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はい、では前回からの続きです。今回は はい、まず教科書的な感じでビールの発祥を
ビールの発祥、本当に教科書的だね ビールの発祥でございます
定説でいきますと、紀元前3500年から3000年頃 メソポタミア文明でビールが生み出されましたというふうになってますね
これは古代の文字記録、粘土版ですね、これ前回もお話出ましたけど メソポタミア文明の地域から約50万点ほどの粘土版が発掘されておりまして
へえ、そんなんだ はい、その中に濃厚の神ニンハラに捧げる酒造りの記録というのが発見されていますね
これ自体は今モニュマンブリューという名前が付けられて イギリスの大英美術館に収蔵されているというところがわかっています
濃厚の神ニンハラ ニンハラ、ニンハラっていう神様ですね 神様の名前ね
これはこれで例えばビールの教科書なるものが存在していたとしたら この一文でスタートするだろうなというところなんですけど
どうやら調べていくとここが起点じゃなさそうだなと あ、違うんだ はい、まあ本によってはすでにここが起点ではなくてこの時点で
正法が確立していたのであればもっと前からあったよねという書き方をしてますね そこの言及がされているものってあんまりなかったんですけど一冊見つけました
これを調べていって自分なりに理解しようと思ったら そもそもメソポタミア文明って何ぞやと
教科書的には知ってる名前だけね ちなみに場所どこかわかります今の国で言ったら
今の国で言ったら エジプトの近く 近いっちゃね近いですよ日本よりは
でもエジプトではありませんエジプトにはエジプト文明ナイル川を中心にした エジプト文明がありますから一応されしようにしちゃおうか
一般的に世界四大文明と呼ばれているものね エジプト文明ナイル川ですね
メソポタミア文明コウガ文明中国ですね あとガンジス側のインダス文明 インダス文明あったね インドですね今のね
でメソポタミア文明は現在の国名で言ったらどこですか 現在の国名どこ
シュートバグダット バグダットなんだ イラクですね イラクイラク
現在のイラクがメソポタミア文明の発祥した場所ですね ここにね西側にユーフラテス川東側にチグリス川大きな川が2つ流れてますね
これ国会の方から流れてきていてこの2つの川の間 ここをヒヨクラ湿地帯三日月帯とか呼ばれますけど
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この川に挟まれたところが土壌がとても良くてで文明が発達していったと そもそもねメソポタミアという言葉自体が古代語で川と川の間の地っていう意味らしいですよ
あそうなんだ 僕も今回初めて知りましたけど へえ けーって感じ
なにしかも川に挟まれてるのはあれと一緒だねお米の時と お米も川に挟まれてたり三日月とか
三日月とかねそうですね あそこがヒヨクラ土地だったから
やっぱね洪水が起こりやすいんですよ 湿地帯でジメジメしてるので草木が生えやすい
そして水辺があるので鳥や動物が寄ってきやすい なので洪水さえうまく逃れることができれば人間にとっては楽園に近いと
確かにね でですね現在の例えばイラク中東辺りを想像すると比較的砂漠のようなイメージがありませんか
すごい砂漠が広がってるイメージ ただですね今僕たちが語るべきなのは現在から数千年前の話なんですよ
数千年前ね 7千年前8千年前の話なんですね この頃の気候はどうやら今とは全く違ったらしくて
違うんだ 草木生い茂る豊かな土地だったようですね
へえすごいね 動物もいっぱいいてまさに楽園
全然違うね だからこの地域が後々に旧約聖書に出てくるような楽園の地として描かれていく
いうことらしいんです 調べついでに人類がどのように集落を作っていったのかっていう経緯も調べたので
せっかくだから言っとこうかな そっち行ったの 行った
行きましたね まあ一応聞いとこうか
我々人類が異動してた時代 狩猟採集生活をしていた時代で一般的には農耕を始めたから定住したというふうに考えられている
言われてましたよね ところがどうやら狩猟採集生活の時代にすでに定住を始めていたっぽいです
あそうなんだ はい最近の研究でそういうのがわかったそうですね
紀元前1万年以上前 1万年以上前 紀元前1万2000年ぐらいの遺跡が出てきたらしくて
そこに周りには農耕の形跡が全くないにも関わらず神殿とか住居跡というのが出てきていると
