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一方で、組織とコミュニティで非常に近い部分もあるなというのは、すごくわかったんですね。それが何かというと、持続可能なシステムを作っていく必要があるということですね。
組織もコミュニティも、ある意味集団という意味では一緒で、個人ではできないことを集団だからできるっていうところは、やっぱり大きなポイントになってくるんですよね。
でもやっぱり集団って、個人よりもいろいろな問題が起きたりとか、あとはズレが起きたりとかするんですよね。
そういったものが起こらないようなシステムをいかに作っていくかっていうのは、ある意味プログラミングとかとすごく近くて、置いておいてもちゃんと組織が機能していく、あるいはコミュニティが機能していく仕組み、システムをいかに作っていくかっていうのはすごくポイントなんですよね。
これってマーケティングの話とかでも一緒で、ザ・モデルの話をしたと思うんですけど、あれもシステムなんですよね。システムを作ることで物が売れたり売れ続けたりするような仕組みを作っているわけですよね。
そういった意味でもコミュニティもやっぱりシステムを作っていくっていう考え方は非常に重要。どうしたらコミュニティが継続的に回っていくのか、新しいメンバーが入り、一人一人が居場所と感じられるような場所を作れるのかっていうのは結構重要だなというふうに思いました。
コミュニティというシステムを作るときにすごく大事な観点がメンバーの関与度とかアクティブさとかそういったところをうまく作り出していくっていうところは結構重要なんだろうなというふうに思いました。
ライターゼミとかだとまずは入ってどうしたらいいかわからない状態とかって、とりあえずいろいろインプットをするんですよね。過去にやったイベントの動画を見たり、実際にイベントに参加してみたりとか、他の人が取り組んでいるものをちょっと見させてもらって、ロム線なんていう言い方もするんですけども、そこがある意味ライトみたいな関わり方。
ライトの次に行くとアクティブっていうところに行くのかなと思っていて、アクティブになるとインプットだけじゃなくてアウトプットをするようになるんですよね。
実際にライターゼミだったら記事を書くとかインタビューに挑戦してみるだったりとか、あとはイベントでちょっと話してみるとか、あるいは自分で日誌を書いてみるとか、そういったところでアウトプットするっていうことができる。インプットだけじゃなくてアウトプットするようになるのがアクティブっていう状態なのかなというふうに思います。
そこからさらに次にサポーティブみたいな段階があるのかなと思っていまして、サポーティブっていうのは協力的とかそういった意味で仮に置いてみるとするとインプットもするしアウトプットもするし、さらにプランニングっていうところですね。
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何かを企画する側に入っていったりとかするっていうこのライトアクティブサポーティブっていう3種類の関わり方みたいなものがあるんだなっていうのは結構わかって、ライターゼミで言うと結構このアクティブとサポーティブの人の割合を他のこういったオンラインサロンとかと比べてもかなり多く作ることができたっていうのは一つ。
うまくいった要因だし、ライターゼミの特徴にもなったのかなというふうには思っています。最初の時から結構アウトプットするっていうことは意識していたりとかもしたので、アクティブになるきっかけみたいなところを結構提供していたところはあったと思うんですけれども、ここがですね、いい感じに3者それぞれの役割ですよね。
便宜的に3つに分けましたけども、それぞれの関わり方がいることでこのコミュニティというシステムがうまく回り始めたっていうのが、このライターゼミの後半の半年だったのかなってすごく感じたんですよね。ちょっと難しい話になるんですけれども、まずサポーティブのメンバーから話をすると、やっぱりプランニングですよね。
新しい企画を提案するっていう方に回るメンバーが徐々に生まれてきたっていうのが結構大きな転換点で、私ちょっとイベントのファッシュでやりますよとか、あるいはこの人に登壇してもらったらいいんじゃないでしょうかって提案してくださったり、あるいはこんなチャンネルを作ってみたいとか、本当に最近は月に何回もそういう提案をいただけるようになったんですけれども。
そういったメンバーがいることで、アクティブの人たちがアウトプットできる場がどんどん増えていくんですよね。サポーティブの人がプランニングすることによってアクティブの人がアウトプットできる場が増えていく。
