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2024-11-19 36:07

#09 「ReDesigner Career Trend Report 深堀り会」

TEPPEN FM第9回配信。

 ・PODCAST初めたから気がつけたこと 

・ReDesigner Career Trend Report深堀り会

 

ReDesigner Career Trend Reportについては、こちらからどうぞ
https://goodpatch.com/news/2024-10_redesigner-career-trend-report 

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X始めてみました。

⁠https://x.com/Teppenfm⁠ 

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サマリー

デザイナーのキャリアに関するトレンドレポートでは、年収の実態や転職理由、リモートワークの満足度などが詳しく述べられています。特に、グラフィックデザイナーとデジタルプロジェクトデザイナーの年収差や、リモートワークにおける柔軟な働き方の重要性が強調されています。リモートワークが進む中、ハイブリッドワーカーの出社コストや満足度の変化について議論されています。また、クリエイターと企業の関係性が柔軟化する中、副業やプロジェクトベースの契約が主流になる可能性が示唆されており、従来のマネジメントの定義にも変化が求められています。デザイン業界におけるキャリアの見直しや再定義が重要なテーマとして浮上しており、それに伴ってデザイナーとしてのアイデンティティや役割の変化に関する議論が活発に行われているようです。

デザイナーのキャリアレポートの紹介
こんばんは、始まりましたTEPPEN.fm。この番組は、デザイナーのkabutominoがデザインや日常について脱線しながら、ゆるくお話をする脱力系番組です。
毎回仕事の合間にほっと一息つけるような話題やデザインの裏話、クリエイティブなヒントをお届けします。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
このラジオも、これで多分8回目か9回目ぐらいですよね。
そうだね。
日数的には約3ヶ月以上ぐらいやってる感じですけど、もうすぐ10回ということで、どうですか?やってみて。
やっと自分の声になれましたね。
自分の声を聞くことになれたってことですね。
そうそう。毎回ちゃんと配信される前も聞いてたりはするんですけど、やっとこさ自分の声を普通に聞けるようになりましたね。
確かにですね。なかなか収録してるときはいいんですけどね。配信したやつを聞き直すみたいな抵抗感がありますよね。
なんか若干あったんですけど、割とちゃんと聞けるようになったなと思いますね。
ハブさんはどうですか?
僕はもうそうですね、自分の声を聞くことに関しては編集もしてると何も感じなくなりますね。
そうよね。
毎回毎回延々と自分の声を聞いてるので何も感じないです。むしろ今日全然うまくしゃべれなかったなとか気になります。
まあまあまあまあ。
ポッドキャストをやることで自分の癖だったりとか、もっとうまく説明しなければいけないよなみたいなのを振り返れていいですよね。
そうですね。自分の癖とか自分が無意識に言ってる言葉ってすごいいっぱいあるなと思いましたね。
本当に。
そうね。
僕本当に用はとつまりをむっちゃ言うなと思いました。
なるほど。確かにそうかもしれない。
編集してて何回言うんだよこいつと。
いやけどそういうのはあるよね。僕も確かになるほど、あとカブさんにもちょいちょい突っ込まれるのがほらまた右っかわしって言ってますよみたいなこと言われるように。
右っかわし左っかわしは割と連呼してしまうんで。
そうですね。本当そういうところでも自分の振り返りになって、それでもやってよかったなと思うところではありますね。
では今日の本題に移りましょうか。
今日は珍しくちょっとデザイナーらしい、デザイナーのためのデザイナーのラジオということで、デザイナーのキャリアについての話をしたいなと思います。
真面目。めちゃめちゃ真面目。
10月の9日にリーデザイナーさんが公開したキャリアトレンドレポートっていうものがあるんですけど、この調査結果が面白くて、これをもとにお話をしていきたいなと思います。