ああそれは作ってたってことか こことみたいですねここから累積するには例えばさっきも言いましたけど川辺に鳥とか
大小の獣がいますよね海とか川から魚や貝というのを獲れてだから農耕なんかしなくても周りにちょっと取りに行けばいくらでも食材がある
まあ豊かな土地だったからってことか そうなんですよだからこれで生活ができていたんですけど
例えば今でも釣りする人ってさここがポイントでいいよって決まってるじゃないですか 確かに
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これが自然発生するんですよね まあそこまで人がいないのか
初めの頃はまあわかんないですもう紀元前1万年前なんで1万年頃なんで今から1万2千年前ですから
ちょっとわかんないんですけど まあ人口は少ないわけだよねまだ
お互いに闇雲に探し回るのは非効率なのであそこに行けばこれが生えているここに行けばこの木の実が取れるという風になってくると
必然的にその地下はぐるぐる回りやすい場所に住居を持つようになってくるということらしいんですよ
でこの中で穀物つまり麦ですねこれがかなり重宝すると なぜか保存が効くからです
なんかお米の時もあったね はい要はお肉って腐りますよね
果物も置いといたらダメになっちゃいますよね ヨーロッパ腐ってたな
魚なんかもっと腐りますよね取ったその日か次の日ぐらいに消費しなきゃいけないわけですよ
じゃあその時に天候不順ですとか嵐きましたったらどうしますか 食べられなくなる
食べられなくなるともう命に直結してますからねだからこそ備蓄食料というのが非常に重要になってくるわけです
だからあんまりおいしくない肉に比べると大しておいしいとも思えないけれども穀物って便利だよね
いう感じでスタートするそうですね でこれが紀元前1800年から紀元前9600年
ああ1万切ったねやっと この1800年から9600年のおよそ1200年間の間寒冷期を迎えるんですって
1200年間 はい困りますよね楽園じゃなくなっちゃうんですよ
そんなに違うの はいだいぶ気温が下がったみたいですね
そうなんだ はいで寒冷期が終わった人間が何を考えたかというと
やっとあったかくなった植物が生えるようになったあの時代に戻りたくないよね
あの時代大変だったよねという記憶のもとに備蓄食料をなお重視するようになるんですよ
いつ終わるかわかんないしね はいしかも寒冷期の間に土壌が一変してますから
動物も以前ほど集まってこなくなっちゃう取れなくなっちゃう
より穀物への依存性が高まっていくということで農耕を始める
そういう理由なんだね みたいですね一番古い農耕の記録が紀元前9000年頃
メソポタミアの中でも北部上流の方ですねこの辺りで始まったということらしいですね
というのもこの辺りは添水農業って言って 添水農業 うんもう自然のざらし
ああ路地栽培みたいなもんか はいもうほったらかしです肥料をやるわけでもなく水をやるわけでもなく
本当のほったらかしね はいある程度それで育つと
まあ十分豊かな気がするけどな はいまだまだ豊かな方ではあるので
要素から自分たちが欲しいものだけを集めて一箇所に集めておくとそういうような栽培の方法だったりとか
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穀物の種ですねこれを植えておけば生えてくる そういった栽培の方法や家畜の飼育なんてのを始めていきますね
でこれがだんだんと南部の方に広がっていきます 2000年ぐらいかけて
2000年ぐらいかけて 2000年3000年と長い時間をかけて人口が当然増えていきますから
だんだんと広がっていくわけですね で所々に集落ができたりとかちっちゃな街ができたりしながら
で南部にまで到達しますで実は土壌は南部の方がいいんですよ えなんで今まで北部でやってたの
北部の方が洪水しなくて助かるじゃないですか ああ河口の方があれか氾濫しやすい
氾濫しやすい死んじゃうから人間が 確かにね
これ時代が下って南部に行ったのは人類が治水技術を持ち始めるから
ああここで出てくるんだ はいどっちが先かわかんないんですけど
農業のためなのか暮らすためなのか治水技術があるから河口部に行ったのかわかんないですけど
だんだんとねこのチグリスユーフラテス川の氾濫をうまく治水で抑えながら農業をやるということを覚え始めます
まあもちろん下の方が水の量多いだろうしね はいで治水工事ができるということは
