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今回は、学生はオンデマンド授業を歓迎している、ということについてお話しします。
私は、今学期の授業の最後に課題を出したんですが、
そこで、私の今学期の授業の内容や方法について、感想を書いてほしいというふうに言いました。
そうしましたところ、非常に共通して多くあった感想がありました。
それは、私の授業がオンデマンドのビデオで視聴する形だったところ、これが非常に良かったという、そういう声です。
その理由についてはいろいろありますが、繰り返し聞くことができるであるとか、好きな時間に聞くことができるであるとか、
区切って少しずつ聞くことができるであるとか、
そういった自由度ですね、対面で教室で先生の話を聞くのに比べて自由度が高いというところを理由に挙げている人が非常に多かったと思います。
しかし、目の前にいる先生から直接話を聞きたかったという声が、毎年それなりにあったんですけれども、
今年度はごく少なくて、一人ぐらいだったでしょうか、授業を受けている気がしないという感想がありました。
おそらく授業というのは対面で先生から話を聞くものだと、そういう考え方があったからだと思います。
しかし、それがよくなかったというふうには書かれていないのです。
授業に対する考え方が変われば、それはそれなりに受け入れられるのではないかと思うんですが。
ということで、私はコロナ禍が始まった2020年度から今日に至るまでずっと、私の講義はビデオで学生に視聴させる形でやってきました。
昨年度、2022年度と今年度、2023年度は完全対面の授業に戻ったんですけれども、それでも私の講義本体に関してはオンデマンドのビデオで視聴するという形を変えていません。
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それは対面の授業よりもオンデマンドの授業の方がいいというふうに私が判断しているからです。
このことについてその通りだというふうに言ってくれる人はなかなかいなかったんですけれども、
たかはしはじめさんがですね、ポッドキャストでオンデマンド教育が日本の私学を救うという、そういうシリーズを始めてくれました。
これは私が今やっている授業を正当化してくれるというんでしょうか、それを後押ししてくれるような議論になっているのではないかと思いまして、
今後も楽しみに拝聴していきたいなというふうに思っています。
それではまた。