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声を思いを世界中に届けるこえラボ経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回はライフシフト
睡眠メンタリーヘルス協会の藤井英三さんにお話を伺いたいと思います。
藤井さんよろしくお願いします。皆さんこんにちは。
はい、まずは自己紹介からお願いいたします。はい、藤井英三と言います。
先ほどご紹介いただいたように、一般社団法人ライフシフト睡眠メンタリーヘルス協会
代表しております。どういうことをしているかと言いますと
睡眠なので、睡眠に困っている方の睡眠改善とか。
あるいはですね、睡眠に問題はないんだけどもっと日のパフォーマンスを上げたい
そういう方の睡眠を必要と上げて日のパフォーマンスを上げる
そういうコンサルなんかもさせていただいています。
なかなかこの睡眠を特化してやっていらっしゃる方って
私はあまり聞いたことなかったんですけど
具体的にはどんなことをアドバイスされていらっしゃるんですか。
そうですね。具体的には睡眠改善のそういう
どうしようね。なかなか日本って睡眠のことに触れる機会がないんですね。
よく健康っていうのは栄養と運動と睡眠のバランスだってね。
よく聞かれると思います。
日本人は栄養と運動ってすごく勉強するんですよ。
ところが睡眠だけね、学ぶ機会がないんですね。
確かにないですね。
当たり前すぎて学ばない。
ところが病気になったらだいたい寝て直すんですね。
寝ないから病気になる。
たぶん聞かれてる方も会見あると思うんですけど
同じ時間寝ててもぐっつり寝てすっきり目が覚めたときと
何回寝ても疲れが取れない。
ありますあります。
実はね、睡眠って時間大事なんですけど同時に質も大事なんですね。
なるほどそうなんですね。
この質を良くするっていうことを主にさせていただいてます。
なるほど。これね、日本ってどうなんですか。
世界と比べても睡眠ってどんな感じなんですか。
これ実は経済協力開発機構っていう国際的な経済団体がありまして
そこに30数カ国加盟してるんですが
その加盟してる国々の国民の平均睡眠時間をとってみたんですね。
するとね、長い順番に並べるともう日本、ダントツの最下位です。
そうなんですね。やっぱりみんな寝てないんですね。
もう世界で一番寝ていない国です。
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これどうなんですか。やっぱり寝てないと弊害も多いんですかね。
実はですね、いろんなことを言われてるんですけども
睡眠不採という言葉があるんですね。
おー、睡眠不採。
要は睡眠不足がたまってお金の借金に膨らんで大変なことになってる。
で、これがですね、睡眠不採になっちゃうと
一生に約900万円失うと言われてます。
すごい金額ですね。
すごい金額なんですよ。
ただね、900万円ポンとなくなるとわかるんですけど
これ、わからないようになくなるっていろんなことの要因があるんですが
その一つにね、仕事の効率が落ちてくるんですね。
なるほど。
同じ仕事してもダラダラと時間かかってしまって時間を失う。
でもそれ以上にね、困ったことがボンミスをしやすくなります。
あー、そうなんですね。
やっぱり集中力もよく悪くなっていって
ミスが増えてくるってことなんですね。
まさにそうなんですよ。
例えばね、電票の数字間違うとか
あるいは送ってはいけないところにメールしちゃうとか。
これやっちゃうと後が大変になって、すごいそうになるんですね。
後に労力もあるいは
後処理でもっと時間がかかったりとか。
これミスが、例えば工事現場でするミスが怪我になったり
車の運転中のミスが事故になるんですね。
だから単にお金じゃなくて命までかかわってくる。
あとはね、健康を失います。
睡眠不足がなる病気は86種類。
はい、結構多いですね。
そうなんですよ。
一番多いのが糖尿病で、2番目が認知症なんですね。
認知症も睡眠不足関係してるんですか?
