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2024-04-24 46:27

#208 大乗仏教の最難関!「華厳経」の扉を開く

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「それって哲学なの?」といった身近なテーマをきっかけに、哲学の楽しみ方を探求するラジオ番組です。

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サマリー

華厳経は仏教の経典であり、華厳宗として日本に根付いています。華厳教は複雑で、空の思想や有意識の思想、そして一切のものは仏だという思想が含まれています。経典は非常に長く、上下巻で合計2400ページほどあります。華厳宗について理解を深めたいと思い、華厳経を解説した本を読んでみましたが、2500ページもあるため全体像を理解するのは難しいです。しかし、華厳教の教えは現代の科学との関連性があり、現代社会にも応用できると感じます。 「華厳経」は大乗仏教の一派であり、日本の華厳宗の教えとして広まっています。華厳教は非常に難解で奥深い教えで、華厳経の世界観を学ぶことは興味深いでしょう。 大乗仏教の最難関、華厳経の扉を開く話。華厳経は非常に難解な経典であるが、その中身については多くの人が知らない。今回はその不思議さを味わいながら、少しずつ解きほぐしていくことを目指しています。

華厳経の概要
はい、それ哲ラジオ、今日も始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
このラジオは、身近なテーマをきっかけに、哲学について楽しく学んでみようという番組です。
哲学好きの弟と、哲学に馴染みのない兄の兄弟二人でお送りしていきたいと思います。
改めまして、兄の寛之驚世です。
弟のハヤトです。よろしくお願いします。
今日から久々に東洋ということで、華厳経でしたっけか?
そうですね。いわゆる経典、仏教の教えの一つなんですけれども、それをメインにお話ししていきますよと。
いわゆる仏教の経典とかって言われると、般若心経とかさ。
よくある空足絶式のやつとか、あと保潔経とかね。
が有名かなとは思いますと。
華厳経ってどうだろう?聞いたことはあるかな、名前として。
名前だけかな。東大寺の大仏が華厳経。
そうです。東大寺の大仏さんが華厳経の仏様だね。
それぐらい。
僕もぶっちゃけそんな感じでした。
仏教についてはね、これまでももちろん仏陀そのものもやったし、
流儒の空とかさ。
あと優衣式の禅陀の空階とか。
鎌倉仏教で新蘭がいてとか道元がいてとか、いろいろやったと思うんですけど。
それぞれ同じ仏教とは言いつつ、いろんな特徴があったかなとは思うんですよね。
華厳経もそういういろんな仏教の中の一つというか、その経典の教えという感じなんだけれども。
これがですね、大体4世紀なので今からだと1600年前ぐらいとかに、今の漢字で書かれているんだけれども。
それが成立しましたよというふうに言われているような経典なんだよね。
そうなんだ。浄土宗とか浄土新宗とかやったけど、そういうのと同じような感じだよね。
なんとか宗とかなんとか教という国的には。
そうですそうです。華厳宗というのがもともと中国とかにはあって。
それが日本にやってきて、奈良の東西寺で華厳宗みたいな感じで日本に根付いていったみたいな感じなんだよね。
根付いたとは言っても、実は日本だとあんまり広がらなかったというふうに言われていて。
当時、奈良の日は736年と言われているので、4世紀から大体300年後ぐらいかなというふうな感じなんですけれども。
鎌倉仏教の時にも浄土新宗の人が何人いてという話をちょっとしたんですけど、
その時にお伝えしたのが、大体浄土新宗の人が今の日本に1500万人ぐらいいるって言われてるんですよね。
華厳宗の人が何人いるかというと、今不明とかになっちゃってて。
そうなんだ。
多分だいぶ少なくなってて、一応平成30年時点とかで言うと4万人というふうに言われてるんだって。
それは少ないね。浄土新宗とかそういうのって。
そういうのと比べるとね。
今回とか次回以降を含めてしっかりお伝えしていくんですけれども、
やっぱり結構華厳宗とか華厳教って結構難しいというか、教えが複雑なんですよね。
何が複雑かっていうと、華厳教の中にいわゆる空の思想とか、有意識の思想とか、
あとは一切のものは仏だみたいな、これは如来像思想とかで言ったりするんだけど、
これがもう全部含まれてるんだって。
全部?
