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  2. 149. 暑さ対策としての帽子
2024-08-26 31:04

149. 暑さ対策としての帽子

内容紹介:

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠てくてくラジオ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@tanaken0515⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@co_bachie⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ がしごとの合間にするようなゆるい雑談を配信するポッドキャストです。

エピソード149は「てくてくラボ」です。帽子の関する研究論文を読んであれこれ話しました。


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音楽 BGMer ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠http://bgmer.net

サマリー

このエピソードでは、帽子が暑さ対策としてどのように効果的かを論文を基に探求し、その影響が説明されています。特に、帽子の素材、色、形状が熱中症のリスクやスポーツ中の体温に与える影響について詳しく論じられています。また、さまざまな帽子の素材と色による温度の変化を実験で確認し、綿ポリとナイロン素材の温度差が重要なポイントとされています。さらに、通気性の良い帽子のデザインが温湿度に与える影響についても分析され、スポーツ時の快適性向上に寄与する防止特性が検討されています。加えて、帽子の素材と色が温度や湿度に与える影響についても議論され、特にグレーの素材が優れていることが指摘されています。また、競技ごとの帽子の最適化の重要性にも触れられています。

帽子の重要性と背景
cobachie
こんにちは、たなけんです。 こんにちは、こばちえです。
tanaken0515
てくてくラジオは、仕事の合間にするような、ゆるい雑談を配信するポッドキャストです。
cobachie
今週もよろしくお願いします。 よろしくお願いします。
tanaken0515
はい、今回はですね、 てくてくラボ会でございます。
cobachie
やったー!
tanaken0515
じゃあ、まあね、論文を紹介していくんですけども、
cobachie
めちゃ暑い。
tanaken0515
暑いんですよ。で、僕最近ね、ゴルフを始めたんですけど、
会社の人たちと一緒にね。 で、ゴルフに行くと、
まあもう、炎天下の屋外をね、回っていく、コースを回っていくっていう競技なので、
まあ帽子をかぶることが結構推奨されているんですよ。
cobachie
そうですよね、帽子をくう会だとね、必要ですよね。
tanaken0515
そうそうそう。で、ただ僕、帽子、
あの、あんまり得意じゃないというか、
えっと、持ってなくて、そもそも。
cobachie
え、あ、そうなんだ。
tanaken0515
そう、あの、野球をやってたんで、野球の帽子はあるんですけど、
それ以外の帽子はなくて、
で、えっと、
あ、持ってないは嘘だな。一応、もらい物とかで、なんか持ったりはするんですけど、
僕、頭が大きいのもあって、もう全然似合わないんですよね、帽子が。
cobachie
得意じゃないとは似合わないって自分で思っちゃうってことか。
tanaken0515
そう、から、似合わないし、あとなんか暑いなとか、むれる感じもして、
こう、結構外しちゃうんですよね、帽子かぶってても。
cobachie
あー、そうですよね、むれるのはそうかも。
tanaken0515
そうそう。なので、あんまり帽子に向き合ったことなかったんですけど、
でも、ゴルフ始めて、みんな帽子基本的にかぶってるし、
で、なんかゴルフってなんだろう、服装もちょっと襟付きのシャツで、
えーと、まあズボンも、まあ短パンでもいいけど、こう、なんていうんですか、ちょっと、
なんか長いズボンで、結構きれいめな服装をするんですよね。
cobachie
うん、そのイメージあります。
tanaken0515
そうそうそう。で、ちょっと素敵な帽子をかぶったりなんかして、そのキャップであったりとか、
こう、なんていうんですか、えーと、
cobachie
ハットみたいなやつ?
tanaken0515
ハット、うん、そうそう、ハットみたいなのをしたりするんで、
まあ、いいなーと思って、帽子欲しいなーって思ったんですよ。
うんうん。
で、実はこの後ちょっと帽子見に行こうかなと思ってるんですけど、
cobachie
おー、そうなんだ、うん。
tanaken0515
そう、だけど、いや、暑いのとか、むれるのとかはやっぱやなんだよなーと思って、
で、ちょっと帽子の、こう、暑さとか、群れとか、そのあたりに関して述べられている論文はないものかと、
研究の目的と方法
tanaken0515
というので、探してきました。
cobachie
めっちゃいい動機じゃないですか。
tanaken0515
はい、そうなんです、ちゃんとね、現実に生かせる情報としてね、
ご提供できればと思っております。
cobachie
はい、勉強します。
tanaken0515
はい、ちなみに、こわちやさんは帽子はかぶったりしますか?
