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2025-01-08 29:19

181 子供向けアニメと教育について  #科学系ポッドキャストの日

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今回は #科学系ポッドキャストの日 2025年1月の中で配信しております。
テーマは「子供」ということで、子供向けアニメと子供の教育について思いついたことを話しています。

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YAMATAROFARMの福利厚生、本日は科学系ポッドキャストの日ということで、 子供をテーマにお話をしたいと思っております。
科学系ポッドキャストの日は初めてなので、簡単に自己紹介をさせていただきます。 普段は静岡県の富士市というところで野菜を作っている農家です。
山村達也と言います。
このYAMATAROFARMの福利厚生というポッドキャストは、自身が運営している、私が運営している YAMATAROFARMという農園で起こったこと、仕事のこと、ポッドキャストのこと、それから家族のことなど、
だいたいこんな感じのテーマで話をしております。
その他にも自分が考えていることとか、ざっくばらんに話をしておりますので、よかったら聞いていただければというところです。
科学系ということで、科学との接点をお話をさせていただきますと、一番接点が強かったのはやっぱり大学にいた時でしょうか。
石川県の大学で、大学の4年と院の2年の3年間ですかね、3年間米の研究をしておりました。
米の研究を具体的に言うと、玄米ですね、精米する前の玄米、収穫しておみがらを外した状態の玄米が白く濁っている、
白身熟粒というのが近年よく発生しております。
これが何で起こるのかと、何でこういった米が発生するのかということを研究しておりました。
この時はバチバチのアカデミアというわけではないんですけど、
ほどほどですね、学会に行ったりとか論文読んだりとか、論文書いたりとか、そんなことを一応しておりましたので、この時が一番
科学というか、そういったものに距離が近かったかなというふうに思っております。
就職して農薬メーカーに入って、この時も農薬というものがなかなか法令、
法令に結構近いものというか、農薬取締法というものの中で動いているものなんですけれども、
効果とか安全性とかという評価には、その科学的な指標だとか、
調査試験というのが密接に関わってくるので、大学の時というほどではないにしろ
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お付き合いをしていたかなという感じですかね。
仕事上営業職をしていたので、自社製品の試験をやったりだとか、
それをお願いしたりだとか、普通に情報収集のために県の試験場とか国の試験場とかそういったところに
話を聞きに行ったりとかっていうのもしてたのはありますね。
現在は農業を始めて2025年で7年目になります。
7年やってるんですけども、なかなかうまくいかず、
特に去年はめちゃくちゃ暑かったので、見込んでいた収穫物が取れないみたいな、
そういった状況になったりして、7年経ってはいるんですけども、本当に試行錯誤しながら日々仕事をしております。
今回のテーマ、子どもについてということなんですけども、
子どもの話を、自分の子どもの話をすると、
2024年1月現在で2歳と4歳の娘2人がおります。
上の子、4歳の子は来月2月には5歳になりますね。
来年年長さんで、その次は小学生という学年になってますね。
子どもについてということで、
普通に日記的な話をするのも面白くないかなと思って、
普段山村が考えてるようなことを話をしていきたいなというふうに思っております。
テーマとすると、教育というものと文化形成というものとアニメというもの、
この3つをつなぎ合わせて話をしていきたいなというふうに思っております。
子どもの教育というと、なかなか頭を悩ます問題というのはずっと変わらないかなと思ってますし、
今、それこそ上の子はすっかり大人に落ち着いてきてるんですけども、
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下の子はすっかり嫌々気で、何をするにもいいやみたいな感じですね。
教育というのをまだ足突っ込みながらも、まだ手前というかそういった状況になってます。
2人とも中耳炎持ちなので、特に下の子はすぐ炎症が起きやすいんですけど、
高性物質の薬が出たりするんですけども、それがなかなか飲んでくれないとか、
