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声を思いを世界中に届ける。こえラボ。 経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は奄美を唄い継ぐ歌手)まゆら三界さんにお話を伺いたいと思います。
まゆらさんよろしくお願いします。はい、こんにちは。まゆら三界です。よろしくお願い致します。
まずは自己紹介からお願いいたします。はい、ありがとうございます。まゆら三界と申します。奄美大島出身の作曲家の祖父の楽曲をリアレンジして、世界へ未来へ唄い継ぐ活動をしております。
はい、お願いします。じゃあ、元々は奄美の出身になるということなんですか?
私はですね、東京の世田谷出身になるんですが、祖父が奄美大島出身の作曲家になってまして、私は奄美三世になります。
そうなんですね。じゃあ、奄美の歌を、歌うきっかけの部分も教えていただきたいんですけど、どういったきっかけで歌うことになってきたんでしょうかね。
はい、実は全く祖父とは面識もなく、知らなかったんですけれども、音楽活動をやっている中で、ちょうどコロナに入る頃に一緒に住んでた父親が亡くなったことで、家族のルーツを探しに行こうという旅を思い立ちまして、奄美大島に行ったらですね、祖父が有名で、
奄美大島ではすごくみなさんが、祖父の曲を大切にしてくださっているというのを知りまして、ちょっと感動しまして、この歌を歌い継いでいきたいなというふうに思ったのが。
じゃあ、おじいさまとは面識はないけど、あなたも出身だというのは聞いていらっしゃったわけなんですか。
はい、親から聞いておりました。
じゃあ、そこをきっかけで一度訪れてみようということで行ったわけなんですね。
実は場所もちょっとよく分かっていなくてですね、ここなんだと思ってドキドキしながら行きました。
行ってみてどうですか。いろんな方にお話を聞いてみて。
はい、まず最初に降り立った時、海の中に降りるような感じなんですよ。
そこで感動しまして、降りたら神様がいっぱいいるなって感じるような自然の暑さ、濃さにまず感動したということと、奄美の皆様がとっても優しくてですね、大らかで親切ですごく受け入れてくださるなっていうのをすごく肌で感じました。
そうなんです。やっぱり行った瞬間から感じるものがあったわけなんですね。
すごかったですね。もう強いエネルギーというか、生きてる島っていう感じを感じました。
そこでおじいさまはどんなことをやっていらっしゃる方だったんですか。
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はい、奄美大島で、昔から実は作曲家として活動をしていたようなんですけれども、奄美大島って大学がないんですよね。
大学がないので、今の東京音大の方に奄美から出てきて入って、ポリドールレコード、昔の今のユニバーサルミュージック、専属作曲家として活動していたようです。
そうなんですね。奄美のところでもいろいろ音楽活動はされていらっしゃったんですか。
はい、かなり島、新民謡というジャンル、民謡と歌謡曲の間の新民謡というジャンルを作り出し、生み出した人なんですけれども、時代によっては文化作ったりとかもしてたので、
あと同謡みたいな、あと校歌、学校の校歌とかも作っていたようです。
そうなんですね。結構奄美の人にはかなり有名で、いろいろ知られてる方だったんですか。
そうですね、もう老若男女知ってる方で、お子さんもお遊戯とかで曲を使ったりとかしているようで、知ってるみたいですね。
そうなんですね。そして新しいジャンルの新民謡も作られたってことで、これどういった音楽になるんですかね。
奄美大島の人たちは必ず寄り合いみたいなのがあったり、必ず歌って踊って終わりっていう流れが必ずあるんですけれども、その時に民謡だと乗りにくい、歌謡曲は嫌みたいなところがあって、
じゃあその民謡と歌謡曲の間でみんなで楽しめる曲を作ろうということで、島のセントラル楽器さんっていう昔からある老舗の音楽事務所がありまして、そこと初代の会長さんとうちの祖父がジャンル、新民謡というジャンルを作ったようで、
実は紅白歌合戦でも歌われるという曲があるんです。
すごいですね。本当に奄美では有名な方ということで、いろんな方につながっていらっしゃるわけなんですね。
そうですね。
そこでおじいさまのことを知って、そこから真由良さん自身の活動も大きく変わったわけなんですか。
変わりました。もう全部今までやっていた曲をちょっと封印しまして、おじいちゃんの曲のリアレンジ、プラス今は新しい曲を作って、私が奄美のことを思って書いた詩をつけて、オリジナルという形でも作るように今やっております。
じゃあそういう活動でいろいろ広げていらっしゃるわけなんですね。
