刺し子を始める人への内容
みなさんこんにちは、snowと申します。
この番組は、私がライフワークで続けている、
刺し子について語るポッドキャストです。
どちらかといえば、
刺し子って何?とか、
刺し子始めてみようかなーって思っている段階の
人に向けての内容かもしれません。
私は、YouTubeの方で刺し子の配信をしています。
それはただただ、
ちょっと悩んだんですけどね。
YouTubeで刺し子のことを配信するのを悩んだというか、
要するに、今私どういう配信をしているかって言ったら、
ひたすら自分が今作っているふきんの
制作過程をただただ投稿しているという感じなんですよね。
昨日収録したのは、
変わり角七宝だ、そのふきんを作り始めたので、
それをピンクの刺し子糸で刺しているっていう、
そこをひたすら手元撮影で写しているっていう、
YouTubeを撮っていて、
今これから編集しようかなって思っている段階なんですけれども、
そんな感じで、手元を写して、
こういうふうに私は刺し子ふきんを作っています。
こういうところの刺し方を注意しています。
ここにポイントを置いています。
仕上がりはこんなふうになったらいいなと思って、
それをイメージしてふきんを作ってますとか、
そういうことを話しつつ、刺しつつ配信しているんですよね。
だから作り方みたいな手はあまり取らないようにはしていて、
なんとなくこういうふうに刺し子作っている人がいるんだな、
みたいなことを写しているっていう感じなんです。
同じ模様での刺し子
そういうYouTubeを投稿しているんですけど、
それを多分、見てくださる人は、
もともと刺し子が好きとか、
それで関連動画で上がってきたとか、
それかハンドメイドとか手芸とか、
そういうのを刺し子ではなかったとしても、
そういう配信を見たいと思った人が、
たまたま見てくださっているのかな、なんて思うんですよね。
もちろんそれはそれで嬉しいんですけど、
一方で、やっぱり刺し子がどれだけ生活に身近なものかっていうことを考えたときに、
非常に時代の変化も影響はしていると思うんですよね。
それこそ私の中には、
これはちょっと前にも言いましたけど、
私はどっちかと言えば刺し子って何?っていう側の人だったわけですよね。
それがたまたま手芸屋さんで見つけてみたいな、
そういうのは過去の配信でも流れは言ってますけれども、
それで今はひたすら刺し続けているんですけれども、
そういうふうに、いいなって思って刺してみようっていうところまで、
行き着くことの情報が知れる機会ってあんまりないな、みたいな。
ステレオタイプのストーリーにはなっちゃうんですけど、
例えば自分の母親がとか、自分の祖母がすごい好きでそれを見てたんです、
みたいなことだったら多分入りやすいと思うんですけど、
時代とともに家族構成みたいなのも変わってきてますよね。
そうなった時に、私で言えば祖父母と一緒に暮らしたことはないんですよね。
盆正月に会いに行って、顔を見に行って、大きくなったね、みたいなことを言われるぐらいの距離感の孫だったわけですよね。
祖父母からしたら。
そういう時に会いに行った時って、もしかして祖母は、父方も母方の祖母もやってたかもしれないですけど、
ああいう時に会いに行く時にあえて刺し子ってたぶんしてないんですよね。
やっぱ刺し子って日常の針仕事でもあるわけですから、
孫たちが来たみたいな時に出しててやってるかって言ったら見る機会はないんですよね、そういう時に。
って思った時に、なかなかそういうので触れるかって言ったら、
まあ変わってきてるじゃないですか、家族の社会構成的なものが変わってきてるのもあるし、
まあうちの母もやってなかったんですよね。
知ってたけど、母の方がもちろん知ってるんですけど、あえてそれを私と喋るってこともなかったんですよね。
ってなると触れる機会が、それこそだって刺繍とか編み物だったら私も通ったんですよ。
通ったんだけど、刺し子は通れなかったんですよね。
で、そういう経験があったから、
あ、もっと刺し子を刺してる人がいるんだみたいなことを知らない人が知れる機会が増えたら、増えたらいいなというか、
そういうのも見れる機会増えたらいいなってちょっと思ってるんですよね。
そう思った時に、私はポッドキャストが大好きだったので、
じゃあポッドキャストでひたすら刺し子のことを話す番組を一つ作ってもいいんじゃないかなというふうに思っていて、
最近LISTENさんを非常に気に入ってるので、ここで一つ番組を増やしたっていうことですね。
LISTENさんですと、トップページに行っていただきますと、
例えば最近登録したポッドキャスト番組が並んでたりとか、
あとはエピソードを投稿配信したら新着ポッドキャストとかで並んでますよね。
ああいうところに私はこの番組のその写真ですよね。
トップにアイコン的な写真を刺し子の写真です。
これ私作ってますみたいな写真にあえてしてるので、
そういうところでも全然通ってない人が見る機会にもなったりするかなって、
それはほんのちょっとの小さなことだとは思うんですけれども、
でもなんかそこから聞いてくださる人がたまたまいたら嬉しいなというふうに思いながら話してます。
このポッドキャストは基本は刺し子、大きなテーマとしては刺し子の話をするんですけれども、
その中でも毎回テーマを決めて話しています。
最近続けて話している内容が刺し子の好きなところです。
今回はそれの5回目になります。
ちなみに1回目から4回目をちょっと簡単にお話しさせていただきますと、
まず手軽に始められる。
2、保管場所と制作場所にそこまで困らない。
3、完成するまでにそれなりの時間が必要。
4、やり込み要素が満載その1。
5、今回が5回目になります。
やり込み要素が満載その2になります。
やり込み要素が満載というところで、その1に関しては一般的な話をしました。
刺し子で何を作るかとなった時に、
比較的にこういうものを作るのが多いかなというのをいくつか挙げさせていただきました。
今回はその2として、
じゃあ私自身が今まで刺し子をさせてきて、今どこをやり込んでいるの?
