1. 経営者の志
  2. 280.糸井謙司さん(経営者向け..
2021-11-29 11:48

280.糸井謙司さん(経営者向けビジネスコーチ)

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads
【ワクワク楽しく働く大人を増やす】

お話していて、すごく優しく、温かい方だと感じました。
そして、2代目社長として、大変な苦労をしてきたお話をいただきました。
社長として引き継いだ10年前は本当に苦労されたようです。

経営者として苦労を経験して、今も現役の社長であるからこそ、経営者に伝えられる想いがあるんだなと感じました。

実践的なご相談をしてみたいという方は、ぜひ糸井さんに問い合わせてみてください。

special thanks to 岩永丈幸さん

【今回のゲスト】
経営者向けビジネスコーチ 糸井謙司(いとい・けんじ)さん
https://2daime-juku.com

【こえラボLINE公式アカウント】
ポッドキャストに興味ある方、登録してみてください。
https://lin.ee/520R9bC
00:01
声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、経営者向けビジネスコーチの
糸井謙司さんにお話を伺いたいと思います。糸井さん、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
糸井さん、まずはどういったお仕事をされているか、自己紹介からお願いいたします。
はい、私はですね、主に2代目社長をサポートすることをメインに、経営者向けのビジネスコーチをしております。
コーチングやマーケティング、マネジメントのコンサルを含めた、トータル的なサポートをさせていただいております。
糸井さん自身も2代目社長ということなんでしょうか?
はい、そうです。私自身がですね、ハウスクリーニングの会社、40年になる会社なんですけれども、
父親が創業者でおりまして、私も今も現役の社長としてですね、その父親の後を継いで今2代目の社長として経営に当たっております。
そうなんですね。いつぐらいに事業を継いで、事業紹介されたんですかね?
私、社長になったのは今から10年前です。ちょうど10期目になりますね。
そうなんですね。どうでした?その引き継いだ時は、やっぱり苦労とかもあったんでしょうか?
正直言いまして、苦労しかなかったと言いますかね。
結構大変な状況で。
大変な状況でして、そもそも会社の事業自体が相当落ち込んで、ずっともう何十年以上前年割り続けるような状況で借金も重なってましたし、相当経営状況も財務状況が本当に良くなかった状態でのバトンタッチだったんですね。
引き継ぐ時は、やっぱりそういった大変な状況っていうのを分かってやってやろうという感じで引き継がれたんですか?
それがちゃんと見とけばよかったんですけど、全くそういうのを見てなくて、私は。
どういう景色だろうなというのはなんとなく感じてないんですけど、ここまでとは思わなかったんで。
予想外に大変だなって。
正直こんなのしてたら絶対社長にならなかったですね。
そんな状態で引き継いだ形で、自分がやりますって言うよりはどちらかというと、その当時のスタッフたちとか役員の方々が、
原事さんがやってくれないかやった方がいい、原事さんがやった方がいいよ、みたいな形でおっしゃれてなったようなところが正直ございました。
結構社員の方からも後押しがあって、じゃあ社長やってみようかなっていう感じでなってきたっていうことですかね。
そうですね、なった時は本当に自分がやりますって言ったよりは、周りがそう言うし、ここはやっぱ自分がやるしかないかという気持ちになって、社長にはなった感じですね。
03:06
でもいざなってみると結構大変な財務状況で、これを立て直していくのは大変だなと思いながら、でも皆さんといろいろ協力しながらやっていったっていう感じなんですかね。
そこでまず財務状況が何よりも大変だったっていうのもあるんですけれども、それよりもさらに心が傷ついたというか、
押されてなったものですから、どっちかというと大変な状況だってやっても、いろいろ一緒に頑張りましょう、僕たちも頑張りますから、
みたいなドラマのような展開になるかと思ってたら、誰一人そういうふうになるかとはいなくて、社長なんとかしてくれと、
給料を上げろ、待遇なんとかよくしろ、職場環境おかしいとか、あとは誰誰をなんとかしろ、この人がおかしいからなんとかしろ、社長なんだからそのぐらいやってくれみたいな、文句と要求しか言われない。
じゃあ結構周りの人からの要求もあるし、本当社長として何かやらなきゃいけないしっていうことで、結構本当状況としてはかなり厳しい状況の中、社長としてスタートされたっていうことなんですね。
本当厳しい中でのスタートでした。
そこからはどういうふうにして今まで来られているんでしょうかね。
結局まず財務状況を改善するというところに関してもコツコツと、ありきたりかもしれませんが、無駄な削減、効率化の促進、あとはもう本当に営業、マーケティング、そういったところでの取り組みっていうのは徹底していきまして、
そこで少しずつ改善していったっていうのと、スタッフに関してはよく言われたのが、メンバーをもう入れ替えるしかないよなんていうことを無事回復させた社長さんの話の中で言われたんですけれども、
ちょっとそのゆとりもなかったっていうのもありますし、やっぱり長く、なんだかんだ言いながらも長く勤めてくれていた方々を、ただ会わないっていうので切ってしまうのもすごく心苦しさもあってですね。
