創業者の思い

皆さん、こんにちは。根本 Deacon 雅子です。
本日のテーマは、営業売上激減のサブスクサービスがV字回復した秘訣、こちらをお話しさせていただきます。
皆さんは、この商品サービスに対して、どのようなストーリーを持っていますか?

ストーリーというと、何かな?と思ってしまうかもしれませんが、ストーリーというのは、こんなようなジャンルのストーリーがあるかもしれません。
まず1点目。ご自分自身が、なぜこの商品あるいはサービスにそもそも関わっているのか?

あるいは、この商品サービスあるいはブランドの会社の歴史に関してのストーリー。

この会社の創業者の思い、会社のビジョンといったところもストーリーとしてありますよね。
それから、クライアントさんの商品サービスの活用事例といったところもストーリーになります。

ここでですね、このストーリーといったところで、

一つご紹介をさせていただきたいのが、この創業者の思いといったところです。

先ほどのサブスクの会社がV字回復をしたというふうに申し上げましたけれども、

それはまさにこの創業者の思いを聞いたからなんですよね。
このサブスクの会社は、もともとはアメリカの会社です。

アメリカの会社の日本支社を始めた人の話です。

そのサブスクがどんなことをやっているのかというと、中小企業のサポートをしています。

日本でいうと、中小企業は、

往々にして大企業の下請け的な存在になってしまっているのではないかということを、
この創業者の方は常に感じていたんですよね。
そうではなくて、このアメリカにあるように、
中小企業がどんどん成長していって、大きなユニコーンになるような、

中小企業からイノベーションを作りたい、だとしたら下請けではなくて、

その中小企業をサポートする、こういうような仕組みだったらいいんじゃないかと思って、
持ってこようというふうに決めたということがあったんですよね。
それで彼は始めて、もう今はもう20年ぐらいは経っているんですけれども、
その思いといったものを、今いるセールスの方たちを含めて、
社員の人たちはあまり知らなかったようなんですよね。

ですから、創業者の思い、なぜこの事業を彼がそもそも始めたのか、

そこをまず皆さんにお伝えするということを、彼はしたんですよね。
ストーリーテリングの効果

そうすると、その彼の話を聞いて、
その話を聞いた人たちは、今まで彼と何度も何度も話をしていたことがあるにもかかわらず、
初めてそんな思いで、この会社を始めたんだということに非常に感銘を受けたんですよね。
その感銘を受けたところから、彼らのセールスのストーリーをお届けするといったところに、
抜群の効果が出て、結果的に3ヶ月で10%以上上がっていったんですよね。

この創業者の方は、皆さんに、

セールスが10%上がってもらいたいといった思いから話したというよりも、
そもそも、なぜ始めたのかという彼の正直な思いを、
社員の人にお伝えしたんですよね。
そこが、社員の人たちを動かしたということになってきます。

どの創業者の方も、必ず思いがあります。

ですから、皆さんもこのストーリーといったところが、どんなところにあるのかを考えていただきたいです。
そして、創業者の方にも聞いていただきたいです。

ストーリーは、人を動かします。
そして、人を動かす。
その生きているストーリーの要素には、感動があり、新しさがあり、
そして、必ず聞いた人の記憶に残っていきます。
これがあることで、結果的に人が動いていきます。
ぜひ、皆さんも創業者の方に、ストーリーを聞いてみてください。

そこから、皆さん自身の感動が起きて、心が動いて、
だからこそ、今目の前にある方、クライアントさん、それからこれからの、

ポテンシャルのクライアントさんの心も動かすことにつながっていきます。
そして、創業者の方に、どうして始められたんですか?
という創業の思い、それを聞かれたら、創業者の方は絶対喜びます。
ぜひ、始められてください。
そして、創業者の方は、ぜひご自分の創業したストーリーを、社員の方にお伝えしてみてください。
今日もありがとうございました。
ありがとうございました。