00:01
声を思いを世界中に届ける。こえラボ。経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。今回はミルフル合同会社代表の山岸麻美さんにお話を伺いたいと思います。山岸さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。まずは自己紹介からお願いいたします。
ミルフル合同会社の山岸麻美と申します。私は小さなドレスのデザインをそのまま再現した小さなキクチャームというバックアクセサリーを作って考えて作っているものです。
先ほどもちょっと見せていただいたんですが、すごい可愛らしい。これは何かをモチーフにして作っていらっしゃるんですかね。
そうですね。ちょっと画像で説明してもよろしいでしょうか。大まかに言うと、一番最初はこのバレエの衣装というのを皆さん見たことがあると思うんですけれども、これはミニチュアなんですが、このバレエの衣装を
保管するときにこのように平置きにして保管することが多くございます。この状態をこのまま小さなミニチュアのデザインに再現をして、ベースを6回着彩、そして再構築したバックアクセサリーがキクチャームという命名をして作っています。
これ、すごい手の込んだものですけど、これは全部1点1点オリジナルで作っていらっしゃるということなんですか。
これはバレエやっている方は、自分の衣装に合わせて作ってもらったりとかっていうことが多いんですかね。
画像を送りいただいたりすると、その画像からすべて再現をするために、どのレースを分解をして、どのレースと再構築をするとこれになるかっていうのを色染めから始まって、すべてやります。
そうなんですね。じゃあこれ、自分の衣装とお揃いのものを持てるので、そういった意味でもすごい気に入っていただけるんですかね。
そうですね。やはりお手元にお衣装があったとしても、そんなにお衣装を壁に飾っている方って正直いらっしゃらないと思いますし、
あとはレンタルが多いこの世の中で、レンタル衣装っていうのはちょっとの間、写真に撮るとすぐ返してしまわなければならないので、
03:01
その時の頑張りとか、自分のモチベーションとかがいつもバックに下がっていると、ものすごくお守りになるんじゃないかと思って考えたものなので、とっても喜ばれているかと思います。
そうなんですね。これをやり始めようと思った何かきっかけとかあるんですか。
そうですね。私のもともとの職業が建築士で、お家の設計、施工、全部のインテリアデザインをやってるんですが、最後にカーテンのデザインをやったときに、
タッセルっていういさかけの部分がありますね。そこだけはすべて、お家でも同じメーカーでも違うタッセルを私がデザインしてつけるというのをこだわってやってきたことがあって、
その時に飾りとして使ったこのロゼッタっていうバラのような、巻きついてスカートみたいなものがついているものがあると思うんですが、それを見たときに娘の父のひらおきをしたようなものに見えたっていうのが最初です。
子どもたち2人がバレーをしていたので、コンクールとかで親は一切入れないものですから、1人でゲートから送り出すと、あとはもう自分の順番が出てくるまで祈るような気持ちで待ってるんですけれども、
子どもたちが楽屋の中でもしっかり自分と向き合って、舞台に無事出てこられるようにっていうので、自分の衣装と同じものが目の前にあったら、少し勇気づけられるかなと思ったのが最初でした。
じゃあ、そこから段々と他の方のものも作っていくようにっていうふうに事業展開されてきたということですか。
本当にそんなつもりは全然なかったんですけれども、最初は娘の同じお父さんの方が私にも私にも手伝っていただいて、それからいろんなところでその方たちのまたお友達とかにも行ったので、
あるサイトで、ショッピングサイトで出展を決めてやってみたのが、ちょっと全国的になるきっかけだったかもしれないです。
そうなんですね。これは今ではもう事業化して始めていらっしゃるということですかね。
はい、もう完全に事業化してやっております。
これね、自分でも作りたいっていうふうに習いたいという方もいらっしゃるんじゃないですかね。
そうですね、確かに私は完全なものとして出したいという心と魂みたいなのはあるんですけれども、自分も母としてのことを思い返すと、やっぱりママの思いって強いんですよね。
お子さんもやっぱりママが作ってくれたものはちょっと曲がっていようとどうであろうと、ママが作ってくれたものって一番お守りになると思ったことも最近すごく多くて、
06:13
これは下手だとか得意だとか不得意とかではなく、ママたちが一生懸命苦労して子供に作ってあげるのを推奨してあげるのが一番いいんじゃないかというふうに思うようになりました。
はい、そうなんですね。なるほど、じゃあそういった意味も含めてもっともっとこのものをどんどん広めていきたいなっていうところですかね。
そうですね。この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ山岸さんの志についても教えていただけるでしょうか。
ありがとうございます。志と言えるかどうかわからないんですけれども、情けは人のためならずっていう言葉があって、最初ちょっと勘違いしてたんですけれども、情けをかけるのは良くないっていう意味かと思ったんですが、
そうではなく、誰かのために動いたことっていうのは回り回って、最後は自分のとこに来るよっていうことの意味だそうなんですね。
それを思うと、今自分がやっていることっていうのは、必ずその人を介して誰かのためにきっとなっていくことだと思いますし、
自分がやっていること、この手工芸、手芸でもなく工作のような手芸。糸も使うしボンドも使う。おじいちゃんでもおばあちゃんでも、
例えば男性でも手芸は女性のものなく、男性でも子供でも誰でもできるっていうものを作って、世界中に広めていきたいということと、
あとは日本のみならず、日本には家庭科があるんですけど、ヨーロッパには家庭科という概念がない。
あとは、今お願いされているのは、南アフリカの子どもたちに簡単な手芸を教えるっていうボランティアをやっています。
それをどんどん広めていきたいです。
【佐藤】そうやってもっともっといろんな方に広げていけるといいかなと思いますね。
実は、いろいろな活動もされていらっしゃるということで、ぜひこの番組でもそういったお知らせもしていただければなと思うんですが、
ぜひそのあたりもお知らせいただけるでしょうか。
【佐藤】ありがとうございます。もちろん、今説明をさせていただいた通り、画像をいただいて、皆さんのお守りを作らせてくださいという本業も一つありますし、
作ってみたい、私は手芸はダメなんだっていう方も安心して来てください。私はずっと家庭科2でした。
09:00
家庭科2の人数も建築的な技術を取り入れながら、布コンポーノにしたキクチャームを一緒にやっていける仲間をたくさん募集しております。
もう一つは、制作として私たちの作品をいろんなコンペティションに今期はたくさん出品を予定しております。
一番直近で言いますと、5月の連休に横浜アレンガ倉庫2階においてゴールデンコンペティションという国際作品展に出品させていただきます。
いずれホームページが出す予定ではございますので、そちらから詳細見ていただきたいんですが、ぜひそちらに来て作品を見て、
ご来場者との評評というのがありますので、そちらで私たちの作品に一票を入れていただけると非常に嬉しいございます。
この番組の説明欄にもリンクを、ホームページのURLを掲載させていただきますので、ぜひそこから実際に作ってもらいたいという方もそうですし、
体験してやってみたいという方もそうですし、ぜひそういった作品展を見て応援したいという方もぜひチェックしてアクセスいただければなと思います。
今回はミルフル合同会社代表の山岸あさみさんにお話を伺いました。山岸さん、今回どうもありがとうございました。
こちらこそ本当にありがとうございました。
声を想いを世界中に届ける。
ホエラボン