよね
Yahoo!の記事にはいつつポイントをまとめてみました
まず一番大きいのはなんつってもTikTokですね
TikTokがその楽曲がリリースタイミングとか関係なしに
動画と組み合わせで面白ければバズるっていうのは
TikTokならではの機能なんですけど
タイで呪術回戦とかのアニメに
藤井和さんの死ぬのがいいわを組み合わせた動画を作るっていうのが
流行ったらしいですね
タイからっていうのがまたいいですよね
タイの人が多分日本アニメ2の人が
藤井和さんも好きで
その曲の日本語の意味も分かってたぶん組み合わせたんだと思うんですけど
それが一部の動画がめっちゃバズったことによって
タイのユーザーがそれをめっちゃ真似するようになって流行ったっていう
TikTokによって古い曲が流行るっていうのは
広瀬浩美さんの28年前のロマンスの神様が
去年日本でも神ハンキーのTikTokトレンド大賞に選ばれてますから
古い曲がTikTokでバズるのは珍しいことではないんですけど
それがきっかけになって
日本でもあまり知られてなかった藤井和さんの歌が
海外から火がつく結果になった
面白いのはやっぱりTikTokだけでバズったっていう風に終わらないんですよね
TikTokですると当然のように検索が跳ね上がるんですけど
やっぱりTikTokだと15秒とか1分とかしか聞けないんで
全部聞きたいっていう人が検索して
SpotifyとかApple Musicで発見して聞いた結果
東南アジアのチャートが先にブレイクするっていう
タイ、ブータン、ベトナム、マレーシアとかどんどん東南アジアに飛び散った結果
結果的に他の要素も後で説明する他の要素もあるんですけど
Spotifyの海外で最も再生された国内アーティストの楽曲ランキングで
死ぬのがイワが1位になる
イワサビも夜にかけるから頑張ってますから
素晴らしいことですけど、ダントツで藤井和さんだったんですね
ここまでの話は多分TikTokでバズったらたまに起こる話なんですよね
別に曲の力が強ければどんな曲でも起こる話なんですけど
藤井和さんのランキングがそれ以上に上がったのは
藤井和さん側の努力があったからですっていうのがポイントだと思っていて
一つ目がやっぱ迅速に対応されてるんですよね
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藤井和さんがNHKの番組でもおっしゃってたんですけど
死ぬのがイワ、藤井和さんは好きだったんだけど
日本ではアルバム収録曲の中で一番聞かれてない曲だった
いいですよね、日本でヒットしてないものが海外で火がついた結果
こうなってるっていう、こういうストーリーは大好きですけど
なのでYouTubeにも実は動画が上がってなかったんですよね
だから当然Spotifyとかにはアルバム収録曲なので曲はあるんですけど
歌っている動画は見れなかったところを
7月28日あたりからアジアでブレイクしだしたのを
8月23日の段階で藤井和さんが
Twitterでアジアでご好評につき公開いたしますって言って
YouTubeに武道館ライブでのパフォーマンス映像を公開する
これによってやっぱりその音楽を聞くだけではなくて
見たい人たちの間でさらに流行り
この武道館ライブのパフォーマンスも素晴らしいんですけどね
この組み合わさっていて
この再生数が3000万回とか言ってますね
YouTubeの担当者の人によると
死ぬほうがいいわ12週連続でYouTubeのグローバルトップ40に入り続ける結果になったっていうので
これだからここの対応しなければYouTube経由のバズが生まれてないんです
この対応は1ヶ月って言うとね
細いと思う人もいるかもしれんですけど
これね音楽業界だとめちゃめちゃ早いと思うんですね
この判断をするっていうかですね
これ以外にもユニバーサルミュージックの各国の公式アカウントが字幕付きで
死ぬほうがいいわな楽曲をだから多言語ですね
Spotifyのプロフィルももともと日本語だけだったら英語前に先行したとか
すごい色々対応されたと思うんです
こういう対応がありつつ短期対応だけじゃなくて
そもそも種まきもしてましたっていうのがお勧めのポイントで
藤井和さんもともとグローバル思考だそうで
NHKの番組でもインドに3回目だったみたいなので
新曲の収録に行っている映像が出てきますけれども
YouTubeでね英語で発信されてるんですよね
これすごくないですか
若いのにって言うともう完全におじさん目線ですけど
最初から本当にグローバルを見てる人だったって話だと思うんですよね
もともとが12歳の頃からピアノ演奏をYouTubeで公開されたらしいこと
この辺は僕初めて知ったんですけど
すごいですよね12歳の頃からYouTubeでピアノの弾き語りって
本当にいいと思ってYouTubeで過去の動画にさがのぼってみたらあるんですよね
もう昔から本当にピアノを前に弾き語りをして
YouTubeに動画を上げているっていう13年前
もうねちょっともう調子にじみとおじさんがついてなっちゃいますけど
歌手がこうやって生まれる時代になってんだなっていう
ジーカ・ザナチューYouTubeアカウント開設2008年1月5日ですからね