cobachie
そうですね、私は、あの、散歩のときとかにかぶったりするのと、
あと、まあ、最近はあんまりですけど、あの、山に登ったりとか、
あと、フジロックとか、フェス行くときは絶対かぶったりするので、
tanaken0515
うんうん。
cobachie
あの、かぶったりとか、持ってはいますね。
tanaken0515
なるほど。
うん。
そっかそっか、いいな、なんか、こわちやさんとかは帽子似合いそうですよね、なんか。
cobachie
いやー、なんかもう、あれですよ、屋外に行くと、似合うとかよりも、
もうなんか、死ぬみたいな気持ちになるから。
tanaken0515
なるほど、守るための帽子。
cobachie
そう、自分も守るための帽子です。
tanaken0515
なるほどね。
cobachie
いやー、でも、なんか今日のこの、何?論文を見たら、実は本当に守れてるのか?みたいなやつ、
tanaken0515
ちょっと見直すきっかけになりそうなので、楽しみにしてます。
はい。
cobachie
はい。
tanaken0515
ではでは、じゃあ早速、論文に移っていきますか。
cobachie
はい。
tanaken0515
はい。で、今回はね、わりとしっかり読んで、あの、わかりやすい言葉にまとめてきました。
cobachie
すごい、はい。
tanaken0515
で、論文のタイトルが、「帽子の素材、色、形状が、初熱環境下でのスポーツ実施中の整理指標と帽子内温湿度に及ぼす影響。」というタイトルでございます。
cobachie
長い。
tanaken0515
長いですね。
はい。
もう今読んでて、こんな長かったんだって思いました。
はい。帽子の色、素材とか色とか形が、こう、暑い環境の中で、
スポーツをやってるときに、どんぐらい体に対して影響があるかと。
で、帽子の中の温度と湿度がどういうふうに変わるかっていうのを、まあ、計測してみたよという、そういう論文ですね。
cobachie
うんうん。
tanaken0515
はい。で、これは、えっと、
デサントスポーツ科学という論文誌の第42巻、2022年の6月20日に発行されたものに載っております。
で、えっと、だから約2年ぐらい前の論文って感じですね。
cobachie
そうですね。はい。
tanaken0515
で、著者の方、まあ、シュタル著者の方が多分一番上の名前の方なんですけど、キタさん、キタ哲郎さんかな。
cobachie
はい。
tanaken0515
はい、武蔵野美術大学の方で、あと、まあ、教授者でプラス4名の方のお名前が載っているという感じですね。
cobachie
あ、美術大学。
tanaken0515
うん。
ね、へー。
なんかその、形状の話とか、まあ、あと色とかの話が出てくるんで、まあ、そういうちょっとデザインとか、そういうところに寄っている部分もあるのかな。
cobachie
なるほど、確かに。デサントって私の思っているデサントだとしたら、結構、そのスタイリッシュというか、すごいシュッとしたデザインのものも最近出している印象があるので、
デザイン系の先生とかが関わっているのは、そうしたらすごい納得があるなって思いました、今。
tanaken0515
そうですね。
うん。
はい、というのが論文の基本情報でございます。
cobachie
はい。
tanaken0515
はい。で、まずは、論文の初言、僕初言という言葉を初めて聞いたんですけど、初言というのがあって、で、内容的には研究の背景だったり目的が書かれているパートでした。
cobachie
へー。
tanaken0515
で、ざっくり、もう本当に簡単な日本語に書き下しているんですけど、日本は高温体質で熱中症は身近な問題だよね、と言っていて、で、熱中症のリスクがあるような環境ではスポーツは避けるべきだって言われてるよね、と。
そうだね、と。
うん。
とはいえ、夏に屋外でスポーツをやんなきゃいけない、まあ、やんなきゃいけないというか、まあ、やるというシチュエーションってあるよね、と。
cobachie
そうですね。
tanaken0515
はい。で、まあ、具体的に言うと、例えば、今まさにやっているオリンピックですね。
cobachie
はい。
tanaken0515
はい、夏季オリンピックとかもそうだし、全国高校野球選手権大会、いわゆる甲子園大会という。
cobachie
いやー、本当に夏ですもんね。
tanaken0515
そう、まあ、夏にね、やってます。まあ、もう、夏、もっとずらしたほうがいいんじゃないかとか、時間を工夫できないかみたいなのはね、毎年のように話題がありますけども。
cobachie
うんうん。
tanaken0515
はい、まあ、夏、暑い時期に屋外でスポーツをやるってことは、まあ、あるよね、と言ってますね。
cobachie
はい。
tanaken0515
はい。で、まあ、そういう状況なので、スポーツを実施しているときのウエア、まあ、着るものだったり、まあ、帽子だったりとかっていうものに関する
先行研究っていうのは結構あるみたいです。
うーん。
