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2023-02-07 07:32

平手友梨奈さんのHYBE移籍は、日本の音楽産業のパワーシフトのはじまりか

平手友梨奈さんのHYBE移籍は、日本の音楽産業のパワーシフトのはじまりになるかもしれないらしい|徳力基彦(tokuriki)|note
https://note.com/tokuriki/n/ne6165fd90520
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[音楽]
はいこんにちは トクリキです
今日はですね
ハイブの日本への投資活動が
これから本格化するんじゃないかっていう
平手裕那さんがハイブ遺跡になったのはニュースになったんですけど
これは実は始まりに過ぎないんじゃないかっていう趣旨の記事を
篤谷さんがグローブに寄稿されていてこれが非常に面白いので
お勧めしたいと思います
詳細は正直篤谷さんの記事を読んでいただいた方が早いんですけど
平手裕那さんのハイブジャパンへの遺跡っていうのは
当然この1個のニュースだけでも十分注目されるニュースなんですけど
これが結構今の日本のいわゆる芸能事務所と
韓国の芸能事務所のこの勢いとかビジネスモデルの違いを
象徴してるんじゃないかっていうのが篤谷さんの記事ですね
結構読んでて面白いポイントがいくつもあるんですけど
やっぱりその音楽産業の構造のグラフが記事にあるんですけど
これがやっぱめちゃめちゃ面白いんですよね
日本がいかに海外と違うかっていうのはもう一目瞭然なんですけど
音楽市場このグラフはよくいろんなところで出てくるんですけど
音楽市場の市場規模ってインターネットの登場によって
音楽市場って縮小してるんしてたんですよね
それこそイフォーアップロードとかいろんな問題があって
CDが売れなくなってアーティストはこれから送っていけなくなるんじゃないか
みたいな議論が実はあったんですけど海外ではこの議論終わってですね
ストリーミングによる収入によって実はV字回復をしていて
多分もう2001年とかのピークの売上を今超えようとしてるんですよね
全部を合算したもの
ただ日本はストリーミングシフトに失敗したんで今もまだ減り続けてるんですよね
失敗したっていうか日本の音楽事務所がCD販売に特化したビジネスモデルになった結果
シフト拒んでいるっていうのがポイントで
音楽産業の売上の割合
ストリーミング+ダウンロード対CDの比較が
アメリカが一番進んでいてストリーミングとダウンロードでもほぼ9割
CDとかレコードは10%しかないんですけど
日本は40%なんですよねストリーミングとダウンロードが
CD市場がいまだに6割あるっていう
これはそりゃもう日本の音楽事務所まだCDメインに動いちゃうよねっていうのが記事のポイントですね
ヨーロッパは言っても7、8割もストリーミングダウンロードになってる
世界的にこっちになっていくのは見えてるんですけど
日本だけある意味産業全体でこの世の中のトレンドに対抗していて
抵抗に成功しちゃったんですよね
やっぱりこの島国で日本のファンは日本のこの今の状況に合わせてちゃんとCDを買うので
03:01
K-POPのルーセラフィンみたいなアーティストが日本デビューするとやっぱり日本でCDが売れますからね
結局あれはCDを聴いてるんじゃなくて
いろいろカードとかおまけが入ってるのを買うっていう文化がやっぱり日本にはもうできてるって聞きましたけど
これによってやっぱりグローバルにアーティストが出ていきにくい構造になっちゃったんですよね
結局そのCD売り上げを最大化するためのプロモーションをすることになるから
今音さんっていうブログなんかでもその発売日がそもそも国内のチャートに合わせて発売日になってるから
せっかくグローバルのチャートで入るチャンスがあるのを自ら消してるみたいな話もありますし
結局そのCD販売重視で大手芸能事務所がストリーミング対応してなかったりするんで
本当はストリーミングで配信すれば藤井和さんの「死ぬのがいいわ」みたいに海外で人気が出る楽曲があるかもしれないけど
そのチャンスも最初から自分たちで消しちゃっているっていうのが問題提起ですね
そうするとやっぱり平手由奈さんみたいなグローバルを目指したいアーティストが海外に出ていくんじゃないかと
ハイブは今ローカル展開みたいなのを注力してるらしくて
エンティームなんかもその象徴だと思いますけど
国ごとにそこのアーティストに力を入れていくっていうのは今のK-POPでいうと四次展開らしいですね
J-O-1、二次U、INI、現地でアーティストを生産することで
その人たちもちゃんとその世界も見据えていくみたいな
ルーセラフィムに宮脇咲良さんを引き抜いたみたいなのがそういうのの一環で
今回の平手由奈さんもそうだろうと
ハイブはそのお金で結構毎週構成に入ってるんですよね
これ今後も力を入れると考えると
注目されるのはジャニーズを辞めたアーティストじゃないかみたいな話ですね
この辺結構先日ツイッタースペース松原さんが来てくれて
音楽の原版権なのか出版権なのかちょっと別の方から指摘いただきましたけど
テレビ局にタイアップで主題歌をつけるみたいな
これ日本ならではの観光で
主題歌にブッキングすることで
テレビ局の出版社にもその音楽の収益が入るっていうスキームになってるらしいですね
だから当然日本で音楽売ろうと思ったらタイアップは必須なんだけど
でもそういうのを中心にしていると
実はグローバル展開が大障りになっちゃうみたいなのは
結構構造的にあると思うんですよね
松原さんが記事で書かれていて面白いなと思ったのは
アイドルで言えば地上波テレビに冠番組を持つことで露出を確保して音楽リアゲンをつなげた
俳優業やタレント業にも積極的なら音楽のクオリティを高めなくても
地上波テレビで露出さえ確保すれば十分なヒットが見込めたからだって
ちょっと厳しい指摘がありますけど
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確かにっていう
テレビに露出すると曲が売れちゃうと別にその
音楽そのものへの注力よりもやっぱりその認知の露出の方に
軸が行っちゃうからそうするとやっぱりグローバルから見ると
物足りなくなっちゃうっていう
日本の市場に最適化するとグローバルに出ていきにくくなるっていう
ここを拾って平手裕美さんとかゴルフセファンみたいな
ハイブのアーティストが
日本のアーティストでもグローバルに強くするんだよっていうのを証明するのは案外
K-POP勢なのかもしれないみたいな今回の記事のポイントでした
どうなんですかねちょっと個人的には日本の事務所も
目覚めてくれるのを期待してますしそれこそBMSG
僕はP1st、BMSG、平河さん推しなんで
BMSGはすごい期待してますけどBMSGも今回あえて
ニッテルと組まずにMARZELはYouTubeだけで出すっていうのはあれはやっぱりそういう
ある意味日本のそういうメディアロフスは頼らずに
MARZELはYouTubeだけでやってみるっていうチャレンジをされてると思うので
その辺がK-POPのやり方から学んでいる日本の事務所が
うまくいくこともちょっと期待したいと思いますが
この辺ちょっと注目したいと思いますぜひ他にもこんな話ありますよってなかったら
Twitterとかハッシュタグのツイートとかコメントで教えていただけると幸いです
今日はありがとうございます
[音楽]
me
07:32

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