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2018-03-29 15:42

009.臼井清さん(志事創業社)

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志事創業社 代表 臼井清さんにお話をうかがいました。

臼井さんは人生100歳時代を、いくつになっても楽しめるような、そんな活動に取り組んでいらっしゃいます。
今回は臼井さんも立ち上げに携わったという、大手町の3×3Lab Futureでインタビューさせていただきました。



仕事は仕えるのではなく、志で行いたいという想いが伝わりました。
50代は、100歳時代の折り返し地点。
まだまだ、これからも元気に楽しく、そしてチャレンジしていく年代です。
そんなチャレンジする人を応援し、大手企業も巻き込んで、さまざまな活動を積極的にされていて、情熱を感じました。

社会との繋がりや、社会に対して役立ってると感じられるか。
そこが人生では大切なポイントだと思いました。
そして、繋がりの大切さもよくわかりました。

志事創業社
http://age100.tokyo/

3×3Lab Future
http://www.33lab-future.jp/
2018年4月13日 アート部の立ち上げ!
00:05
経営者の志、経営者は志をもって経営しています。
経営者の志を聞けば、目指している姿がわかります。
社会に対して、どのような貢献を志しているのか、経営者に伺っていきます。
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、仕事創業者代表、臼井清さんにお話を伺いました。
臼井さんは、人生100歳時代をいくつになっても楽しめるような、そんな活動に取り組んでいらっしゃいます。
今回は、臼井さんも立ち上げに携わったという、大手町の33ラボフューチャーにお伺いしました。
では、臼井さんのお話をお聞きください。
本日は、合同会社、仕事創業者の臼井清さんにお話をお伺いしたいと思います。
臼井さん、よろしくお願いします。
まず、私は、会社名が仕事創業者なんですけど、その仕事の志というのが志という字を書くんですね。
やっぱりこの辺りは思いがあるんですかね。
そうですね。最初その名前を付けた時、家族からはずいぶんベタな名前で言われましたけど、
もともと会社員をずっと30年くらいやっていたので、
使えることで給料をもらっていたのを、何となく自分の思いで仕事をしたいなというところから、仕事ということを付けました。
やっぱりそういった思いから、今の事業はそういったところにつながるような事業をやられているんですかね。
私の場合、もう一つスローガンで、age100.ingというふうに書いてあるんですけれども、
名刺の中央にもいろいろ書いてありますが。
これは、自分がサラリーマン時代の中で50くらいになってくると、そろそろもう引退かな、的な話になってくるのが寂しいなって思いもあり、
どちらかというと、最近は人生100歳時代とかっていう話もありますけれども、
50、仮に100歳時代ってまだ半分じゃないですか。半分でもうそろそろ終わりだなっていうのも悲しいなと思って、
いくつになっても進行形で楽しく生きるっていうのは、
何か自分で志したことを作って、それを人と一緒にやっていくみたいなところができたらいいなっていうことで、
仕事創業者という名前にし、それに関わるような仕事を作っていこうかなということで起こしました。
やっぱり50代になってからでも、やっぱり人生100年だとまだまだこれから長いですもんね。
そうですね。
そこから元気なくなっていると、その先大変ですもんね。
そうですね。
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やっぱりそういった50代も元気になってもらいたいですよね。
本人が面白いからいいと思うんですけれども、まずは最低限。
自分がこの先つまんないなって思っている人生とか、振り返るばっかりの人生になっちゃうと、どうなのかなっていうのがやっぱりある。
やっぱりそういう思いがあって、今の取り組みとしてはどういったことをやられているでしょうかね。
そうですね。なかなかいろんなことに手を出しているというかやっているから、一言で表すのがいつもこういう質問をいただくと難しいんですけれども、
特に一例でいうと、例えば丸の内プラチナ大学というような取り組みをやっていたりしています。
これはどんな取り組みかというと、お手企業とかにも勤める方が丸の内に多い中で、
やはり薬食定年だとか見えてくる、先ほど言った50代ぐらいになってくると、
皆さんちょっと先の定年をどうするんだみたいなところで、不安と心配でも何かするわけじゃないっていう方に、
いやいやもうこの後の人生も面白いですよっていうことで、
実際に新しくチャレンジしたり、こんな動きをしているって方をお呼びしたりだとか、
そういう方のお話を直接聞いてもらったりして、自分にもこんな可能性ありそうかもっていうようなことを体感してもらう、