全部。全部含まれてるし、しかもなんならその後の密教とかにも影響を与えてるっていうぐらい、
いろんなことが書かれてますよと。
さっき4世紀って言ったけど結構古いんだね。
そうだね、リウジュとかナーガール時代が2世紀ぐらいなんだけれども、
その後で有意識を言ったセシンとかって人たちが4世紀ぐらいだから、その辺の時代ではあるんだけど、
華厳教の特徴
多分当日の流行っていたというか、いろんな盛り上がっていたものを多分いろいろ取り込んで、
できたのがこの華厳教じゃないかっていうふうに言われたりするんだよね。
なるほど。じゃあ密教とかやった後は浄土宗、浄土神宗、その時代よりは前なんだね、全然。
そう、全然前。
結構初期の方、言ってもブッダが活躍したのって紀元前5世紀とかだから、
そこからいったらもう800、900年ぐらい経ってるっていうふうな意味では結構後なんだけど、
その空海とか鎌倉とかっていうところからいったらだいぶ前の話です。
そういうふうな時代のものではあるんだけれども、そんなにいろいろごったりみたいな感じで、
いろんな思想が入ってるって、どんな本というかお経やねんっていう話なんだけれども、
お経っていうにはめちゃめちゃ長いんですよ。
へー、ほうほうほう。
そう。
いのちは日本語の全訳みたいなのがAmazonでも売ってたんだけれども、
一応上下巻になっていて、経言経全集みたいなのがあるんだけど、これ何ページぐらいあると思う?
それがいわゆるお経?
お経って言うと経典の経典。
経典、はいはいはい。
でも上下巻でしょ?
上下巻。
上下巻って600ページぐらいじゃん。
って思うじゃない。
ほんとですね、2446ページって書いてある。
2冊で2400ページ。
多分2冊だと思う。
上下だもんね、あとね。
上下で、うん。
1冊1200ページぐらいあるのかな?
なんかあれだね、縦より厚みの方が大きい本みたいな。
縦も長いんだよ、それが。
辞書関係のレベルだね、2000円ぐらい。
そうそう、ほんとにほんとに。
Amazonって全2巻で売ってるんですけど、
単行本で買うとね、なんと99,970円するんですよ。
高い、はいはいはい。
中古高っていうのもあると思うんだけど、合わせ10万円しますよって話だし、
でもね、ちゃんとレビューもついてるのよ。
あるんだ、うんうん。
で、レビューの人達の熱量がすごくて、
タイトルからして、異形の念を持って本を書に挑むとかさ、
はいはいはい。
内容としても、けごん境に巡り合えたことにひたすら感謝いたしますみたいなことがさ、
あとはもうなんか、購入してみたんだけども、
なかなか読み据えることができず、読破する気になれず、もう十分ですという気持ちになりました。
なんかもう、読まれた方、何より訳された方に敬祝いたしますみたいな感じで、
なんかね、すごい得の高いコメントがいっぱいあるんだよね。
それ、あれ、解説込みとかじゃなくて、原本、原点でそれってこと?
もちろん解説とかはあるとは思うんだけど、
基本的にはその口語訳、訳したものだけでそれって感じだね。
華厳経の長さと影響
なるほどなるほど。
すごいね。
すごいでしょ。
さすがにこれは僕も買う気にならないというか、あれなんだけれども。
でもそのぐらい日本語訳にして2500ページくらいあるからこそ、
いろんなことが書かれていて、その中に空の思想とか有意識の思想とか、
そういうとこに繋がるものもいろいろ含まれてますみたいな感じなんだよね。
なるほど。
ちなみにさ、今回この経言経、さっき言った補経経とか、
繁華経とかいろいろある中で、その経言経を今回取り上げようと思ったのは何かあるの?
