1秒でも従業員を雇用した際に会社が加入しなければならない労災保険について、詳しく知っておくべきポイントや制度に関して社労士×社労士で語りました。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】
この番組は国内・海外問わず 放浪が大好きな国際派社労士DJのポッドキャストです。
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番組へのメッセージ・ご意見・ご感想・番組で取り上げてもらいたいトピック などなど、どしどし応募しております。
社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】 DJの田村陽太です。
この番組は、社会保険労務士として活動する田村が 普段の侍業という固いイメージから外れ、
様々な分野で活躍する方や、その道の専門家・ スペシャリストと語るトーク番組です。
本日も素敵なゲストをお呼びしております。 私から簡単にご紹介させていただきます。
会社内の組織マネジメントをご専門とし、 多くの企業の経営の参謀として、
日々コンサルティング業務でご活躍の 社会保険労務士の太田さんです。
太田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
16日、今日がほとんどの皆様のお盆最終日ということで、 8月16日ですね。
太田さんは元気に過ごしていましたか?
全然元気じゃありません。
どうされたんでしょうか、太田先生。
筋トレをしていたらぎっくり腰があってしまいました。
筋トレしたらぎっくり腰になった。
ダンベルを持ち上げようとしたら、 20キロ、20キロのダンベルを棚から持って、
持とうとした瞬間にぐきっていっちゃって、 その日は筋トレをやめて帰ったんですけれども、
ダサくてジム行って、やるかって、 ぐきって周りの人たちはどうしたんだろうね。
あれ、あいつなんか途中で帰っちゃったよみたいな。
でも全然24時間系の安いジムで、 皆黙々と自分のことやってるからね。
皆気にも止めなかったと思いますけど。
特には悲鳴を上げたわけでもなく、 一人でそーっと退散していきましたね。
ぎっくり腰になった人って皆そうだしんで、 ギャーとかじゃなくて、一人でブッてなって、
誰にも言わず自分でもがき苦しむみたいな。
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そうそう、それでスーッて抜けてた。
今大丈夫なんですか?ぎっくり腰は。 治ったんですか?
治ってはないかな。3日間ぐらいは炎症が続くので、 今日が3日目なんだけど、
一応病院にも行って筋肉をほぐしてもらったから、 明日ぐらいから良くなってくるかなとは思ってるんだけどね。
お大事にしてくださいね。
実はですね、私、老妻で腰痛の治療したことがあるんですよ。
今回は老妻じゃない?
今回は老妻じゃないけれども、
去年だったかな、去年だったか一昨年だったかに、 僕、老妻で腰痛をやったんですよ。
なんでかっていうと、会社に行く途中で荷物が重すぎて、 ぎっくり腰になったことがあるので。
それね、老妻で手続きをさせていただきました。
なるほど、通勤中の業務に関わるということで、 災害が起きてたということで。
厳密には通勤災害っていう区分になってくるんですけれども、 老妻保険の制度を使って医療費を払ってもらいました。
はい。
というわけで、本日は老妻保険についてお話をしていきたいと思います。
ぎっくり腰というのが、老妻このお話の前振りということよろしいんですか?
そういうことですね。
はい。
よくね、老妻、老妻って聞きますけれども、 老妻保険って、社長氏が主に扱う分野かなと思ってて。
老妻って多分よく聞かれることも多いかなと思うけれども、 どういう制度なのかをちゃんと知ってる人って少ないんじゃないかなと思うんですよ。
はいはいはい。
そこで今回、詳しいところはいいからね。 簡単に老妻保険って何なのかっていうのを田村さんに答えていただきたいと思います。
ありがとうございます。貴重なご経験をもとにトピックを挙げていただきましてありがとうございます。 私でよければご協力させていただけたらと思いますので。
はい、わかりました。
よろしくお願いします。
はい、じゃあまず、そもそも老妻って何?から始めようか。
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老妻って何?
老妻って何?略称ってことですか?正式名称?
老妻って、老妻、老妻って何かよく言われてるけど、 老妻っていうのはちゃんと定義すると何のことなのか?