というものすごく個人的なね、
私刺し子のこういうところが好きだからここをひたすら今やり込んでいますみたいな話ですね。
もちろんこの辺はいろいろ差していく中で多少変わっていく可能性はあります。
私が今から言うのは2023年9月の時点で、
今こういう刺し子のここがすごいやり込んでいますっていう話だと思ってください。
大きくその中でもやり込んでいるところは2つあります。
それはまず1つ、「同じ模様を色違いで刺し子する」。
そして2つ目、「たかがなみ縫い、されどなみ縫い」です。
この辺もですね、もうちょっとね詳しくどういうことっていうのをね、説明させていただきますね。
まず1つ目、同じ模様を色違いで刺し子する。
これに関してはやっぱり写真を見ていただいた方が一目でわかるかなと思います。
LISTENさんの方の、私LISTENさん経由で配信してますので、
LISTENから見ていただきますと概要欄に写真を載せられます。
なので今多分画面上は文字を追っているかもしれません。文字起こしされてますので。
それをちょっと上の方にスクロールしていただきますと写真が載ってます。
その中にですね、まずは同じ模様を色違いで刺し子むということで、2つ模様を上げてみました。
1つ変わり米刺し、もう1つ重ねますつなぎですね。
変わり米刺しに関しては、これは私がこのポッドキャストのアイコン的な写真に使っている模様です。
これ変わり米刺しって言うのですが、この写真で色違いで並んで、1つは手に持ってます。
写真は1つは手に持っていて、その背景に並んでると思います。
6枚が下に並んでいて1枚手元に持っているので合計7枚、これは全部変わり米刺しです。
そして色違いで差し越してます。
あのちょっとね写真がもし小さかったら、左側とその左から2番目のはあれ緑と茶色2枚ずつじゃないって見えるかもしれないんですけど、
これも微妙に2色で差したり単色で差したり違うんですよね。
とにかく全部同じ模様でほぼ同じ大きさです。
手に持つとハンカチサイズになります。
幅が34センチ、横が34センチ、縦が23センチくらいかな。
折りたたむことによって、手で持っている感じのちょっとコンパクトな感じになるので、これだとハンカチとして持ち運んだりすることができる。
ハンカチだったり、私はあとは今だったらコースター代わりにもしてますね。
なんとなくね飲み物をテーブルに置いておいて水滴がつくの嫌だなと思ったら、この辺を半分に折っているくらいにしてその上に飲み物を置いたりとか、
あとはちょっとおやつマット的に使ったりとか、そういうので本当に身近なものとして、
すぐ手の届くところになんやかんや私は刺し子むこのハンカチが置いてあります。
たくさんありますからね。こういう感じで色違いで差すのが非常に好きです。
もう1枚こちらがですね重ね枡つなぎですね。
こちらは糸も糸玉が上に乗っていると思います。
この糸玉で刺し子むとこういうふきんになりますということで、ちょっと糸玉と一緒に置いたところを写真にしてみました。
さっきの変わり米刺しにも言えるんですけれども、要するにこの糸玉で、糸玉かこれくるくる巻いているのは糸玉ですけど、それかもしくはカード巻きで刺し子取って売っているんですよね。
こういうふうに玉になっているものが実際に刺し子むことによって模様として浮かび上がることによって、
どんな雰囲気の刺し子むふきんに仕上がるかっていうところをただただ私楽しんでいるだけです。
それが楽しいということですね。
このグラデーションの糸で刺し子をしたらこんなふうになるんだとかね。
これ重ね枡つなぎの模様を見ていただきますと、模様としては全部同じなんですよ。
でも例えばですね、真ん中に焦げ茶色の糸玉があって、その下にふきん置いてあるんですけど、この糸が一番細いんですよ。
そうなると私ね、針目を変えてるんですね。
例えばこの焦げ茶色のふきんの張り目と一番向かって右側にある紫色のふきん、紫色で差し越したふきん。
これのね、ちょっとスマホとかで見たら見えにくいかもしれないですけれども、針目の間隔が違うんですよ。
こうやって糸玉の糸玉というか糸の太さの違いによって、ちょっとね針目を変えてみようとかね。
もちろん色の違いで刺し子ふきんの仕上がりが変わるっていうのもあるし、あとは糸の、その糸の元々の太さ、太さ、細さ、そのあたりの違いによって針目の間隔を変えることによって、