それを無理やり飲ませようとして、ペーって吐き出されて、
ペーというかブーって吐き出されて、
娘の服も自分の服もピンクの高性物質の薬だらけになりながら、
それでも飲んでもらわないと困るので飲ませたりとか、そんなことをしながら格闘というかしている最中ですね。
特に下の子っていうのは今アンパンマンを卒業するかしないかみたいな感じですね。
アンパンマンとっても好きで、1歳から2歳にかけてってのは本当にずっとアンパンマンだったんですけども、
今はね、お姉ちゃんがそのプリキュアとか少し大人向けのアニメになってきてて、
そっちを一緒に見るようになってから少しアンパンマンから離れていきそうな感じというような状況になってます。
で、上のお姉ちゃんも言うて同じぐらい2歳の時ですかね、
1歳から2歳の時っていうのはやっぱりアンパンマン大好きで、
スーパーとかに行くとアンパンマンのお菓子とか、例えばおむつとかもそうですけど、
アンパンマンのものっていうのがたくさんあって、それを見つけるたびにアンパンマンだって言ってるような子供でした。
なので、うちの子はたまたまですけども、1歳から2歳、3歳にかけてっていうのはアンパンマンとハマりしたっていう
世代というか、そういう娘たちでしたね。
それに伴って、自分もアンパンマンを改めて見るっていうことが増えてたわけなんですけども、
実はこのアンパンマンを見ると結構面白いというか、特に映画とかで
アンパンマンはなぜ人を助けをするの?みたいなシーンが出てくるんですけども、
そこで割と直接的にリタの精神を説くというか、困っている人を助けると心がポカポカして、
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とっても温かい気持ちになるんだよみたいな、そういうのをアンパンマンが言ってるのを見て、
こんなことを言ってたんだ、直接的にこういう表現をして、
このリタの精神みたいな、アンパンマンの存在価値みたいなのを説いてたんだ、みたいな、そういうことをちょっと発動させられながら見てた、
っていうのが比較的最近起きていることです。
おそらく自分も同じような1歳とか2歳の時っていうのをアンパンマン見てたと思うんですけども、もちろんそんなのはあまり覚えてなくて、
でもそんなの見てたんだなぁなんていうことを思って、ちょっと驚いたというか、
っていうのがありますね。
で、そんなリタの精神というか、その人助けをするということに対して、
それって抽象的に良いことだよね、そしてその助けた人というよりは、助けられた人というよりは助けた人の心が豊かになることだよね、みたいな、
そういうアンパンマンの言葉を、実はかなり多くの日本人の1歳2歳の子供は受けている、ということを
想像すると、実は日本人の子供っていうのは、比較的というかかなり早いタイミングで、そしてそのどんな両親というか家庭環境というのはわかんないですけど、
でもアンパンマンを見るっていうことで、その精神を実はかなり潜在的に植え付けられているというか、
染み込んでいるのかなぁということを想像したっていうのが今回の話なんですけども、
このリタの精神というか、人のために何かをするということが自分の幸せにつながるということ、これは結構大事な概念というか、
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現在、本当に働くこと、就寝、例えば就寝雇用でずっと働いて、企業のために尽くすことが、その時代のというかね、その人の幸せみたいな、
これは今、2024年でそうやって考えられている方っていうのはあんまりいない気がするんですけども、
一昔前というか、そういうとこではかなり一般的な幸せの形だったと思うんですよね。
それが今価値観が提供化してきて、幸せの形が本当にたくさんある中で、
ただその誰かのために、もっと抽象的に社会のためにとかね、働くっていうことがその人の幸せにつながるっていうことっていうのは、
結構普遍的なものなのかなというふうに思っております。
それを実は1歳とか2歳とかめちゃくちゃ小さい時に、意図しない形で、そういう教育をしようっていうような、意図ではない形で実は教えられているっていうのは、
日本人として結構面白い特性を持っているのかなぁなんていうことを思ったっていうところですね。
同じようにアンパンマンって、かなりたくさんのキャラクターがいる。
そのたくさんのキャラクターが、本当にめちゃくちゃいっぱいいるんですよね。
いるところで、もちろんそのめちゃくちゃ完璧なキャラみたいなのはいないんですよね。
例えば意地っ張りなキャラクターとか、オッチョコチョイなキャラクターとか、
