1. 徳力のミライカフェ
  2. Adoの「シルエット歌唱」は、..
2023-12-06 10:03

Adoの「シルエット歌唱」は、テレビの歌番組の歴史を変えるか #548

spotify apple_podcasts youtube
Adoの「シルエット歌唱」は、顔出し重視のテレビの歌番組の歴史を変えるか(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/1cacfc581ef5f379676001f2541355d154c4f798
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/63d3437e70af05f9d1fa0caa

サマリー

Adoさんはテレビ初歌唱を披露しました。彼女のシルエット歌唱によるパフォーマンスは、テレビの音楽番組で新しい試みとして注目されています。

Adoさんのテレビ初歌唱
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、Adoさんがテレビ初歌唱をされたということで、まあ、素晴らしかったですよね。
日テレさんのベストアーティスト2023という、2023ベストアーティストという番組で、テレビ初のスタジオ歌唱を披露ということで。
Adoさんというと、テレビでもよく流れている印象はあるんですけど、なんて言ってもね、去年の紅白でも歌が出演してますから、Adoさんの歌は紅白で流れてるんですけど。
実際、紅白の時の歌唱は、あれだから音源なんですよね。歌の歌がいろんな番組で流れていて、紅白も実は歌で歌ってませんでしたっていう記事が後で出てたりしましたけど。
でも、なのでスタジオで歌唱するの初めてってことで、日テレさんもかなり力を入れて宣伝していて。
なんて言ってもね、番組の中で2回、2曲歌うんだけど、その時間がえらい1時間ぐらい空いているみたいな。
うちの息子が実は、Adoがテレビで初めて歌うっていうか、見るっつって起きてたんですけど。
2回目のとっとむ時間までは起きてられなくって、寝なさいって言われて寝てましたけど。
あんま同じアーティストが1回の歌番組で2回、時間分けで出てくるってあんまないですよね。
コラボとかならわかりますけど。
それぐらい特別扱いをされたっていう。
素晴らしいパフォーマンスだったので、非常に話題になってたんですけれども。
なんといっても、やっぱり印象的だったのは、歌唱も本当に素晴らしかったんですけど。
やっぱり初めてAdoさんの。
歌唱をテレビで見る視聴者からは、やっぱりハッシュタグとかを見てると、結構戸惑ってる系の投稿多かったんですよね。
やっぱり顔出ししないんだとか。
親が何かやったら見えるのかと思って、いろいろボタン押してましたみたいな面白い投稿も見ましたけど。
実は今回のベストアーティストで披露している、KANAMIの中でシルエットで歌うっていう歌唱は、
Adoさんはライブでも実は何度もやっています。
シルエット歌唱の評判
何度もやっていて、これは多分Adoさんからすると通常運行なんだと思いますね。
やっぱりテレビでアーティストが歌番組で歌うからには、通常は顔のアップが表示されるのが普通なんで、
やっぱり見ている人からするとちょっと違和感を感じるケースは少なくはなかったのかなって。
うちも妻がやっぱり、これ本人が歌ってるかどうかわかんないよねって言ってて。
確かにそのシルエットで口の動きがないんで、わかんないですよね。
やっぱりシルエットで踊るのって、僕ら普通テレビで見るのはバックダンサーなんで、
なんとなくダンサーが踊っていて、歌が流れているっていう風に見えなくもないっていう。
これは本当、テレビで初体験した人が多かったっていう話だと思うんですよね。
個人的に興味深いなとか注目しているのが、こういうシルエット歌唱的なものが、これから普通になっていくのかどうかですね。
当然、Adaさんのライブではこれは普通なんですけど、日本の音楽番組、テレビの音楽番組においては、当然その顔出しっていうのが求められるケースが多くて。
今までやっぱり顔出ししないアーティストは当然いましたけど、テレビに出るからには何かしらのその顔出し的なことをするのが普通だとされることが多く、
この記事を書く前に、グリーンも顔出してませんよね?みたいな。
シルエット歌唱はグリーンが最初ですよね?みたいなコメントを今回結構いただきましたけど。
そのグリーンですら、紅白歌合戦2020年に出た時には、僕もよくちゃんと見てなかったのであれですけど、CG、ARみたいな感じですかね。
なんかその4人が、本物なのかどうか分からないけれども顔出ししていたっていう。
やっぱりこういう歌唱が求められるのがやっぱり日本の…。
日本のっていうか、テレビの音楽番組。
そうですよね。やっぱり歌ってる人がいないと、何を映せばいいか分からなくなっちゃうみたいなのが。
で、当然、MV的なアニメとか流すんだったら何もスタジオ歌唱する必要ないじゃない?みたいになっちゃうと思うんで。