灌漑農業ができますね水を引き込んで これで本格的に現代に近い農業が確立されたという大きな流れ
でここでシュメール人という名前がやっと出てきます シュメール人 聞いたことありますか
聞いたことはあるよ 僕もね聞いたことぐらいしかないんですけど
メソポタミア文明っていうのを聞いたら川の名前と同時にシュメールという単語も覚えさせられるので
聞いたことあるなとここにウルクという都市国家巨大都市国家ができてここを軸にどんどんと都市化をしていって国家間戦争が始まって文明が発達していく
まあそういう大きな流れなんですって ちなみに紀元前4000年頃にウルクという都市国家があるんですけどこれ面白かったですよ
面積がだいたい6平方キロメートル これを周囲をぐるっと壁で囲っていってこの中に住んでる人口がなんと5万から8万
6キロ平方メートルっていうと3×2キロ 3×2キロの中に5万人から8万人が住んでいた
めっちゃ密集してるね めっちゃ密集してます 壁あるでしょなんかあれみたいだねとあるアニメみたいな
本当ですねこれ何でかっていうと高台に街作ったみたいですね ああそうなんだ やっぱりじめじめしてるところだと足元が悪いので住居立てづらいとかあるので
ちょっと高台に作ってそこから湿地帯に農業をしに出かけていって夕方帰ってくる 本当にアニメみたいだね
ねえそんな感じになってたみたいなんですよ これが紀元前4000年頃ですけど今ざっくりと6000年間の話しましたよね
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この6000年間のどこかしらでビールが生まれてるんですよ このどこかしら検討もつかないけどね そう検討もつかないで実際検討もつかないってことになってます
だって幅広い上に狩猟をやってたところでも再集はしてるからね はい
農耕に変わったとしてもまだそこまで作るとかないよね そうなんです 取ってくみたいな はい
想像はされてるんですけどこれだっていうのはまだないと わかんないんだね 文字もないし遺跡も限られてるんで
確かに一般の人が残せるような時代じゃないもんね そうなんですこれどういうストーリーでビールが生まれたのか
発生原因みたいなのがなんとなく推測がされていてちょっとその話します まずこの時代まだパンがありません
パンないんだ 途中から出てきますけど古代超古代の時点ではまだパンというものが編み出されていない
じゃあ穀物である麦はどうやって食べられていたのか 栽培をしてたよね はいこの麦は基本的にはお粥にして食べてます
お粥 お粥です あのお米の時にめっちゃ時間のかかるお麦を はいこれを粥にして食べる
へえやっぱ粥なんだ はい一番手っ取り早いですよね
鍋も直接火にかけられるような ものはまだ生まれてないです陶器
がない 陶器はないね
当然鉄なんかあるわけない どうやってやってたかというと植物
の茎でかごを編みますここを例えば 漆喰だったりとかれきせいっていう
まあ天然のアスファルトですね これでそこを固めて水が漏れない
ようにしますここにお水と麦で 余裕があるときは羊の肉とかその
辺に生えてるハーブ今でいうハーブ ですねこれを放り込んでこの中に
真っ赤に焼けた石を放り込むと なんかアウトドアでやるね
はいこれアウトドアで今こういう の便利だよねって言ってますけど
元はこっちが先ですね 圧倒的に前だね
はいこれで食事をしていた ようなんです
へえそうなんだ でですねこの麦はどういう
状態で保存されているかという と当然食料庫なり倉庫なりみたいな
ところに麦を置いてるわけですね この麦がじゃじゃん事件が発生
濡れるんです そりゃそうでしょ
事故です そもそもあれかそんな倉庫
は別に濡れなかった普段は濡れ なかったんだ
どうなんでしょうねこの時代 の建物ですからね雨漏り上等なん
じゃないですか 雨は漏れるだろうね
濡れちゃったからといって 貴重な麦をぽいぽい捨てるわけ
にもいかないわけですよ乾燥させて さあ食べましょうこれ麦を一回
濡らせてもう一回乾燥させて置い ておくとこの間にとあることが
起こるんですよ目が出ます 目が出るんだ発芽か
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お米の会でもやりましたね お米の会で発芽玄米あれと同じ
作用ですね発芽しちゃうんですよ でこの発芽しちゃった麦もった
いないからお粥にするんですよ 食べれますから
