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2023-07-04 08:54

「オトナブルー」のトレンド大賞に学ぶTikTokの可能性 #447

「オトナブルー」のトレンド大賞獲得にみる、時間を越えてヒットを生むTikTokの可能性(徳力基彦) - 個人 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/tokurikimotohiko/20230703-00356337
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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、大人ブルー、新しい学校のリーダーズ、皆さんご存知ですかね、僕はツイッタースペースで教えてもらわなかったら多分知らなかったんですけど、今回TikTok上半期トレンド大賞2023に大人ブルー、新しい学校のリーダーズが大賞受賞ということで発表されてまして、
教えてもらったやつだと思って、ちょっと面白いなと思って調べてたら、すごいんですよね。別に大賞になること自体はそもそもすごいんですけど、この楽曲今年流行ったから今年リリースされたのかと思うじゃないですか。
違うんですね、これ2020年5月リリースなんですよ。ショートバージョンのYouTubeの動画自体は2020年の3月とかに上がってますね。話を聞くと、コロナ禍で一個ずつリリースできなくなっちゃった中、3つまとめてリリースしたみたいな背景があるらしいんですけど、
3年前の曲が今年のTikTokトレンド大賞で今大ヒットしてるんですよね。そういえばこんなことあったよなと思ってちょっと記事をまとめてみました。
ちょっと新しい学校のリーダーズを知らなかった僕みたいな人にちょっと簡単にご紹介すると、結成は2015年ですね。アソビシステムさんとか3社の合同マネジメントで生まれたグループで、グループが結成された時はだからもう8年前だから、メンバーの1人が16歳の高校2年生で、他3人は中学2年生13歳。
2017年にビクターエンターテインメントからシングル発売して、2020年にも大棚ブルーとか新曲を3曲連続リリースしたりとか活動されてるんですけど、実は先に海外でブレイクしたんですよね。日本でも当然ファンはいたんだと思うんですけど、どちらかというと多分大きな話題になったのは海外。
これが88 Risingって呼べばいいのかな。最近結構話題ですけどね。アジアのアーティストを世界に紹介するイベントとかをやっているレーベルっていうんですかね。
夜遊びがインドネシアで出演したり、今度アメリカで出演するイベントもこの88 Risingのイベントらしいですけど、アジアの楽曲を世界に紹介するのが上手いレーベルで、ここ経由で世界デビューを11月に果たしてですね。
その結果2022年8月にはなんとサンフランシスコとかロサンゼルスでワンマンライブをやって、チケット完売満員オンデなんですよ。すごくないですか。僕最近知ったんで、こんなのすでに海外でヒットしてて知らなかったんですけど、これツイッタースペースで石谷さんに教えていただいたんですけど、
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それこそパフュームとか、YouTube経由で海外で人気が出て、その人気が逆に日本に戻ってくるっていう、ベイビーメタルとかそういうパターンの一つと考えてもいいみたいですね。
面白いのは、だからその2020年の楽曲なんですけど、大人ブルーですね。この首振りダンスが実は2023年、今年の1月に入ってTikTokで話題になって、日本でも一気にこの新しい学校のリーダーズが話題になると。
YouTubeに実はオフィシャルビデオのフルバージョンがアップされたのが2023年3月なんですよ。リリースのタイミングだとYouTubeに実はショートバージョンとかライブの動画しか上がってなくて、フルのミュージックビデオ作ってないんですよね。
3曲出したうちの1曲だったからってことだと思うんですけど、ちゃんとしたミュージックビデオが3年後に制作されるっていう。アメリカでは去年の段階で検索数とかスパイクが立ってるんですけど、2020年8月ですね、たぶんコンサートやった時、ライブやった時。
日本ではもう2023年に入ってから一気に検索数が吹き上がるっていう。1月にTikTokで話題になって徐々に話題が広がり、この3月にミュージックビデオも出し、とどめになったのは7月にThe First Takeで出たことらしいですね。
これが週間動画再生数ランキングで1位になって、今数千万回再生いってますからね。The First Takeが日本ではブレイクのプラットフォームになってるって話だと思うんですけど、今TikTokアカウントのフォロワー数が630万人らしいですよね。日本の女性アーティスト1位らしいです。
だいたいこういう数百万とか1000万とかいってる人たちは海外に人気があるんですよね。だから、88 Risingと組んで海外に新しい学校、アルファベットバージョンとしてデビューした後、TikTokでの発信も強化して、2021年3月にはTikTokのフォロワー数が100万人も超えてましたから、TikTokを軸に海外での人気を広めつつ、そのTikTokでの人気が今回日本側にもリターンしてきたと思います。
TikTokすごいよねっていうのをまとめた記事にはなるんですよね。この当然大人ブルー、新しい学校のリーダーズもすごいって話なんですけど、最近やっぱこのパターン多いんですよね。この大人ブルーは3年経って日本、世界でも大ヒットって話ですけど、
去年話題になった藤井和さんの死ぬのがいいわ、もう実はシングルリリース動画とかはされてなかったのが、2年経ってタイのTikTokで話題になって世界でブレイクでしたし、今ちょうどグローバルチャート着々と上がっていて、1回112位までいったんですよね。
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今瀬さんデビューまだ2年目なのに、ナイトダンサーがグローバルチャートで110位までいったんですけど、この曲も実は2020年8月、ほぼ1年前にリリースされた楽曲が今年の5月頃、TikTokのダイスチャレンジとかBTSの紹介したので、世界で聴かれるようになった。
やっぱTikTokきっかけで少し前の曲が一気にブレイクするっていうのが増えてるんですよね。タイドルなんかもリリース実は2ヶ月以上前ですけども、今実はグローバルチャート着々と上がってですね、今7位、7月1日付けで7位まで上がってきてますね。
すごくないですか?尻上がりに上がってますね。この辺も多分TikTokが効いてるんじゃなかろうかと。これは当然日本だけじゃなくて、K-POPの5050のキューピットとかもなんかスピークアップバージョンがTikTokで話題になったのが、グローバルチャート駆け上がる背景になってたりとかがあるらしくて、もうね、TikTokを制するものが世界を制するみたいな。
面白いのは、藤井和さんとか今瀬さんみたいに日本の楽曲が徐々に世界にも広がるっていうパターンもありますし、逆に新しい学校のリーダーズみたいに先に海外で知名度が上がったアーティストが、そのTikTokの影響力がある日日本に戻ってくる形で逆流で日本で大ヒットってパターンも出てきたってことですよね。
だから、ほんとTikTok、Yahoo!の記事は時間を超えて一頭生むTikTokの可能性ってタイトルにしましたけど、今音の計算なんかは時間だけじゃなくて国境とか言語も超えますよねみたいな。
TikTokがいろんな境界を超えることによって、ある意味島国として日本に閉じがちだった日本の音楽が一気に世界につながる可能性が広がってるなっていうのが、個人的に非常に楽しみだなと思ってるところですね。
はい、ぜひ知らなかった人はみなさんチェックしてみていただければと思います。
ぜひ他にもこんなアーティストが記憶してますよっていうのがありましたら、ぜひコメントやツイートで教えていただけると幸いです。
今日は終わりでまーす。
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