1. 田中健士郎の働き方ラジオ
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2023-12-25 32:22

#143-1 知識は共有すると自分の価値が高まり熟成する(バリュークリエイト 佐藤明さんゲスト回1/2)

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証券アナリストからバリュークリエイトを創業したチェットに、キャリアや価値観について聞きました。チェットはなぜ日頃から無償で知識や経験をシェアしているのか。そこにエンジェルズシェアという考え方がありました。
00:00
はい、ということで、ここは働き方ラジオの控室ということで、実はですね、今回から大きく変えたことがあります。
それはですね、この働き方ラジオの控室を実は収録した後に撮るというのをちょっとやってみています。
なので、今までよりもより予告編じゃないんですけどね。
今日はどんな話が聞けるのっていうのがね、分かるんじゃないかなっていうのと、あと僕らも今まさにね、ゲストと話をしてはかぶっているというんですか。
なんか、気持ちが盛り上がっているところ、ちょっとその雰囲気を含めて控室からお伝えできるといいかなと思っています。
はい、ということで今日は株式会社バリュークリエイトの佐藤明さん、通称Chetにですね、ゲスト出演していただきます。
Chetは本当に証券アナリストとしてのキャリアが長く、そこからバリュークリエイトを働き方ラジオにも出ていただいた三富さんとね、
ワクワクとできるで、働き方ラジオの中では有名なんですけども、お二人で会社を作ったという方でね、今日はいろんな話を聞きましたよね。
いやー、もう今なんか、Chetの感性を存分に浴びてどうしようって感じですね。
そうだね、今日は結構教養会みたいな、聞くことでいろいろ学びたくなるとか、いろいろインプットしたくなる。
何ならChetのFacebookフォローしてみたいとかね、そういう感覚になる方も多いんじゃないかなと。
日々皆さん、毎日の仕事、目の前の仕事をやったりとか、成果を出すとかやってると思うんですけども、やっぱりこういう深く何かについて考えたり、教養を学んだり、インプットしたり、
あるいは自己表現をしたりっていうことが、そういう時間を取らなきゃなって思わせてくれるような回だったかなと。
インプットの概念変わるかもしれない。
文化やアートがやっぱ大事だなって思ってくるかも、今日聞いたら。
確かにインプットがね、知識を頭に入れるみたいな中からちょっと変わるかもしれない。
なんかだってスキルとかの話じゃ全然なかったから。
今回はね。
チェットのキャリアの話からいろいろな大切にしてきた価値観、さらに自己表現や教養、新しい形のインプットみたいなところ、いろいろ聞ける回になっておりますので、ぜひ楽しみに聞いていただければと思います。
では本編行きましょう。
03:02
よろしくお願いします。
働き方ラジオ始まります。働き方エヴァンジェリストの田中健次郎です。
このラジオは誰もが自己表現をするように情熱を持って働く、そんな世界を目指す仲間づくりをしていくポッドキャスト番組になります。
皆さん自己表現していますか。
はい、ということで今日もゲスト回となります。
今日はですね、株式会社バリークリエイトの佐藤昭さん、通称チェットに来ていただいております。
チェット今日はよろしく。
はい、ということで今日はですね、タメ語バージョンの働き方ラジオなんですけど、実はこれは経緯があってですね、チェットと出会った場所っていうのが、コテンラジオで有名な株式会社コテンの作ってる法人コミュニティの中で出会って、そこがお互いにタメ語で話そうっていうルールだったんですね。
最初の出会いがタメ語だったがゆえにそのままタメ語になっているという感じで、純レギュラーのりささんも含めて仲良くさせてもらってます。
という感じで、実はバリークリエイトという会社を聞いて、気づいた方はいらっしゃるかもしれないんですけども、以前出ていただいたミトミさんと一緒にこのバリークリエイトという会社を共同創業したうちの一人でもあるということで、ミトミさんといえばワクワクの方ですね。
その出会いとかもいろいろ聞いていければと思うんだけど、チェットンってどんな人っていうところで、これまでの仕事をどんな感じでやってきた人なのかみたいなところを紹介してもらってもいいかな。
