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2024-03-20 12:45

団塊ジュニア世代の隠れた勝ち組、職人さん #15

機能不全家庭で育ち不良になっていたような人が、その後幸せな人生送れているのが、職人の世界。実は、団塊ジュニア世代の隠れた勝ち組が彼らなのですというお話しをします。

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は、私が日頃大変お世話になっている大好きな職人さんたちのお話をしようと思います。
職人さんというのは、言わずと知れた大工さんとか、電気屋さんとか、水回りの設備をつけてくれる設備屋さん、
塗装屋さん、左官屋さんとか、いろんな業種があって、基本的には1ジャンルにつき1業者という形ですね。
何でもマルチにやる方というのは稀にいますけれど、大工もやって、水回りのつなぎもやって、
何ならクロスも貼れちゃうぞみたいなね、そういう人もいなくはないですけれども、
通常は1つの業種に対して、それを専門でされるというような業態になります。
職人さんなしには、いい仕事、お客様に喜んでいただくリフォームというのは当然できませんので、
この方々にいかに気持ちよく、存分に力を発揮していただいて、いい仕事をしていただけるかというのも、
我々リフォーム業者の腕の見せどころと言いますか、お客様を喜ばせるということと、
職人さんに気持ちよく現場で仕事をちゃんと完成させてもらうという、この2本の柱が何よりも大事な仕事になります。
職人さんというのは、通常は一人親方と言いまして、一人でフリーランスという形で仕事をされている方も多いですし、
後は公務店みたいな社員を雇って、自分が社長という形でされている人ももちろんいらっしゃいますし、
いろいろあるんですよね、個人事業主という形とかいろいろあるんですけれども、
基本的には、皆さん本当に自由を好まれる人が非常に多くて、一部経営が好きで、職人からスタートしたんだけれども、
だんだん経営が面白くなってきて、人雇って、どんどん大きくして、公務店みたいなものにしていくという人も一部いらっしゃいますが、
よく私たちがお付き合いしている人たちは、たいてい皆さん一人、もしくは多くても一人か二人ぐらいしか人を雇わずにやっているという人が多いですね。
この方たちは本当に面白くて、段階ジュニアぐらいの世代の人がすごい多いんですよ。
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この世代は本当に人口的にも人数が多かった世代ですよね、ボリュームゾーンの世代で、
私もこの辺の世代なので同じなんですけれど、とにかく本当に競争が激しかったんですよね。
大学はもう入れないですし、正直、自分たちの親の世代の頃には三流大学だって言って、バカにされてたようなレベルの大学とかも、
私たちの世代は人数が多くて競争もすごかったので、こういう親の世代がバカにしてたような大学でも入れないぐらい本当に大変な時代だったんですよね。
とにかく、それだけ苦労して社会に出る年になった時には、もちろん景気が悪くなってますのでバブルもはじけて、
結局就職もうまくできなかったという悲惨な世代なんですけれども、
対してですね、この大卒の世界と違いまして、同じ世代の人間でも職人さんたちっていうのは、家庭が破綻しているようなお家の人が多くて、
早々に下手したら小学校の高学年ぐらいでグレ始めて、中学の時には完全に不良になっている人たちが多いんですよ。
要はヤンキーですよね。このヤンキーとか元不良が9割9分くりんですね。暴走族だったとかね。そんな人ばっかりなんですよ。
シンナーやりすぎて歯がない人とかね。本当に面白いんですよね。
職人さん交えた飲み会、忘年会とかやると、昔の武勇伝とかね、すごい喋ってきて面白くて、
もういかに暴走族でね、自分が強かったとか喧嘩強かったとか、こういう武器を持ってたとかね、何回歩道されたとか、
モサになるとですね、2階少年院行ったとかね、すごいんですよ。あまりにも自分と生い立ちが違うので、本当に喋ってて楽しいんですけれど、
こんな感じで、中学ぐらいでグレてたような人っていうのは、そのまま暴力団とかに入る人も多いんですけれど、
職人になるような人ってね、ちょっとまたタイプが違って、とにかく集団生活が嫌だとか、上から物言われるのが嫌だとかね、
そういう一匹狼気質の人が結構多いんですよね。こういう人はですね、あるタイミングで、暴力団はちょっとなーって言って、
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何やっても飯食ってこうかなってなって、職人の道を選ぶっていう人がね、やっぱりこの段階ジュニアの世代はすごい多かったと思うんですよね。
大卒組がですね、もう自分たちがね、高校大学とか進んでる間に、世の中がね、もう一気に景気が悪くなって、不景気にね、晒されて社会に出るっていう感じだったのに対して、