そうだね。それでいくと、仏教のことをいろいろ学んでるとか、
本を読んでるときに、やっぱり経言経すごいぜみたいなことが
さらっと書かれてたりすることは結構あるのよ。
本を書いてる役者だったり、そういう人たちだったり。
そうか、この話は結構経言経にも書かれていてみたいな話とかがあって、
例えばどんなことが書かれてるかみたいな話でいくと、
実際にこういうふうなことが書かれてますとかあるんだけど、
ひとつの毛穴の中に、無料の仏の刻度、国の刻度っていうのがあるんだけど、
予想を生きよらかに広々として安住するとか、
あとひとつの微塵、塵の中に、あらゆる微塵の数に等しい微細の刻度がことごとく重視しているとか、
そんな感じのことが書かれてるんだけど、
そうなんですけれども、やっぱり前回のバターゆうでも、
結構パロディというか、
そういうふうに何かをやりたいって思ってみたりする時は、
いや、絵を描くのも絵を描くのも絵を描くのも絵を描くのも、
いや、絵を描くのも絵を描くのも絵を描くのも、
そうそうそうなんですけれども
やっぱりさ、前回のバタアイユでもさ
結構いわゆるパロディというかさ
普段は結びつかない
太陽と光音みたいなものをさ
結びつける発想力というか
同じだよぐらいのレベル
同じだよ的なね、そうそう
なんかイマジネーションがすごいねっていう話をしたと思うんですけれども
そのケゴン卿もまさにスケールの大きさというかさ
だってその1個の毛穴
ほんとにちっちゃいものと
無数の仏の国って
本当に数え切れないぐらいあるって言われてるものが
なんか一緒にあるよとか
そもそもぎゅうぎゅうに詰まってるんじゃなくて
広々として暗中してるみたいなさ
確かに
ちょっとね、スケール感がわからないと思うんですよ
確かにそうだね、そうだそうだ
ぎゅうぎゅうなイメージ持っちゃったわ
そうそうそう、そうだよね
穴にぎゅうぎゅうに詰まってるんじゃなくて
その穴の中に広々として暗中しているみたいなさ
はいはいはい
ちょっとさもう発想とかなんだろうな
よくわからないだろ、世界観が
うん、想像しろって言われてもちょっと無理があるな
ね、そうそうそうだし
まあこれはね、いわゆる四字熟語的に言うと
一即一切で一切即一致みたいなことで言われていて
まさにその一つのものが全てであるとか
逆に全てのものが一つであるみたいな
いうふうに言われたりするんだよね
はいはい、まあ空即是式でいいんじゃないかも
いや違う、空全然違うのよ
空即是式とは
違う話だろ
全然違うよ
そうなんです、そう
だからまあよくある一即さとか
一即全とかだとちょっと近くなってくるんだけど
まあそんな感じで
やっぱりその仏教的ななんだろうな
そのあらゆる仏っていうものが
あらゆる存在にまん延してるとかもそうだし
でも仏っていうのは一つであるみたいな話も含めて
やっぱりこの華厳教っていうものに
なんだろうな、寄っているというか
華厳教の考えを基にして発展してたっていう話は
結構あるみたいなんですよね
なるほど、あれなんか今ここで聞いた感じだと
いわゆるミュージシャンズミュージシャンというかさ
なるほどね、源流みたいなね
一般の人には売れないかもしれないけど
大ヒット飛ばしまくってるミュージシャンがめちゃくちゃ尊敬して
好きなアーティストがあって聞かれたら答える人みたいなさ
浄土真宗の人も
般若教の人も華厳教の人も尊敬する人誰ですかって聞かれたら
いや、あの華厳教のさ、みたいな
そういう感じなのかな、この難しそうな
それはね、あるかもしれない
だからやっぱり世の中に広がるのって浄土真宗みたいにさ
生阿弥陀仏で唱えていれば
阿弥陀様が救ってくださるみたいなさ
そういうのが分かりやすいし広まるとは思うんだよね
逆にね、さっきみたいに
一つの毛穴に無数の仏が安住しておられるのだとかって言われた時に
で、私はどうなるんですかみたいな
いつ救われるんですかみたいなさ
なるほどとはやっぱりならないよね
そうそうそう
っていう意味でもやっぱり難しいというかなんだろうな
それは奥深いというか
とっつきにくいというかってのがあるとは思うんだけれども
だからこそそういう仏教の神髄みたいなものが華厳教にあるって
いうふうにやっぱり言われがちではあるんだよね
そこまで言うなら神髄はとかって言われがちなんだ
そういう人もいるね
華厳経の扉を開く
逆に言うとめちゃめちゃ長いし難しいよっていうふうにも書かれてたので
あんまり手を出すタイミングがなかったんですけれども
ちょっと今回思い切って踏み込んでみたいなとか
せっかくカマクラ仏教とかもテーマでやったから
やっぱり仏教に戻るとしたら
そのぐらい自分も知らないものにちょっと飛び込んでみたいなというふうに思って
なるほど
選んでみたんですよね
いざちょっとどういう解説本2、3冊、4冊いけるだろうって思ったんだけれども
やっぱりあまりにも2500ページぐらいあるものだし
それの解説本やら何やらって含める解説本っていうのは
いわゆる華厳宗とかでもね
時々のいわゆる階層というか宗派のトップみたいな人たちが書いた本とかっていっぱいあるわけよね
華厳宗の構想みたいな人たちが
そうそうそう
構想とかが自分はこう解釈したとか
これはこうである、こうこうであるとかっていうのを書いたものがたくさんあるわけよ
もう師範大みたいな、華厳宗師範大みたいな人が
自分はこう解釈するとか
自分は華厳宗の道をこう進んだみたいな
だから面白いね
華厳宗はこうであるとかじゃなくて