ただ、一方でVTuberがThe First Take、小島すいせいさんがだったりもしてましたけども、みたいな流れを考えると、もう顔出ししないアーティストって実はめちゃめちゃいっぱいいるんですよね。
その人たちが、やっぱり今まではテレビに出る過程で顔出ししてない人が、何かのきっかけで顔出しをするっていう。
どっちかっていうと、顔出しするのが当たり前の世代からすると、そんな恥ずかしがらずにいいじゃないとか。
アーティストたち活動するなら顔ぐらい出せよみたいな風に言う人もいるみたいなのが、今までなったと思うんですけど。
顔出しをするほどのデメリットっていうのもやっぱりいろいろありますからね。
そのまま世界観の話だったり、プライベートが失われるリスクだったりみたいなのがいろいろありますけど。
それを考えると、実はこのアートさんのシルエット歌唱みたいなものっていうのは、これから普通になる可能性は十分あるんじゃないかなみたいに思うんですよね。
今回はやっぱり初めて見た人が多かったんで、結構混乱したり批判的なコメントも一部で見られましたけど。
去年なんつってもね、アートさんは歌として、バーチャルVTuber的にオーハ軍出てますから。
同じ流れはあると思うんですけど。
シルエット歌唱の将来性
もう一個、個人的に注目してるのが、実は口パクの批判が最近ネットメディアを中心に増えたんですよね。
ネットメディアっていうか、たぶんSNSで口パクの批判が増えるから、ネットメディアが記事にするんだと思うんですけど。
改めて面白いなと思うのは、口パクってたぶん昭和的歌番組で言うとよくあるやつで、当然踊りながら歌うのってすごい歌唱力の高さが求められるし。
本番で失敗するリスクもあるし、みたいな。
いろんな文脈があると思うんですけど。
中には、中井さんのように、歌が実はあんまり上手くないみたいな人も混じってるみたいな、いろんな歴史があったと思いますけど。
でも、目線を考えると言うと、口パクって、本人の顔は出てるけれども、実は歌はリアルで歌ってないんですよね。
青野さんのようなシルエット歌唱っていうのは、
顔は出してないかもしれないけれども、歌声は超リアルなわけですよね。
これだから、別に口パクがあんだけ許されるんだったら、顔出しなしももっと許されていいんじゃねーのみたいな考え方は、あって然るべきなんじゃないかなみたいな、ちょっと今回改めて思いましたね。
それぐらいやっぱり生歌がすごい。生歌っていう表現でいいかどうか分かるんですけど。
ハドさんの歌とかライブで聴いたら本当すごいんでしょうね。
やっぱり、口から音源みたいな記事もありましたけど、その歌っている声そのものが、音源のようにレベルが高いっていう意味だと思いますけど。
僕も多分、トットミュージカルをよく聴いてたから、テレビで見たときに、ちょっと音源と違うところがあったんで、これはやっぱりこの場で歌ってるんだなって思われましたけど。
上手すぎると、そのまま音源を使ってるんじゃないかって逆に思われちゃうみたいなのがあるぐらいやっぱり、上手いですね。
上手いですね。
上手いですからね。上手いっていうのもすごいですよね、ハドさんのパフォーマンスで。
そういうのを考えると、もうこれ普通になる可能性全然あるんじゃないかなと思うんですよね。
だから、今回はなんといっても紅白にもハドさん出場しますし、紅白はストプリも出るんですよね。
ストプリはライブの時には顔出しでやってるみたいなんで、今回は紅白でどっちで行くのか分からないですけど。
紅白出場決定の動画はVTuber的に。
VTuber的に流してましたね。これは去年の歌と同じようにVTuber的に歌唱する可能性はあるかなと思ったりしますけど。
なんといってもやっぱり人気がすごいですかね。こういうハドとかストプリとか顔出しをしてね、アーティストの方が逆に今は人気があるんじゃないかぐらいの感じになってきてますから。
これがその紅白においてどれぐらいこうシニアの人たちが戸惑うのか、逆にその歌声に折れ込んでファンになるのかみたいな話で。
結構音楽番組におけるその顔出しするのが普通っていう常識が変わる可能性はあるんじゃないかなっていう気はしますね。
みたいなこと書いてたら、なんかもう12月、あれ?今週なのかな?フジテレビの亜洋祭にもハドさんパフォーマンスするっていう。
なんか夜景用バッグに混同されるみたいですけど。
どんなパフォーマンスするのかちょっと楽しみですよね。
こうやってハドさんが多分、ちょっとわかんないです。紅白で案外出す、顔出すっていう可能性もなくはないんですけど。
こういうシルエット歌唱が普通っていう風になってくると、実は顔出しをしてないからあんまり音楽番組に呼ばれにくい歌手っていうのは日本ではまだまだいると思って。
そういう人たちの道が開かれる可能性があるなと思って、ちょっとヤフーに記事を書いてみました。
はい、こちらのチャンネルではこういう日本のエンタメの未来を感じる話をいろいろご紹介していければと思っていますので、
他にもこんな話してますよっていう方がおられましたらコメントやツイートで教えていただけると幸いです。
おめでとうございます。
10:03

コメント

スクロール