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この番組は経営者の志という番組ですので、真由良さんの志についても教えていただけるでしょうか。
おじいちゃんの歌はもちろんなんですけれども、日本の島独特の文化っていうものをもっともっと海外の方、もちろん日本全国の方に知っていただきたいっていうのがまず第一にあります。
日本の島歌ってみなさんおそらく癒されるなとか、そういう感じをすごく受けられると思うんですけれども、大げさなんですけど、私は日本文化って世界を救うと思っていまして、
自分で信じていて、それの一環として日本文化を世界に持っていく、アニメとかそういうのとはまたちょっと違う文化を世界に持っていきたいと思っています。
そのためにはもう行動あるのみ、自分の信じたことを叶うと信じて、とにかく動く。そうすると道が開けるっていうのを体感してきましたので、そこをもっともっと貫いていこうと思います。
これからもどんどん活動を広げていって、それからはいろいろ世界にも広げていくということですか。
行きたいなと思っていまして、いろいろした準備の段階ですけれども、世界に持っていくべく人脈づくりであるとか、もうとにかく行っちゃうみたいな。
じゃあ行動をどんどんしていくっていうことですね。
はい、そうです。
これからは、あとは活動として今どんな活動をされていらっしゃるのか、今の活動も教えていただけますか。
はい、今ですね、新しい音源制作に向かってスタートが始まっています。
先日、実は天海大島でライブをさせていただいたんですけれども、その時に天海の方々のすごく応援してくださる感覚がすごくあったので、もっともっと天海の方々にも認知度を広めるために、
また今年中に一度天海でもライブをやりたいと思っておりますし、とにかく皆さんに知っていただけるように音源づくりをまずやっていきたいなっていうところが大きいですね。
この音楽のいいところ、皆さんが本当懐かしい感じもあるし、いろいろ歌っていきたいっていうような感じもあるし、いろいろあると思うんですが、どういったところが良さだなというふうに感じてますかね。
そうですね、天海の音楽ってヨナヌキという音階を使っているんですけれども、ヨナヌキってご存知ですか。
わからないですね。
ドレミファソラシって7つ音がある。ドレミファソラシ。ファとシを抜いた音階なんですよ。
ちょっと今ここでひくものになるんですけど、調べていただくとわかると思うんですが、物悲しい音階なんですよ、音に。
そうなんですね。
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そうなんです。なので沖縄はニロヌキって言って、ドレミファソラ。レとラを抜くとちょっと別の音階になるんですよ。
なるほど、それでなんとなく雰囲気が変わってくるわけなんですね。
全然違うんですね。なのでそのちょっと変わったヨナヌキの音階、天海のヨナヌキの音階っていうのは、実は有名な米津玄師さんとか保室玄さんとか、
とにかく有名な曲のサビで使われたりとかしてるくらいちょっと癖になる音階なんですよ。
そうなんですね。じゃあ皆さんがそういうふうにちょっと気になるような癖になるのか。
残っちゃうんですね。そういう音階を使っていたりするので、私も覚えるの最初結構おじいちゃんの曲大変だったんですけど、
なのでそこを楽しんでいただけたらいいなっていうのも思ってます。
だから皆さんね、人の心にそういった部分が響く部分があるっていう感じなんですね。
そうですね。なんですけど案外歌詞が、昔の歌詞が色濃いものが多いんですよ。
そうなんです。あの子恋しいやみたいな。
ものによっては本当にもうちょっと民謡とかにしまうたになってくると、もっとちょっとエグい。
恋愛もドロッドロの歌詞だったりとか、結構そういうところが面白くてですね。
ぜひ皆さん今日の話聞いて興味あるなという方は、ぜひチェックいただきたいですね。
そうですね。なんかもうサスペンスみたいな感じの歌詞があったりとか。
そうなんですね。
面白いですよ。ちょっと見てみると。
ぜひこのポッドキャストの説明欄にまゆらさんのホームページのURLも掲載させていただきますので、
ホームページにはやっぱりそういったところも掲載されてたりするんでしょうかね。
ホームページはまだ私の情報がしかなくてですね、これからいろいろ紡いでいこうかなと思ってます。
そうなんですね。ぜひそこもチェックいただいてね。
CDも発売されていらっしゃるので、ぜひチェックいただきたいと思います。
そしてFacebookのURLも掲載させていただきますので、興味のある方はメッセージいただけたらなと思います。
ありがとうございます。
今回はあまみを歌い継ぐ歌手の三階さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。
声を想いを世界中に届ける。
ほえらぼ。