わしはこう思うんじゃ、華厳宗について
ここの原点のこの部分が
華厳宗をわしはこう解釈したんじゃ
もうおかしいね
師範大が解釈の話をしてるみたいな
その解説をさらに本として出てるみたいな
そうですそうです
みたいな感じでありとあらゆるものが出てるから
そういうものを振るようと思ったら
どうもないことになるわけよ
なのでやっぱり所詮一般向けの解説本とかで言うと
やっぱりこうなかなか全体像っていうよりはつまみ具みたいになっちゃって
正直ピンとこなかったね
図書館で2冊くらい借りたんだけど
あんまりピンとこなくって
結局プラス2冊自分で買って
4冊くらい読みましたと
それでももちろん華厳宗がわかったとはとても言えないんだけれども
なんかそれなりにさっきお伝えしたような
一つの毛穴に無数の仏がいるとはどういうことかとか
なんでそんなことを考えなきゃいけなかったのか
みたいなことくらいはちょっとわかってきたので
それくらいはっていうね
本当それくらいはだし
そもそも華厳教って
いわゆる知識を伝えるためのものとかってよりは
いわゆる仏様の説法というか
いわゆる仏様たちが集まっていろいろ話をするみたいな
シーンが結構仏教の経典って多いんだけど
それが8つくらい収まられてるんだよね
含まれてる それでもう全部ってわけじゃなくて
シーンとしてそういうのがあります
基本それで全部
そうか
だからなんかミュージカルとか
ファンタジーみたいな話なんだよね
全体の理解と分解の関係
うわー1個1個長いな 重いなそれ
長いでしょ
単純に8度あっても300ページ分くらい
小説に8個入ってるみたいな話ある
そうそうそう
短編とか中編が8個入ってますみたいな
いわゆる西洋哲学みたいに
例えばこれこれはこういうことで
それはこういうことを定義しているからだとかじゃなくて
さっきみたいに
ひとつの毛穴の中にとか
偉大なる仏陀はこういうことを言いましてみたいな話を
ずっと永遠やり合ってるみたいな
わーそっかそっか
第一章この一即一切の即とは何かとか
積み上げ方じゃないんだね
そうじゃないじゃない
一切は一であるっていうのはもう出てくるだけみたいな
ほんとそんな感じなんだよね
いいね
なんかザ・東洋っぽいね
そうザ・東洋なので
だからそもそもけこん教わかりましたとか
読めましたとはとても言えないんだけれども
なんとなく自分の関心の中にある
一即一切
一は全てであるとか
一切のものは一であるって結局何なのとか
それって他の仏教の考えとか教えっていうものに
どんな影響を及ぼしてるのっていう話ぐらいは
なんとなく読めるかなとは思ったんで
それを皆さんと考えていきたい
理解を深めていきたいですよっていう風なのが
今回やりたいことっていう感じなんですね
なるほどね
全く前容が見えないけれども
東洋は難しいな確かに
これを見て読み進めようと思わないからね
そうだよね
今みたいな話を10分15分くらい話してるんだけど
面白そうとか自分のもやってみようって思わないじゃん
思わないまだ思わない
いつまで経っても思えないと思うんだけど
ちょっと現代を引きつけてというか
結局それを考えて何になるんだよって話ってあると思うんですけど
何だろうな
ちょっとだけそこをお伝えしていくと
それこそこれまでもお伝えしてきた
いわゆる誠意音の哲学とかって
基本的に知とか知恵みたいなものを増やしていきましょうというか
それに基づいて世界を理解していきましょうっていう話じゃないですか
ちゃんと偶然とか意味不明なものを必然だったりとか
ちゃんと察知にしていくっていうような話があったよね
営みだったと思うんですけれども
知識とか理性で何をしますかっていうと
その根本にはいわゆる分けるとか
区別するっていうふうな働きがあるんですよね
日本語でも分かるっていうのは分けるなんだって言われることってあると思うんだけど
理解するっていうのは例えば混わらってるものを区別して
例えば全部で100あったものを
こっちは50でこっちは30でこっちは20に分けたときに
この3つの塊のものとして100の全体を理解しようとか
そういうものがいわゆる
僕らが普通に考えた時の理性的な理解の仕方だと思うんですね
ロジカル神経とかまさにそれで
いわゆるロジックツリーとかっていうふうに
例えば何だろうな
会社の売上を上げたいとかっていうときに
売上っていうのは例えば客単価と来客数っていうふうなもので分解できて
客単価っていうのは一人が使うお金等とか
いろんなもので分解できてっていうふうにしていくことがあるんだけど
それがまさに分けて理解するっていうことの局地みたいな話なんだよね
一昔前であれば全然それでOKだったんだけれども
やっぱり現代になったときに
やっぱりちょっとそれでは足りないっていうふうに悪くなりましたと
華厳教の教えと現代の科学
本当に言うと部分を統合とか部分を全部組み合わせると
全体になるんですかっていう話があって
例えば人間とかもそうなんだけど
心臓とか肝臓とか脳とかいろんな器官
いわゆる臓器があると思うんだけど
それを全部綺麗にくっつけたら人間ができますかっていうと
そうじゃないみたいな話があるんだよね
要は意識がそれで生まれるかっていうと
生まれるか分からんとか
あるいは人間の心みたいなものがどこにあるかっていうと
別に心臓とか脳だけじゃないっていう話があって
なるほど あのゴーストはどこにあるんですかっていう話だね
そうそうそう ゴースト?