そうですね。そもそもキャリアトレンドレポートが何かというと、この調査は7月の31日から8月の15日でGoodpatchさんが運営するデザイナー向けキャリアサービスリーデザイナーのユーザーを対象にインターネットで調査が行われたものだそうです。
すごい分厚いレポートで、ページ数だけで言ったら73ページぐらいにあたるレポートでした。
この中で語られているのが、デザイナーの年代別年収だったりとか、所属別の年収だったりとか、年代別の経験企業数だったりとか、転職先の検討企業群とか、働いてみたい会社、興味があるキャリアパスだったり、副業経験とか、リモートワークの状況という、かなり内容も濃いものになっておりました。
すごい分厚い内容なんですけど、全てを話すような時間はもちろんないので、面白いなと思ったところだけ取り上げさせてもらうと、僕これ見てて面白かったのが、まずグラフィックデザイナーとデジタルプロジェクトデザイナーの年収差が大きくなっているという話がかなりリアルだなと思って。
年収差と転職理由
やっぱりデザイナーやってる人はみんな感じてたことかなと思うんですけど、データを見てみるとインパクトがあるなと。
グラフィックデザイナーのほぼ7割が年収400万未満という厳しい現実だなと思いましたし、
あとは転職理由がクリエイターならではで面白かったなというのが、スキルアップが理由で転職を考える人が54%というふうにも出てて、やっぱりデザイナーって自分のスキルを磨いてなんぼっていう考えが根強いんだなと思いましたし、
給与や待遇とかっていうのを大事だけど成長したいっていうところがデザイナーやってる人のモチベーションなんだなっていうのは僕も共感するところだなと思いました。
あとはリモートワークのところもちょっと興味深くて、フルリモートで働いてるデザイナーの満足度っていうのが圧倒的に高いっていうのも時代の流れだなと思いましたし、
ただこれが週3以上出社になると満足度がガクンと下がるっていうのも出てました。
やっぱり出社が多いとしんどいんだろうなっていうのは、特にこういうクリエイティブ系の仕事だと集中できる環境っていうのが大事なっていうのが現れてるのかなと思いました。
場所に縛られるよりリモートで働ける方がパフォーマンス出せる人も多いよねっていうことなのかなと思いましたね。
ただ企業側もリモートだけじゃなくて出社のメリットを生かしたいという気持ちも今現れてると思ってて、
実際に出社を復活させる企業も増えてきてるというところもあるので、これからハイブリッドの働き方が当たり前になって、
企業もデザイナーもそのバランスをどうとっていくのかっていうのが課題になっていきそうだなっていうところが感じましたね。
だから今後のデザイナーの働き方っていうのはスキルアップの機械とリモートワークの柔軟さみたいなところにあるのかなっていうのはちょっと見てて感じたところではありました。
リモートワークのところは海外の動きとかもそうだし、日本でもやっぱり徐々にリモートに戻そうみたいなところは少し流れとしてあったりはしますもんね。
その中でどっちの言い分も分かるから、なかなか決断を一つにまとめるっていうのは難しいところはありますよね。
そうですね。ただただリモートワークから今までコロナ前の状況に戻すっていうのもあまり面白くないなと思うんですよね。
結局リモートワークから出社、実際に会うオフラインの大事さが認知されたので、その場で会って話してやっと伝わることもあったりとか、オフラインで会うことの大事さっていうのが認知されたと思うし、その場の大切さみたいなのが再認知されたってことだと思うんですけど。
どうせ復活させるなら、その場をもっとデザインした上で、もっといいクリエイティブを作るためのコラボレーションの場として、もっと発展させた場のデザインみたいなのをした上で出社して、その時はその場を生かした議論をしようぜみたいなのがあると、
リモート出社を復活させるのも、さらに成果最大化できるんじゃないかなっていうところは感じはしましたけど、工夫はできそうですよね。
そうですよね。どうしても多分この辺のリモートって、一つの組織を見ている役職だったりとか、それこそ現場で働いているメンバーが感じるリモートへのことと、
経営層が感じるリモートの感じ方って、やっぱりだいぶ感じ方って違うと思うんですよね。経営の方とかよく言われるのって、どうしてもやっぱり出社した方が生産性が高いんじゃないかっていうようなところって、経営の方ってどうしてもプロダクトの良し悪ししか見れないと思うし、
それがどうやってチームで作られて、生産性がどういう形で作られていたのかっていうところまで見れない位置にいると、どうしてもそこが気になるんだろうし、逆に現場の人たちからすると、