はい。で、その中でも、帽子を対象にした研究っていうのも、もちろんありますよと。
はい。
ただ、それらの研究は結構実験室内で、実験室内の温度を上げたりとか、
うーんと、なんか、光を当てて暑い環境を作ってみたりとかっていうので、やってるものが多くて、
実際の屋外のフィールドで測定された研究っていうのはあんまないんですよね、というふうに言ってました。
うんうん。
ということもあり、今回の研究では、屋外の実際のフィールドに行って測定してみるよと。
はい。なので、この研究の目的としては、熱中症対策に有用な帽子を開発するための基礎資料として屋外で実験してみたらこんな感じになりましたよっていうのを提示するっていうのが目的だそうです。
実験の手法と結果
cobachie
なるほど。
tanaken0515
はい。
cobachie
うーん、良さそう、期待できそう。
tanaken0515
そうですね。
cobachie
はい。
tanaken0515
で、具体的には次の2つのことをやっていくぞというので、
1つ目が屋外で直射日光の下、様々な色と素材の帽子を日光に晒しますと。
で、帽子の中の温度がどういうふうに変わるかというのを評価するっていうのが1つ目。
はい。
で、2つ目が通気性を考慮して帽子の形を考えて開発しますと。
cobachie
うん。
tanaken0515
で、それが開発したやつを元に実際のスポーツ時に着用してもらって、どういう変化があるのかっていうのを測る、計測するみたいなところ、この2つ目がありますと。
cobachie
はい。
tanaken0515
という感じですね。
はい。
というところで、何が語られるのかっていうのが大体この証言っていうところに書いてあると。
うん。
はい。
では早速、1つ目の目的に対しての実験1、やっていきましょうと。
cobachie
はい。
tanaken0515
はい。実験1は、帽子の色および素材と帽子内温度上昇の違い、これを検討していきますよと。
cobachie
うん。
tanaken0515
はい。で、実験方法です。素材と色の組み合わせ、39パターンの帽子を用意しました。
cobachie
すごいいっぱい用意してる。
tanaken0515
すごい用意している。
cobachie
用意してる。
tanaken0515
はい。で、形状は全て同一だと言っていて、すげえなって思いましたけど。
cobachie
これ研究に作ったんですね、きっとね。
tanaken0515
作ったんすかね。
cobachie
うーん。
tanaken0515
って言ってます。
cobachie
はい。
tanaken0515
で、屋外の高さ70センチの台に39個の帽子を並べると。
cobachie
はあ。
tanaken0515
はい。
で、帽子内の内部の温度を、なんかね、温度計測器の具体的な名称とかも書いてありましたけど、
帽子の素材と温度
tanaken0515
ちょっとそこは端折りますが、この機械を使って測りましたよと。
で、午前9時から10時の1時間で外気温は38.9度でしたと。
うーん。
計測を30分ごとに行うってことだったんで、まあ、最初の9時と9時半と10時の3回なのかな。
それか9時半か10時の2回かちょっとわかんないですけど、
2回か3回の測定、30分ごとに行うっていう感じでやってたみたいですね。
うーん。
cobachie
まあでもそうですよね。
9時に一定数が測ってもわかんなそうだから2回かもしれないですね。
2回かもしれないですね。
tanaken0515
うーん。
って感じでやってましたと。
はい。
はい。
で、実験結果としては、まあ表があるんですけど、
色が黒、赤、青、ピンク、黄色、白、グレーっていう中で、
素材が綿、ポリエステル、麻、綿ポリ、
綿ポリっていうのは初めて聞いたんですけど、綿とポリエステルの組み合わせ。
うーん。
ナイロン、レイヨン、絹っていう感じですね。
レイヨンと絹に関しては色が白と黒しか用意できなかったみたいで、
他の色のものはありませんっていう感じでしたけど。
はい。
っていう組み合わせで測ってみましたと。
で、外気温が38.9℃の環境で、30分とか1時間とか置いた場合の結果なんですけど、
基本的にどの帽子も40℃を超えてるっていう感じです。
cobachie
そうですね、ほとんど。
tanaken0515
そうですね、ほとんど超えてる。
なんで外気温が38.9℃なんで、
1℃以上は帽子の内部の温度は上がっちゃってますよと。
それはそうですよね、という感じですかね。
うん。
うん。
で、最も温度が低いのは素材が綿ポリで、色がピンクのやつが一番低くて、
38.4℃でしたと。
おー。
すごいな、本当かっていう感じ。外気温よりも下がってるじゃんっていう感じなんですけど。
すごいな、本当なんだっていう感じがするけど。
cobachie
すごいね。
tanaken0515
そう、ちょっと測定誤差も多少あるかもしれないですけど、まあまあでも低いねと。
うん。
で、一番温度が高いのは素材がナイロンで、色が青のやつで、43.9℃。
cobachie
5℃ぐらい上がってる?