それでもふきんのこのね仕上がりの違いがどう出てくるかなみたいなのをね、こうやってね並べて比較するのが楽しいっていう感じです。
だから同じ模様でもね、やっぱ全然違うんですよね。
こういうことを、そこはだから人によるんですよ。
私は同じ模様で糸を書いてどんな風になるかっていうのをただただ見たい人。
一方でもうひたすら新しい模様に挑戦するっていう楽しみもあると思います。
だからそこにどこにこのやり込み要素を見つけるかによって楽しみ方がこういろいろ広がるっていうことですね。
だからこれはね刺し子ふきんだけにおいてもこれだけ言えるので、
前回のやり込み要素その1で言ったように、例えば小物を作る人だっているだろうしね。
もちろん同じようにふきん作る人だっているだろうし、コースター作る人だっているだろうし、
壁に大きくかけるねカレンダー、飾っておくものとして作る人もいるだろうし、みたいなことを考えたら非常にやり込み要素が満載だっていう。
だからどこに楽しみを見出すかによっていつまでも楽しみ続けられるっていうところにおいて、
私は同じ模様で色違いで刺し子するっていうのをひたすら楽しんでいるっていうことですね。
これはあくまで一例です。
鷹が波縫いの模様
最近のこの私のやり込み要素をご紹介しました。
で、もう1個ですね。もう1個やり込み要素。
「たかがなみ縫い、されどなみ縫い」
これね、どういうことかっていうと、それがわかるような模様をもう1枚その下にですね、投稿しておきました。
これはですね、カラシ色で刺し子してます。
模様名は変わり山路と言います。
こちらはですね、わかりやすいのは変わり米刺しと比較していただきますと、密集度が違うと思うんですよ。
変わり米刺しってビシーッと隙間なく、みっちりした、もうとにかく針目というか糸が通っていると思うんですね。
見ていただくと。
一方でこっちの変わり山路っていうのは非常に空間が多いですね。
刺している面積と、あとは余白を考え、余白っていうかな、刺している部分と、あとはその隙間のことを考えたら、変わり米刺しよりも全然こっちの変わり山路の方が隙間があるんですよね。
模様に対して、ここのふきんに対してどれだけ針を通していくか。
だからこっちの方がシンプルと言えばシンプルなんですよ。
変わり米刺しはそうやって針目をたくさん入れることによって時間はそういう意味ではかかります。
一方で刺す面積がこっちの方が少ないわけですから、変わり山路の方が早く刺し終わると言えば早く刺し終わるし、シンプルと言えばシンプルなんですよ。
でもこれ、ここに私されど並縫いなんですよ。
これシンプルであればあるほど、こういう刺してない面積が多ければ多いほど、ちょっとでも歪んだ時の歪み、針目のちょっと曲がったところ。
この一目の最後の一目がちょっと曲がってるとかね。
ここの針目がちょっと広く取りすぎちゃったとかね。
ここの角のカキッと曲がった角がなんかちょっとカキッと曲がりきれなかったなとか。
ほんとちょっとしたことなんですけど、そういう一つ一つがすごくこっちの変わり山路は目立っちゃうんですよね。
そこがされど並縫いなんですよ。
並縫いで縫うから難しいことではないんですよね。
縫うか縫わないかにおいて、ただ縫うということを考えたら、例えば半返し縫いとか本返し縫いとかじゃないんですよ。
ひたすら並縫いなんですよね、これ。
あとは刺繍ではない。刺繍ではないって言い方難しいですね。
シンプルな模様の追求
刺繍だったら、私はちょっと刺繍をしないのでわからないんですけど、技法なんとかステッチなんとかステッチいっぱいありますよね。
そういうステッチを組み合わせることによってイラストが浮かび上がってきたりするわけで。
それはそれでもちろん楽しみではあると思うんですけど、やっぱりそういうステッチを覚えていかなきゃいけないということがある。
それを考えたら、なみ縫いで全部仕上がる刺繍ってそれよりも非常にシンプルで入り口としては入りやすいんですよ。
なんだけど、このサレド並縫いなので仕上がりに全然影響するんですよ。
特にこういう変わり山地だったら目立っちゃう。ちょっとでもここが曲がってしまったら目立っちゃう。
糸の引き加減がものすごく窮屈になって、ここの外枠のところがフリル状になったりしちゃうんですよ。
ふきんがギューッて寄せ集まっちゃって、波、波、波、波、波って波打っちゃう感じですね。
そういう風になっちゃうんですよね。