生産性って前と同じくリモートでも作れてるんだから同じじゃないかっていうところしか見えなくなってきちゃうんだろうし、なかなか双方の上手く見えるところの共通化っていうのが難しい課題でもありますよね。
確かにですね。そうなんですよね。ちょっと話が変わっちゃうんですけど、リモートワークになり始めた時に思いのが流行らなかったなって思うのが、リモートワークの中でも仮想現実でオフィスみたいなのができますみたいなのがよくあったじゃないですか。
VRを活用したリモートオフィスとかみたいなのがありましたけど、なんかああいうのってコロナの時はすごい話がいっぱいあったんだけど、思いのほかそれを活用してるみたいな話聞かないなって思ったんですけど、あれってどうなったんだなって思って。
はいはい。確かになんかリモートワークになって、ちょうどメタとかもまたVRでみたいなのもあって、メタバース空間上でミーティングをやるみたいな、メタバースっていう言葉があの頃また少し出てたけどもう全然聞かないワードですよね。
そうなんですよね。なんかあれもいろんなところが、いろんな企業がいろんなものを出してた気はしてて、それこそ導入してたところもあったと思うんですけど、あれの生産性でどうやってミーティングしたんだろうとかもちょっと気になって。
僕、あのメタバース話し始めると、マジで止まらなくなるレベルで、メタバースの割と日本でも何年ぐらい?ちょっと時代がわからないけど、日本でも流行ってはないのかな?ただニュースとかでも取り上げられたセカンドライフっていうメタバース空間。
株さんご存知ですか?
覚えはありますよ。
名前ぐらいは聞いたことあるぐらいな感じですかね。僕、セカンドライフにどっぷりで、会社の同僚からは、あんたどっちがセカンドライフなんだよって言われるぐらい、メタバース空間での出来事にリアルが左右されるみたいなレベル感で、めちゃめちゃなじみはあるんですけど、
やっぱりなかなか難しいとは思います。
あの中でじゃあ実際に本当にミーティングが可能なのかとか、もちろんただやるだけなら可能だけど、いいミーティングをあそこでうまく生み出せるのかとかになると、なかなかハードルは高いところはあるんじゃないかな。
なるほど。やっぱりそういうのは下手上でオフラインの重要性なんですかね。
本当にあんまり聞かなくなりましたもんね。
そうなんですよね。
言葉自体全然聞かなくなったね。
仮想オフィス空間みたいなのがあって、近づいていったらこのキャラと話せるみたいな機能を持ったものとかよくありましたよね。
はいはい、ありましたありました。
なんか一時期あれですよね、デザイン系のイベントのチェックインとかにも、ドラクエみたいなバーチャル空間、自分のキャラクターもいて、みんなが席に座っててみたいなことをチェックインに使っていたイベントもあった気がする。
確かに。
そのくらいありましたけど、リモートワーク、株さんがおっしゃってくれたように有効に使える仕組みが作れれば、出社は出社で、やっぱり対面で話すことって本当に言葉だけではなく、視覚からもそうだし、相手の空気感っていうのも感じることができるし。
リモートワークとコスト
こんなテンションで言ってたんだなーみたいな表情も見れるから、やっぱり情報として、インプット量としては1回のミーティングで得られる情報量ってめちゃめちゃ高くはなるので、うまく本当に使ってもらいたいですよね。
なんかちょっと雑に言うと、バカじゃないんだからうまくリモート使ってこうよっていうのが一番感じるところかなと思いますね。
そうですね。
なんかちょっとリモートの話にめちゃめちゃ偏っちゃってるけど、なんか今日僕たまたまそれで言うと、オフィスに戻ろうみたいな動きがやっぱり海外でも強くはなってて、
そのトレンドみたいなものが出ていったんですよね。
で、なんかその時に経営者からすると、いや昔に戻っただけじゃないのって言うのかもしれないけど、結構こう出社した時の1日にかかる費用って細かく見ていくと、結構リモートをする時と出社した時で差があるんだよなーとは思って。
それこそ交通費もそうだし、出社になった時のランチってどうしても会社があるところの地域の物価に合わせたランチになるから、そこでのランチのお金もそうだし、
それこそ家には備蓄しているはずの水もないから会社でペットボトルで水を買いましたとかにかかる飲料費だったりとかもそうだし、なんかそういうところを細かく見ていくと本当なんか1日にかかるコスト感っていうのも結構バカにならない差になってくるところはあるよなーっていうのをめちゃめちゃ今日感じましたね。
