前回の話の続きで、男性社員の育休取得率を高めるためにはどうしたら良いか、男性社員の産休取得に関する話題について若手実力派社労士と語りました。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】
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育休と産休の違いっていうのがそれぞれあって、いろんな制度がありますよと。
今回、父親の男性の育児への参加促進っていうのが、ずっと前から国全体で取り組んでいて、
今も育児休業は男性も取れるんですよね。
女性だけじゃなくて、男性も取っていいよと。
取得要件は確か同じだと思うんですけど、男性も育休中は取ってよくて、
社会保険料の免除とか、育児休業給付金の受給とかができるんですけれども、
今回、さらに産休を男性もみたいな書かれ方をニュース記事でされてて、
詳細はまだ見詰まってなくて、秋ぐらいにまた決まっていくらしいんですけど、
男性の産休って何でしょうね、果たして。
男性の育休っていうのは、その男性の配偶者の方が出産をされて、
その56日以降、お子さんが1歳の前日になるまでは、その間、いろいろと忙しいというか、
お子さんの世話があるから、それを男性の旦那さんがちゃんと手伝う。
育児とかそういう家族とかの何とこに参加するっていうのが、
趣旨でやると思うんだけど、産休に男性が参加するっていうのは、
もともと産休っていうのが、女性の身体を保護するっていう意味合いが、
老期法とかにも強くて、そこに男性が入るっていう意味合いっていうのが、
国としてどう考えていくんだろうっていうのはすごい、
そういうメッセージがたぶん、濃く含まれてるんだろうね。
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そうですね。確か、出産による身体へのダメージって、
交通事故並みのダメージがあるらしいですね。
ものすごいダメージを出産で人間は負って、
それが元の国にはそれなりに時間がかかるっていうのは医学的にも言われていて、
産続期っていう、確か言ったと思うんですけど、何週間かしかかかるみたいですよね。
ああ、そうなんですか。
産休と育休の大きな違いとして、産休は労働基準法で働いちゃダメですっていうふうに決まってるわけですよ。
育休っていうのは、保育園に入れなかったら育休の制度があるよっていう大きな違いがあると思うんですけれども、
男性で産休取るっていうことは、要するに労働基準法で奥さんが出産をしたら何週間か、
お前、メンズだけど働いちゃダメねっていうのが、もしかしたら生まれるんじゃないかなと。
ってところまで踏み込まれるかどうかはちょっとわかりませんが、男性の産休ってそういうことかなともなんかちょっと思いました。
ああ、そうだよね。もう、労基法で定める産前産後休業とか産休の概念をもう変えないとそういう発想に至らないもんね。
そうだよね。
女性の母体保護みたいなイメージがあったから産前産後休業っていうのが。
まあ、そこまでいったらかなり大きな改正かなと。
働かせたら労基法違反みたいなことにするって言うと結構大きな法改正だと思いますが、
そこまでは行かず、もしかしたら今までの育児休業給付金の上乗せとか、産前産後休業期間中の出産手当金が男性にも貰えるよとか、
なんかそういった給付金の増額に留まるかもしれないですし、男性もメンズも働いちゃダメみたいなことになるかもしれないですし。
ああ、そうだね。
どこまで踏み込むかって話だよね、確かにね。
そうですね。
まあ、一つこれも僕も思ったりすることあるんですけど、
男性の育休取得率ってまだまだ低いじゃないですか。
6%?6.8%?7%?それくらいだよね。
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6%ですね。平成元年7月の法制労働省の仕事6%とかでしたね。
6%とか7%だよね。
はい。
男性の育休を取得する率がそこまで少ないっていう中で、
もうちょっと男性がもっと出産してから育児休業を取るっていうのも大事だと思いますけれども、
女性の配偶者の方が今後そのキャリアアップというか、
女性も3前休業を取ることによって今までのキャリアが休むことによって誰かに引き継ぎしなきゃいけないとか、
そういうことをしなきゃいけないという中でもっともっとキャリアを伸ばしていきたいという方もいたと思うんだけど、
そういうのを女性の方がキャリアを断念しないように男性がそれをカバーするみたいな、
その間ちゃんともう世話入りますからその間ちゃんと出産まではギリギリまでちょっとできるだけ家事を分担して頑張っていきましょうよとか、
ということで女性の方が仕事を辞めにくいようにするみたいなのを手助けするのに男性を3前休業化させることによって育休の取得率を上げるとか、
ここまで踏み込まないとダメみたいなのはあるのかもしれないっていうのは今話してて思いました。
そうですね。
私個人的には。
はい、そうだと思います。
まだまだ日本は女性に育児の負担が生きがちですからね。
はい。
ツイッターでさっきのニュースについてなんかコメントしている人がちょうど私の大学の部活の後輩の女の子が、
なんかヤフーニュースについてなんかコメントしてたんですけれども、