今何の話だったんだ
肝覚機能体の話をぶち壊した
すいません
そうだよね
ロボットに心とか生まれるのかっていう話だった
そうそうそう まさにね
やっぱり全体を切り分ければなんとなく全体は分かったような気がするんだけど
果たしてそれで全部説明できるんでしたっけ
っていうことがやっぱりテーマになっているのが結構現代ですよ
いうときによくさそういった全体の話を相談したと
カオス理論みたいな感じでさ
ちょうちょがシャンハリで暴れたときに
アメリカで台風がハリケーンが起きるんだっけ
そんな話とかあるんだけど
バタフライエフェクトね
バタフライエフェクトねっていう感じで
すごく細かいことでも見せ手につながって
世の中とか自然現象っていうのが起きてるみたいな話があったときに
やっぱりそういう全部が全部分けて理解できるかっていうと
理解できませんよねっていう話があるんだよね
さっき言った1足1歳みたいな話でいくと
まさにこうやってある種個物というか個々のものと全体を分けないというか
それが全部くっついてるっていう話だったりするし
あとは1つの毛穴の中に無数の細毛がいるみたいな話も
いわゆるその何だろうな
物で考えるとさ
同じ場所に2つの物があるっていうのはありえない感じなんだよね
これって実はデカルト
近代哲学の須田デカルトなんだけれども
彼が言ってることで
物体っていうのは長さとか広がりっていうのを持つから
同じ空間に同じ広がりを持つ物が2つあるっていうのは
基本的にやっぱりNGなんだよね
それは確かに物理的にはそうかもしれないんだけれども
いわゆる物と物の関係性とか
ある物が他の物に支えられてある
例えば椅子っていうものがあったときに
それってやっぱり机との関係性において始まって
椅子っていうものが定義できるわけなんだよね
例えば何もないとこに椅子があって
例えば天井についているゴミを取りたいとかってあったら
その椅子は台座というか踏み台になるわけですよ
っていう感じでいくと
物として考えるともちろん
物が同じ空間を占めることはないんだけれども
その何だろうな
物の持つ意味というか
その物が何のためにあるかとか考えると
同じ椅子っていうものが座るための椅子にもなり
乗るための踏み台にもなります
ということが起きうるわけなんだよね
なるほど
その蝶々がただの生き物かと思いきや
アメリカでハリケーンを生み出すモンスターだったと
みたいなこともあるし
そもそも羽ばたきというような小さい現象が
世界全体に影響を与えているということも含めて
密接に関わっているんだと
そんな感じで
すごく蝶々とか椅子というものを抽象化して
極度に大きく考えたときに
まさにそういう際の中に無数の細きがいるとか
ある一つのものはそれは全てなんだとか
そういうふうなことが表現できるという話が出てくる
わー面白いね
蝶々とは何である?
