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2020-03-31 12:12

189.井村祥久さん(株式会社 林善)前編

【環境に優しく、地球を大切に】

あなたの会社は何を目指して経営されているでしょうか。
今回は清掃業務をされている経営者に、事業内容から目指す姿をおうかがいいたしました。

貯水槽清掃、排水管清掃、地下ピット清掃、グリストラップ清掃と、私はあまり聞き慣れない特殊な清掃をされていらっしゃいました。
作業員としての経験もあり、匂いや暑さなど過酷な場所での作業もあるとのことでした。

でも、お客様からの感謝の言葉がはげみになり、今は代表取締役として活躍されている様子がすごく伝わりました。

将来、災害地へ出向いて社会貢献できるような企業を目指しているという熱い想いを語っていただきました。

清掃業務は表に見えない部分もあります。信頼できる方に依頼するのがいいですよね。
もし、清掃を依頼したいという方がいらっしゃいましたら井村さんまでご連絡いただければと思います。

次回も引き続き さんにお伺いいたします。



【今回のゲスト】
株式会社 林善 井村祥久(いむら・よしひさ)さん
080-6599-6880
imura@hayashizen.com

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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
あなたの会社は、何を目指して経営されているでしょうか?
今回は、清掃業務をされている経営者に、業務内容から目指す姿をお伺いしました。
まずはインタビューをお聞きください。
今回は株式会社林善)前、代表取締役である井村祥久さんにお話を伺いたいと思います。
井村さん、よろしくお願いします。
まず、井村さんの会社ですが、どういった事業をされているのか、まずは事業内容から教えていただけるでしょうか?
ざっくりと話をすると、清掃屋さんという形になるんですが、
清掃屋さんというイメージって結構床清掃だとか窓の清掃とかというイメージがすごく強いと思うんですけど、
高圧洗浄車とか吸引車、バキュームと言われているものですね。
そういうのを使って大きく4つの作業をするんですが、排水管の清掃、それと飲料水、貯水槽の清掃ですね。
それと飲食店にあるグリストラップの清掃、ビルの地下にある地下ピットの清掃、この4つが主な仕事になっています。
結構そういった意味だと、清掃業者の中でも特殊な部類になるんですかね?
そうですね。普通のその床清掃とか窓やっている方って、そんなに機具とかって大きなものはないと思うんですけど、
うちなんかは高圧洗浄車なんかは高いものだと1600万とかする車なんで、吸引車はやっぱり大きなものはそれぐらい1800万とかする車でしたから、設備投資が結構かかりますね。
そういった高額な清掃車でどういったところを清掃されるんですかね?
大きなものは道路、町の道路である雨水が流れ込むようなところの中を洗って、高圧で洗って、吸引して、その泥を捨てに行くというのは大きな車では結構やりますね。
建設事務所の仕事だとか。
道路とかで泥を貯まっているのを全部吸引していく。
なのでそういった大掛かりな設備が必要ということなんですね。
その次の規模になると、その高圧洗浄車とかを使ってマンションの排水管で1回定期的にやるような清掃をやったりしてますね。
うちもマンションなんですけど、よく清掃車停まって、ホースをマンションの上の方に上げて清掃している、かっこを回せるという、ああいうことをされているということですね。
あとは他のものといえば?
グリストラップですね。
飲食店に必ず保健所さんの方から、飲食店は設置しなさいよと指導、法律ではないんですけど、指導を受けて入れるものがグリストラップという油水分離層と言いまして、油と水を分ける層なんですけど、
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要は飲食店の油ってそのまま下水に流しちゃうと、すごい油がすぐ下水の管に付着して流れなくなってしまうんで、1回油を切りなさいという形で、
小学校の時に習ったことで、水と油って分かれて油が上に浮きますよ。
分離しますね。
そういう層を設けて油を上に浮かせて、下の水だけを下水になるべく流しなさいと。
なるほど。
で、それの残った油を大体定期的に店の方もやられるんですけども、本当たまには綺麗にしないと残ってるものがあるんで、それをうちの救援車を持ってって、吸って中身を全部綺麗にするというような仕事ですね。
そういった飲食店の特殊な清掃もやられてるっていうことですね。
あとまた地下のピットですね。
そうですね。これ地下ピットって言いまして、1回までは大体排水した水っていうのは下水にそのまま流れていくんですけど、地下に水回りがあると絶対重力の問題で頭の上に下水が走ってるんで自然には流れていきません。
確かにそうですね。
ですから必ず地下にそういう水回りがあれば足元に必ず水を貯める層があるんですね。
で、そこの中にポンプが入ってて、その中の水がいっぱいになってくるとポンプで強制的に下水に送ってやるという形なんですけど、そこも何にも掃除も何にもしてないと油がこのポンプに付着して止まってしまって壊れてしまったりとか。
あと虫が出たり匂いが出たりっていうのがあるんで、地下ピットに関しては東京都だと本来は年に3回、4ヶ月に1回っていうのが清掃しなさいという指導は自治体から入るんですけど、ただやってないことも結構多いです。
でも困ったときはすごいことになってしまうんで、お店とかやってたら完全にそれが止まったら水が流せなくなってしまうので営業停止になっちゃうじゃないですか。
だから被害金額となったら定期的にやったほうが絶対にお得ではあると思います。
そういうことですね。だからそれをもうサボってるといきなり使えなくなるので、結構大変ですね。
だから急に来てくれるかどうかわからないですから。
じゃあそれは本当にしっかりと定期清掃してずっと運用できるようにってやっておかないといけないんですね。
なのであまり普通の一般の方が目にしないような箇所の清掃っていうのを専門にされてるっていうことなんですね。