こんなことをしたって男性が育児に参加をしなかったら一生きえない恨みが残るだけなので意味がないと思うみたいなツイートをしている。
結構大変そうな家庭みたいですね、僕の後輩ちゃんは。
まだまだちょっとそういう意識は日本にはまだ残っているかなと思います。
なんかしら政府はなんかもうちょっとこう、男性が育児休業とか育児に参画するっていう考えがなんか、
あれなのかその考え自体が古いのかもしれないんだけど、
当たり前のようにお前も、
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奥さんが出産とか育児っていう問題に直面したときに、
考えるっていうのがもう当たり前のそのチョイスに入ってるよねみたいな、
させるためにもそういう制度をどんどん広げていって、
そういうのを選んでくれて結局育児も取ってくれるような人を増やしていきたいっていうのがあるのかな。
そうですね。
実際難しい結構、結構現実問題難しいよね。
男ばっかりの職場で2、3人とか5人10人の会社で、
男性社員が育児取りたいですって言ってきて、
育児がいたらさ、
でもなかなか難しい問題ではあるよね。
僕たちはそういう社長の声にやっぱり答えないといけないかなと思うんですけども。
そうだね。
マンパワーが限られてる会社とかだったら1人抜けてしまうっていう、
絶対的な人数が減ってるから、
それはちょっとギリギリまで頑張ってほしいんだけれどもっていうような社長の気持ちはすごいわかります。
そうですね。
多分あるだろうね。
なんかさ、話しながら思いつきで考えるのはさ、
結構大田先生とも結構昔からこの3人でぐらいで会ってますけれども、
おはや時間で人が働いてる実績を管理するのはもう馬鹿げてるよねみたいな話したじゃないですか。
在宅勤務とかテレワークとかで、
時間でその間なんか、
トイレ行ってる間は労働時間なのかどうのかみたいな、
それが働いてる実績なんだよみたいな話じゃなくて、
別にもうその、3前3後休業を取ってる間っていうのも、
僕は個人的には別に休んでるけど、
ほんとは休む体なんだけど、完全に休んで育児に専念するっていうのも大事だけど、
ちょっとでも、
そういう育休しとクリスを高めるためには、
実際ちょっと働いてても、
それは3前3後休業ですみたいな。
生産性指標というか成果で、
成せたらこれは別に休業としてみなしますよみたいな、
そういう広い考え方を持つことがすごい大事なのかなって思ったりするんですかね。
3前3後休業でもテレワークだったらOKみたいな。
そうそうそう、休業がお前パソコン触るのとか、
仕事のこと考えんな、専念しようとかじゃなくて、
いいじゃん、仕事の考えようが、パソコンにしようがなんだろうがみたいな。
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3前3後休業ってのは広い意味でテレワークでもOKですみたいな。
しないと、それは無理だよね、社長さん。
うちの会社にもそんな人いないんだから無理に決まってんじゃんっていう先入観で、進みませんみたいな。
なるんじゃないかなと思ったりするんですよね。
でも業種によるでしょうね、テレワークなんかできる会社とできない会社がありますからね。
そうだね。
テレワークできない仕事っていうのもやっぱり世の中には結構多いかなと思うので、
テレワークできる会社っていうのはむしろもう今強制的にテレワークせざるを得なくなった、コロナの影響で。
強制的にテレワークに進んだ部分が結構あるかなと思ってて、
テレワークがそもそも不可能な、物理的に無理な業種で、
育児休業を男性が取ることができるようにするっていうのが結構必要なのかなと思うんですよね。
例えば、トラックの運転手とか、建設業とか製造業とかね。
テレワークとかが物理的に不可能な業種っていうのは世の中にいっぱいあるじゃないですか。
製造業なんか日本の柱ですからね。製造業の人は工場で働くわけですけれども、工場で働かなかったらもう仕事じゃないからね。
そういう方もいるわけですよ。
そういう方で育児休業を取ることができる会社作りのためには、
ジョブローテーションというか、業務を俗人化させないっていうのが結構重要かなと思います。
例えば、トラックの運送業とかでいうと、ドライバー5人いてAさんがここのルートをやってます。
Bさんはこのルートをやってます。Cさん、Dさん、Eさんはここのルートをやってます。
っていうのをずっと同じところを走らせるだけじゃなくて、
AさんはBさんの仕事もできるし、Cさんの仕事もできるとか、
BさんがAさんの仕事もできるし、Eさんの仕事もできるとか、
全員が全員の現場をできたら、それはそれに越したことはないけれども、なかなかそこまでもいけないので、
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自分のルート以外のルートもこなせるようになるとかね。
4トントラックも乗れるし、10トントラックも乗れるよとか、
手摘みもできるし、フォークリフトも使えるよとかね。
いろんな現場がこなせるようになるっていうのがやっぱり結構重要かなと思います。
それ重要ですね。
そのためにもずっと同じ仕事をさせるんじゃなくて、さっき言ったジョブローテーション。
