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スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
やめました。
スピーカー 1
それは、大事なのは、できることの積み重ねっていうのは、それはできないことに対するアプローチとしてもそうだっていう意味ですよね。
スピーカー 2
そうですね、はい、そうです。
なるほどね。
だから、そういう、足短がヨガっていうのはそういうふうに作られてるものだから、そもそも。
うん。
で、同じことを繰り返すことによって筋力がついていき、柔軟性が深まっていき、徐々にその次の新しい、ちょっと難しいポーズに立ち向かえる準備ができると。
身体の準備ができる。
うん。
で、今度はそれにチャレンジしていくことによって、またさらに強くなったり深まっていくというふうなシステムになっているから。
うん。
その通りにやったほうが結局は近道だなっていうふうにすごく実感できたんですよね。
スピーカー 1
それはさ、実感できたってことは、そのトレーニングをしたらできるようになるかな、もしくはなるだろうなって思ってたことが結局できるようにならなかったとか、もしくはそれにプラスして結局できなかったことがトレーニングしてないけども継続していくことでできるようになったっていうことがあったってことだよね。
スピーカー 2
ちょっとね、筋トレしてできるようになったものももちろんあるんですよ。
実際ね。
うん。
けど、だから何なのって思っちゃったんですよ。できたときに。
うん。
うん。これ一生懸命やってこれできたけど、だからって思っちゃったんですね。
うん。
つまりその、何て言うんだろう、本来の目的、本来のヨガの本質からちょっと外れたことだなって思ったんですよ、自分の中で。
スピーカー 1
うん。できるようになるだから過程がこれじゃいかんなって思ったってことですね。
はいはい。
で、本来のできるようになるまでに踏むはずの過程をすっ飛ばしてるから得られるものが得られてないっていうことだよね。
そうそうそうそう。
っていうことだよね。
スピーカー 2
そう。え、何のためにしたんだろうって思っちゃって、ふとね、気づいて。
スピーカー 1
そうね。
そうそうそうそう。
まあ結局、じゃあ何でそれがしたかったんだろうか。
スピーカー 2
それもやっぱり当時は、できないよりできるほうがかっこいいでしょ。
うん。
そう、これできるようになったよって人に自慢したかったりとか。
スピーカー 1
あとはきっと指導者として、できるほう、これができるほうが格好がつくとか。
そうだね。
すごいって思われるとか、そういうこともあるだろうね。
スピーカー 2
あると思う。そういうのいっぱい出してたもんね。見せてたもんね、みんなにね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ちょっと今は出す気にならないですけど。
スピーカー 1
まあ出す出さないは僕はね、どっちでもいいと思うんですよ。
でもどういうつもりで出してるか。
そうね、そうね。
だから、これ見よがしにね、出すのはどうかと思うけど、
でも誰かの参考になればなと思って出すことは、またそれとは全く違った。
スピーカー 2
そうだね、目的が違う。
スピーカー 1
気持ちというか心の持ちようにはよるよね。
うん。
なるほど。
スピーカー 2
ちょうどね、さっきこのポッドキャストの収録前に見た動画は、それと同じようなことを言ってる人がいて。
スピーカー 1
ああ、そう。
スピーカー 2
内村康平さん、大将選手。
うんうん。
その方が、選手競技生活の中で得たものって何ですかっていう質問に対して、
1ミリ1ミリを積み重ねていくことですねって答えてて。
うんうん。
で、その理由は今言ったような話だったんですよね。
スピーカー 1
どこの部分、全然そのあんまりつながらないんだけど。
スピーカー 2
急に人間はすごいことできるわけじゃないから、本当に1ミリとか1センチとかの。
なるほど。
いかに毎日自分で丹念にというか忍耐強く積み重ねていけるかっていうことが一番大事だっていうことに気づきましたみたいな回答をしていたのを。
スピーカー 1
なるほどね。
さっき見て。
まあまあそれはとてもいい話だし、まあ何でもそうっちゃそうだよね。
ただ今日のヨガの話とちょっと違うのは、そもそもだってヨガで筋トレするのも1ミリ1ミリ努力を続けるのと、
努力なしで飛ばそうとしてるわけじゃなくて、別の努力の仕方をしようっていう話でもあるから、
その方向性の違いでもあるよね。
できるようになるために努力するっていうのが、筋トレだとヨガで本来得たいものとは違う努力になっちゃうよっていう話だからね。
少しずれてはいるけども。
まあでもきっとそれができるようになりたい、筋トレしようって思った人は本来は何か本当に必要なことを飛ばして早くできるようになりたいっていう感覚はあるだろうから、今の1ミリ1ミリが大事だよっていう話と同じかもしれない。
その結果どうなるかっていうのを自分で感じてもらえば。
まあ別にヨガのアーサーはね、すごいのができて達成感で嬉しい楽しいそれでヨガやってますっていう人がいても、本来のヨガの考え方はちょっと違うけども、それはそれでね、本人が楽しいならそれでいいと思うし。
まあ要するにパターンが良くあって難しいポーズがたくさんあるんだけども、特定のことをね筋トレとかそのためのトレーニングみたいなことをしなくても、きちんと日々の練習を積み重ねていけばその先のポーズはできるようになるし、そうできるようにそもそも作られている。
だからあんまり難しいことを考えないで一歩一歩1ミリ1ミリを着実にやっていけばできるようになる素晴らしいシステムなんですよっていうことですね。
ということで今日はこのところで終わりたいと思います。またこの似たような話を次回もう一つしたいと思います。
お楽しみに。
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皆様からのお便りをお待ちしております。今回も最後まで聞いていただきありがとうございます。
スピーカー 2
はい、それでは今日も一日皆さんが心穏やかに過ごせますように。
せーの、なまって!