ああ、なるほど。皆さん、老妻、老妻って略してますけれども、これは労働災害の略称でございまして、
労働災害ということで、労働、使用者に雇用されている方が働いていて、災害が起きちゃった。
災害というと、この場で言うと怪我とか精神疾患とか、業務とか労働していて、怪我とか病気にかかってしまったということを労働災害と言いまして、
もう一個の意味合いとしては、労災っていうと今の労働災害とは別に、労災保険を使うっていう意味ですかね。
労災を使って病院代を国から出してもらったとか、そういう意味で労災保険という意味で、労働者災害保障保険ですかね。
その保険の略称で労災ということなのかなと思うんですけど、皆さん2つの意味合いで使ってる方が多いんじゃないですかね。
労災保険っていうのは、どういう時に使う保険ですか。
労災保険というのはですね、先ほどちょっと申し上げたんですけど、労働者が仕事中に病気とか怪我をした時の保険ということで、2つあると思うんですよ。
1つは仕事中、本当に業務をしている時に、それはさっきの太田さんの話かもしれないです。通勤中じゃないから、通勤中だから別かもしれないですけど、
何か会社から命令されて、この重い段ボールを運べと言われて、運んでる最中に足をくじいちゃって怪我しましたとか、
そういう時に業務中に怪我した時に使うっていうのと、通勤中の保険ということで、今回だったら自宅から会社に行く時の途中で怪我をしてしまう時に使うものもあれば、
例えば事務所に出勤しまして、次のお客さんのところに行く時に怪我してしまいましたとか、そういう仕事中の通勤っていうんですかね。
そういう時に使う通勤災害の保険というのの意味で使う。そういう時に労災保険を使うっていう意味だと思います。
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はい、そういうことですね。ありがとうございます。ざっくり言うとね、仕事中の怪我と病気とかね、死亡事故も取り扱えるのが労災保険ということになっています。
はい、ありがとうございます。
労災保険って、制度のことは知ってるけど、実際多分使ったことある人ってそんなにいるかもしれないけれど、いない人も使ったことない人も結構多いんじゃないかなと思うんですよ。
はいはい。
一般的に病院に行った時に使うのは健康保険ですよね。
保険証持っててね、使うやつですね。
はい。健康保険証、健康保険、まあ本当は非保険者証って言いますけど、あれを病院に提示すると医療費の7割が健康保険から降りて、3割が事故負担ってことが多いかな。
そうですね。
一般的な成人だったら多分そういう形にはなるかなと思いますが、労災保険っていうのは果たしてこれどうやって使われるのか。
ほうほうほう。
そうですね。今、保険負担の話、事故負担の話をしていただいたんですけども、労災保険に関しては、もしこれが労働災害と認められた場合に、病院代とか申請すると思うんですけども、その時の事故負担に関しては全額国負担。
なので、ゼロ、もう無料で無償で保険が、労災保険が使えるという形になります。
そうですね。事故負担ゼロで使える保険ですね。
そうですね。さっきの建て替えとかの話になるんですけども、例えば、緊急で仕事中に怪我をして病院に行きましたと、そこに行った病院が労災の指定病院とか、労災病院ってどっか家具地方行った労災病院、労災病院ってありますけど、
そこら辺に行っていただけたら、基本的にはその場で何も建て替える必要はなくて、申請さえしていただければその場でお金払う必要はなく、その場で手続きをしていただけると。
そうですね。
労災の指定病院とか、労災病院じゃない、個人でやってる申求院とか、そういう病院とかで、もう緊急で労災で怪我しましたと駆け込んだ場合に関しては、これはケースバイケースですけども、先に病院代を自分で建て替えてもらって、後で10割返ってくる。
後で請求するって形なんですかね。そういう形で請求するっていうパターン。結局10割は返ってくるんですけど、先に建て替えるか、もう何も建て替える必要なく、その場でもう無料で病院に入って手続きできるとか、そういうのが違うんじゃないかと思います。
12:16
そうですね。
なかなかね、健康保険しか使わない人が多いけれども、業務中に起きた怪我っていうのは、労災保険を使わないといけないんだよね。
そうですね。
健康保険で治療したらいけませんので、もしお仕事中に怪我をした方は、労災保険を使いますって必ず病院の方に行ってもらえればやってくれるからね。
はいはいはい。
そうですね。よく労災隠し、労災隠しって言いますけど、あれとかもね、本当は仕事中の怪我なんだから労災保険を使いたいですっていう会社に言って、労災保険の申請書ってあると思うんですけど、そこに会社の署名を書いてもらって、それで従業員さんが病院にその申請書を出すっていうのが流れたと思うんですけど、
会社によっては、ちょっとその仕事中の怪我じゃなくて、自分で、自分の先の太田さんが言ってましたけど、健康保険、保険書を使って自分で病院行ってくださいっていうのが、たまに労災隠しということであったりするので、本当にそれはやっちゃいけないことですよっていうのはありますよね。
そうですね。
で、これ保険なので、労災保険もね、保険なので、保険料がかかってきますが、労災保険の保険料ってこれ誰が払ってますか?
はい、ありがとうございます。こちらはですね、従業員さんを雇っている会社が全額負担でやっております。
そうなんですよね。要は公の保険、健康保険とか雇用保険とか、社会保険系のものって、お給料からね、殺菌されている、控除されているものが多いと思うんですけれど、よく見ると労災保険料って引かれてないんですよね。
ですね。
労災保険料だけは全国の事業主さんが収めていますね。
よくね、給与明細とか従業員さん渡された時に、雇用保険とかは健康保険、厚生年金は引かれてますけどね、労災保険っていう項目ないですよね。
そうですね。もし引かれてたらそれはちょっとインチキな社長だから、それはちょっと何か訴えてこないかもしれないですね。
いやーそうですね。はい。いかがでしたでしょうか。次回もこのお話の続編をお送りいたします。魅力的なお話たっぷりです。お楽しみに。
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シャローシラジオサニーレイフライデー、DJの田村洋太でした。それでは次回もリスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。いってらっしゃい。
15:41
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