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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、YOASOBIの企画をソニーミュージックエンターテインメント側でされた矢代さんと山本さんというお二人に、
応援にですね、去年ちょっとインタビューの機会をいただきまして、その時の記事がニュースとかに寄稿させていただいたので、ちょっとその裏話をご紹介しておきたいと思います。
1本目の記事は、YOASOBIヒットの舞台裏、ソニーミュージックの仕掛け人が明かす秘訣っていうタイトルになってるんですけど、YOASOBIの立ち上がりからヒットまでをお二人にお聞きした感じですね。
個人的にはね、お二人若いんですけど、本当にすごい人だなって勝手に思ってるんですよね。僕、幸いなことにソニーミュージックの方の知り合い経由で、
2、3年前かな、一回お二人とちょっと飲み会をさせていただいて、その頃からYOASOBIの記事を書いてから紹介してくれたんですけど、
その頃からずっとウォッチしてたんですけど、こんなにガッツリしっかり話を聞いたのは初めてだったんで、ちょっと改めてすごいなと思ったんですけど、
これはYOASOBIっていうと、あやせさんといくらさんっていう二人のユニットってイメージされる方が当然多いと思うし、当然そういう音楽ユニットなんですけど、
個人的な印象としてはYOASOBIって多分4人ユニットって思った方がいいぐらいの感じだと思うんですよね。
ソニーミュージックエンターテインメントのヤシロさんっていう方が物語.comっていう小説投稿サイトを社内での新記事場で立ち上げていて、
そこの盛り上げの企画として小説から音楽を作るっていうのをやるっていう企画をされるんですよね。
物語.comの小説から音楽を作りたいっていうのを、同期の山本さんとたまたま飲む機会があった時に話したらいき投稿してやったっていうことらしいです。
僕はてっきり二人は元から仲が良かったからやることになったのかと思ったら、そういうわけではなくて、本当にもう企画ありきだったみたいですね。
山本さんは音楽側、ヤシロさんは新記事業側、ウェブサイト側の担当で、山本さんはもともと音楽側のアーティストの新人を見つけてヒットさせるっていうのがミッションの方だったんで、
通常は新人をソニーミュージックで育ってる時には予算がない状態で育てないといけないのが、物語.comの予算で企画をやれるんだったらこれを意思飛びついたっていうのが正直なところだったらしいですね。
だから物語.comの小説音楽にするっていう企画だったんで、実は単発企画だったらしいですよね。最初は。
最初は続けるかどうかも決まってなくて、物語.comから小説2作品を対象として選んで、それぞれ1曲ずつ制作するっていうプロジェクトで、
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イラストもボーカルも曲ごとに変えてもいいっていうスタンスで始めたらしいですよ。
だから僕までイワソビプロジェクトなんだけれども、ひょっとしたらよくあるコラボ企画的に、別にそのコンテストのたんびにアーティストが変わってコラボが変わるっていう企画になってたかもしれなかった。
わかんないもんですよね。この単発の企画でやってみたものが長続きして今に至るってちょっとね、意外ですよね。意外ですよねって知ってる人から知ってますって話だと思うんですけど。
なんか大ヒットってこうやって生まれるんだなっていうのはちょっと改めて思いましたね。
電波少年、若い人は知らないですけど、日テレの大ヒット番組で電波少年という番組があって、それのプロデューサーの土屋さんと仲良くさせていただいてるんですけど、
電波少年も実は3ヶ月の単発企画で始まったのが当たったんで長寿番組になったんですよね。
そこから有吉さんとか生まれてるんですけど、夜遊びも実は2019年に11月に1曲目を出して、
これが結構いい感じでいったんで、このままメンバーで続けようかっていうので2曲3曲と出していくことになったらしいんですけど、
実は本当にブレイクしたのは2019年11月に出したんだけど、本当にやっぱりでかかったのはコロナ禍におけるホームテイクとかだったみたいですね。
これだから2020年5月とかですからね。
実はストリーミングのチャートで1位になったのも結構後の方、デビューから半年ぐらいでここまで来てたらすごいことなんですけど、
やっぱり特にファーストテイクがホームテイクをやってた時に、いくらさんが歌唱したのはやっぱり大きかったみたいですね。
そういうのが継ながって今回のアイドルに至るヒットまで育ってるんですけど、実は偶然の積み重ねなんですよね。
だから当然プロジェクト自体はコロナの前から始まっていたプロジェクト。
多分綾瀬さんもたまたまプロジェクトがあっている時に手が空いてたのでこのプロジェクトに参加できたらしいですよね。
いくらさんもインスタ経由で声をかけて結成されるみたいな。
本当にいっぱい限りのプロジェクトだからやってみましょうみたいな感じで2人もオッケーしたらしいんで。
こんな長くなるとは当時誰も思ってなかったものらしいです。
本当ヒットってそういうことから生まれるんだなっていうのは改めてすごい思ったんですよね。
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当然今ヒットしてるんで2人にタイミング良かったと喧騒してるけど、あれ程度こうやって成功させようみたいなのはあったんですよねって聞いたんですけど、ないって言うんですよね。