そんなコースを一緒に三菱辞書さんだったり三菱創券さんと一緒に作ったり、そんなことをやったりしています。
やっぱりそういった新たな話を聞いたりとか刺激を受けて、
そうするとそういった聞きに来た方も刺激を受けてだんだん変わっていくということなんですかね。
そうですね。一番面白いのがテーマにもちろん興味を持って、いろんなコースがあるんですけれど、
そこに来ていただくんだけど、そのテーマはもちろん関心があるんだけど、そこに来ている人同士がやっぱり会話をするじゃないですか。
そうすると単純にお友達になるってこともあるんだけど、え、あなたはそんなこと考えてるのとか、
あなたの今までの体験だとかってすごいねとかってお互いが言い合うと、
え、俺とか私の今までの体験って自分ではそんでもないと思ったんだけど、こんなに面白がってくれる人がいるんだっていう、
そういう気づきというか出会いがあるのがすごくいいかなと思って。
そうですね。やっぱりそういった場をいろんなところで作っていきたいという思いが福井さんのほうがあるんですかね。
やっぱりそういったところで、今回のプラチナ大学もそうですけど、それ以外にもそういった場をいろいろ作っていくって感じですかね。
そうですね。体感してもらうとか感じてもらうとかっていう機会を提供したいっていうのは一番大きくありますね。
やっぱりそれってなんでそういった機会を作ろうかなと思われたんですかね。
そうですね。ちょっと恥ずかしい話から言うと、もともと会社にいた時はずっとマーケティングを担当していて、
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当然会社のマーケティングなんで売り上げにつながらないといけないっていうことで、
マーケティング自体は今でももちろん楽しく、あるいはそういう意味で言うと今も継続してますけれど、
会社にある時期でなんかつまんなくなってきちゃって、
どうしてかなと思っていたら、やっぱり人が喜ぶ喜ばないに関わらず売れるか売れないかっていうところだけを結果を求めていたかなっていうことで、
マーケティングがすごく狭くなってたかもしれないですね。
企業としてはどうしても売り上げとかそっちの方に走って行きがちですよね。
そうですよね。
そうすると、例えば僕はよくロジックからソリューション作るっていうのがマーケティングのほとんどになっちゃってると思っていて、
要は例えば必要に迫られて買うような商品だとか、本当はそうなっちゃいけないんだけど今なっちゃってるからしょうがないで買うとか、
よく使ってよく思い出す例が、
アスレチックジムとかあるじゃないですか。
アスレチックジムに行って健康維持するって別にすごいいいことだと思うんだけど、
アスレチックジムに行くために残業いっぱいしちゃったとか、最近残業ないのかなわからないですけど、
遅れそうなんでタクシー乗って行くとかね。
あれってちょっと美しくないかなと。
素敵じゃないですよ。
今から運動しようっていうのに。
タクシー乗っちゃうってことですよね。
そうじゃなくて、タクシー乗らずに普段に普通に歩くためのサービス、用具みたいなのっていうのを開発してたほうが、
本来は面白かったはずなのに、すぐにそれが売れるかってわかんないじゃないですか。
そうなるとちょっと大変だろうなっていうのがだんだん起きて、
面白くなくちょっと仕事してる自分っていうのが、
先ほど言った通り50くらいで悶々としてる人と同じだなっていうところがあったっていうのが一つですかね。
やっぱりそこからご自身で何かやっていこうっていうふうになっていったわけですかね。
そうですね。
で、一つ大事なことを言い忘れましたね。
そうやって悶々としてたんだけど、一応業績が上がれば別に会社の中で怒られるわけでもないし、
どっちかっていうともっと昭和時代のサラリーマンデビューしてるんで、上昇志向もあって、
結果出してもうちょっと上まで行こうと思ってた時期に、
実は新規事業のほうを担当してたんですけれども、
震災の時だったかな、翌年かなんかに、そういう時期がちょっと厳しいということで、
お家を取り潰しになったんですね。新規事業部のほうがね。
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で、自分の部隊が全部解散になって、一通り落ち着いたところで、
当時の役員の人に、じゃあ私次何やりましょうかって言ったら、
君の仕事ないよって言われて、えー、俺の仕事ないの?って。
すごい焦っちゃう。
でも、給料はもちろん出てるんですけど、会社行ってもすることないから、
考えるんですよね、いろいろね。
で、そしたら思ったのが、
あ、そっか、会社の中での価値がなくなって、自分の価値がなくなったと思ったけど、
社会にとって価値がある風になれば、
別に会社で価値が一時的になくなろうが関係ないんじゃんとかっていうことに、
やっと気づいた。
でね、それがやっぱり定年になると、なんかもうおしまいだなっていうような感じと、
なんかひょっとして似てるんじゃないかな。
そこの時点で、もう定年後の姿思い浮かんで、
イメージができたっていうことなんですかね。
そうですよね。
だから会社の中で、定年っていうのは会社として、
自分は卒業とかなるわけで、