食べちゃわないとねどんどん 増えますからね
食べたらめっちゃうまいなんじゃ これってなるんですね穀類って
澱粉の塊ですね多糖類と言われ ますけど糖がたくさん複数に結合
している状態これを発芽するとき にはエネルギーとして使いづらい
ので目を伸ばすためのエネルギー としては使いづらいのでアミラーゼ
が自然発生をして二糖類に分解 をします甘くなるんです必要な
栄養素もどんどんアミラーゼが 分泌してくれます麦をそのまま
食べるよりも栄養価が高くて甘い ものに変化するんですね
お米と一緒か 同じです同じイネ科の植物
それでね はいでこれを使ってお粥
を作ったところこのバクガガ油 超うまいってなるんですよで再び
事件が起きますこのバクガガ油 食べ残しがほっとかれましたしたら
勇気あることにこれを食べた人 がいるんですよねきっとね
もったいないのもあるしな もったいないからこれ食べ
たらなんかシュワシュワすんけど なんかふわっとしてきたなんか
うまいわ 楊 やばい感じがするけどね
そうそうですよねお粥なんで もともとドロドロしてるんですけど
さらにドロッとしてシュワシュワ して甘くてうまいなんじゃこれ
これがビールになってくんです 楊 ずいぶん形違うね
そうなんですよこういう経緯 でビールが発生したと今推測
をされてるんですけどこうである ならばもはやビールはアルコール
とかお酒という概念ではなくて 美味しい果油の進化系
確かにほっといたらこれうまい ってなっただけでしょ
そうそうそういうことですよ メロンでもちょっと火を置くと
シュワッとするやつあるじゃない ですか発酵したらあの感覚
あれも過発酵の一種だもん ね
そうですよねあの過発酵した メロンを僕たちは酒だと思って
飲まないですよね発酵したメロン だと思ってますよね
確かにちょっと舌ピリピリ するけど
その感覚と同じようになんか 過発酵したお粥みたいな
そういう感覚ね
これで生まれたというふうに 推測されてますね
そうなんだ
びっくりでしょ
びっくりだね
でねこれなんでお酒という 感覚がないかというと比較対象
がないからなんですよ他にお酒が 存在しない
お酒ないんだまだこの頃って
はいカテゴリーが存在してないん
ですよ
あそうなんだ
これがワインが出てきて蜂蜜 酒が出てきて果物で作った他の
お酒が出てきてってなると一括り にしてお酒だねって言えるんですけ
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どこれ単体ですからお酒という 分類分けまだされてないんですよ
ね
あそうなんだ
こっからこの紀元前4000年頃 さっきの話から数千年経つとです
よ5,6000年経つとビール職人が 登場し始めると
だいぶ空いたね
はいだいぶ空いた時間かか ってますけど確立されていくん
ですね
じゃ美味しいと思った人が 続けてきたんだねきっとね
そうなんですというのはビール 職人が登場するということはそれ
だけ日常生活で欠かせない食べ物 だという認識をされているから
淘汰されずに進化をしていくわけ ですね家庭で作られてたものが
社会の側にアウトソーシングされて いくという事象が発生しますここで
前回話出てきましたねビールパン ここの時代ですでにパンを使った
ビールの醸造方法というのが確立 してます
もう確立してるんだね
はいというのは目を出させて 爆破にする段階時間かかります
よねめんどくさいんですよ収穫 も決まってますからタイミング
が収穫できたタイミングでもう 爆破作っちゃうんですね
そのまま
はい発火させちゃうんですよ これを粉末にして固めて釜でパン
に焼いちゃうこれを砕いてお湯に 入れて爆銃にするとお粥を作る
と
なんで一回焼いたの
保存が効くから
発火させる手間を省いてそう か冷食みたいなもんか
そうですね保存職員として これがあればこのキューブさえ持って
いればいつでもビール作れるやん ってビールは当時どうやら2週間
から3週間程度で完成してたっぽい のでもっと短いのかな結構簡単に
作ってたみたいですね
そうなんだ今もっとかかん の
今でもそんなに何ヶ月って ほどではないですね
ああそうなんだ
これがバッピアっていうビール パンの名前はバッピアって言うん
ですけどこれが流行しますねこの 時代に既にこういう工程を踏むと
便利だよねとかここら辺注意とか なきゃいけないよねっていうコツ
までもう記述が出てくるようですよ 紀元前4000年前に