やっぱり音楽をヒットさせるって実はやれることそんなにないから、本当に頑張っていい曲作ろうっていうのをみんなで議論してやったんだぐらいの話で。
唯一やったことはめちゃめちゃSNS、特にTwitterでマイラルチャートで1位になったとか〇〇のプレゼントが入ったとか、地方のラジオで取り上げられたとかをめちゃめちゃ発信してたみたいです。
ここですごいポイントだなと思ったのが、このプロジェクトが4人の小さいチームだったのが良かったっていうのを山尾さんもはっきりおっしゃってたんですよね。
通常のアーティストだとアーティストがまずメインで、どちらかというとアーティストをサポートする役割にソニーミュージック側の人はなると思うんですけど、
今回このヤワサビってこのヤシロさんと山尾さんがもともと始めたプロジェクトだから、2人が判断できるらしいんですよね。
やると決めたことは5分後には取り組んでいるというスピード感でやってるっていうのをおっしゃってましたけど、
SNS投稿も通常だったらアーティストにこういうのも投稿していいですかって聞いて投稿するみたいなことが起こるんで、どうしてもタイムラグが出ちゃうのが、
もうとにかくすぐに投稿。これはやるべきだと思ったら投稿する。だから本当に最初の頃はヤシロさんも山ほど投稿してたって言ってましたね。
だから海外の兆頭も意識してるし、順位が良くない兆頭も見てるし、地方のラジオ局で流れたことがある学校の給食時間に放送されたことも投稿してたみたいなことをおっしゃってましたよね。
で、皆さんの力を借りて一員になりたいみたいな投稿したいとかっていうのを、これずっとだから多分ヤシロさんがメインでやってるんですよね。
だから単純に言うと2人アーティストがいるんだけども、そのもう2人がある意味プロデューサーとかディレクター的に動ける人たちがいるっていう、
2人ユニットなんだけど4人グループっていう、言ってる意味わかりますかね。これがやっぱりSNSのファンを巻き込むっていう意味ではすごい力になってたんじゃないかな、結果的にですけどね。
これは本当に面白いなと思いました。ヤシロさんが着歌とか、昔から音楽のダウンロード側の業界を見てたんで、そのSNSで投稿したらランキングが上がるみたいなことが起こるっていうのを知ってたから、これを本気でやれたっていうことみたいですけれども、
やってることは本当に意外に地道なことの積み重ねだったんですよね。マインドとしてめちゃめちゃ面白いなと思ったのは、山本さんが言ってたんですけれども、やっぱりファン、多くの人っていうよりも熱量を重視してるっていうのはすごいわかる発言があって、
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山本さんはすごい熱量を持って投稿するとTikTokなどで話題になって、ファンが少ないで信じても話題になっていく現象を何度も言ってきました。仮にファンの人数が100人であったとしても、その100人それぞれにフォロワーがいたとしたら倍々で広がっていく可能性がある。
だから100人しか見ていないから意味がないといった考え方はしませんってはっきりおっしゃってたんですよね。これは僕もソーシャルメディア側の人間なんで、公式アカウントで1万人に届けようとするよりも、100人のファンが100人に届けてくれるその1万人への広がり方のほうがいいっていうポジション側の人間ですけど、
その話は別に2人としたことはなかったんですけど、普通にやっぱり山本さんはその話をされていて、ここがやっぱり今の時代のヒットの作り方が大きく変わってるところかなと思いますね。
山本さんは意外に昔の音楽のヒットのさせ方を先輩から学んでないから、自分で試行錯誤して今のやり方にたどり着いたとおっしゃってましたけど、いわゆる昔のマス時代の音楽のヒットのさせ方を学んでないから、多分ネットを通じてファンから広げていくっていうやり方にスムーズに出るっていう話だと思うんですよね。
ここがすごいポイントな気がしますね。この記事を公開したらファンの方、いわさびのファンではなくて他のアーティストのファンの方から、アーティストがこれをやらない場合は私たちファンがこのヤシロさんの代わりにSNSに投稿すればいいんだみたいなチャートの状況を報告するのはあってるんだみたいな投稿をされてて、そうだよなと思ったんですよね。
だからある意味この山本さんとヤシロさんは、いわさびの最前列にいるファンとしてSNS投稿も公式アカウントでしてるっていうイメージかもしれないですね。だからBTSなんかもそうですけど、ファンがある意味こういう投稿してくれれば公式アカウント担当がいなくても同じことが起きるっていうことなのかなっていう。
意外にその反発プロジェクトで期間限定の伏せがあったっていうのも衝撃を受けたんですけど、それがヒットをするための背景としても本当にその特殊な何か勝ちパターンの何か必殺技みたいなのを使ったんじゃなくて、本当に地道に一人一人のファンが周りのお友達に教えてくれるように熱量を高めることを地道に地道にTwitterを中心にやってたんだっていうのはちょっと面白い話だなと思ったのでご紹介です。
こちらのチャンネルでは日本のエンタメが海外に出ていくのを密かに応援したいなと思っていますので、他にもこんな話知ってますよって方がおられましたら是非コメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。