職人さんたちはもう16歳とかね、遅くとも18歳にはもう世の中に出てますので、その頃っていうのはもう全然もうブリブリに日本が景気良くて、もうイケイケの時代だったので、
この人たちはですね、もう職人になってももうバンバン仕事があって、最初はそのいろいろ下積みからね、やってるんですけれど、
あっという間にね、忙しいですし仕事も覚えて、20歳ぐらいになった時にはもう一人前みたいな感じでですね、もうすごいお金も稼いでるんですよね。
サラリーマンと違って職人さんのいいところっていうのは、一個一個その物件をね、自分の受け持っている工事のところを終わらせれば、はい次っていう感じの仕事なんですよ。
言ってる意味わかりますかね、例えばこの会社勤めの仕事っていうのは結局その社内のその組織の中でですね、どういう立ち位置で自分が動けばいいのかとかですね、
こういう社内政治ですとか横とのこの横並びでのその自分のポジション取りとかですね、もうそういういろいろこう嫌な、本来のそのちゃんとした仕事じゃないところが仕事みたいなところがありますよね。
それに対してね職人っていうのは一個一個そのタスクがあって、そのタスクを片付けていって、あの終わっていく仕事なんですよね。
このいろいろ嫌な人間関係がとかもちろんゼロじゃないですけども、基本的にはその現場現場で一個ずつこうタスクを終わらせていけば、あの片付いていくっていう職業なので、
なんて言うんでしょうね、人柄が複雑な人ってあんまりいないんですよ、いい意味で。
あのなんかこうストレスがね、だんだん折りのようにね溜まっていって、こう嫌なこう人格形成っていうんですかね、こう人間がちょっと曲がっていくみたいな、
そういう会社勤めとかね、その他の職業にこうつきまとうような、そういう嫌な影みたいなのが職人さんにはないんですよ。
体も使いますしね、汗出してですね、物を作って完了していく。
結果的にそれって人に喜ばれる仕事ですよね。
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なのでね、本当に若い時は不良になったりグレたりいろいろしてるんですけれど、
結局この職業について、なんかすごいね、人としてなんか良くなる人が多いんですよ。
でもこれもちろん一般論です。別に職人さんにも嫌な人いますし、いろいろなんですけど、なんかね、やっぱりいいんですよね。
そしてもう本当によく言われていることですけれども、この段階ジュニア世代がまだね、今50代になったばっかりで、まだまだね、働ける年齢なんですけれども、
この人たちがですね、10年後とか、もっと先とかにも当然引退していった時に、職人さんがどんどんいなくなっているっていうことは、結構ずっと問題になっているんですけれど、
声を大にして言いたいのはですね、この人たちはめっちゃ儲けてるんですよ。
これからますます担い手が減るんで、さらにこの人たちの価値っていうのはもうますます高まってるんですよね。
なので、危険で危険だとか汚いとかね、いろいろ言って、若い人とか敬遠しているみたいですけども、正直ね、もうこれからの時代に中途半端な大学行って、
中途半端な会社で、中途半端な立場ではね、もう絶対あまり良いことないと思うんですよね。
そんな出世もしませんしね、そんなもう簡単な業務とかって、もう人間がしなくて良くなっていきますんでね。
それだったらですね、絶対にもうAIとかに取って変わられることはない。
もう手でしかできないこの職人の世界っていうのはですね、絶対食いっパグレがない仕事なんですよね。
しかも日本がダメならですね、世界に出て行って、もういくらでも稼げるんでね、こんなに旨味のある職業ないと思うんですよね。
なのでね、もうこれから中途半端に大学とか目指すよりですね、さっさとこういうスキルを覚えさせてですね、職人とかになった方が絶対良いと思うんですよね。
たまたま私はこういう建設業にいるので、こういう建設関係の職人って言ってますけども、職人にもいろんなジャンルありますからね。
例えばクラシックのバイオリンとかですね、ああいう楽器を作ったりするのも職人ですし、時計作ったりね、そういうちょっとメカニックの方の職人とかももちろんいますし、
もう百花繚乱、よりどりみどりですよね。どこも担い手がいないんでね、もう大歓迎だと思うんですよね。
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あまり力仕事とかを要しないものとかはね、女性とかでも全然チャンスあるんですよね。
クロス貼ったりですとかね、そういった仕事とかだったら女性とかでもできるものありますし、男女問わずですね、
職人は絶対もうこれから狙い目の職業だと思います。
というわけで、職人さんに関しては私も熱い思いがありまして、また職人シリーズ、また何回かやりたいと思ってます。
とりあえず今日はこれで失礼いたします。ごきげんよう。
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