これ海外のやつなんですけど、ハイブリッドワーカーがオフィスで毎日費やす平均金額61ドルなんですけど、在宅勤務中のハイブリッドワーカーの平均毎日の平均金額だと42ドルになってて結構差もあったりするので、こういうところにも影響してくるっていうのは確かになーと思いましたね。
なるほどですね。
さっきのリーデザイナーさんの調査だと、中3以上の出産になるとガクンと満足度が下がるっていうデータが出てるんですけど、結局そこは多分働くモチベーションにもつながるところじゃないですか。
そもそもクリエイターと企業の関係性もこれからもっと変化していくのかなっていうこともありえるのかなと思うんですよ。ちょっと話を試薬させると。
そもそも雇用契約っていう関係性ではなくなっていくんじゃない?みたいな。
もちろんその企業の中のクリエイターだからそのメリットもあるんですけど、もっとフレキシブルなパートナーシップに変化していくかもなんていうところもあると思うし、
副業とかプロジェクトベースの契約っていうところが当たり前になっていく。そっちの方がむしろコストがかからなかったりとかっていうこともありえるのかなと思うんですよね。
そっちの方が主流になっていくような可能性も今後はもう少し長い目で見るとありえるかもしれないなと。
そうですね。僕周りの方が結構フリーランスっていうわけでもないけど、ご自身で起業された方もいるし、フリーランス的な働き方をしている人もいるんですけど、
僕もその方たちがこの言葉を使っていて初めて知ったんだけど、ポートフォリオワーカーっていう働き方があるんですよね。
その話を聞いたときにまさに今株さんが言われているような、完全に一つの会社だけに属してそこの仕事だけをするっていうのではなくて、
いくつかの会社に属しながらいろんなジャンルの仕事を少しずつやっていく働き方みたいなのを取られている人たちもいて、
ちょっとそのポートフォリオがどういう面から来ているのかわからないけど、僕それ聞いたときに割と投資とかに使われるリスク分散をするためにいろんな投資に分散していくっていう意味のポートフォリオなのかなと感じたんですけど、
本当に今って昔みたいに一つの会社で障害雇用してもらってなんて保証はどこにもないですし、あと面白い仕事って世の中にいっぱいあるので、
なんかより自分がやりたいところでやりたい時間だけうまく働いていくっていうのはすごくいい働き方だなというふうに感じはしましたね。
確かにですね。デザイナーがスキルアップを求めてるっていう話もありましたけど、一つの企業で働くっていうよりも、自分が今こういう面でスキルアップしたいみたいなところがここにあるとは思うので、
それに合わせた事業の状態だったりとか、今やれることだったりみたいなところを考えながら、そこにあったところでスポット的に働くみたいなことも全然ありそうですよね、今後。
マネジメントの変化
そうだね。どっちも大事なんだろうけどね、そういう一つの会社で組織に属して働くっていう働き方ももちろん大事だと思うし、そういうふうに働きたいっていう方たちもいるでしょうしね。
確かに。
けど、なんかね、すごくいいですよね。軸足を置きながら、軸足を置きながらって言ってしまうとまたあれなのかもしれないけど、自分が興味ある分野を少しお手伝いして、かつメインの仕事はメインの仕事でちゃんと持っててっていうのも成長にも繋がりますしね、新しいことをやることで。
そうですね。調査結果を解釈を広げていくと、わりと今後のキャリアとか働き方の変化って単なる本当に雇用形態とか年収とかの違いっていうところに留まらずに、領域とか働き方そのものが進化していく大きな流れを生んでるのかなみたいなのを解釈を広げると感じれるかなっていうところは思っています。
そうですね。めっちゃ真面目回だな、今回。
仕事の時でもこんな真剣にキャリアの話なんか二人でしてることないかもしれないですよね。
なかなかここまでないけど、たまにはこういう、この人たち本当にデザイン組織の人たちだったんだなと思ってもらえるようなこともやっておかないとですよね。
本当に1年後、2年後が今の働き方がそのままやってるっていう可能性はそんなに当然ではない気はしてるし、10年後のキャリアなんて本当にもういい意味でも悪い意味でも見えなくなるような時代だと。
見えないね、確かにね。
今日話に出てたグラフィックデザイナーとかプロダクトデザイナーとか、そういう人たちより僕はさらに見えないのが、この先のマネジメントってどうなるかって結構見えないですよね。
