1. 田中健士郎の働き方ラジオ
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2021-03-28 12:54

#34 成果を出すために「関係の質」を高めよう

優秀な人材はいるのに、成果がでない。戦略ではなく、「関係の質」に課題があることが多いようです。
逆に「関係の質」が高い組織やコミュニティが先にできれば、成果を出しやすい可能性がある。という話をしました。
▼こんな方におすすめ
・組織マネジメントで課題を感じている方
・コミュニティやオンラインサロン運営をしている方

#ダニエルキム #成功循環モデル
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働き方ラジオ始まります。このラジオは、誰もが情熱を持って働く、それを実現するために働くということの改造度を上げていくポッドキャスト番組になります。
今日も働き方エヴァンジェリスト、田中健士郎がお送りします。
ということで、今週一週間はですね、スマホなしの生活を送っていました。
ちょっと急に壊れちゃってですね、Twitterでもつぶやいたんですけれども、意外と生きていけますね。
今、割とリモートも多いですし、パソコンがあればネットにもつながっているので、生きていけるなという感覚と、それと同時にですね、様々なアプリっていうものを使わなくなることによって、結構自分の行動が変わるなと、良くも悪くもですね、Twitterとかちょっとしばらくやらなくなっちゃいましたね。
ちょっとこの辺りはまたどこかでまとめてお話をできればなと思っております。
はい、ということで今日はですね、またちょっと組織的な話をしたいと思います。
成果を出すなら関係性を良くしようという話をしたいと思います。
皆さんの周りで、なかなか成果が上がらない組織とかってありますか。
結構あると思うんですけれども、なかなか業績がうまくいってないとかね。
で、この成果っていうところの裏にあるのは、実は関係性であることが多いんだよという話を今日はしたいと思います。
ダニエル・キムという方ですね、の成功循環モデルっていうのがあるらしくて、
これが簡単に言うと、関係の質を良くするということを一番最初に取り組んで、
その後に良いサイクルが回っていくと、関係の質が良くなると思考の質が良くなって、行動の質が良くなって、結果の質が良くなって、
また関係の質がさらに良くなるっていう、このグッドサイクルっていうものを提唱してるんですね。
一方でバッドサイクルっていうのは、大抵結果の質っていうところから始めてしまう。
まず結果出そうよとか、売り上げ何百億円達成しよう。
これが達成してるときはいいんですけど、達成しなくなってしまうと関係性が悪くなって、
例えば対立が起きてしまったり、押し付けが起きてしまったりとか、
組織においては結構関係性が悪くなるとですね、提案ができなくなっちゃったりとか、
なんか自分が提案しても否定されるんじゃないかみたいなとか、
実際に何かこう提案をしたメンバーがいたら、あの人の考えはちょっと違うと思う、
こっちの方が正しいと思うっていう、こうなんか正論のぶつけ合いになってしまったりとか、
そうなると、正論なんて世の中にたくさんあるので、その対話っていうものはできない。
一緒に対話をする中で、納得できる解を探していくっていうことが、
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何かことを進めていくことには、時には大事なんですけれども、
それができなくなったりっていうのが起きてしまう。
だからこそ、まずは関係性、関係の質を高めていこうっていうのが、
この成功循環モデルなんですよね。
はい、っていう話を今日何でしたかというと、
ちょうど最近ですね、クラウドワークスの方でも面白い話を聞いて、
とある事業、事業部っていうんですかね、なかなか成果が出なかった。
で、その時に、いわゆる今ってリモートワーク中心じゃないですか、
それをあえてちょっと機関的に出社を必須にしてみたっていう話をしてたんですよね。
出社を必須にすることによって、だんだん成果が出るようになってきたと。
僕もいかにリモートで成果を出すかとかって話してるんですけれども、
これは何をしていたのかなってちょっと思ったんですけれども、
これも関係の質を高めるためにオフィスに出社するっていう手段を使ったんだろうなというふうに思いました。
実際オフィスが働きやすいとか、効率が上がる、生産性が上がるっていうのよりも、
多分関係性を短期間で良くするためにやっぱり会うっていうのはすごく有効な手段なんですよね。
顔を合わせてお互いの表情が見れる。
で、実際に出社したメンバー同士で毎日ランチに行ったりとかしたらしいんですよね。
僕もコロナ始まる前とかは出社する日は必ずメンバーと一緒に昼飯を食べに行くっていうのをやってたんですけど、
やっぱりそれとかってすごく大事だったんだろうなというふうにやっぱり思います。
そういった昼ご飯一緒に食べたりとか、上司と部下が気軽に話せる環境を作るという意味で出社をしたというところですね。
そうすると関係の質が良くなっていって、一人一人の思考の質が上がり、行動が変わり、結果が変わってくると。
そこで初めて結果が生まれてくるというのが、組織において非常に重要だなというところですね。
これは結構リボーンでも話をしていて、リボーンは組織開発のサポートをするんですけども、
まず何から手をつけるかというと関係の質ですね。
関係の質が良くない状態だと何をしても上手くいかない。
いくら戦略的なことを考えることができる人材を入れたとしても、関係性が悪いので反発しちゃったりとか上手くいかないというのは結構起きる。
特に戦略的な思考ができる人って結構強いので、その強さみたいなものが関係の質が悪いところにそういった方が入ると、逆に辞めてしまう人が出てきてしまったりとか。
逆にトップダウンみたいになってしまって、周りは言うことを聞くだけみたいな。
そうするとなかなか行動の質が良くならないという、そんな循環が生まれてしまうというところですね。
なのでまずは関係性を良くするというところを実現するために、たくさんの対話をしたりとか、場合によっては組織図を変えていくというのをやっているというところですね。