とにかく一人一人とちょっと正直向き合いながらいろいろ話をしながら、思いをすり合わせていく中でちょっとずつマインドを変えてもらって、そして全体として同じ方向を目指せるような状態にしていったっていう流れで改善してきましたね。
なるほど。やっぱりそういった苦労を積み重ねていって、2代目特有の苦労とかもやっぱりあったりとかするんですかね。
はい、そこはすごく私もやっていく中で感じまして、特にやっぱり創業者の方って良くも悪くも、自分が動機って言いますか、自分がこういうことをやりたいとか、こういうことをしたいっていう気持ちからスタートしている方が多いんですけども、
06:01
私もそうだったんですけど、2代目の方って結局自分がやるしかないとか、自分が継がなきゃいけないとか、ちょっとそれは悪いことではないと思うんですけど、義務感、使命感でやってらっしゃる方がスタートする方が多かったりするんですよね。
そうなんですね。
そこでやっぱりちょっといろいろある時に、どうしても気持ちとして創業者の方は自分が作っているんだからっていうのがあるかもしれませんけど、2代目の方っていうのはややもすると俺のせいじゃないっていう。
俺だってやりたくてやってるんじゃないとか、そういうふうな握りに入りやすいっていうのがやっぱり2代目の特徴っていうのがあるかなと思います。
あとはやっぱり、また創業者の方っていうのは自分がそういうふうにやりたいという思いで、そこで集まって組織を作っていった。
自分でそういう思いを中心に組織を作っていって会社になってっていうのがほとんどだと思うんですけども、2代目の方っていうのは常にもうある組織に行くので、そこで目指しているものがまたちょっと違ったりとか、またまとまっていろいろ圧力がある中受け継いだりとか、
そういうところが創業者と2代目の大きな違いで、2代目ならではの悩みになるんじゃないかなと思いますね。
なるほど。じゃあ今はですね、そういった2代目経営者、社長さんのお悩みを聞いたりとか、やっぱりどういうふうにして対応したらいいかっていうところを中心にアドバイスされてるっていうことなんでしょうか。
そうですね、2代目の方ならではの悩み、そして葛藤、特に創業者の方とのぶつかりとか、サインの方とのぶつかりとかですね、私も散々経験したことなんですけれども、でも本当に対立になってしまう方が結構多かったりして、結局敵みたいな、でも敵ではない。
本来同じ会社に敵ではないはずなんですけども、そこのところの思いとか取り組みとかそういうのがちゃんと分かり合えてなかったりとか、自分の目指すものとかいうのはちゃんと言語化して伝えられてなかったりっていうのがあったりしますので、そういったところをよく見てあげてフォローしてつないであげるようなことは特によくさせていただいております。
じゃあやはり、対立して社員とやりこりするのではなくて、同じように向き合って、やっぱり同じ方向を目指していけるような、それにはどうやったらいいんだろうっていうところを一緒に考えて、2代目社長とアドバイスされながら進んでいってるっていうことですかね。
まさにその通りです。私が何か教えるというよりは、一緒にそういうのをつないであげて、またそういうのを示してあげて、示してあげるというとおこがましいですけども、一緒に見つけてあげて、一緒に探してあげて、見つけてあげて、そしてそれを伝えていけるようにサポートしていくっていうような形でサポートさせていただいてます。
09:05
この番組は経営者の志という番組なんですが、糸井さんの志もお聞かせいただけるでしょうか。
はい、ありがとうございます。私自身はですね、私が社長になった時もそうだったんですけれども、本当に会社って、特に弊社は30名ほどの小さい会社なんですが、社長次第っていうのはすごく、良くも悪くも社長次第で何とでもなるっていうのが実感としてありまして、その社長をとにかく元気にしてあげたい。
社長をやっぱり、社長として本当に自信を持って事業に取り組んでもらいたいと、そうしないと結局会社が元気にならないし、またそこにいる社員たちがですね、スタッフたちがやっぱり元気になっていけないっていうのをすごく感じたんですね。
社長として、私も2人子供がおるんですけれども、子供から見てすごく早く大人になりたいな、こんな大人になりたいな、こんなワクワク働いて楽しく働く大人に早くなりたいっていう大人をいっぱい増やしたいなって思われるんですけど、でもそうするためには夢を持ってやりがいを持ってワクワク働けるようになるためには、そうできる職場が増えなきゃいけないなと思いますし、
そういう職場を増やすためには、そういう職場にできる社長を増やさなきゃいけないなと思っています。
それで何とかそういう社長を私ともできるところで、一生懸命、私自身もそういうふうな存在になっていきたいですし、そういう人たちをたくさん増やしていきたいなという思いで今、仕事に当たっている形でございます。
ぜひ本当に現役で今も社長をされていながらアドバイスもされているということで、ぜひ今日のお話を聞いて、伊藤さんちょっと相談してみたいなと思われるような2代目社長だったり経営者の方がいらっしゃれば、ぜひご相談にお問い合わせいただければなと思います。
伊藤さんの会社のホームページのURLも、このポッドキャストの説明欄に記載させていただきますので、ぜひ興味ある方はこちらからお問い合わせいただければと思います。
本日は経営者向けビジネスコーチ、伊藤賢治さんにお話を伺いました。伊藤さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
声を思いを世界中に届ける声ラボ
11:48

コメント

スクロール