真逆だよね
蝶々とは何でもあるし何でもあるし何でもある
みたいな話だよね
あれでもあるしこれでもあり
仏でもあり一切でもあるみたいな
そこまでいくとよくわからないようになっちゃうんだけど
そういうふうにちょっと分解をしていくと
結構華厳教の教えというものが
いわゆる現代の価値観とか
自然科学的なものの見方とはそんなに離れてない
むしろ先取りしてたんじゃないか
よくあると思うんですけど
仏教先取り説ね
一つとして結構見られがちだったりする
というふうなことなんですね
当然それって現代の僕らから見た話だったりするんで
そんなに分かりやすいものじゃないというか
単純化して現代の科学にも応用できるんだとかじゃなくて
華厳教なら華厳教という発想の中で
一つの体系というか
華厳教の理論に基づいた
いろんな話がたくさんあるわけなんですよね
しかもこんな現代めっちゃ応用できる
みたいな側面ももちろんあると思うんだけれども
そのぐらいの中小度深みみたいなものはあると思うんですけど
要は仏教の一派なので
華厳教の世界観
仏教の一派なので
不思議から解放されましょうというのも一派なんでね
やっぱり簡単にわかった気になるんじゃなくて
あくまでも仏教的にというか
そういう東洋的な感覚で
この華厳教を見たときに
果たして何が見えてくるんでしょうねとか
どんな世界観が広がっているんでしょうね
ということをやってみたい
今回のテーマというか
やっていきたいことですというような感じなんだよね
はいはいなるほどね
協定も難しそうだけども
スケールもちょっと桁違いというか
桁違いだね本当に
だから前回やっぱり
東人道みたいな話だと思うんですけれども
やっぱりこのインド
中国にまたがら何だろうな
この仏教的な人たちというか
やっぱりその発想を持っている人たちって
やっぱりすごいね
発想力がよくわかんないんだよね
だってさ
さっきの仏の世界とかもそうなんだけれども
いわゆる塵とか埃みたいな数ぐらい
仏の世界があるとかって言ってるわけよ
でもその仏の世界一個一個っていうのは
まさにあらゆるものを包むぐらい
広いとかって話なんだけど
無限が無限があるみたいな話っていうか
はいはいはいはい
僕らで言ったらいわゆる宇宙
僕らが生きている150億光年とかやっている宇宙が
さらにやっぱり100個200個どころじゃない
何万個何億個もあるみたいな
そういう風な世界観なんだよね
あー
確かにおかしいね
ビルシャナ仏と華厳宗
おかしいでしょ
今としては表現できるけどね
そう今だもんね
宇宙とかそんな星がどうとかってのもない時に
そうそうそう
ある意味も似たような無限みたいな
そういう具合を扱ってるんだもんね
そうなんだよね
やっぱり極度に抽象化されてるし
やっぱり数学が発展したからこそ
そういうとにかく発想を広げていくことができたんだろう
みたいな話もあるんだけれども
はいはいはい
そうかインドの方ねもともと
そうですそうですインドの方だからね
だから結構やっぱり
キゴン教の話自体も面白くて
さっき兄貴がさ
キゴン教といえば奈良の大仏だよね
まさに東大寺の大仏が一番日本では有名だと思うんだけど
これがいわゆる仏様としては
ビルシャナ仏って言われてるんだよね
仏様もアミナ仏とかいっぱいいるんですけれども
このビルシャナ仏っていうのが
実はこのキゴン教のいわゆる中心に置かれている仏様なんですよ
そうなんだね
このビルシャナ仏っていうのが
いわゆるブッダ
ゴータマシッタルタっていう人だよね
これと同一されていて
面白いのは
ブッダが例えば死後
死後というか入滅した後に
ビルシャナ仏になったとかってことじゃなくて
そもそもビルシャナ仏っていう仏様がいらっしゃって
それがいろんな時代のいろんな仏の世界とかも含めた
いろんな世界で活躍されていますと
それがたまたまこのシャバ世界
いわゆる僕らが生きている世界において
ブッダとして立ち現れて
いわゆる人としての人生を送ったのであって
ブッダがすごかったんじゃなくて
ビルシャナ仏がすごかったんだぜっていう話になってくるんだよね
またなんかあれだね
上手い具合に作ってますな
そうそうそう
作るって言うと失礼だけど
重ねてるんだよね
だからブッダが仏教始めたんだけれども
そもそもブッダが何かすごかったんじゃなくて
ビルシャナ仏っていう仏様がそもそもいてとか
仏のことわりとか法則っていうのはもともとあって
それが今受け継がれているんです
それが華厳教なんですっていう話なんだよね
なるほど
なんか世界観の作り方がずるいというか
ずるいかな
ブッダが最高なのは変わらないけれども
実はビルシャナ仏の一形態だったんだよみたいな
そうです
だいぶ設定をぶち込んできたなという感じがするよね
そうなんですよね
またこれ面白いのが
ちょっとまた次回以降ちゃんと話していくんですけど
ビルシャナ仏が中心じゃないですか
ってことは主人公で8回いわゆる説法をしたら
解があるっていう話だったんで
そう言われたら
じゃあビルシャナ仏がいろんなことを言ったのかなとか
ビルシャナ仏の教えっていうのが
この華厳教の教えなのかなというふうに思うじゃないですか
そうなの
思うんだけどどうやらビルシャナ仏は
実は一言も喋らないらしいんですよね
そうなの
ビルシャナ仏がやるのは
ちょっとこれ間違ったら申し訳ないんですけれども
なんか機体から光のビームを出すとか
なんかすごいいい香りを出して
これ出してないから出してないかもしれないんですけど
いい香りを出して仏様たちを一瞬にして悟らせるとか
そんなことなんですね多分やってるのは
大丈夫?