それこそさっきの話みたいなのが、広がれば広がるほどそれをどうマネジメントできるのかって、僕パッと思いつかないですよね。
そうですね。難易度だけ上がるのはわかる気がするんですけど。
難易度上がるってことはイコールでまだ、いわゆるマネジメントをマネジメントたるようにしなければいけないって考えると僕もめちゃめちゃ難易度って高くなると思うんだけど、
マネジメントも本当に変わってきそうですよね。海外の働き方に近くなるとだけ思うわけではないけど、日本におけるマネジメント、特にクリエイティブ組織のマネジメントで、
株さんは少しオプスで特殊なところがあるかもしれないけど、いわゆるデザインチームのマネジメントって、人のマネジメントもするし、アサインだったりリソースの管理もするけど、結構なボリュームを占めるのがクオリティだったりクリエイティブのマネジメントだと思うんですよね。
そこがある意味で、もうそこはプレイヤーの人たちに任せてしまって、人のマネジメントだったりとか、その人の力が最大化するために今こういうことをやりたいんだよねっていう相談があったときに、
じゃああっちのプロダクトの方に聞いてみて、あっちのプロダクトに関われるように調整するようだったりとか、そういうところがメインのマネジメントに変わってくると、もしかするとポートフォリオワーカーの方がいても、もうそこはお任せしたところなので、そこで成果はお任せしたあなたが出してくださいね。
ただ、任せた成果が出なければ端的に今期で契約終わりですみたいな形になってくるのかもしれないので、そういう変化は生まれそうだよね。
確かに。今までのマネジメントの定義として人材育成とかモチベーション維持みたいなのがあったけど、その定義が変わっていくっていうところですよね。
そういう変化は生まれそうですよね。
そうですね。
マネジメントっていうのは、いわゆる管理職るものじゃなくなっていくっていうのはあるかもですね。定義が変わっていくにあたって。
そこって本当に必要なのかっていうのってあるよね。よくある会社だと部長、課長みたいなあの役職って果たしてなくてはならないのかでなると。別になくてもいいんじゃないかと思うし。
確かに。部長と課長ってなんだろうみたいなことも再定義が必要になってくることはあるかもですよね。
そうですね。そういういわゆる役職っていうものとか、マネージャーっていうのも本当に研究結果的とかにはマネジメントが必要っていう結論ってあるとは思うんですけど、形が変わるんだろうなっていうのはすごく感じますね。
僕はさっきの話にも出ましたけど、OPS活動を主導しているので、最近考えることがあるんですよ。マネジメントをする管理職としての立場もある。
でも、OPSっていう活動をするチームのマネジメントをしてるのもある。で、俺が今やってるのはマネジメントなのかOPSなのかがわかんなくなる時が結構最近あるんですよ。
で、マネジメントの定義とかっていうのもさっき言ったように定義が変わりつつ、時代によって変わっていくところもあるし、OPSの活動っていうのもそもそも何々OPSっていうぐらいだから、いろんなあるじゃないですか、デザインOPSっていうのもありまして、他にもリサーチOPSみたいなのがいっぱいありますけど、
OPSっていうのは結局組織の効率化とか成果を最大化する活動のことであるので、OPSっていう定義だけだとかなり広くなってくる。でもそれが企業とか組織によって役割が変わってくるんですけど、
でもそのOPSとマネジメントっていうことだけを考えると、自分の役割が本当にふとどっちで今動いてるのかわかんなくなるみたいなのが結構あって、チームとしてはリーダーの役職だけど、OPSとしては割ともう一つ上の目線で見てる気もするときはあるんですよ。
だからこれはリーダーなのか部長なのか、どっちの目線で俺は見ようとしてるのかよくわかんなくなるみたいな瞬間は何かあったりするかな。これもやっぱり最初の頃は感じなかったんですけど、組織が発展していくにあたってちょっと感じ始めた疑問なのかなっていうのはありますね。
僕も今までいわゆるクリエイティブの部として成果の最大化をするとか、クリエイティブで持っているプロジェクトを成功に導くっていうような面が結構割合を大きく占めていたんですけど、
なんか組織が成熟するにつれて、そっちはもうマネージャーに猫ちゃんがはしゃいでいる感じですね。
猫が暴れ回ってますね、すみません。
キャリアの再定義
そっちはマネージャーに任せつつ、自分は今の部長が見ている範囲とかではなく、もう一つ上の会社の中でクリエイティブっていう資産をどう使うともっとより会社に利益を生み出せるかとか、会社の成果を伸ばせるかっていうところを最近考えることが多くて、