09:02
再生視聴回数8億3000万回っていう
だから通常YouTubeのアカウントって
最近のアーティストだとミュージックビデオしか置いてないみたいなことが起こりがちなんですけど
藤和さんもずっとそのピアノの弾き語りをYouTubeのファンの人たちの前で披露しながらずっときてるので
ある意味YouTubeはコミュニケーションにも使われていて
それを日本語だけではなくも英語もやっている
なのでそのTikTokやSpotifyでバズった後にアーティスト名で検索すると
このYouTubeチャンネルとかInstagramも英語で発信されてるんですよね
Instagramとかにたどり着いて
当然英語で発信してることによって
敷居が下がる効果はめちゃめちゃあったと思うんですよ
ここで日本語のアカウントだったら日本なのねつって終わっちゃってた人が
英語だと多分敷居が下がるんで
そのままチャンネル登録したり
インスタのフォロワーになってるってケースめっちゃあると思うんですよ
これ日本のアーティストだとなかなかできないですよね
やっぱどうしても日本語じゃないと届かないからみたいなので
最近のTravis Japanなんかも英語で発信してますけど
これはすごい大事なんです
で長いんですけど
一番びっくりしたのが5つ目の要素なんですよね
これはつれずれ研究室さんという方がノートでまとめてたんですけど
ファンダムがメディアになる日っていうので
実はいろいろ分析すると
10月から11月頃に
ツイートの量が死ぬのがいいわ
藤井和関連で爆発してるんですけど
これは実はBTSファンが相当その
言及してくれたからだっていう分析結果が出てるんです
藤井和さんに関連して発言してるキーワードに
BTSのメンバーの名前とかめっちゃ入ってるんですよね
これはシュガーさんとかが藤井和さんへのオマージュとも取れる画像を公開して
これが諸説あるみたいですね
これは明らかにインスパイアしてあげてる写真だと思うんですけど
それをまたBTSのファンアカウントを取り上げることによって
BTSファンの間でアーミーの方々の間で
藤井和さんの認知が上がってツイートが跳ね上がり
さらにそのK-POPファンとかの間にも
藤井和さんのこの死ぬのが認知されるっていう
構造だったっぽいんですよね
この記事を書いたらBTSファンの方とか藤井和ファンの方が
去年ツイッターでリアルタイムに見てた出来事がまとまってるみたいな
やっぱりリアルタイムで見てた人たちからこういう順番だったっていう手応えがあるんだなっていうのは
ちょっと僕もそんなに間違ってなかったのかなっていうのが確認できましたけど
すごい時代ですよね
K-POPとJ-POPって当然僕も若干国粹主義者気味なんで
12:00
ネットフリックスで官流ドラマがトップランキングに並んでると
ちょっと悔しいなと思ったりもする面はあるんですけど
でも実はイカゲームがヒットした結果
今の国のアリスが世界で認知されたように
実はK-POPとJ-POPはやっぱり世界の音楽で言うと距離が近いんで
今回の藤井和さんの世界的ヒットのように
BTSのファンが世界中にいるからこそ
そこがこう日本のアーティストをプッシュしてくれると
こうやって世界でもさらに広がる要素になり得るっていうのは
すげー時代だなっていう
ファンダムがメディアになる
ファンがメディアになる
日本だとやっぱり紅白歌合戦をきっかけに
大きな人に広がるみたいな記事を私も書きましたけど
グローバルで考えるとテレビ番組が世界をつなぐっていうよりは
BTSのファンとか世界のファンが話題にすることによって
つながるっていう要素があるんだなっていう
しみじみしましたっていう話でございます
いやこれね本当去年の段階で教えてもらってたのに
なんでちゃんと分析しなかったんだっていう話なんですけど
いやちょっとこれ記事書いて
意外にこういう風に記事書いてない
書かれてないんですありがとうございますとファンの方に言われたりもしたんで
日本のメディアからして海外でヒットしたのは
意外に取り上げるのがハードルが高いって話なんですかね
これは日本の音楽事務所もっと世界チャート
グローバルチャートを意識しなくちゃいけないみたいなのを
おっしゃってる方もいるんですけど今おじさんとか
本当ねこれ今年やっぱりここである意味
日本のアーティストが世界に認知される神経回路が開いている
パイプがBTSファンのおかげでつながっている面もあると思うので
ここを起点により様々なアーティスト
プロデュースジャパンとかアドとかが全米デビューされてもしてますけど
そうすることによって日本全体海外で
聞かれやすくなる構造には絶対あると思うんで
今年ひょっとしたらひょっとするんじゃないかっていうのは
勝手な個人の予測なので一応言っとくことによって
後でひとしたら言ったでしょって言いたいなと思っております
はいちょっと長くなりましたけれども
何か他にもこういう話ありますよとかっていう
情報とかありましたらツイッターとかコメントでいただけると幸いです
今日はおめでとうございます
[音楽]
14:40

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