いい香りを出して悟らせるってあんま怪しいんだけど
あるのよ
実際に香りで悟るみたいな話は結構あるんだけど
誰が喋るのっていうと
ビルシャナ仏の周りに集まったいろんな仏様とか
そこの集まってビルシャナ仏の素晴らしさを讃えるために
語らずを得ないっていう仏様たちが喋るんだよね
だからもう既に悟った仏様たちが
さらに崇めているような存在みたいな感じだね
そういうことです
いわゆるビルシャナ仏っていう中心にいる軸みたいなのがあって
その周りをぐるぐる回ってる仏様たちが
いろんな会話とかいわゆる祝い事とかを話していって
それがまとまっているのがこの経言経というかお経なんですよね
すごいでしょ
自分で語らずして
2400、2500ページくらいの本を作ってしまうこのビルシャナ仏
すごくない?
すごいね
イコール仏陀だと言われたら納得するかな
謎だね
謎でしょ
謎だし
改めて仏陀と言われたらって話あるんだけど
今また全然違う本で仏教100話っていう本を読んでて
まさに仏陀が生きていた時代というか
仏陀自身が教えを伝えていた時代の
いろんなエピソードとかを100個集めましたよっていう
100個というか50個くらいかな
集めましたよっていう本が
ちゃんと100話あった?
100話ありました今見ていたら
っていう本があるんですけれども
そこで語られている仏陀の話っていうのはすごく素朴なんだよね
喧嘩すんなとか
熱くなるなとか
そんなことばっか書いてるんだけれども
やっぱりいわゆる仏陀自身が言った言葉っていうのは
すごく簡単なというか
平易な言葉だったって言われてるんだよね
ただそれが何百年千年近く経った時に
実は仏陀っていうのはここまですごいことを言っていたんだとか
こんな高尚なことを言っていたんだとか
そういうふうなことがどんどん出てくるわけなんだよね
そうなんだね
まあ必要でもね
仏教過ぎると言わさないといけないからね
ただ喧嘩するなと仏陀が言いましただけで
問題なかったんだろうね
確かに
一般の人たちに不況するっていう側面と
あとは世言宗とか何とか宗何とか宗って
宗派同士の争いじゃないけどね
こっちが正当な観点のものがあったとすると
そういうのも必要になるだろうね
こっちこそが正当になる
すごいんだって言わないといけないんだよね
だからまさにそういうのを歴史の積み重ねとして
仏教の中でも少女仏教と大女仏教があり
大女仏教の中でもいろんなものがあり
っていう風になってきているんだけれども
本来の仏教というか仏陀が言ったことが
多分すごい素朴なことでしたでしょうと
そこに肝付けて
仏教っていうのはこんだけすごい知恵なんだよ
仏陀っていうのはそれをあらゆることを
分かっていたんだけれども
あえてすごく簡単なふうに言っていたんだよね
でも我々は
我々というか華厳宗では
その本当の教え
仏陀が語らなかった
華厳宗の成立と教え
語りたくても語らなかった
その本当の教えっていうものを
そのまま仏の言葉として伝えるんだぜみたいな
結構そんな感じのお話なんですよね
二次創作というとめちゃくちゃ失礼だけど
いやでもそんなもんだとは思う
世界観レベルから創作している感じは
そうです
ちなみにさ
この華厳宗
華厳宗かな
えっと何なの
上座仏教とか大乗仏教とか
そういう中で言うと
どこに位置するとかってあったりするの
大乗仏教だね
そうなんだ
大乗仏教の中で
法華経とか般若経とかが結構先に出てたらしくて
その第二世代ぐらいの感じ
じゃあこの華厳宗自体が
四世紀みたいな話してたけれども
その前にちゃんと
中国とかかな
ではさっき言った般若経とか法華経っていうのは
もうできてた?