そうなんですよ。
あとはですね、睡眠悪くなると人間関係悪くなるんですよ。
へー、そうなんですね。
これ寝不足だとね、なんか難しいこと言われたら後にしといてよ。
さらにね、睡眠不足になると脳の変動体っていうところが
間髪に反応して、これ怒りの感情を生み出すんですよ。
ほー、そうなんですね。
ついイライラしてね、いわゆる切れやすい状態になります。
いや、まさにそんな状態だと人間関係悪くなっちゃいますね。
そうそう。で、そうなるとね、周りの人が話しかけづらくなるんですね。
すると、人間って人と話をしないとどんどんうちにこもって、
これがね、セルフイメージ下げるとか自己肯定感が下がるな。
これが実は引きこもりとか鬱につながっていきます。
いや、ほんと体の健康にも大きく関わってるのがよくわかりますね。
不眠だと鬱になる割率が40倍あるっていうデータもあるんですね。
相当高いですね。
例えば、人生のチャンスって人の出会いで生まれることが多いですよね。
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結婚する相手もそうだし、仮に会社に就職するとしても、
まずそこの面接感と人間関係から、その回数が減ってくるので、
同時に人生のチャンスも減ってくる。
なるほど。
それでもね、その少ないチャンスでもすごく自分にとっていい条件が来たと。
どうするか。
自ら自体をするようになるんですね。
私には無理と、私には不釣り合いと。
なるほど。
自己肯定が下がってると。
すると結果的に明るい未来がどんどんなくなっていくと言われてて、
それを想像すると900万円ぐらいになるよと。
いやー、これは今のお話聞くと、睡眠相当大切だなーっていうのを感じますね。
これ、海外ではどういった状況なんでしょうかね。
実はね、今ね、やっとこう睡眠って大事だとね、
日本でも言われてきて、昼寝した方がいいよとかっていうことを言われ始めてますけど、
実はね、例えばアメリカの大手企業、
そうですね、GoogleとかNikeとかマイクロソフトとか、
実は社員の睡眠を管理するシステムを導入してます。
おお、会社自体がそういったところを。
そうなんですよ。いろんな方法、モンシングしたりとかね、カウンセリングとか作って、
なぜしてるかというとね、
社員一人一人のパフォーマンスを維持しないと会社の経営ってうまくいかないですよね。
そのベースになるのは実は睡眠だという捉え方なんですね。
それぐらい睡眠重視してるってことなんですね。
そうなんですよ。
その社員の睡眠が良くなると当然仕事の効率が上がって会社の生産性があって経営が安定する。
いわゆる健康経営のベースの考え方なんですね。
なるほど。
これがね、いつからしてるかっていうと、実は30年近く前からやってるんですよ。
そんな前から。
日本が世界に行くと経済的に30年間どんどんどんどん離れていくっていうのは、
ひょっとしたらそういうところに要因があるかもしれないですね。
なるほど、そうなんですね。
いや、これは本当に経営者にとってはすごく取り入れた方がいいなというふうに感じますね。
実際ね、これは記号で、アメリカの保険会社でエトナーっていうところは、
社員の睡眠のデータをちゃんと測って一定水準クリアすると臨時ボーナスが出るんです。
そんなことまであるんですか。
お金払うから寝てくれという、それぐらい重視されてます。
これは本当に睡眠が大切だっていうことを、まさに企業が実感して取り組んでるっていうことですね。
そうなんですよ。それをね、なんとか日本の方も知っていただきたいし、
世界で成功されてる実用化、例えばAmazonの会長のジェス・ベソーなんかも8時間睡眠ですし、
今はね、世界ですごく働いてると言われるイーローマスクも、
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ランチは5分でいいので、睡眠時間は6時間以上は絶対取ってるんですね。
要は休むから働けるっていう発想ですね。
なるほど。この番組は経営者の志という番組ですので、
藤井さんの志についても教えていただけるでしょうか。
ありがとうございます。
そもそもね、私がなぜこれしてるかなんですけど、
もともとはですね、ある関西にあるスーパーで34年間勤めてまして、
化粧品のバイヤーなんかを25年くらいやってたんですけど、
今から10年ほど前、52歳の時に癌になりまして、
手術をしたんですが、その後にわかったのが、
癌になった原因が睡眠不足だった。
そうなんですか。
これがね、自分で納得した理由がね、
いびきをかくと癌の発生リスクが最大4.8倍上がるっていうデータがあるんですね。
その中身を見たら、自分自身のことがドンピシャだったんですよ。
ところが、そこからね、睡眠の勉強をして、