目の届かないところをやるような感じですね。
やっぱりこういう清掃って何が苦労されるところありますかね。
そうですね。やっぱりなれもありますけど汚い方はやっぱり臭いとかそういうのもありますし、そういった地下ピットなんかは流化水素が出たり酸素が足りなかったり結構危険な部分もあるんで。
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じゃあこれひたすと命にかかわるような事故に。
そうですね。地下ピットに関しては必ずそれはありますね。
なりそうな。じゃあそこは本当にやっぱり専門的な知識を持って対応しないと難しいような清掃なんですね。
事前に入る前に酸素や流化水素の濃度を測って、自分の身が一番大事ですから。
何かやっぱりそういった清掃するためには資格とかそういったのもあったりとか。
そうですね。なければダメってことはないんですけども、やっぱり持ってた方が安心という部分と、国の仕事やるときはやっぱりそれを持ってないとダメです。
民間の場合はそんなことないですけど。
じゃあやっぱりそういったところもしっかりとされながら対応していくということなんですね。
そうですね。
今井村さんはこの仕事はどれくらいされてるんでしょうかね。
今15年目になりますかね私。
最初はどういった現場に入ってやられてるんですかね。
そうですね。最初入る面接というかそういうお話を前社長としたときにはどうするって話になって、話をしてたら君は現場よりも営業向きだねと向こうに言われまして。
ただ現場を覚えてもらわないと営業もできないからということで遠目はちょっと現場やってくれという形で入りました。
じゃあ実際の清掃作業もされて。
そうですね。ついこの間までもやってましたから。
そうなんですね。まだ代表になられているということなんですけど。
じゃあやっぱりそういった清掃も経験しながら、その後は営業を主にされていったんですかね。
そうですね。やっぱりこういう仕事って人が人不足、人材不足というかありますから本当に現場も手伝いながら営業していくような両方ですよね。
このお仕事されているときの魅力というかどういったところがいいなとかっていうのはありますかね。
そうですね。本当にお客さんにしては目に見えないところなんですけども、きれいにした感がやっぱりあると非常に満足こちらもできますし、
お客さんから排水とかって臭いが出る時が結構あるんで、最近こんなに臭いするんだけどって言ったときにご相談、作業しながらお話をして、
こういうふうにしたら臭いもあんまり上がらなくなりますよとか。
清掃した後ってやっぱりなくなることが多いんで、定期的にやりましょうねっていう話をしたりとか。
で、喜ばれるっていう満足感ですかね、そこで。
やっぱりそうやってきれいになって臭いも取れたりすると本当に嬉しいですからね。
そういった声をいただけるっていうところがいいですよね。
そうですね。ありがとう、これで1年間保証してるんですけど、うちの会社ってその排水管接触やったんで。
ありがとう、これで来年までまた安心だねって言われると、そうですね、また来年よろしくお願いしますって言って帰るんですけど。
だとすると結構定期的にまた翌年も依頼とかっていうことは多いんですかね。
多いです、本当にそれが多いですね。
やっぱりそこでしっかりきれいになったのでまた次もお願いするっていうことでリピートしていただく方が増えていってるっていうことですかね。
それにしてもでもいろいろ危険だったりとか大変なお仕事だと思うんですけど、やっぱりそれ今はどれぐらいのメンバーの方でやられてるんでしょうかね。
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今はですね、8人ぐらい。
やっぱりいろいろそういった社員の方を支えながらやっていく苦労もあると思うんですが、やっぱり経営者としてどういったところ今苦労されてるとかありますかね。
そうですね、仕事全体というよりも人と人との社内の人間的なつながりとか、それをこう、若い人とベテランさんとのズレをどう修正していくかっていうのが非常に苦労する部分ですかね。
だからやっぱり現場からいろいろ叩き上げで言ってたと思うんですけど、そういったことも知りながら、でも今は経営者として経営もやっていかなきゃっていうことで、その辺りをいろいろバランスも取りながらっていうことですかね。
立場が変わるとそのやることも変わりますし、私も下からこう上がってきたんで、順々にやることが変わっていって、今最終的なこの立場になって、変な意味ついこの間まで同僚だった人間との話し方もやっぱり変わってこなきゃいけないですし、
ソフト接し方も変えていかなきゃ、自分からちゃんと変えていかなきゃいけないでしょうし。
やっぱりそういった経営者としてのいろいろ心構えも、いろいろやっぱり現場を知ってるからこそ変わってきて、こう変わらなきゃいけないんじゃないかっていうふうに思って今やられてるっていうことですかね。
はい、今回はどんな授業をされているのか、授業内容から経営者のお話までお伺いさせていただいたんですが、また次回はちょっと志のあたりもお伺いしながら話を進めていければと思ってます。
わかりました。
はい、今回どうもありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
貯水槽清掃、排水管清掃、地下ピット清掃、グリストラップ清掃と、私はあまり聞いたことがない特殊な清掃をされていらっしゃるとのことでした。
作業員として経験もあり、匂いや暑さなど過酷な場所での作業もあるとのことでした。
でも、お客様からの感謝の言葉が励みになり、今は代表取締役として活躍されている様子もすごく伝わってきました。
将来災害地へ出向いて社会貢献できるような企業を目指しているという熱い思いを語っていただきました。
清掃業務は表には見えない部分もあります。
信頼できる方に依頼するのがいいですよね。
もし清掃を依頼したいという方がいらっしゃいましたら、井村さんまでご連絡いただければと思います。
次回も引き続き井村さんにお話を伺っていきたいと思います。
ではまた次回。
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