社会人になってみたいな感じだと思う。最初はバブルの時代に大手証券会社の営業マンスタートね。割とお金を持っている人の投資、もっといろんなのに投資しましょうみたいな。
結構今で言うブラックな感じの、バブルの時代なんでね、すごいタフな感じで、もう人生終わったわーみたいなのが最初の2年ぐらい。
確かに、僕の就活の時代にはいわゆるブラック企業として、割と有名な業界だったかもしれない。
そうそう、そんな感じが最初。
アナリスト、証券アナリストっていう。
証券アナリスト。
企業を分析して、投資判断とかを。で、世界中のプロの投資家にそれを伝えていくみたいな。
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それがもう転職みたいな感じで。
10年ちょっとかな、やった感じ。
で、ベンチャー企業で、そこでマサ・ミトミと出会ったんだけど、独立系のインターネット業界に特化した調査会社っていう。
そこの僕はベンチャーなんだけど、ナンバー2で調査部長で、アメリカにいたマサをそこに引っ張って、共通の親友がいたんだけど、
マサの会社の会計事務所の同期のやつがいて、周平って言うんだけど、彼が紹介してくれて。
みたいのが、その時ね、2000年くらいかな。
ミトミさんはアメリカにアンダーセっていう会社でしたっけ?
書籍にも書いてあったので、そこで働いている頃ってことだね。
僕が案内室でやってた時に、マサはアメリカで会計事務所っていうところにいて、
で、知り合って、でもそのベンチャー企業はなかなかスーパーブラックな。
割とブラック遭遇率が高いというか。
その会社のナンバー2だったから、経営者の一人なんで、
そういった時期がすごくあると思ってるんだけど、
でもマサは入ってきて、いやこの会社は相当ヤバいみたいな話で、
だけどなんとかならなくて、2人辞めて一緒に会社を始めたっていう。
それが20年ちょっと前かな。
20年前くらいにそこで。
マサさんとチェットが、それまでは全く別のアナリストと会計師っていうところで、
場所もアメリカと日本でバラバラだったところから、
そのベンチャーに入って、そこは辞めたんだけど、
結構2人の中で通じるものがあったというか、
これ一緒にやりたいって思えるものがあったってことなの?
これからやっぱり日本はすごい面白くなりそうだなっていうのはあったかな。
マサがアメリカに行った時って、アメリカがもう本当にダメだった時で、
90年代前半でアメリカがダメだったのが、ものすごく回復して良くなっていって、
一方で日本はどんどん悪くなった。
ところに、でもこれから日本が色々変わっていくんじゃないの?っていうのが、
マサが思ってたこと、アメリカから見てたことで、
僕も大企業はなかなか厳しいけど、ベンチャーとか、
良い経営者もどんどん出てきてるし、
これからいけそうだよね、みたいのはあったかもしれないね。
09:03
結構、じゃあそこで、やっぱりこれから日本が面白いっていうので、
マサも日本に帰ってきて、
面白くなっていくベンチャーとか、
中小企業だったりとかっていうのを支援したいみたいなところから始まったっていう。
ベンチャーとかに限らず、個人と会社と社会の価値創造みたいな。
どこもチャンスがあるっていうか、できそうだなっていうのと、
あと、今よく無形資産とか、
決算書に載らないようなものが大事だよね、
今結構世の中で言ってると思うんだけど、
僕らはその間に、もう圧倒的にそういう風になっていくよねっていうのを感じて、
2人とも数字を扱ってる仕事だったんだけど、
会計師とは。
それだけに数字でわかることって限界あるなみたいな。
数字の業界でめちゃくちゃやってきた2人なのに、
ある意味数字ではない価値みたいなことに、
大切にしてるっていうところの共通点もあって、
それをバリュークリエイトという形で。
そうだね、そういう感じ。
売上とか利益は関係ないよっていうよりは、
それ以外のことを大事にすると、将来売上も利益ももっとすごい増えるよねみたいな。
そういう感じかな。
今年の利益が減っても、ちゃんと投資した方がいいよねとか、
人に投資した方がいいよねとか、
例えばね、短期的な売上とか利益じゃなくて、
価値を作っていこうよっていう。
そういう感じだったと思うよ。
相当早いというか、今こそ人的資本経営とか結構言われて、
あとはSDGsみたいな流れもあったりとかするけど、
当時ってそんなこと言ってる人あんまりいなかったんじゃない?