tanaken0515
そうですね、かなり上がっちゃってますね。
うん。
38.9℃が外気温なので、5℃は結構大きいですね。
うん。
はい。
で、ナイロンは全部の色で高温で、みんな42℃を超えているっていう感じですね。
cobachie
うんうん。
tanaken0515
はい。
で、あと30℃台、40℃を超えずにね、
まあ一度、温度上昇が一度ぐらいでキープできたのが素材がメンポリの黒、ピンク、グレー。
さっきもピンクが一番低かったって言いましたけど、はい、黒、ピンク、グレーが低かったと。
うん。
で、あとは素材がポリエステルのカラーがグレーのやつも30℃台を維持できましたと。
cobachie
なんでグレーだっけ?
tanaken0515
はい。
cobachie
えー面白い。
tanaken0515
面白いですね。
てか黒がね、入ってるのが意外すぎる。
cobachie
ね、黒厚そうですよね。光集めて。
tanaken0515
そう、そうなんですよ。
このメンポリという素材による何かものなのか、
うん、まあなんか黒が、黒も入ってるという感じの検知でした。
はい。
cobachie
なるほどなあ、これ、私持ってる帽子を見てみたんですよ。
tanaken0515
うんうん。
cobachie
素材あんまり気にしてなかったから、今初めて見たんですけど、
えっと2つ、普段使ってるやつ2つあって、色は両方とも黒なんですね。
tanaken0515
うんうん。
cobachie
で、1つがキャップで、これはユニクロで買った、あまり高くないというか、安いやつなんですけど、
これはナイロンでした。
tanaken0515
ナイロン、じゃあ結構厚くなるやつですね。
うん。
cobachie
で、もう1個がハットなんですけど、麦わらっぽい雰囲気のハットなんですけど、
これはノースペースで買ったやつで、これがポリエステルだった。
tanaken0515
なるほど、なるほど、はいはいはい。
cobachie
なので、なんか、今私この2つしか見てないから、あれですけど、
やっぱしその素材が、何だろ、ポリとか綿ポリとかって、
多分比較的、えっと、高性能というか、熱を抑えるっていうのはわかっていて、
で、ナイロンはその薬味があまり高くないっていうのはわかってて、
それが値段にも、値段の都合にも出てくるのかなっていうのをちょっと思いました。
通気性の効果
tanaken0515
あー、かもしんないですね、確かに。
なるほど。
ありがとうございます。
はい。
ではでは、続いて実験2に移ります。
cobachie
はい。
tanaken0515
実験2は、各種スポーツ実施時の防止内温湿度の違いの検討。
温度と湿度がどう変わるかっていうところを見ていくよ、ということですね。
はい。
実験方法、まず通気性の良い形状の防止を試作しましたと。
はい。
で、素材は実験1の結果を踏まえて、綿ポリにしましたと。
はい。
で、色は実験1の結果と、あと先行研究でこの色がいいよ、みたいなのを踏まえて、
ピンク、グレー、黒、白の4色にしましたと。
はい。
白がね、先行研究で白はいいぞって言ってたと。
そうなんだ。
使ってますね。
で、形状はAタイプとBタイプっていうのを2つ試作して用意してます。
で、Aタイプというのが、正面両サイドと後方に通気孔があるっていう特徴があって、
通気孔って何なのかっていうのはいまいち写真だけでもわかんないんですけど、
風が通る大きめな、なんだろう、風の通り道みたいなのがあるみたいですね、サイド。
cobachie
サイドが縫い付けられてなくってちょっと開くようになってるんですね、きっと。
tanaken0515
うん、みたいですね。
っていう感じなのと、あとは2層構造になっていて、
内側に、なんだろうか、ネット的な、網網みたいな。
メッシュみたいな。
メッシュメッシュ、みたいなのがあって、
なんで、その2層の間に空気が通るような感じになっているのかなというのがAタイプですね。
うんうん。
で、Bタイプはすごくて、全体に1センチ程度のコマド、切り込みをいっぱい作りましたと。
ありがとうございます。これはもう実験感がすごい。
cobachie
実験感がすごいですね。
tanaken0515
そう。で、全部で60個の切り込みを入れていますという感じですね。
で、キャップなんですけど、キャップの素材が多分6パーツでくっついているような感じになっていて、