ここに一つ一つのステッチを覚えるとかはないんだけれども、
一個一個丁寧に糸の引き加減とか、糸こきとか、あとは針の入れる場所とか、そのあたりがずれたらすごく目立っちゃうんですよね。
めちゃめちゃこのシンプルな模様をやり込んで、いかにシンプルな模様をきれいにシュッとした、凛とした佇まいのふきんに仕上げることができるかっていうのをひたすら追求してるんですよね。
追求した結果、今こういう感じ、写真で見た、いただいているような感じに今仕上がってるって感じですね。
だからこれは、私が2019年当時から指してますけど、あの時は、例えば2019年とか2020年の張り目を見たら、こんなには整ってないですね。
私、今の段階までなんとなく積み重ねてきた、自分なりの積み重ねがあるから、こういうふうな張り目に私なってきたなっていうふうには思っている。
これは誰かと比較してっていう意味ではなくて、過去の自分と比較してっていうことです。
ここがすごく大事なんですよね。
これね、誰かと比較してみたいな方のマインドになっちゃうとすごく辛くなっちゃうんですよね。
だから私は過去の自分とっていうふうな言い方を相手するようにはしてます。
前の、だから前のふきんを見るとすごくわかるんですよ。
あの時、この裏側のここのクロスのこととか全然考えないで差し越してたな。
だからこのクロスとかバランスとか悪いなとか思うんですよ。
でも今だったら、表側を差し越しながら裏側がクロスする、交点する、交点の部分とかを考えながら、表の張り目を考えるとかね。
そういうところを一つ一つ考えながら、なんていうかな、視野が広がったっていうことですね。
ただ並縫いするだけではなくて、あ、こことここの糸は交わるから、裏でクロスするから、じゃあバランスよく差し越すには、ここの張り目をどれくらいの間隔でやったらいいかな、とかね。
でもそれをめんどくさいと考えるか、楽しいって思えるかの差だと思うんですよね。
私はそこを楽しいって思った人なんですよね。
刺し子む好きなところ
楽しいと思って、その積み重ねがあるから、ふきんが仕上がった時に、ああこういう感じでできた、よかったっていう風にね。
そう思えるか。自分で納得したふきんが作れるかっていう。
前のね、ふきんと比べることによって、ふきんって残ってるわけですよ。
自分が処分しない限りは、もう残り続けて畳んで重ねたりとかしてるので、それをなんとなく見るとね、あああの時こうだったけどこうだなぁとかね、思ったりするんですよ。
その辺の違いで、ああなんとなくこういい感じにできてきたなぁとか。
あとそういうふうに刺し子むことによって、ああ私こういう刺し子が好きだわぁとかね、だんだんわかっていくんですよ。
今は1枚のふきんに1つの模様で、ひたすらその模様を追求するみたいなスタイルでやってるんですけど、
前は例えばこの1枚のふきんを9分割にして、9種類の模様を入れたりとかする、寄せ模様の刺し子を作ったりしてたんですよ。
いやもちろんそれはそれでね、いろんな模様が楽しめていいので、それはそれでいいんですけど、
もちろんあと私もね、1年後とかは非常に寄せ模様にハマっている可能性ももちろんありますけど、
今は、まあ今ご紹介させていただいたように、同じ模様を色違いで刺し子むっていうことと、
あとはたがが波縫い、されど波縫いっていうことで、いかにシンプルな模様をピシッと綺麗に見せることができるかみたいなところを追求してやり込んでます。
それがね、私の中の刺し子の楽しみです。
ということで今回は、刺し子む私の好きなところということで、5回目ですね。
やり込み要素が満載その2をご紹介させていただきました。
このようにこのポートキャストでは、大きな括りとしては刺し子む話をしていきますが、毎回テーマを決めて、その中でもね、その中でもテーマを決めて、
最近だったらその刺し子の好きなところっていうテーマでお話しさせていただいているので、まだね、ちょっとね、刺し子の好きなところってありますので、このテーマが続いて、
で、順番はわからないですけれども、いずれは、
例えば刺し子の活用法とかで、私はこんなふうに活用してますとか、あとはこんなふうに刺し子のふきん私お手入れしてますとか、そういう話とかも徐々に徐々にしていけたらいいなというふうに思っております。
ということで本日のポートキャストは以上となります。最後まで聞いていただいてありがとうございました。