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声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、相続問題に強い弁護士、宮武洋吉さんにお話を伺いたいと思います。
宮武さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
まずは、自己紹介からお願いいたします。
東京都の西側の立川市で弁護士をしている宮武洋吉と言います。弁護士になって25年経ちまして、ずっと相続問題を中心に仕事をしております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。この相続問題を取り組むきっかけとなったようなことって何かあるんですか?
たまたまなんですけど、弁護士になった1年目に、相続というか対象の方はまだご存命だったんですが、その高齢者と家族を巡る問題。それがたまたま依頼がきまして、いわば振り回されたんですが、だんだんそこに面白さややりがいっていうか、そういうのを感じるようになってったというところですね。
これどういったところが苦労する点なんでしょうかね。
これは家族構成が、80代の高齢者、男性、奥さんが先立たれて、息子と娘がいて、娘と一緒に住んでたんですが、息子がいわば宝に来ちゃうんですよね。
お父さんがお金渡したり、ハンコついちゃったり。娘が怒って私に依頼してきたんです。おじいさん、そんなこと言っちゃダメですよ。長男に渡しちゃダメですよ。そうだな。でもやっぱり来ると渡しちゃうんですよ。
私も当時30代で若かったんで、言ったじゃないですか。ダメでしょ。怒ってたんですけど、今になってみればそれ高齢者あるあるレベルの話なんですよ。
じゃあどこにでも怒り得るお話なんですか。
やっぱり80代になってパワーが落ちてきてますから、息子に来ると拒めない。それが一つ。あと多分その家族を仕切ってたのは亡くなったお母さん。
だからお父さんはもともと子供を抑えきれなかった。なので来ちゃうと拒めないんですね。
そういう家族って結構いっぱいあるんです。当時はそれわかんなくてプリプリ私怒ってたんですが、何かでそれがわかって、ある種仕組みがわかったというか。
そういうところがあって、興味っていうとご家族の方にはあれなんですが、仕事としての面白さを感じるようになってったってことですね。
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じゃあその後も経験を積みながら、今では弁護士さんとしてはどのように対応されてらっしゃるんでしょうか。
今のは亡くなる前のトラブルですけども、亡くなった後にも相続という形でトラブルになる。
そういった家族間の問題っていうのを何とか予防できないか。その一つのツールとしては優位言っていうのが非常に有益なものですので、皆さん優位言を書きましょうと。
それで相続トラブルを防ぎましょうということをセミナーを開催して、それでそういった活動をしています。
その優位言がやっぱりしっかりあると、そういった相続のトラブルも起きにくくなってくるっていうことですかね。
そうですね。さっきの家族の例で言うと、もう生きてる時から子供二人揉めてるわけですよ。亡くなったらなおさら揉めますよね。
そうですね。
それを優位言を書いておくともう分け方をそこで決められますから、仲の悪い子供同士で話し合う必要がなくなるんですよ。
もうそこで決まってしまうっていうことなんですね。
そうなんです。そういうメリットがあるっていうことですね。
じゃあ本当に後に残す子供たちのためにもしっかりと優位言を残して作っておくと、後々のトラブルが防げていくっていうことなんですね。
いや、まさにそういうことをお伝えしようとしてます。
これからは本当にどんどん高齢化社会でそういった対象となる方も増えていってるんじゃないかなと思うんですが、いかがですか。
そうですね。よく2025年問題っていうことで、そうなるとちょうど戦後に生まれたいわゆる段階の世代の方が後期高齢者、そういった相続介護の対象になっていく。
量がいっぱい増える、どうしようかっていうことになってまして、私の仕事でもちょうどそういった対応すべき高齢者の方っていうのが段階の世代になってきてるというところがあります。
そうなんですね。そういった段階の世代の方、本当に今まで日本を支えてきたような世代の方と思うんですが、やっぱりそういった世代の方の特徴があったりとかするんでしょうかね。
やっぱりですね、その人数が多いだけではなくて、非常に個性的な人になってきてます。
そうなんですね。
例えばいろんな趣味を持ってる人、ものすごい鉄道マニアだったり、あとおばあちゃんである日の高見澤さんが大好きだったり、そういったですね、様々な興味、関心。
言ってみればちょっとわがまま。だからこそ家族と揉めるかも。でも個性的で非常に面白い。そういった方が増えてます。