ですね今から6000年前です すっごいね
日本縄文とかですけどね文明 ないですけどねまともなのにここ
から先の話がちょっと最新研究 なのでどこまで立証されてるか
まだあやふやなんですけどどうやら もっと複雑な工程を持っていた
っぽいという 複雑な工程
はいまず工房工房はさっき 話したお粥を作るタイミングで
行くと鍋に付着してた工房それに 頼ってたんですよねだから嫁入り
道具の中にビール作り用の鍋が あってそれを持っていけば安定
してビールが作れるみたいなそんな 次元なんですよところがこの工房
を工房という認識をしていたかどう かは多分してないんでしょうけど
別で培養してたっぽいんですよ 別で培養
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はいぶどうとかなつめやし を使ってそれで工房を培養して
おくと別でそこにビールパンで 作った薪を入れて発酵させる
と へえ別で培養する
はいこれが紀元前3000年から 4000年のこの千年間のあたりには
どうやら確立されていたのではない かと
ではぶどうとかなつめやし を潰して工房ができる状態で保管
しておくってことですか そういうことですねそっちで
発酵させちゃうんですよ果物の 方がもともとに糖類なので発酵
しやすいんですよね そういうことなんだ
はい例えば蜂蜜とか果物 特に果物は皮に工房がもともと
潜んでるんですよだから皮ごと 潰して樽の中に突っ込んでおけば
勝手に発酵するんですよ ワインがそうだもんね
まさにそのまんまですねこれを 作ったところに薪を入れればいつでも
できるよねその時にフルーツと 穀類のタイミング合わせるのって
難しいじゃないですかだからバッピア が活躍する
そういうことか そういうことらしいですね
驚くことにこの時点で風味付け にいくつかのハーブ使ってます
ね だいぶこだわってんな
すごいですよねまだお粥 の状態では食べ物なんですけど
この重要な食べ物がどんどん進化 をしてバリエーションを増やして
いくというのがこのぐらいの時代 なんだそうです面白いのがストロー
ってあるじゃないですか はいストロー
ストローってビールのために 発明されたらしいですよ
あのストローベリーハウス だっけ
それはイチゴや あれストローハウスだっけ
ストロー藁ですね 藁づくりの家とかストローハウス
とか もうマニアックなとこにもっと
俺はストローハットとかね麦わら帽子 のことストローハットって言います
よね そうなの
そうそうなんですよ 逆に知らないわ
ストローって麦わらのこと ですよね真ん中穴開いてるんで
今ジュース飲むときとかに使ってる あのストローですねこれ古代の
ビールってもみぐるとか普通に 入ってるしゴミとかも入っちゃ
うんですよ超古代だからで上に 浮いたゴミとか下に沈殿したゴミ
を吸わないように真ん中のいい とこだけ飲みたいわけですよコス
技術がないんでそのためにこれ 藁突っ込んで飲んだらいいんじゃ
ねっていうのでストローが発明 されたと
ストローってそういうため なんだ
みたいですよもともと へえいいとこ飲むため
いいとこ飲むため そういうことなんだから麦か
麦わらですね 麦わらのまんま使うんだ
みたいですねちょうどいいん じゃないですかこれ面白かった
のが紀元前3000年から2000年さっきの 西方確立からもう1000年以上経って
ますねそうするともうこの時代 になると陶器が発明されてるんですよ
陶器もあるんだ が出てくるんですねこの時代
に紀元前3000年を過ぎたあたり からしたら当然なんですけどコス
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技術もあるんですよねなのにこの 時代の壁画に一つの亀から二人
の人がストローで一緒に飲むみたいな ラブラブカップルが一つのグラス
から飲む絵あるわかりますあんな 感じの壁画があるんですよ
あるんだ なんでや
こうして飲めば普通に陶器 で飲めばいいよな
陶器で飲めばいいですよね なんだか陶器作ってんだからマイ
カップ作れよって話じゃないですか なのにわざわざラブラブカップル
状態で飲むわけですよこれがちょっと 不思議で何冊か読んでみたところ
こういう推察してる人がいました ねこれは監修としてあえて残った
と 監修
食べ物を分け合うというのは 信頼の証明だという日本でもあります
よね同じ釜の飯を食うとか一つの お調子から分け合って注ぎ合う