1パーツごとに10個切り込みを入れましたというふうに書いてましたね。
cobachie
あー、なるほどね。
tanaken0515
っていうBタイプ。
はい。
この帽子を用意しました。
振り返るとメンポリの素材でピンク、グレー、黒、白で、AタイプとBタイプという感じですね。
で、スポーツ活動中の帽子内の温度と湿度を計測しますと。
はい。
で、被験者は成人男性4名にしましたと。
で、スポーツは次の5つのスポーツを取り上げています。
で、1つ目がゴルフ。
2つ目がウォーキング。
続いてジョギング。
4つ目が野球で。
最後にテニスと。
はい。
この5つの種目で、
ゴルフは2時間ぐらいでとか、ウォーキングは60分でとかって時間も書いてあるんですけど、
はい、この5つの種目をやります。
で、各種目午前と午後に1回ずつ、計2回実施しますと。
え?
cobachie
これ、各種目午前と午後に1回ずつって、この5種類を4人は計1日に2回やったってこと?
tanaken0515
そうです。1日に午前と午後に2回やって、それを、種目ごとに日を分けているんで、
そういうことか。
2日間で、初日はゴルフ、2日目はウォーキングみたいな感じで、午前午後で。
cobachie
ゴルフの日は一番大変ですね、これ。
tanaken0515
確かに。
cobachie
ゴルフ2時間やって、午後2時間やってっていうのをやったんでしょうね。
tanaken0515
なるほど。なんかすごいトライアスロンみたいじゃん。
そうそう。一応別日でやってました。
別日と言いつつ、5日間連続でやってたんで、日付がちゃんと書いて、8月何日?17から?みたいな、なんか書いてあったんですけど、
合宿だなって思いましたね。
合宿ですね、これは結構大変そう。
で、やってましたという感じですね。
はい。
で、これ結構いろんな細かい分析とかグラフとかがあったんですけど、
結果を、もっとシンプルに結果をお伝えする感じに端折ったので、
実際の細かいところが気になる方は論文を見てくださいという感じですが、
まず結果、形についてですね。
各種目、ゴルフ、ウォーキング、ジョギング、野球、テニスで、
帽子内の湿度と温度がAタイプとBタイプでどんな感じだったかというので、
温度と湿度それぞれの上昇率がどれぐらいだったかというのを平均値を出してます。
4人の被験者の平均値というのを出してますね。
はい。で、結果としては温度の上昇率はBタイプの方が低い。
なのでBタイプの方が温度は上がりにくいということが分かります。
cobachie
いっぱい穴空いてるからね。
tanaken0515
いっぱい切り込み入れたんで。
湿度の上昇率はAタイプの方が低いということが分かりました。
Aタイプは前後左右に窓というか通気口があったりとか、
メッシュの二層構造になってるよとかっていうのもあって、
湿度は抜けるというか。
cobachie
そうですね。
tanaken0515
濡れにくいって感じですね。
ということが分かりましたよと。
ある程度予想はできたかなという感じですけど、
ありますよと。
素材と色の影響
tanaken0515
細かく種目ごとに見ていくとちょっと特徴もあったりするんですけど、
その辺は論文を読んでくださいという感じですね。
で、あとは形と色の組み合わせのところで見ていきましょうと。
というので、見ていくと、
まとめているのが各種目のA、Bタイプと色の組み合わせの表になってるんですけど、
湿度、あ、じゃない、温度。
温度はBタイプの白とグレーが低い。
分かりましたと。
cobachie
なるほど。
tanaken0515
そうですね。切り込みがいっぱい入ってて、
白だったりグレーのやつが低くなってましたよと。
続いて湿度。
湿度はAタイプのピンク、グレーが優秀だったのと、
あとBタイプも黒、グレーは湿度が低かったと言ってます。
これは結構種目によって違くて、
これは実験結果測定誤差もありそうですけど、
でもまあ一応種目によって違いましたっていう感じでしたね。
で最後、黒は温度が高くなりがちっていうのも分かりましたと。
そんなところですかね。
cobachie
なるほどな。
日によって種目分けてるとしたら、多少その影響もありそうですもんね。
そうですね。
tanaken0515
ということでございました。
えー面白い。
cobachie
面白いですね。
tanaken0515
で結論としては、実験1,2を踏まえると、
改めて素材は綿ポリがいいですよと。