チャーミングではあるんですけども、端緒として少し派手にわかりやすく描かれるキャラもたくさんいるわけで、
でもそのキャラクターたちが自分の得意とするところで頑張ったりとか、誰かに助けてもらったりだとか、助けたキャラクターをさらに助けてあげるだとか、
そういったところがシンプルにというか、かなりストレートに描かれているという表現の方がいいかな。
アンパンマンってそういう話なのかななんていうふうに思いました。
もう一つ、娘たち、特にアンパンマンを見てた、見ている時の娘たちを見ていると、
正義の味方のアンパンマンが人気があるっていうのはわかるんですけども、親目線では気づかなかったんですけど、バイキンマンもかなり人気があるんですよね。
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もちろんバイキンマンといったら、悪者キャラの大定番で、いたずらしたりとか人に迷惑をかけたりするっていうキャラクターではあるものの、
やっぱり見ていると、そういったところはそういったところでアンパンマンに鉄拳制裁を食らうみたいな場面もありつつ、
ただバイキンマンを慕うキャラがいたりだとか、ドキンちゃんのために結構買い替えしく働く場面があったりだとか、
人に好かれるような要素っていうのもめちゃくちゃたくさん描かれている、人に魅力的に描かれるっていうところもあって、
結構バイキンマンが好きなタイミングも、二人の娘があったりして、
分かりやすい完全調和区の話、コントラストがはっきりしているキャラクターの配置ではない作品なんだなということも思い知ったんですけども、
そうすると今でこそなんですけども、多様性っていうのも実はアンパンマンっていうのの中からかなり
慣れさせて、アンパンマンを見ることで慣れさせてくれているのかなぁなんていうことも思ったという感じですかね
一方で3歳から、今上の娘はもうすぐ5歳になりますけども、そういったところになるとアンパンマンからもまた年齢が上がってきて、
例えばその上の娘でいけばプリキュアだとか、アイドルを目指すみたいな女の子の話だとか、
特にプリキュアなんていうのは分かりやすいかなと思うんですけども、プリキュアも一番最初の二人がプリキュアっていうのはもう
超完全、超悪ストーリーで悪いやつがやってきて、そこから街を守るみたいな話だったりすると思うんですけども、
そうすると、その多様性というよりはある程度、なんだろうな、同質性の高い人が出てきて、
仲間として出てきて、その中で戦うっていう。もちろんその仲間同士の中での衝突だったりとか、仲直りだったりとかそういうことが描かれたりもするんですけども、
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世界観とするとめちゃくちゃシンプルな世界観。良いやつと悪いやつがいて良いやつが勝つみたいな、そういう世界観だったんですよね。
思い返してみると、自分が子供の時でいけばドラゴンボールとかっていうのはまさにそういう話だった気がしますし、
ヒーロー仙台ものとかっていうのはまさしくその形かなというふうにも思いますね。
今娘が二人とも結構好きで見ているプリキュアの最新作ワンダフルプリキュアっていうのは、
その完全懲悪者では全然ないプリキュアですね。それがもう一つ輪をかけて、
自分が話しているこの思考をドライブさせているっていうのがあるんですけども、
今回のプリキュアは今のところ、もうすぐ終わっちゃうんですけど、今のところその
いわゆる悪者、敵キャラみたいなのが全然憎めないというか、敵対しているものの、
例えば街を征服に来ているとか、地球を侵略しに来ているとかそういうことではなくて、
言ってしまうとその敵キャラは今狼になっていて、
その狼は昔人間に仲間を滅ぼされてしまった、その仇討ちに来ているっていう設定になってるんですけども、
それがもう本当に簡単にやっつけてしまおうとか、そういうふうになれない設定なんですよね。
そもそもその主人公のプリキュアも、ついに犬、猫が人の形に変化してプリキュアになるみたいな感じで、
プリキュア自体も前作から含めて、かなりいろんなキャラクターがプリキュアになるみたいな多様性を見せているというところで、
かつそのワンダフルプリキュアはほぼ戦わないんですよね。
戦闘シーンみたいなのがなくはないんですけども、
でも肉弾戦をバチバチやるみたいな感じではなくて、
正気を取り戻させるというか、仲良くしようっていうところで、
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正気を取り戻させるみたいな言い方がいいかな。
これまでのシンプルなヒーロー像、ヒーローガール像というのと違う作品になっているっていうのが、