でも何か、
企業だけじゃなくて、それこそ短期的なお金中心に見えるアメリカでも、
いい会社とかいい経営者とかは、
やっぱりちゃんと長期で人だったりが大事だよねっていうのは何かいい。
有名な人だとピーター・ドラッガーっていうね。
もう前から言ってたし、
ドラッガーは渋沢栄一のことすごく尊敬してたりとか、
12:00
社会に何ができるかみたいな考えてるオムロンみたいな会社?
はいはい、オムロン、伊達石さん。
それはヨーロッパでもそうだし、アジアでもそうだなっていうか、
大体年の2ヶ月ぐらいは海外行ってたんだけど、
お金のことばっか言ってるわけじゃなかったよねっていう。
本当にすごくまともな人はそうだったなっていう感じかなと思う。
なるほど、確かに。
ちょうどこの働き方ラジオに、
この間出てくれた金田さんっていう方がいらっしゃったんですけど、
プロデュースを仕事にされてる方で、
その方も渋沢栄一の影響めちゃくちゃで、
渋沢栄一の推し活をしてるっていう方で、
まさに本当に利益があって、よりも価値を作り出すってことをやって、
500社とかすごい数の会社を作ることに関わったっていうのを、
ちょうどこの間聞いたので、
確かに昔は早かったねというよりも、
本質的な人はずっと言い続けてたけど、
ほとんどの人はなかなか気づかなかったり、
目の前のことやってるとなかなかそこに思考が行かなかったりっていうところを、
大事だよって言い続けてきたっていう。
だからそういう人たちが常にたくさん、
日本だけじゃなくて世界にいたんじゃないかな。
僕ずっと渋沢栄一、学生時代から好きだったんだけど、
500の会社を作ったのはすごいけど、
600のNPOを作ったんだよね。
知らなかった。
NPOって大学とかも含めて、
冷え入りなものを。
病院とか。
確かに500の会社を作って、
これもとんでもなくすごいけど、
600のNPO、冷え入りの。
僕の大学も渋沢栄一が作った大学なんだけど、
そこがすごく惹かれるな。
ドラッガーも20年前、30年くらい前に、
これからNPOの時代だみたいな話を結構してるし、
重なってくるなっていう。
見先の利益以外のところに、
長期のところに価値を作っていくみたいなところで。
バリウクレートを立ち上げながら、
いろんな経営者、
いろんな大企業だったりベンチャーだったりの経営者の人たちで、
伴奏するみたいな感じ。
最初のお客さんはサイバーエージェントの藤田さん。
当時まだ割とベンチャーっぽい頃。
上場前から。
そうなんだ。
27歳くらいだったけど、
なるほど。
画像額700億で上場して、
15:01
ネットバブルが弾けて70億くらいまで下がって、
自信を完全に失って、
みんな下がったんだけど、
いろいろマスコミからも叩かれちゃったりとか、
ネット企業の経営者みんなそうで、
やっぱりいろいろ価値、
そこにいろんな優秀な人が集まってきたりリスクを取って、
藤田さんも朝早くから仕事をすごくたりとか、
そういう姿を見てて、
70億とかありえない。
少なくとも700億で上場して、
700億以上の価値があるなっていう。
そこでしばらく伴奏。
1兆円になるとは思わなかったんだけど、本当に。