自分が考える種類のフェーズが変わってきてるよなって感じてたところがあるんですよね。多分株さんも同じなんじゃないかなと思って。
確かに、なんかそうなんですよね。今年になってから何かをキャリアとかも、自分の役割とか仕事とかってすごい見直すっていうワードがすごい今年はよく感じる年だなと思うんですよね。
ごめんなさい、これは僕の勝手な主観かもしれないですけど、この業界のインフルエンサー的な方たちのノートとかを見てても、皆さん自分のキャリアを見直したりとか再定義されてる方がやっぱり多いなっていう気がしてますし、
大きなイベント、デザイン系のイベントに関しても、やっぱり再定義するとか、改めて役割は何なのかみたいなことを考えるみたいなトークセッションが多かったりしたのが今年かなっていう印象はかなり受けましたね。
確かに何か少しずつ変化が生まれる状態になってるんでしょうね。なんか僕本当にこの変化とかって、なんかよく言うじゃないですか、過去を結果繰り返してまた同じところに焦点が当たってとか。
よくファッションとかでも、昔流行ったミニスカートがまた流行ってみたいな、何十年かに1回みたいなタームで、この流行りみたいなのって元に戻るみたいなのがあると思うんですけど、なんかそういう意味で言うと、
結構このクリエイティブっていう業界の成長したところが、ある一定の飽和点ぐらいまで全体的に整ってきてる部分があるのかもしれないですよね。
で、なんかそうなってくると、大体改めて本当にこれで良かったんだっけみたいなところの見直しになったりするので、なんかそういうタイミングに、よくあるウェブだけで言うとウェブ1.0とか2.0とか、つい最近までだとウェブ3.0みたいな言葉があったように、
何かこのクリエイティブの組織としても節目を迎えるタイミングなのかもしれないですね。
この個人のキャリアとかに関しても、もともとデザイナー始めた頃は真っさらな状態のデザイナーというか、専門性がないがゆえに何々デザイナーって言えないデザイナーから始まって、自分の専門性だったりとか、
ケーパビリティがついてきて、じゃあグラフィックデザイナーとかUIデザイナーとか、これがもっとどんどん発展していくクリエイティブディレクターとかっていうところの役割を担っていくような感じだったと思うんですけど、今ってその役割がどんどん境目がなくなって、
結局は最終的にやることって同じようなことになっていくから、最終的にやっぱり肩書きとしては、講義で到達するのが何々デザイナーで減ってきて、結局俺はデザイナーだみたいなことに落ち着いていきそうな気もしてて、
何々デザイナーと言わずに、自分がデザイナーっていうアイデンティティーとかっていうのを再形成するというか、結局そこに立ち返ってくるみたいなことも個人単位のキャリアで言うと、なんかありえそうだなって気はしますね。
デザイナーとしてのアイデンティティ
そうだね、確かにね。
もちろん一周減った上で戻ってくるか、立たずにそこにいるかみたいなことは全然大違いですけど、戻ってきてそこにデザイナーとして改めて自分を最適化するかみたいなのは、今後増えてくるのかなっていう気はちょっと僕はしますね。
そうですね、なんか役割が広がって、いろんな名前の何たらデザイナーみたいなものが作られ、けどこことここって一緒にやること多いよね、みたいなものがまたきっとくっついていったりもするんだろうし、その中で残っていくものもあるんだろうしね、ここはやっぱりちゃんと何々デザイナーって名乗るべきだよねみたいなものも出てくるんだろうしね。
そうですね、そうですね。
はい、ちょっと今日はいろいろ話したんですけど、かなりこの答えのない会話を今日は延々と繰り返しているので、一旦この辺で終わろうかなとは思いますけど、
ちょっとこのデザイナーのキャリアの話っていうのは定期的にやるのも面白いのかなと思うんですね。
1年後またどんなこと喋ってるだろうみたいなのは続いていればちょっとやってみたいなと思います。
はい、そうですね。確かに今回全然このキャリアトレンドレポートでも、年収のこととかそんなに触れられてない部分もありますしね、また何かちょっと機会を改めていろんな話ができるといいかもしれないですね。
はい、じゃあ今日はここら辺で終わろうと思います。
はい。
はい、ではてっぺんFMはデザイナーのカブト、
ミネオがお送りしました。
はい、ではまた次回。
はい、おやすみなさい。
おやすみなさい。
36:07

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