少し自分の中ではアンパンマンに近い世界観を生んでいるように思うんですね。
その多様性みたいなのもそうだし、
敵キャラは敵キャラとして、敵っていう言い方があまり適切ではないようなぐらい、
そちらにも感情移入ができるというか、
そういうところもあって、
コントラストの強い正義の味方、悪の手先みたいなのが分かれている時っていうのは、
100%で正義の味方頑張れって言えたと思うんですけども、
なかなかそうは言えないっていう作品になっているのが、とても考えさせられるんですよね。
娘とか、4歳とか5歳とか3歳とか、そういう低い年齢ながらも、
かなり考えさせられるような作品になっていて、
実際どれだけ考えられるかというのは全然別の話だと思うんですけども、
こういった作品に早いタイミングから触れる機会を持っている今の娘たちっていうのは、
なかなか自分たちが受けてきた教育、そしてそれによって形成される精神性というか、
そういったものとは全然違うものを形成していっているんだろうなというふうに考えているんですね。
それが今の段階では、例えば多様性を認めようとか、
そういった今の社会的な価値観の中で培われているものがインストールされていっているなという感覚なんですけども、
その彼女たちが大きくなった時の価値観というのがまた別であって、
それが例えばその時のプリキュアなのか、その子供たちが見る作品というのに繋がっていってというふうになると、
もう極端に10年、10年後とか20年後、今の子供たちが大きくなって社会に参与してくるタイミングというのは、
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本当に精神的に全然違うような人たちと、
自分が働かないといけなくなるんだろうなというふうに考えているという感じですかね。
子供の時に見るアニメとか作品によって結構この子供たちの文化形成とか精神形成というのに寄与するんじゃないかなというふうに仮定すると、
おそらく自分たちよりも全然偏見とかというのが少ない子供たちが育っているんだろうなと思っているというのが自分の言いたいことですね。
そうなった時に、じゃあこの先どうなっていくのかって言ったら全然またわからないし、
今、価値観の多様化って言ったところ、多様性を認めるっていうのもそうなんですけども、価値観が多様化していっているという中でいつ今度収束の方に向かうかわからないですし、
そうすると今度はそのコントラストがはっきりした、例えば完全超悪ものだったりとかそういった作品がどんどん広がってきて、
一昔前と言ったらあれですけど、みんながみんな同じ作品を見て憧れるような、そういう時代っていうのがまた来るかもしれないし、
そういったものはもしかしたら来ないかもしれないしですけど、そのメディアとかそういったものがどうしようとしているのかというか、
子供たちにどうなってほしいのかっていうのは結構親としては、そういう視点で作品を見ても面白いかなというふうに考えているっていう感じですかね。
大した結論があるわけではないんですけども、
子供向けのアニメが結構子供たちに与える影響が大きいんじゃないかということと、
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それはこと日本においてはアンパンマンという大きな作品が、もしかしたら結構大部分のアンパンマンを通ってきた子供たちの
何か精神形成に寄与しているんじゃないかなって思ったっていうことと、
時代時代に合わせて生まれてきている作品っていうのが、やっぱりその時代を反映しながら、その時代を反映するというか、その時代の共通的な精神形成を助長する何かの役に立っているんじゃないかなみたいなことを考えたというのが、
自分の今回のカフェポッドキャストの日で話したかったことですね。
まあ、こんな感じでどうですかね、どうですかねってこっち側聞くのも変なんですけども、
普段こんなことを考えてたまに話をしております。
あんまり科学っぽくはないですかね、話してみて。
ちょっと微妙だったかもしれないですけども、子供っていうテーマで見た時に、
なんかちょっとこれ話としてできたらいいなと思ったので、これを機会に話をしてみました。
普段はですね、こういうことも話しながら、もう仕事の話が多いですかね。
野菜の話とか経営の話とか、ポッドキャストの話とかそういうことをしておりますので、
またもしお耳に時間があって気が向いたら聞きに来ていただければというふうに思います。
本日はお聞きいただきましてありがとうございました。
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