僕も過小評価してたんだけど、
でも世の中はやっぱりそんな感じだったなとか。
やっぱりいろいろな活動もするし、
芸能人と結婚するしみたいな。
そういうのが叩かれちゃったりとか、
本質的にはできないはずなんだけど、
持ち上げた後叩かれるみたいな、
社会っぽいことがその時は起きてたよね。
どうだったんだろうとか。
それでその後、
なんでこうなってるのかなと思った時に、
長期で投資をするような、
プロの投資家が日本には少ないなと思って、
それで非投資とか、
自分でリスク取って、
ベンチャー的に投資会社を作るような人たちを応援するっていう。
バリクルでやりながらなんですよ。
その中の一社がコモンズ投資っていう。
バリクルエイトが3人で作った会社で、
その一社だったんだけど、
僕も社外取締役で入って、
まさに渋沢栄一の5代目の渋沢健さんっていう人が、
あと伊井さんっていう2人と僕で、
そういう投資家がいないっていって、
いろいろ文句言ってもしょうがないし、
自分でどんどん作っていけばいいんじゃないみたいな感じで。
他にも何社か、
そういうプロの投資の会社を応援するみたいなことを片方。
やりながら、
企業の経営者を応援するみたいな。
伴奏するというか。
コンサルティングっていうよりは、
もうちょっと伴奏者的な感じでやってきました。
本当に、
当時はそういうネットバブルとかが弾けたり、
18:03
マスコミからやれるとすぐに引いちゃうような投資家が多かったけど、
本当に長期でその会社の価値を信じて応援し続けるような、
ある意味産業づくりっていうんですかね。
お金の正しい回り方みたいなことをずっと問い続けてきたみたいな。
そういうふうに言うと、
いい感じでありがとう。
どっちかというと応援したいから応援してるっていうか、
この人はやっぱりいいなと思って応援してるみたいな。
どっちかというとそんな感じなんだよね。
なるほど。
めちゃくちゃ僕が最近使う言葉で安っぽくなっちゃうけど、
押し勝ちじゃないけど、
押しだから応援するし、
自分もリソースも使って応援するっていうような、
お金で応援することもあれば、
自分が実際そこに入って働いて、
伴奏してっていうのもやってきたみたいな。
この場でマサが話したかもしれない。
僕らの会社も最初の9ヶ月くらいでお金なくなっちゃって、
どうしようかなみたいに思った時に、
いや本当はこんなことやりたいんだみたいな。
最初の9ヶ月ってお金なくなったら格好悪いなみたいに思ったから、
御用機器みたいな感じでやってたんだけど、
もうそんなこと言っても、
それだったら前の会社で働いてたのと変わんないなと思って、
やりたいのこうだよねっていうのを結構いろんな人に話してた。
いろんな人が応援してくれて、
だったらこの人に会ったらとかいろんな人紹介してくれたりして、
そういう意味で自分たちも応援してもらったし、
だから応援したい人も応援していくみたいな、
そんな感じかなと思うけど。
なるほど。お互いに応援し合って。
そういう意味だとこういう会社とかこういう人は応援したいって思うのは、
どういう人だったり、ところにいるの?