じゃあ本当にそれはもう、弁護士さんとしてはしっかり対応して、その方たちがどういうふうにして相続したいかをしっかり聞くことによって、やっていきたいような相続ができていくっていうふうになるんですかね。
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そうですね。その家族のトラブルを防ぐっていうと、その高齢者をちょっと縛りかねないんですが、私の本当の思いとしては、そういった個性のあるわがままな高齢者のわがままさをむしろ実現したいような、そういう思いを叶える。
そういうのを作りたいなって思ってますね。
じゃあそういった方たちがこういうふうにしたいんだって、やっぱりそれぞれの個性があって主張もあると思うので、なるべく実現いただけるように優位言をちゃんと作っておきましょうということなんですね。
そうですね。わがままな人こそ作ったほうがいいと思います。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ宮武さんの志についても教えていただけるでしょうか。
そうですね。今言ったような感じで、あれこの人なんでこうなっちゃってるんだろうとか、ちょっと最初パッと分かりにくい。ちょっと癖があるかも。何ならわがままかもっていう人に、なぜか興味を持ってしまうっていうところが私の中にはありまして、
それは弁護士っていう少数者というか、そういう周りとちょっと外れちゃうような人をどうにかするっていう仕事に結構つながると私は思っていまして、
そういったどうしよう、なかなか社会となかなか自分のわがままさ、どうやって実現していこう自分の思いっていうところを何とか自分の私の法律っていうツールを使って、そこを道を切り開いていきたいっていうような思いはずっと持ってるかなと思いますね。
やっぱりそうやってもうそれぞれの個性の方を生かしていきながら、そのわがまもしっかりと実現していくっていうことなんですね。
そうですね。そういったところは一貫してると思います。
今は先ほどもすごいセミナーもやってらっしゃるっていうことだったんですが、セミナーではどういったことをお伝えしていただいてるんでしょうか。
そうですね。内容的には一言で言えばそういった遺言を作って、思いを叶えて、相続トラブルも防ごうっていう内容なんですが、実施の仕方としては、生命保険会社の営業所さんと連携してですね、
そういった方の協力を得て、生命保険のいわば製法レディというか、そういう販売をしている方のお客さんに来ていただいて、その方にその遺言を書きましょうということを伝えて。
遺言と実は生命保険を組み合わせるとさらに効果的な相続対策なんですね。
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なので、その製法の方も行ってみれば新規の契約が獲得できますよという形で協力し合ったセミナーを実施するというところに力を入れています。
であれば、生命保険の営業所さんとかとも一緒に組んでできるので、そういった方もご連絡いただけると一緒になります。
大変ありがたいです。
いいですね。
ぜひそういう方いらっしゃれば、このポッドキャストの説明欄からお問い合わせいただければと思います。
よろしくお願いします。
宮武さんはYouTubeもやっていらっしゃるということなんですが、これどんな配信されていらっしゃるんでしょうか。
これはですね、法律問題について説明するっていうものではあるんですが、
私は趣味が山に登ることでして、山に登るのが好きすぎて、その法律問題を山に登りながら、山の中で説明しているというYouTubeチャンネルでして、
なので、登りながらなんでちょっと息も切らしながら説明するんで、タイトルが山登り弁護士の息切れ法律相談というチャンネル名でやっています。
そうなんですね。結構山登り頻繁に行かれていらっしゃるんですか。
そうですね。だいたい月に2回ぐらいは行ってるかなっていう感じですね。
そうなんですね。じゃあそういった行った時の山登りしながらリラックスしたような雰囲気でお伝えもされていらっしゃるんでしょうかね。
そうですね。どうしても普通は事務所の中とか会議室の中とかで説明すると、どうしてもただでさえ難しい法律問題がますますなんか固苦しくなっちゃうんと思うんですけど、
山の中だと自分がリラックスできるので、話している内容はちょっと難しいかもしれませんが、ちょっと聞きやすくなっているのかなと思いますね。
ぜひこのYouTubeチャンネルのURLもこのポッドキャストの説明欄に記載させていただきますので、ちょっとそういったところも興味あるなという方はぜひチェックしてみていただきたいなと思います。
よろしくお願いします。
今回は相続問題に強い弁護士、宮崎陽吉さんにお話を伺いました。宮崎さんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
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