そうすると会社の価値としてはなくなるわけじゃないですか。
それが自分の人生の価値とイコールに近くなっちゃってる自分に、
その社内出業で気づいたっていうのがありますよね。
でも社会にとってはそうじゃないんだよっていうところを示していけば、
それはその人として価値があるってことですよね。
僕はすごい仲間に当時そのタイミングで恵まれていて、
で当然愚痴るわけじゃないですか。
社会の方でしたけど。
そしたらある方が、会社にとってはどうか知らないけど、
社会にとってうすいが暇になったら何かやってくれるから、
それは社会にとって価値があるよって、
慰めですけど言ってくれたんですよね。
でその時に、あ、そうだよなって思った。
それがすごく良かったですね。
やっぱりそういうふうに、あるポイントあるポイントで、
いろんな気づきがあったからこそ、
今の事業に関連してくるっていうことなんですね。
そうですね。今言われて思い出しましたけど、
そういった友達が僕にはたまたまいたけど、
周りにそういう方がいない方がいれば、
むしろそういう友達かどうかは別にしても、
そういうことを実感できる機会だとかっていうのが、
身近に体験していただくっていうのがあると、
良いかなってすごく思ってます。
そうするとそこにイベントになったり、
そういう場所で参加された方が、
いろんな気づきを得たりとか元気になったりして、
またそこから何か社会に役に立つということで
回っていくと、
そうすると社会自体が色々良い方向に回っていく。
そういうイメージ、お話をお伺いしていただけたら
と思うんですけど。
もちろん社会に役に立てばっていう、
しゃちょこばる必要はないと全然思っていて、
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まず先ほどの話と同じですけど、
自分がもう役に立たないんだって
悶々としちゃうんだったら、
いやいや役に立つ立たないは別にしても、
もっといろんなことができるって思って
動いた方が絶対自分にとって面白いし、
今岡田さんおっしゃったみたいに、
それが社会にひょっとしたら役に立ったら
もっといいってそんな感じかもしれないですね。
では最後に、今授業していく上で
一番大切にしてるような、
ここだしてるようなことって何かあるんでしょうか。
一番大事にしてるって言うと、
ひょっとするとつまんない話が出会いかな。
それはやっぱり人と人とが出会う。
人と人との出会いが一番ですし、
何かこう、自分の知らないものとかね、
これまで経験したことのないものとかね、
そういうものに出会っていくっていうのはね、
すごく大事だなと思う。
好奇心が湧いて、
これなんだろうっていうふうにね、
そういった気持ちとか。
だからもう一生涯なんか好奇心持ち続けるっていうのが、
僕自身であれ、
人が面白くしていく。
人生って言うのはちょっと大げさかな。
でも一番大事かなって。
それも事業に一番好感ですね。
分かりました。
では、何か今後イベントとかで、
直近で何かあるものとかあれば、
ぜひご紹介いただければなと思うんですけど。
そうですね。いろいろあるんですけど、
一番、そうですね。
4月の13日かな、今度の。
調べていただくと分かる。
サンサンラボフューチャーっていう場所で、
アート部っていうものを立ち上げるイベントをやります。
これ何かって言うと、
アートって言うと、
僕もアート好きではありますけど、
教養だとか、
美術好きの方が、
趣味で見るって感じもすると思うんですけど、
ビジネスにもアートの視点があったらもっと面白いなって、
先ほどの話とリンクするんですけど、
ちょっとそこを実感してもらう場にしようと。
じゃあ普通のアートではなくて、
ビジネスに関係するようなことなんですね。
こういう視点で、
例えばビジネスを考えたら面白いなの。
こういう視点をアートで考えようっていうやつですね。
なんかちょっとそれワクワクする内容ですね。
勝手な造語でアートとソリューションを合わせて、
アートリューションって言おうかなとかって、
企画メンバーと話してます。
じゃあそれを4月13日ですね。
夕方。
ぜひ調べてアクセスしていただければと思います。
よろしくお願いします。
本日はどうもありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
仕事は使えるのではなく、
志で行いたいという思いが伝わりました。
50代は100歳時代の折り返し地点。
まだまだこれからも元気に楽しく、
そしてチャレンジしていく年代です。
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そんなチャレンジする人を応援し、
大手企業も巻き込んで、
さまざまな活動を積極的にされていて、
情熱を感じました。
社会とのつながり、
社会に対して役に立っていると感じられるか、
そこが人生では大切なポイントだと思いました。
そしてつながりの大切さもよくわかりました。
あなたの心には何が起こりましたか。
ではまた次回。
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