1. 徳力のミライカフェ
  2. 「晩餐歌」を生んだ「tuki.」..
2024-03-15 13:00

「晩餐歌」を生んだ「tuki.」に学ぶ「共創型」音楽の時代 #622

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads
spotify apple_podcasts youtube
最年少で1億再生突破の「晩餐歌」を生んだ「tuki.」に学ぶ「共創型」音楽の時代(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/369057a44f568f9c5704664491dc194e7b88ee98
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/63d3437e70af05f9d1fa0caa
00:06
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、晩餐歌、ご存知の方が多いと思うんですけど、
最年少で1億再生突破の晩餐歌を生んだ月に学ぶ共創型音楽の時代という記事をYahoo!に寄稿しましたので、ちょっと裏話をご紹介したいと思います。
これ今普通にミルボードのチャートにランクインし続けている楽曲で、
多分SpotifyかYouTubeかの中でたまたまランクイン、オプチャーとかで流れてたから聞いたことあるなぐらいの印象だったんですけど、
ちょっと調べたらめちゃめちゃ面白いんですよね。
15歳なんですよね。
知ってる人からしたら当たり前ですよっておっしゃるんですけど、中学3年生なんですよ。
で、その楽曲がミルボードの今2位にずっと張り付いてますね、ストリーミング。
で、今ちょうどそのブリングバンバンボーン、クリピーナッツさんのブリングバンバンボーンがもう6週連続1位ということ、一元ヒットしている段階なので、
なんとなくちょっと目立ってないですけど、だからクリピーナッツさんがいなかったらずっと1位だっていう話なんですよね。
アドさんとかユア遊びとかも押さえて、アイドルとかショーとか。
で、この楽曲がリリースされたのが9月で今2位なんですよね。
1月24日の週とかに1位を取っていて、その後クリピーナッツが1位に上がってきてるんですけど、
ソロ最年少でストリーミング累計1億回再生突破っていう記録も打ち立ててるんです。
だから自分が15歳の時とか想像するとちょっともう全く想像できないですけど、中学生ですからね。
てっきり大手事務所がバックに入って思いっきりプッシュしてるのかなと思いきや、
典型的なTikTok生まれの歌手でしたっていうので、時系列で歴史をまとめてみました。
もともとはコロナ禍で自主曲期間にやることがなくて、お父さんが多分音楽家の方なんでしょうね、ギター。
お父さんに渡されて、それが13歳の頃ギター弾き始めて、その前からピアノを習ってたそうですけれども、
13歳からギターを弾き始めてすぐにTikTokで弾き語りの投稿をする。
2022年4月17日に最初の投稿がされています。
これがいきなりバズってるみたいですね。
ちょっと今の再生数はもう有名になってからの再生数だと思うんですけど、
03:00
当時無名だったにも関わらずTikTokでちょっとこれで軽くバズったんで、
勢い乗ってそのままここで弾き語りをずっと続ける。
実は作曲はどうも小学生からしてたみたいな感じのインタビューの発言がありましたね。
だからピアノを習っていて、なんとなく多分作曲もしたいなと思っていて、
13歳からギターを弾き始めて、ギターの弾き語りをしながら自分の作曲、
その晩酸化のたたきになるやつをどうも作ってたらしいんですけど、
それをちゃんと楽曲にしていくんですけど、
面白いのがそれのリリースもTikTokで多分まだ固まってない段階で投げてるんだと思いますね。
ちょっとわかんないです。
お父さんからアドバイスしても、出来上がってからちょっとずつ出してる可能性もあるんですけど、
多分曲のタイトルを途中で変えたみたいなふたりがインタビューにあるんですよね。
最初は何だったっけ、コーラスみたいなタイトルにしようかと思ってたのが、
授業で晩酸会っていうのを聞いて、晩酸化っていうのがいいなみたいに思いましたみたいな、
ビルボードのインタビューで確か書かれてましたけど。
なんかTikTokのファンと対応するように動画を出してるんですよね。
7月17日にオリジナル曲の一番ですっていう動画を投稿されて、
27日にオリジナルのCメロですっていう動画を、
だからTikTokは1分ぐらいしか長くても上げられないから、
多分その全パート上げられないんで、1分ずつ区切って出してですね。
で、タイトル晩酸化にしましたみたいな動画を公開して、
したのが8月16日ですね。だから最初のオリジナル曲の一番ですっていうのを出してから1ヶ月経ったんですね。
多分その間にいろいろ反応を見ながら多分アレンジしたりとかしてるんじゃないかなっていう。
9月3日の投稿がすごい象徴的で、
お父さんに出世払いでお金を借りて晩酸化のレコーディングをしてきたっていう。
だから声も、ウェアリーユーチューバーの多分読み語り的なやつを使ってやってる。
自分の声じゃないと思うんですけど。
で、お月見の日にできるかな、サビだけ公開みたいな感じの投稿で、
サビの投稿のところに、これイラストレーターの方にまさかの歌の、
多分ジャケットイラストを書いてもらったやつを差し込みつつ、
レコーディングしてきたよっていう、このお父さんに出世払いでっていうのがいいですよね。
中学3年生ですからね。お小遣いじゃ当然レコーディングスタジオ借りれないよね。
まあやってみようって話になったと思うんですよね。
で、9月13日にYouTubeに晩酸化の弾き語りバージョンが公開されて、
正式リリースが9月29日なんですよね。
ティザーを出してその本番リリースまで盛り上げるっていうのは、