なんだろうね、それはすごい良い質問だよね。
絶対じゃないけど、絶対じゃないけど若い経営者が今多いかな。
やっぱ若くて。
こういう風にしたいみたいな、こういう社会にしたいとか、
みたいな、
そういうのが多いかな。
事業計画があって、
こう儲かりますみたいな、
僕はこんな社会にしたいみたいな、
21:01
僕は応援したいね。
でも確かに最近やっぱり若い世代、僕も働くんだけど、
若い世代がどんどんそういう思考になってきているというか、
そういうことを考える割合が多くなっているみたいなのもある気がするね。
純粋に若いから野心を持っているっていうだけじゃなくて、
世代的にもどんどんそうなってきている感じがあるかも。
そうだよね。だからその時点が、
超金持ちになってフェラーリ乗りたいみたいな野心じゃなくて、
どんな社会にしたいとか、
自分の家族がこんなことで困っていて、
この問題を解決して、
それもみんな困っているからそれをやりたいとか、
別にフェラーリ乗りたいことが、
だからダメっていうわけじゃないんだけど、
より応援したい的なのはそっちの方かもね。
おじさんたちとかね、シニアな人にもすごく、
いわゆる青臭いこと言うみたいな人いるけど、
それはそれでアリだと思うんだけど、
でも全体感で言うと、
若い人のほうがいいかな。
最近だと高校生ぐらいまで、
こっちにしてもいいかなって思ったりするからね。
めっちゃいいね。
いろいろと、あとキャリアの中で言うと、
僕がもうかれこれ9年ぐらい働いているクラウドワークスも、
ちょっと入れ違いぐらいで関わっていたという話で、
だから一番最初の僕の上司が、
田中優子さんなんですが、
この間僕ボッドキャスト出演したんですけど、
ちなみに田中優子さんの、
もう関わりあるんですよね。
クラウドワークスの吉田さんが、
すごい苦労をして、
ようやく上場まで、
株式を上場すると見えてきたときに、
藤田さんに、
僕を紹介して欲しいって頼んで、
タクシージェットが投資してたんだよね、
クラウドワークスに。
藤田さん経由で、
応援して欲しいみたいな。
藤田さんが応援するって言うんだったら、
応援したいなと思って、
やってみて、
めちゃめちゃユニークな経営者なんで、
ユニーク。
今の田中優子さんとか、
吉田さんとかね、
結構若い人たちがやってたし、
社会的にすごく、
今の社会的には、
意味があるっていうのが大きかったかな。
なるほど。
美力ながらというか、
24:01
かすってたんだよね。
上場直後ぐらいに入ってて、
オフィスですれ違ってた可能性もあるんだけど、
全く違うところでつながったら、
実は共通の知り合いがいっぱいいたという。
はい。
そんな感じで、
僕自身は、
いくつかの会社のアドバイザー、
社のアドバイザーで、
マルイグループとか、
最近は、
性能運営の性能とか、
ケーサーの近くにいて、
企業価値っていう視点でアドバイスするみたいな。
あと、マルイグループは調査部長も今やってるんだけどね。
調査。
もともとアナリストの仕事って調査。
日本の企業ってもっと調査力をつけた方が、
いいなぁとずっと思ってたんで、
提案して、僕が調査部長。
わりとガッツリ中にも入って。
そうね、ガッツリ。
ちょっと前まで、
味の素も調査部長やってたんだけど、
大企業がそういうことを受け入れるようになってきたっていうのは、
すごく変化だなぁと思って。
なんかね、
その、兼任の調査部長みたいな。
ああいう大企業が、
じゃあやってみようか、みたいなのっていうのは、
結構面白いなと思うんでね。
なるほど、その辺は変わってきてるんだ。
今、いろいろとキャリアの話を聞いたんだけども、
ちょっとまた他のことも聞いてみたくて、
Facebookとかの投稿結構見てて、
常に書籍の紹介だったり、
それで実際僕も気になって、
読んだ本とかもあったと思うんだけど、
常にナレッジを共有するみたいなことをやってたり、
あとは学生向けにも、
登壇というか、教えたりとかもして、
わりと知識を共有していこうとか、
そういうことをやってるイメージがあるんだけど、
それは意図があってやってるの?