実際にそれで、ただね、会社に勤めてたので、
丁寧になってから辞めてからしようかなと思ったんですけど、
でも、そのことを知らなくて、私と同じように辛い思いをする人が、
やっぱりどんどん、はたから見てたら、見えてくるんですよね。
だったら、これはちょっと伝えるほうがいいのかなと思って、
丁寧に3年前に辞めて、5年前からこの仕事、
睡眠の大切さを伝えるっていうことをさせてもらってます。
そうなんですね。これ今ではあれですかね、
そういった睡眠の大切さを教える人も、育成も力を入れてらっしゃるんですか。
そうですね。なかなか一人では難しいので、
今、企業さん向けに研修もさせてもらってます。
例えば、警察本部とか、商工会議所とか、
あとは学校の授業なんかでも、睡眠のことを教えさせてもらってるんですが、
ただ何せ一人でやっても仕方ないので、
同じように睡眠のことを広げてもらう、そういう方を今、育成してまして、
中に、企業さんの人事部の方が、睡眠の専門家になっていただいて、
会社の方を、事業者の方、社員の方を睡眠を良くしてあげる、
そういう方も出てきていただいてるので、そういう活動をさせていただいてます。
こういった睡眠の大切さを広めていく人も増えていくと、
やっぱり日本がどんどん良くなっていくっていう、そんなのありそうですね。
これはね、勝手な私の妄想かもしれないですけど、
多分、中小企業の方の1割で睡眠っていうのをしっかり取り込んでいただくと、
多分、日本経済変わるかなぐらいの思いでなっております。
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ぜひね、今日のお話聞いて、経営者の方は特に自分の会社でも取り入れてみたいなっていう、
自分自身も取り入れてみたいなという方がいらっしゃいましたら、
藤井さん、セミナーも結構開催されてらっしゃるんですよね。
そうですね。まずは睡眠のことを知っていただく。
先ほど寝ちゃっていたように、日本って睡眠のことを学ぶ機会がないので、
まず人はなぜ眠るのか。
寝ないとどうなっちゃうの?何のために寝るの?
そういうとこもね、知っていただいたらなと思います。
ぜひ、このポッドキャストの説明欄にセミナー案内のURLも掲載させていただきますので、
ぜひそこからチェックいただければなと思います。
その他にもLINE公式のURLとか、ホームページのURLも掲載いたしますので、
ぜひそこからチェックいただいて登録いただければなと思います。
ありがとうございました。
最後にね、私どうしても一つお伝えしたいことがあるんです。
はい。
今、日本人がなりたくない病気の1位っていうのが、実は認知症なんですね。
実は認知症っていうのは、だいたい70歳以降で発症するんですけど、
これいきなり発症するんじゃなくて、
実は20年から30年かけて静かに進行してて発症するんですね。
そうなんですね。
そうなんですよ。だから70歳で発症する人は、早ければ40歳から実は始まってるんです。
おー。
認知症ってどっちかというと予防の話よく聞きますよね。
運動したりとかね、新しいことを、人と会話をして脳を使いましょうって。
でも原因のことってあんまり語られてないんですよ。
認知症の原因何かと言いますと、脳に溜まったゴミなんですね。
へー、そうなんですね。
人間の体ってね、例えば内臓とかにローハイブスとかね、
毒素が溜まったらリンパの働きでおしっこに流れるんですけど、
脳はリンパの働きがないんですね。
脳赤水液っていうのが出てきて、ゴミ掃除してくれるんですけど、
これがね、流れてその仕組みが稼働するのが、深い眠りのときにしかないんですね。
おー、じゃあまさにこれも睡眠がめちゃくちゃ大切ってことなんですね。
そうなんですよ。
今、睡眠が悪い、うまく眠れない方が多くて、深い眠りに入れないので、
30年かけて脳のゴミが溜まってくるんです。
あー、なるほど。
これが神経細胞とかを損傷して、萎縮して、アルツハイマガタ認知症として発症する。
しっかり眠る、深い眠りになる、どういうふうにしたら眠れるかっていうことも、
やっぱりしっかりと学んで。
あっ、そうですね。
認知症の予防もしていただきたいですね。
本当にね、今特に頑張って働いてる人ほど、その可能性が高くなります。
ぜひね、そういった心配の方にもためにも、このセミナーとか受けていただいて、
ちょっとまず睡眠のことを学んでいただけるといいですね。
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はい。
はい、今回は大富士市と睡眠メンタリーヘルス協会の藤井英三さんにお話を伺いました。
藤井さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。