K-POPなんかでもよくやる手法ではあるんで、
06:00
そういう手法だと見ることもできるんですけど、
もちろんかというと今沢さんのようなサビを先にTikTokに出して、
その反響が良かったらフル作るみたいな流れの方の遺伝子を感じる流れですかね。
7月から9月までのリリースの流れ。
実は正式MVが公開されるのが12月なんですよね。
だからもう曲リリースされて3ヶ月経って、
さらに面白いのがオフィシャルサイトをオープンするのが今年の2月なんですよね。
それまでは多分1ページものの簡単なページでオフィシャルサイト代わりにしたと思うんですけど、
しっかりしたオフィシャルサイトを作るのが、
最初の曲がリリースされてから半年近く経って、
今の時ですよね。TikTokあればデビューできちゃう。
実際そのレコーディング技術が上がった結果、
月さんはスタジオ借りてますけど、
今はもう家でも楽曲を録ってニコ動とかTikTokに上げられる時代になって、
ツーンポアとかで契約すれば個人でも簡単に世界デビューできるんだみたいな話は聞いてたんですけど、
実際にこうやって13歳からギターを学んだ女の子ですよね。
女性が15歳でデビューして、いきなりチャートの1位を取って1億再生になり、
ブリングバンバンボーンがなければ6週間連続ストリーミング1位とかになってた可能性がある。
すごい時代だなと思いませんか?
ちょっとね、まだ正直腹落ちしてないです。すごすぎて。
なんかやっぱりすごい裏側にめちゃめちゃすごい曲げたの人がいるんじゃないかと、
ちょっと勝手にいろいろ考えちゃうんですけど、
インタビューを読んでる限りは本当に自然体の中学生って感じですね。
面白いなと思うのが、
ファンがやっぱり彼女のスタイルに共感して、彼女を有名にしようと押し上げていってる感じが、
関連動画とかのグラフにも出てるんですよね。
それぞれ研究室さんがX側にYouTubeでタイトル課本部に晩餐が含む動画の投稿をすすいってグラフを出されてて、
見事な右肩上がりです。
だからそのヨワサビのアイドルのグラフもあったのでちょっと比較で並べてみたんですけど、
アイドルの場合には当然もうファンがたくさんいるし、
アニメの主題歌だったこともあって、翌週とかに大量の動画が上がってるんですよね。
でも晩餐が当然無名だったんでポツポツと増えてくるんですよ。
でもやっぱり楽曲がいいから雪だるま式に増えていく。
象徴的なのが、やっぱりユーリさんとのコラボっていうのが彼女の認知度を一つ上げた大きい出来事だったみたいですけど、
これもできれば有名アーティストとのコラボだから、
事務所の知り合いだとか事務所のつながりとかなのかなと思ったら、やっぱり違うんですよね。
ユーリさんが10月23日、リリースされた1ヶ月後ぐらいにその晩餐歌を歌ってみたっていうカバー動画を上げられてるんですけど、
09:05
この時にその経緯を説明されてて、
元々はインスタかなんかで月さんがユーリさんの楽曲をカバーしてるのを見て、
この人面白いなと思ってアカウント見て晩餐歌を聴いて、これはすごいと思ってハマってたっていう。
お互いリスペクトしてたパターンなんですよね。
で面白いのがこの月の弾き語りの後にそのコラボがしたいんだと。
月さんは顔出ししてないからコラボはできないと思うけど、やれる準備はできてますよみたいなコラボのオファー的なのをされるんですよね。
それを見て多分月さんからもオファーして、実際のコラボが成立したんだと思うんですね。
顔出ししてないからコラボできないかなと思ったけど、顔出ししないコラボの仕方をここでされて。
これもある意味TikTokのお互いファンで繋がっているからこそのこの繋がり合い。
僕は勝手に競争っていうとともに作るっていう単語を当ててみましたけど、
ファンに楽曲を見せてファンが盛り上がってその反応をもとにまたその背中を押されて、これならいけるかなっていう。
でじゃあタイトルつけてみてさらに盛り上がるからこれならいけるかなってお父さんに出世払いでお金を借りてレコーディングをしたら出してみて大ヒットするっていう。
ある意味その事務所と普通に契約してたらちょっと中学生だから高校生になるまでデビュー待っとくかとなった可能性全然あると思うんですけど、
TikTokの反響がでかいからもう多分お父さんもちょっとこれだったらレコーディングしてみるかって多分なって、ある意味だから2人の背中をTikTokのファンが押してる状態だと思うんですよね。
これは本当に今時の形だなと思いました。
なんかその当然楽曲出した後はちゃんと配信会社なのかそういうところと組んでされてるみたいで1億再生もちゃんとその会社からリリース出てましたけど、
まあでもね家に収録したものでこのコラボしながら雪だるま試験人気が増えて1位になっちゃうっていう。
中学生ですからね。
この記事書いたらビリー・アイリッシュも13歳でデビューしてグラビー取ったみたいなコメントをいただいた。
世界的にはそういうトレンドはあると思うんですけど。
本当は築さんのXとか普通に中学校の卒業まで泣けるみたいな投稿もされてて。
ある意味普通に中学生なんだけれどもさすがに今同級生を知ってるんですよね。
最初の頃は同級生には言ってなくてみたいなのがインタビューでも出てましたけど。
12:03
すごい時代ですよね。
なんかやっぱり才能がある子がちゃんとアウトプットオンライン出せばそれにファンが普通について、
ファンが背中を押す形で13歳の子が15歳でデビューして1位を取っちゃうって。
こういう成功を見るとやっぱり音楽って本当に年齢関係ないし、
こういう才能って、こういう形の伸ばし方ってこれから普通になるんだろうなというのを改めて思いましたのでご紹介でした。
こちらのチャンネルでは日本の円溜めの世界挑戦を一家に応援したいなと思っておりますので、
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
おめでとうございます。
13:00

コメント

スクロール