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2023-10-15 15:01

2023-10-14 2

東浩紀の訂正する力に関連して

サマリー

このエピソードでは、アズマ・ヒロキさんの本『訂正する力』が取り上げられています。訂正する姿勢や他者の意見を受け入れる重要性について、考察されています。さらに、倉本慶三さんのコミュニケーションのあり方や任天堂の岩田さんのエピソードを通じて、過去の経験や人々との対話を大切にすることの意義が紹介されています。

『訂正する力』とは
今晩は、とても眠いんですけど、なかなか寝るっていう判断ができなくて、
ここ1時間ほど、ぼんやりしています。
今日は、アズマ・ヒロキさんの、
訂正する力という本を、ちょっと読みました。
この本は、ノートというブログサービスで、
最初の方が一部公開、この本の最初の方が一部公開されていて、
読んでいて、とても響いたので、
早速読んで、分かって、ちょっとずつ読んでいます。
このアズマさんが、本の中で提唱しているのは、
続けていくためには、直さなきゃいけない。
訂正しながら、続けていかないといけないと言っていて、
自分の考えとかを、固執するべきじゃないと言っています。
例えば、日本でメディアとかが、
ある一つのニュースが広まって、
みんな一斉にこぞってそれを叩いたかと思うと、
今度は逆のものを叩いてとかしますと、
こういうのは、必ず一つの正解があると思って行動していて、
これというのは、訂正するのではなくて、
空気として周りを見ながら自分の行動を決めていて、
これは正しくないと例を挙げています。
とてもわかるような気がしていて、
これは、もう一人、ちょっと似たようなことを言っている人がいます。
それは、倉本慶三さんというコンサルタントの人で、
この人も日本的なコミュニケーションの仕方があると言っていて、
西洋のトップダウンと日本的な対応を重視したコミュニケーションのあり方を提唱されていて、
そういう形で日本は西洋とちょっと違ったアプローチをすることができると言っていて、
それが日本の強みになるんじゃないかと言っています。
これもとてもわかる気がしていて、何か似ているように思いました。
特に東さんの提出する力というのは、
多分タスクシュートとか個人の生活とか家庭の生活とか、
そういったところにも共通するものがあるように思っていて、
他者の意見を受け入れる姿勢
例えば自分のプロジェクトとかで計画立てたときに、
うまくいかなかったな、これは難しいなと思いながら、
それでも計画をそのままやるんだと言って、
システム開発とかの計画を無理があるまま立てたりします。
こういうのは間違えていることを自分の中で認めない、
提出する力がないということを表しています。
小島さんの訂正する力の中で、
左翼とかが現状を批判するときに対話するような姿勢じゃなくて、
論破するような姿勢に、
全く情報をする余地のないようなスタンスでいるというところを指摘しています。
これも確かにそうだなと思うところがあって、
本当だったらこういう風にしていきたいとかっていうのを、
違う立場の人と共有して、
ちょっとでもいいものを取り入れないといけないんですよね。
今はここまでだと思ったらそれを受け入れるべきだし、
反対の意見を言ったときに、
今の現状から違うものを目指そうとしたときに、
すぐに受け入れられてほしい、全面的に受け入れられてほしいというような願望があると思う。
実際はこういうのって、
親に対して子供が何か言ってるような形で、
そんなことはあり得ないんですよね、きっと。
最後にもう一つ、ちょっとまだ言いたいことがうまくまとまってないんですけど、
あずまひろきさんの訂正する力っていうので、
なるほどと思ったところはあるんですけど、
何に対してそうやって思っているのかはっきり言えないんですけどね。
あずまひろきさんの訂正する力っていうのは、
基本的にはシステム化とかでよくあるんですけど、
今のシステムとかを見たときに、完全に誤破算にして、
全く新しくスクラッチ、ゼロからシステムを作り直したいという衝動に駆られると。
これって非常にナイーブだし、結構独善的な考え方なんじゃないかなと思っていて、
これが多分訂正する力の否定になるんじゃないかなと思うんですよね。
これってプログラマーとかでそういう風に考える人がちょこちょこいると思うんですよ。
この話を思い出したときに、連想して思い出したのが、
任天堂の岩田さんのエピソードですね。
任天堂の岩田さんは、MOTHER2のソフトウェアを作るときに、
途中から参画しましたと。
そのときに現状のシステムを見たときに、2つ選択肢を挙げたと。
今からゼロから作るのであれば半年、
今のこれを追加して作るなら2年かかりますという話をされていたように記憶しています。
これって確か、結局は作り直したんだったかな。
確かやったことは、現状の使えるものを使って、
システムをつなぎ直したんだったと思います。
でもこの話の中で岩田さんが強調されていたのが、
今までやってきた人というのをちゃんとリスペクト、敬意を示したいから、
どちらでもやるつもりだったと言っていました。
これがすごく大事なところだなと思っていて、
それまでやってきた人に敬意を払わなくて、
まっさらにして作り直したいというのはすごく内部だと思うんですよね。
それは今まで過去どうなってきたかというのを忘れてしまって、
歴史を修正するようなものなんですね。
でもここに至るまでには、それなりに敬意とか話し合いの結果、
そうなってきたので、それを無視して全く新しいものを作るというのは、
かなり無理があるんじゃないかなと思います。
過去の経験や対話の重要性
何て言うんですかね。
その話し合いに関わってきた人を無視することだし、
実際にその話し合いの結果、これは大事だというふうに共通して、
その時の判断で出来上がってきたものを全部忘れ去ってしまうものだから、
これはちょっと複数の人の間で仕事とか、
合意とか決断をしていくような考え方をしていくときに、
とても妖精な態度として言えるんじゃないかなと思いました。
このことはあずまさんも触れていて、
今、過去をゼロからやり直したいというような意見の人とかがたまにいるみたいなことを触れていたと思うんですよね。
確かにそうやってゼロから出来たら上手くいくというような考え方というのは、
分かる部分はあるんですけど、でもそれって実際に出来るわけもないし、
今いる人たち、これまでやってきた人の考えとかを全く尊重していないことになると思うんですよ。
それが今の自分に対してどういうことを言えるかというと、
まずは自分の仕事とかを考えていったときに、
自分の会社でどういうふうな仕事をしていくかというと、
やっぱりこれまで色々と仕事をとってきて、こういうふうに会社を持たせてきた人がいるので、
それは忘れることはできないんですね。
なんでこういった仕事をしていた方がいいんじゃないかというのはもちろん大事なんですけど、
じゃあなんでこれまでこういう仕事になってきたのかとか、
難しいところは何なのかとか、今どこが問題なのかというのをしっかり確認していかないといけないと思うんですね。
そうした上で、一緒にもうちょっとうまくできるところを探していく必要があるんです。
まずそれが仕事についてですね。
あと家庭について言うと、
家庭について言うと、
これまで自分のことを受け入れて欲しいとか認めて欲しいという考えはあったと思うんですけど、
それというのは何か考えを表明したりした時には必ずしもそうはならないし、
それとして意見を言う時にさざ波が起きたり対立が起きたりするというのは、
どうしても不遂して起きるものだというのを自分の中で理解して受け入れないといけないんですよね。
それが受け入れないのであれば、
対話していろいろと新しいやり方とか変化を取り入れていくということはできないんですね。
なので、言ってすぐに受け入れるというような甘い考えをやめて、
思ったこととか気になっていることとかを一つ一つ言っていかないといけないんですよね。
それはプライベートでもとても大事なことかなと思いました。
今日話したいことはそれぐらいです。
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