とかワインも同じですよね例えば 時代枠だって紅茶の時代になって
も一つのティーポットからティー カップに注ぎ分けると食べ物を
分け合うっていうのは人類にとって 直感的に信頼し合える絆を感じ
られる行為なんでしょうね そういうことなんだろうね
きっとね これが紀元前3000年にもうあった
と すっげえ前からあるね
平等友情信頼の証だったり 確認行為としてあったのではないか
と へえそのために残してそれが
壁画になってるんだねすごいな みたいですよ他のパンと比べる
とこの時代当然パンが出てきて るんですけどパンよりもビール
でそれが行われたっていうのは やっぱり液体だからっていうの
が大きいでしょうね これもう液体になったんだ
ビールですからねドロドロ してても液体は液体ですよね
そういうことね 濾してればもっとさらっと
してるかもしれませんけどこれ パンだと分けたときに代償でき
ちゃいますよね分けにくいですよ ねそれこそ肉だったらいいとこ
悪いとこ出ちゃいますよねそれに 比べてビールって液体なんで平等
に分け合いやすいんですよ まあ片方が飲めば話は別だけど
ね そう誰かどっちかが一気飲み
したら大変なことになるけどそういう のもこの頃にすでにあったんじゃない
かなっていう へえそんな文化もあったんだ
ね どうこの超古代の話
超古代だけどあれだよね 文化見ていくとそんな前な気が
しないよね ねでしょ
割と 紀元前4000年とか紀元前6000
年なのになんかちゃんと社会文明 あるじゃんっていう
そうそうそうそう 歴史詳しい人からしたらすら
そうだよねっていうかもしれない ですけどこれよく考えてください
ね紀元0年ここから3000年前ですよ 僕らが今生きてる時代って紀元
0年からまだ2020年くらいしか経 ってないわけですよまだ0年が
折り返しにならないくらいしか経 ってない
めっちゃ前だな でしょ
5000年6000年か6000年前感覚 はないよね
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ね想像が難しいこの時代にもう これだけの社会文明ができて
いてでパンとビールこういう時代 がある
そう考えると今のブーム って何千回目なんだろうね
確かに 思わないだってこの時に
もう分け合うということしてきて でも戦争してまた分け合って戦争
してみたいな繰り返しを時代的 には世界的にはしてるわけじゃん
そうね確かに で他のブームとかもそうじゃん
何回目今っていうその中で発展 してきたってまたすごい話だけど
ねこの今パソコンなりこういう 音声機材なりそれの始まりがここ
って考えるとすごいよね そうですね世界四大文明の中で
一番古いと言われてる文明の中で 生まれたので結果として全ての
お酒の中で一番歴史が古いのが ビールと
ビールなんだ と言われていますワイン
もどっこいと言えばどっこいなんです けど本当はただ一万年とか言わ
れちゃうとねビールかな そうかでもパンは普通にあった
んだね パンはこれでパンの話をする
ともうそれだけで10話ぐらい言 っちゃうのでサクッと割愛して
ますけどね だってビールを発達する上
でパンでできちゃってるからどっか でパンできてんだよね
パンができてきてますでこの パンの発祥に関してちょっとだけ
触れるとこのバッピアが先なのか 食べるパンがバッピアになって
いったのかはわからない バッピア自体がそもそもパン
の発祥の可能性があるっていう そういうことね
そういうことらしいです 確かにそれはちょっとわかんない
よねどっちかっていうと ちなみにパンつながりでいく
とパンを作るときに出来上がった ビールを混ぜてパンを作った人
たちがいるんですよ超古代で 贅沢なやつなの
贅沢なやつですねこれが現代 のふっくらしたパンの始まりだ
と言われてますイースト菌コウボ がありますよねコウボの働き
のおかげで今のパンってふわっと してますよね
確かに これコウボがなかったらもっと
ペタッとした感じになるんでこれは ビールのおかげだというふうに
言われてるそうです へえそうなんだここは起点
なんだね結構ね みたいですよなんでここ読ん
でもわかりづらいんで紹介どう しようかなとは思ったんですけど
なんせ起点なので一回やっとこう かなと
そうだね どのくらいついてくるんだ
かしら わからない前半ちょっと説明
があるからね後半面白かったんで 次回に続きますありがとうございました
ありがとうございました