それはやっぱり、
ナレッジっていう知識っていうのは、
やっぱり、
共有すればするほど価値が高まっていく。
他は、物とかお金は、
誰かにあげたら自分の分が減るんだけど、
確かに。
誰かにあげて、その人から何か返ってきたりして、
価値が高まっていくっていう、
誰かにあげても自分の価値は減らないし、
ああ、そっか。
特許とかだったら別だけど、
本とかね、自分の経緯とか、
ネットワークとかは別にそんなこともないと思うし、
27:00
これはだから、
共有すればするほど価値が高まる、
資産、財産、
それはナレッジぐらいだなと思うと、
自分が読んだり、
見たりしたものは、
共有した方がいいよね。
だから、ある時に、
自分の知ってることは全部、
意味があるかどうかは受け手次第なんだけど、
全部誰かに渡して、
ちょっと空っぽになって、
次に行きたいみたいな、
割とそういう気持ちがあるんだよね。
空っぽにして次に行きたい、どういうこと?
今あるもので頑張ろうじゃなくて、
それを全部出しちゃって、
スペースもできるし、
次に行けるんじゃないの?
インクができるんじゃないの?
なんかそんな感じっていうか、
その2つ両方、
気持ち的にはあるかなと思う。
でも確かにナレッジは、
共有しても減らないし増える資産っていうのは、
すごい、確かにそっか、
自分からシェアしても自分のものが減ることはないし、
さらに何か返ってくるから。
そうだね。
この働き方ラジオみたいな、
こういうことをやってるっていうのも、
そういうことなんじゃないのかな?
そういうふうに意図して始めたわけじゃなかったんだけど、
本当にいろんな人から、
そういうことありがとうって言ってもらえることもあるし、
逆にいろんな人が、
仲間が増えたっていう感覚がある。
ラジオやってたら、
また新しい人とさらにつながったり、
こうやってチェットが来てくれたりとかもあるけど、
いろんな人のつながりみたいなものも増えていったりとか、
やればやるほど、
いいことしかないっていうのは、
確かにやって気づいたことかもしれない。
そうだね。
前、
ウイスキーの工場を見に行ったときに、
ウイスキーを樽で熟成していくでしょ?
うん。
あれをやると、
毎年3%とか5%ずつぐらい、
気化していくんだよ。
水がなくなっていくの。
蒸発というか、なくなっていくっていう。
うん。
すごいいい香りがするんだけど、そこに行くと。
ああ。
エンジェルズシェアっていう言い方をして、
それがすごい気に入って、
天使のトリブンっていう風に言ってて、
100%のウイスキーが毎年減っていって、
30:02
結構5%ずつ減ると、
何年かすると半分ぐらいになっちゃうんだよね。
リッターあたりで言うと半分ぐらいになっちゃうんだけど、
それは空気に消えていくんだ。
これエンジェルに天使にあげてて、
減ったウイスキーが価値がどんどん高まっていくっていう。
ああ、そうか。
熟成してそれだけ深みを出したりとか。
そうしないで、
例えば蒸発しないところにずっと置いておいたら、
確かに量は100残るけど、
全然美味しくないウイスキーで。
ああ、そうか。
樽の色もついて、
香りもついて、
全然美味しくないウイスキーになっていくみたいな。
そういう感じと、
知識とか時間軸とか、
15年ものとか20年ものみたいなやつとかって、
結構例え話とかアナロジーっぽいんだけど、
意外と僕はその話が気に入っちゃって、
どんどんどんどんみんなに、
意味があればわかんないけど、
出していって、
自分はこう、
熟成してると思う、多分。
エンジェルシェアをしてるんだ。
知識を共有するのは。
そういうね、こぼれたり外に出てっちゃうっていうのは、
もったいないと思うのか。
確かに。
でも人によってはね、
自分のアイデアとか知識はあんまり共有したくないとかね、
ちょっとあんまり知られたくないって思っちゃう時もあるけれども、
そこを、これエンジェルシェアで、
価値がこう、
熟成されて上がっていくんだっていう風に思ったら、
どんどんシェアできるかもしれないですね。
特に本とかああいうパブリックになっているものだし、
アイデアも、
大体みんな思いついていることだし、
うん。
本当にスーパーシークレットみたいなことって、
それはね、本当にそういうものがあれば、
特許で守るみたいな。
そういう時代感でもないかなっていう。
32:22

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