でナイロンは高温になりがち。
ナイロンは高温になりがちですよということが分かってます。
で形と色に関しては、
温度の観点だとBタイプ、切り込みがいっぱい入ってるやつ。
湿度の観点だとAタイプが優秀ですねと。
でAとB組み合わせればいいんじゃねって言ってました。
cobachie
それはそう。
tanaken0515
そうだねって思いましたね。
cobachie
それはそうですね。
tanaken0515
であとは種目によって結果が異なるということもあるんだなということですね。
競技ごとの最適化
tanaken0515
という感じでございまして、論文としては以上です。
cobachie
ありがとうございます。
tanaken0515
なかなか面白いですね。
面白かったですね。
一応僕が読んだ感想をちょろっと書いたんでそれも読んじゃうんですけど、
全体的に色はグレーが優秀なのではっていう感じがして、
ちょいちょいグレーが出てくるんですよね。
そうですね。
cobachie
なんでグレー選んどくのは結構ありかもなっていうのと、
tanaken0515
あとはさっきも話しましたが実験1で、
確かに。
意外でした。
とはいえ実験2では黒は温度が上がりやすいっていう風にも出てるんで、
なんか難しいところではありますけど、
わざわざ黒は選ばなくてもグレーとかを選んどくのがいいのかなというのは、
はい。
はい。
はい。
あとは実験2で競技によってどれが優秀かっていうのが、
どの形とか色が優秀なのかっていうのは違うっていうのは面白いかもなと思ってて、
そういう帽子を作るスポーツ用品メーカーとしては、
競技ごとに作り変える意味が出てくるんで、
それ自体は割と面白いと思うんですけど、
なるほどな。
私黒を好きだから黒を使いがちなんですけど、
なんか物によっては黒もそんなに結果が悪くないのはよくないですね。
はい。
はい。
cobachie
はい。
はい。
tanaken0515
はい。
cobachie
はい。
はい。
はい。
はい。
やっぱ良かったなって思ったのと、
あとグレーが優秀っぽいのは田中剣 hurryさん言って頂いた通りなんですけど、
グレーって幅広くないかって思ってて、
tanaken0515
絶対ですね。
cobachie
どのくらいのグレーがいいよみたいなやつが知りたいって気持ちになりました。
tanaken0515
確かに確かに。
今回の論文ね、色の話をしてるけど、 論文自体はモノクロなんで、
マジ何色かわからんみたいな感じで。
なので、それは確かにありますね。
cobachie
そうですね。そんなに濃い色ではないのかな、もしかして。
tanaken0515
確かにないですね。明るめのグレーなのかもしれない。
cobachie
うんうん、そんな雰囲気がありますね。
tanaken0515
うん、という感じでございましたね。
cobachie
なるほど。
tanaken0515
はい。
cobachie
たなけんさん、どんな帽子欲しくなりました?
そうですね、ちょっとやっぱり色はグレー、 明るめのグレーの素材がめんぽりなやつを探したいなって思いますね。
ぜひ。
tanaken0515
うん。
cobachie
これもしかして、2年前の基礎研究ってことは、 これベースにしたデサント商品出てるんじゃないですか?
tanaken0515
あ、出てんのかなぁ。
cobachie
うーん、わかんないけど。
tanaken0515
もしかしたら出てるかもしれない。
cobachie
ちょっとデサント商品とか、まあデサントじゃなくてもいいかもしれないけど、 軽く探すといいかも。
tanaken0515
探してみようかな。
うーん。
はい。そんなところでございました。
cobachie
面白かったです。
tanaken0515
面白いですね。
cobachie
はい。
tanaken0515
うん。この研究がね、皆さんの何かの役に立てばと、 というところですね。
はい。ではでは、時間もいい感じになってきましたので、 今回のTechTekラジオはここまでとします。
はい。ここまで聞いていただきありがとうございました。
cobachie
ありがとうございました。
tanaken0515
ではまた来週。バイバイ。
cobachie
バイバイ。
31:04

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