アクティブな人がアウトプットする場が増えていくと、アウトプット量がどんどん溜まっていくので、インプットする人にとってもそのアウトプットした人の実際に書いた記事を読んでみるとか、イベントでもらったりするんですよね。プログラムに参加したメンバーに。そういったものを聞くことによって自分の学びを増やすことができるっていう、こういった流れが結構生まれているんですね。
なんかサポーティブの人、いろんな企画とかを提案していったメンバーとかに、信頼っていうのがすごく集まってくるし、そこに信頼が集まっているからこそ情報がそこに集まったりとか、何か困った時に助けてもらいやすくなったりとか、皆さんが信頼されると自分の自信になったりすることによって新たなチャレンジができたり、あるいは新たなチャンスが巡ってきたりっていうのが結構起こる。
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それはもちろんアクティブのメンバーにも起こると思うんですけれども、そういった流れでですね、全員が全員サポーティブになる必要もないし、ライトな人が全然いるっていうのはむしろすごく大事な、この循環を作るためにはすごく大事な存在だと思うんですけれども、今ちょっとアクティブになりたいなとか、今もうちょっとサポーティブのところまでいけるかもなと、その人のフェーズとかタイミングによっても全然変わってもいいと思うんですけれども、
そういう人がいて、ちゃんと循環が作れるっていうのがコミュニティを回していくシステムなのかなというふうに思っていたりします。
多分ライターデミーはライトが3,4割でアクティブが4,5割でサポーティブ多分2割ぐらいみたいな感じで、これって結構多いと思うんですよね。
おそらく一般的なオンラインサロンとかだとライトが8割とかでアクティブが2割でサポーティブってなんかもうほぼ一部いるかいないかみたいな感じになると思うんですけれども、この辺りの違いがコミュニティの特徴にもなっているのかなというふうに感じています。
どうやったらこういったアクティブとかサポーティブみたいな人たちが増えるのかっていうところはこのラジオでも結構話していたんですけれども、やっぱり信頼関係、そして相互理解で安心安全な場っていうものが非常に重要になってくるのかなと思います。
アクティブにアウトプットしたり発信するのって結構勇気がいるし、さらに言うと自分でオンラインの場で提案するってすごく勇気がいるし、受け入れてもらえないんじゃないかとか、自分の提案はあんまりいけてないんじゃないかとかっていろいろ不安になる中で、それでも提案してくれる人たちがいるって本当にすごいことだと思うんですよね。
やっぱりそのベースになるのは、提案してもいいんだって思える空気感とか信頼関係とかそういったものができているかどうかっていうところだと思うんですよね。そこを1年かけて作ってきたっていうところは、このオンラインコミュニティ運営の非常に肝だったのかなというふうには思っています。
本当に一人一人の皆さんの投稿に最初は全員にコメント返しをしたり、全員のツイッターに絡みに行ったりとかですね。そういったことをやった時期もあったと思うんですけれども、今はちょっとメンバーも多くなってきて、なかなか全員のことを知るっていうところもだんだん厳しくなってきたりはするんですけども、やっぱりそういったことが積み重ねでなってきていますし、今はどっちかっていうと、僕以外の中心面の人たちが、
コアメンバーみたいな人たちがゼミの新メンバーの理解をどんどんしてくれて、この人こういうことが得意そうだからちょっと登壇してもらったらどうでしょうかとか、そういった感じで、最初は主催者の僕がみんなのことを理解するから始まったのが、みんながみんなを理解するみたいな感じに輪が広がっていって、
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よりアクティブになれるとか、場合によってはサポーティブになれるっていう循環ができてきているし、これからそういったフェーズに入っていくのかなというふうに感じています。
それこそ今地域別で関西エリアのチャンネルとかできようとしてますけれども、そのチャンネルの中である意味コアになるメンバーがみんなのことを理解して、だからメンバーがここ居場所だと思えて、より積極的に関与してくれたりとかっていう流れがどんどん細かいところでも起こっていくっていうのを作っていけるといいのかなというふうに感じています。
はい、ということで今日はですね、この1年コミュニティというものに向き合ってきて学んだことですね。
特に会社組織というものとコミュニティの違い、そして共通点。
共通点としてはやっぱりシステムを作っていくっていうことで、オンラインコミュニティにおいてどうシステムを作っていくかについて話をしてみました。
はい、ぜひ今後コミュニティを自分で作る方あるいは参加したいと思う方は何か参考になればと思います。
ではまた来週お会いしましょう。おやすみなさい。