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ちょっと振り返ると、ライターゼミというところも始まって今3ヶ月経つんですけれども、
この3ヶ月やってきたことって関係の質を良くすることだったんだなと改めて思いました。
結構このゼミが始まった頃っていうのは、みんなで成長しようみたいな結果を割と出してやろうとしたんですけれども、
なかなか特にこういったオンラインのコミュニティで、しかも別に何か一緒に成果を売り上げを立てているようなチームではないので、
結果っていうのは結構いきなりには出てくるもんじゃないと思うんですよね。
その後の時に途中から割と方向転換をして、お互いのことをとにかく理解しようみたいな、
左者理解をするっていう、お互いのファンになろうみたいな行動指針を作ったりとか、
最近はお互いを尊重するとか、お互いを創造しようみたいなことを割と行動指針に入れたりとか、
あるいはそれぞれの過ごし方があってもいいよねっていう、ガンガンアウトプットする人もいればいいし、
一方でインプット中心の人もいてもいいし、ちょっと休憩するメンバーもいてもいいし、
企画側に回るメンバーもいていいしっていう過ごし方をたくさん肯定していったっていうのがあります。
これはオンラインサロンもある意味組織と結構近いところがあって、
関係性を良くするってところを最初にやらないと、そこから誰もが自由に新しい挑戦をするとか、
私こんなことやってみたいんですって言いにくい雰囲気がなってしまうと、なかなかそこから提案が生まれないし、
結果として一人一人の成長っていうのも生まれにくいっていうことになってしまうので、
やっぱりこの3ヶ月、割と関係性の質を良くするためにお互いの投稿になるべく、
僕はみんな全員の投稿をなるべく見て、ツイッターまで結構見に行って、
まず一人一人がどんなことを普段考えてるんだろうなって、
必ずしも別に自分と近いことはなくていいと思って、
自分とむしろ違うことを皆さん取り組まれてるからこそ、
すごいな、そんなことやってるんですね、毎日ノート投稿してるんですねとか、
そのノートの内容とかもちょっと見たりして、
なんとなく一言二言コメントしてみるとかそういうことをやっている結果、
最終的にはこの間に2期生の募集なんかをしたんですけれども、
他個紹介リレーっていうのをオンラインイベントでやったんですけど、
完全に全員そのリレーが繋がるっていう、
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自分の自己紹介じゃなくて他個紹介って誰かを紹介するっていうのを
全員に対してできるっていうことが実現したっていうのは、
関係性の質が多分良くなってきたっていうことの一つの現れなのかなというふうに感じました。
関係の質を良くするために他者を理解することが大切っていう話は、
ちょっと一回ラジオでもしたんですけれども、
やっぱり自分が理解してもらえる場ってすごく安心できますよね。
なんか自分のことを理解してる人が少ない場っていうところって、
どうしてもそわそわしちゃうし、
ましてや自分から提案するっていうのはしにくいと思うんですけれども、
自分のことを理解してくれてるんだ、受け入れられてるんだっていうのを感じるからこそ、
少し自主的に動いたりできたり、発信ができたりできると思うので、
そういう意味でもやっぱりお互いを理解するっていうことをやり続けていく先に、
そういった関係の質が良くなって、
一人一人の思考とか行動が変わっていくっていうことに繋がるのかなというふうに、
最近はですね、改めて思っています。
本当にこれはやりながら気づいたことというか、
やっぱり学びっていうのはね、後からついてくるものですね。
なので、今オンラインサロンの運営っていうのもやってますけれども、
逆に次は、ある意味成果を出していけるタイミングなのかなと。
関係の質が良くなって、思考行動が変わって、結果がついてくると。
結果を出すために何をしていくのかっていうのが、次のポイントかなというふうに思っています。
そこで初めて戦略というものの大切さが出てきますよね。
皆さんの周りでも、関係性はいいのに結果が出てないっていう組織ってありますか。
ぜひですね、そういったケースを教えていただきたいと思います。
やっぱり僕の今の仮説としては、そこからは戦略で、
やっぱり戦略を考えるのが得意な方っていうのがいるので、
そういうメンバーをうまく入れていくっていうのが、
次のステップになるのかなというふうに思っていますし、
やっぱり戦略を考えられるメンバーをいかに巻き込んでいくかっていうところですかね。
僕は、自分で言うのもなんですけども、
あんまり戦略を考えるっていうのが得意じゃない気がしていて。
でも関係性を良くすることは得意なので、
逆に戦略を考えるのが得意なメンバーにどんどん入ってもらって、
これは会社の組織でもそうですし、オンラインサロンでもそうだと思うんですけれども、
結果を出すと、結果っていうのが何なのかっていう話もね、
なかなか深いところはあるんですけれども、
例えばチームでやっぱり売り上げを上げていくとか、
ライターゼミでも最終的にはこのライターゼミというブランド自体を売れるものにしていくとかっていうのをやっていきたいと思うので、
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そういったことを次のステップとしてやっていくと。
リボンも同じですね。
関係性すごい良いので、今まさにどんどん行動を増やして結果を出していくフェーズということで、
今割と複数の組織が、ある意味初めて結果に向かっていけるスタート地点に立ったなという感じがするので、
ちょっとそこをですね、次は追っていきたいなというふうに思っています。
ぜひ皆さんの周りでも、そういったまず関係性が良いのか、
関係性良くなったら、いかにそこから結果を出していくのかって話をですね、教えていただきたいなと思います。
ということで今日は軽めでこの辺りで終わりにしたいと思います。
また来週お会いしましょう。
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