そうですできてました
そうなんだ
法華経とかそういうのよりは
古いけれども
般若経とかそういう法華経よりは
新しいんだ
そうです
もうちょっと言うと
華厳宗が二世紀ぐらいに活躍したと言われていて
やっぱり彼から大乗仏教が始まった
って言われることが多いですと
やったよね
アビダルマ、哲学みたいなものを
全部あるあるみたいな人たちを
いやないんだみたいな
大乗仏教的な話をして
大乗仏教的な話を始めた
それが二世紀か
二世紀ぐらい
そこから200年ぐらい経って
この華厳経というものが
観薬とされて成立してきますと
それが四世紀
実際中国で華厳宗ができるのが
600年ぐらいと言われてるんだよね
その時に都順という人が始めたらしいんだけれども
華厳経ができてから
200年ぐらい経ってるわけで
難しすぎて
宗派になるまで
そんぐらい時間
200年ぐらい経ってたんじゃないみたいな
なるほど
形にできなかったんじゃない
っていう風に書かれてあります
人集めるの大変だったんだね
分かる人が
すげーって言う人もね
仏教するにもね
都順さんすげーって話なんですけれども
華厳経と華厳宗は
大乗仏教の一つですね
なるほど
仏教っていって
いろいろありすぎて
よく分からんっていう話もあると思うんですけれども
あくまでも華厳経としての仏教って
見た時に
どんな教えがあるのか
ある種難しいからこそ
奥深い
分かりにくいからこそ
他の教えではないもの
世界観が語られるというのは
これはね
いわゆる表と裏であったりするので
それをですね
今回ぜひ少しでも皆さんと一緒に
学んでいきたいなという風に思っております
という風な感じですね
なるほど
華厳経か
華厳経ね
華厳経ですね
これの
なんていうのかな
お城だったとしたら
その
守りの固さというか
堀が何十人も見下されていて
華厳経の不思議さ
めちゃくちゃ
攻略
めっちゃ大変そう
不可能みたいな
ものすごいのを想像するね
例えばブッダがさ
もうちょっと簡単にね
君たちもっと
こうしようよみたいな
喧嘩すんなよって
めちゃくちゃこう
親しみやすいとすれば
もうあの
門前払いというか
やばそう
そうねそう思う
だからブッダはね
最初閉じこもろうと
お城に閉じこもろうと思ったけど
出てきてくれたみたいな話だけど
華厳経は別に
いつでもどうぞどうぞって言いながら
それこそ
ハンターハンターの試しのもんみたいに
めちゃめちゃ力がないと開けられないみたいな
はいはいはい
片手で200キロありますみたいな
そのぐらいのやっぱり
ちょっと突き草はあるかもしれない
そっかそっか
別に老生したわけじゃないのか
いつでもどうぞって言ってるのか
いつでもどうぞなんだよ
ただだって
教えもあるでしょ
分かりやすいでしょ
でも2500ページありますみたいな
これ読んだら分かりますから
分かりますからって言って
辞書2冊パンって押さえるみたいな
面白い
別にお高く止まってるわけでもないし
わけでもない
そうそう
すごい
ちゃんと
すごいの
ありますって話なんだね
そうそうそう
そうなんですよね
面白いね
なるほど
でも
だってさ
日本一と言ってもいいぐらいさ
有名な東大寺の
大仏があるわけで
それが
日本一と言っても
だけはね
何かで書いたことがある
そんぐらいものすごいものを作ってるのに
こんなに
知らない
中身が知らないとか
ある意味その
城主
神主が1500万人
対して数万人
4万人だけだから
華厳経の解きほぐし
4万人
ちょっと
あの
何者なんだろうっていうね
この
この不思議さ
っていうか
その
そこだけは
今回伝わったかな
そうですね
そうなんですよ
なんとなく知ってる感覚なんだけど
全然知らないみたいな不思議さだよね
一体の知らないものっていう
そうそう
すごそうなのは分かったっていう
分かったです
なんとなく
すごそうさというか
なんかすごいものがあるぜ
っていうことだけでもね
今回伝わっていれば
あとはね
それをちょっとずつ
カリカリカリカリって
解きほぐしていくみたいな感じなので
そうだね
なんか
オーラだけ
全然
真っ黒で顔も見えないけど
オーラだけ感じたかな
今回は
そうですね
はい
なので
なんてね
全く分からないもの
ちょっと表情ぐらいは見ていきたいなって
もちろん全体像なんかつかめないし
それがどのぐらいの大きさかとか
実際どんな顔をしてますかというところまでは
多分分かんないと思うんだけど
なんとなくこんな表情をしてらっしゃるんですね
なんとなくこんな雰囲気の人なんです
人というかね
後ろなんですねみたいなさ
そういうことだけでも
みんなと一緒に理解していけるといいかなって
思ってるっていう風な感じ
理解というか味わっていきたいという感じ
はいはい
そうだね
確かに確かに
分かりました
楽しそうだね
この
久々の東洋館
全く
試しの門の入り口に来ました
みたいな話だから
何も
何も分かってないんだけどね
そうですね
はい
分かりました
じゃあちょっと次回ね
ちょっとハヤトにね
ちょっとその試しの門を
ちょっと開け開いてもらえれば
という感じで
こちらは全くネクトもしなかったので
外で会話を見ていきたいという
存在すらも知らなかったのでね
分かりました
はい
次回その内容ですね
楽しみにしていきたいと思いますので
基本的には楽しんでいきたいと思います
では引き続きよろしくお願いします
お願いします
今回もありがとうございました
46:27

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