定期的に仕事をローテーションさせて、みんながいろんな仕事をできるようになるっていうのがすごく大切なことなのかなと。
そうだよね。
前回のお話、マニュアル人間との話だったと思うんですけど、
俗人的に仕事をしている会社さんが多いじゃないですか。
例えばさっきのパートと正社員のオーターの行政の話もそうだけどさ。
本当はその仕事、正社員がやってる仕事をパートに任せてれば、お前その仕事をやってる間、育児休業を取る時間あるじゃないかみたいな。
取りやすくなるじゃないかみたいな。
そういう仕組みとかって、俗人化しないような仕組みで、もっともっとやっていける機会はあるのかなと思いますし、
今まで得権益でやっていたような、俗人化していて得になっていたような人。
仕事を抱え込むことによって、お給料だったりとか評価だったりとか、
良くなった人っていうのを、ちゃんとそれを俗人化しなくても、得だったなって思わせる動機づけっていうのも、
俗人化をやっていかないためには必要なのかなっていうのはすごい思ったりもします。
そうですね。
すごい大事なことだよね。俗人化しないってことは。
そうですね。
僕の顧問先の運送業の社長さんでは、能力手当てっていうのをつけてて、
基本給以外に能力手当てっていうのがつくんだけど、なんで能力手当てがつくかっていうと、
いろんな現場を回れる人の方が能力手当てが高くなるっていう給与設計をしてるの。
こっちの仕事もできるし、こっちの仕事もできるよっていう人の方が能力手当てが高くつくから、
それで社内のお給料の差をつけてるっていうことをやってましたね。
それはいいですね。ポジティブな手当てのつけ方ですね、それは。
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そうですよね。
この仕事を覚えたからって忙しくなるから嫌だっていうんじゃなくて、
仕事を覚えたらちゃんと正当にお給料がつくっていう制度を作ってるってことだよね、運送業さんは。
サポートしてるっていうか。
そうそうそう。
それはいいよな。
なるほどね。
僕ちょっとあと一つ思いつきで言っていいですか。
あとでまた促進家の話で戻ってても全然いいんですけど、
育児休業の運送業とかも、例えば1ヶ月育児休業を取らせますっていうのはさすがにマンパワー的に厳しい人とかもあると思うんですよ。
だけど例えば1日単位で、今日はちょっと育児短時間で帰りたいなとか、
急に保育園預けてた子がちょっと具合悪くなっちゃって帰らなきゃいけないみたいな、
育児短時間休業取りたいみたいなのあるじゃないですか。
そういう時に、今って育児休業だからさ、例えば1日2日とか事前に決めてさ、
取得申し出書とか会社にも言ってさ、ここからここまで育児休業取りたいですとかみたいな感じで言うじゃないですか。
じゃなくてもう育児休暇みたいな。
1日単位で、私はちょっとすみません今日取りたいですとか、この日の2時間3時間だけ育児休業取らせてくださいみたいな。
取らせてくださいっていうので、社会保険料を1日単位で免除させるみたいな。
会社の引き落としとか、従業員さんの引き落としどうしたらいいんだよみたいなそういうのがあると思うんだけど。
もう今日1日単位でもう保険料免除しますとか、1日単位が5日間積み重ねたらもう1日にしますみたいな、雇用調整助成金の短時間休暇みたいな感じで。
そうはね、雇用調整助成金の休業実績のお金みたいなことを。
あれを役所に出して、短時間休業がもう5日間になったから、標準報酬欠額の丸30の5日間分は保険料から免除しますみたいな。
したら取得率上がんじゃないかっていうのは今すみません、思いつきで考えたんですけど。
それ嬉しいけど、給与計算する人と手続きする人がマジ大変だよね。
そうそうそうそう。
今月は誰々さんの社会保険料が5%減とかになったりするわけでしょ。
そうそうそうそう。
マジ大変だよね。
雇用保険の失業給付とかも11日以上かな、だったら1ヶ月間の雇用保険、失業期間中の1ヶ月とみなすみたいなのがあって、あると思うんだけど、
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それを法改正で80時間以上来てた人はもう1ヶ月とみなすみたいな。
あるじゃないですか、失業給付のやつも、雇用保険の。
あれみたいな感じで、時間でやったらもう1ヶ月で免除しますみたいな。
わからないけど、マインナンバーか何か使ってさ、わからないけど。
不正する会社が出てくると思うから、そこら辺は公的に証明するものを審査条件に入れることによって、
80時間以上月で休んでるから、お前は1ヶ月の復旧期間取りましたみたいな。
免除みたいな。
そういうのもあってもいいかもね。
ジャストアイデアですけど。
そういうのあってもいいかもしれないですね。
いかがでしたでしょうか。
次回もこのお話の続編をお送りいたします。
魅力的なお話たっぷりです。
お楽しみに。
シャローシラジオサニーレイフライデー、DJの田村洋太でした。
それでは次回も、リスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
いってらっしゃい。
22:34
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