1. 志賀十五の壺【10分言語学】
  2. #548 俺は台本を書かない from..
2023-05-20 09:58

#548 俺は台本を書かない from Radiotalk

主語と主題
https://radiotalk.jp/talk/933157
主題の「は」と対比の「は」
https://radiotalk.jp/talk/623392

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#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #教育
00:06
始まりました。志賀十五の壺。みなさんいかがお過ごしでしょうか。タレパンダです。
ギフトをいただいております。 いつも配信ありがとうございます。さんからギフトをいただいております。
ありがとうございます。このラジオネームとメッセージが兼任されてるっていうかね、
兼ねているっていうようなお名前になってますね。 なんかそういったネタが
サンドイッチマンのコントでありましたね。 ずっと
お便りというかメッセージだと思って聞いてたら、それがすごい長いラジオネームだったみたいなね。
まさにラジオをネタにしたコントだったと思うんですが、 まあ何はともあれ
この番組ではラジオトークで送ることのできるギフトや それ以外からも送ることのできるお便り
随時募集しておりますので、どうぞよろしくお願いします。 まあこの番組をね初めて聞くぞっていう方も
いらっしゃると思うので、常にそういうテンションでいかないといけないと思うんですけど
この番組は言語学を扱っている番組となっております。
だいたい10分ぐらいで終わると。ラジオトークの
このアプリのね 性質上
まあだいたいそれぐらいで終わるということになっていてですね 今4年目とかなんですよね
多分 3周年を迎えて丸3周年やって
今4年目やってるとこっていう感じなので
まあぼちぼち長いことやってるかなーっていう感じです でねこの番組はね
台本を書かないんですよ 書こうとしたこともあるんですよね
確かね 1周年を迎えた時に
ちょっと区切りがついたっていうか新規一点で 2年目は台本書いて頑張ろうみたいなふうに思ったこともあるんですけど
で実際ちょっと書いて収録とかねやってみたんですよね でもだんだんね
まあ一つはめんどくさいんですよねやっぱりね めんどくさいっていうことで
書かなくなっちゃって 今ではほとんど書いてないですね
なんかその専門用語とか あるいは人名とかなんか間違えちゃいけないようなものをメモすることはあるんですけど
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その構成とかそういったものを文字に起こすようなことはないんですね というのもさっき言ったようにめんどくさいっていうのもそうだし
台本書いて 収録配信したものと
台本書かずに 収録配信したものとで
別にそんなに差がないなぁと思ったんですよね 自分の中でもそうですけどその
リスナー側からの反応とかね まあそういった意味でも大きなクオリティの差っていうのがなかったし
それとね台本を読んでることが恥ずかしいっていうのがね どうしても抜けなかったんですよね
台本用意していることがリスナーにバレるんじゃないかみたいなね 実際バレてると思います自分が他の番組聞いた時にすごい準備されててすごいなっていうふうにね
思うこともたくさんあるんですけど 自分の中でね
簡単に言えばお芝居ですよねがちょっとね できないというかそこまで突き抜けられなくって
台本があるのになんか初めてのリアクションをしたりとか 驚いてみたりとかね
用意されているものなのにあたかもその場的にこう振る舞ってるわけですよね プロはそういったことを感じさせないし
まあそういったところを含めて面白くやると思うんですけど やっぱり僕はアマチュアなんでね
そういった台本感っていうのを隠すことができないし やっぱり恥ずかしさっていうのがねどっかにあるんですよね
ただこれは一人だからできることですよね 多分ね
2人以上複数人でやるんだったらある程度構成とか流れっていうのを決めとかないと 収集つかなくなるっていうかねまあそういうことがあると思います
まあそういう台本感を隠せるんだったらいいんですけど 聞いててこれ書いてるもの読んでるだろうなっていうのをすごく
感じてしまう番組も多いんでね そういうわざとらしい感じはね
まあやっぱりリスナーに伝わっちゃうんじゃないかなぁと思います
俺は台本を書かない こういった場合最初の俺っていうのは主語を表してますけど
同時に主題でもあるんですよね この主語と主題の話については過去にエピソードがあるので
ぜひ聞いていただけたらと思います 主語と主題っていうのは
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似てるし被るところもあるんですけど 特に日本語においては別個の
概念というかね別物として考えたほうがいいです このはっていうのは一つは主題を確かに表します
俺は台本を書かない 主題っていうのは何々について言えばとかね
カタカナでトピックとかそういった言われ方をすることもあります その分のテーマだっていうことですよね
このはっていうのは主題を表すので 別に目的語が和で表される場合もあります
台本は書かないといえば まあこれは目的語の方が主題になっているし
まあ何でも主題になろうと思えばなれるんですよね 場所とか家の中では書かないとか
で俺は台本を書かないといった場合 この和の
裏にはっていうかな がっていうのが和で隠されているっていうような風に考えることもできます
和とがっていうのは一緒に出ることできないんですよね でどういった時にそれが正しいかめられるかわかるかというと
こととかをつけて 俺が台本を書かないことみたいに言うと
がっていうのが現れるっていうかね 出てくるんですね
こういうふうにことをつけると その中に主題っていうのは
現れないんですよね 俺が台本を書かないことを知っている
まあこういうふうにがが出てくるわけですけど もしこれを和にすると
俺は台本を書かないことを知っている これは俺っていうのが書かないじゃなくて知っているっていう
もっと後ろの方の動詞にかかることになります 俺が台本を書かないことを知っている
俺は台本を書かないことを知っている こういうふうに
がっていうのはことの中っていうかね まあ小さい方にかかっていて
俺はと言ったら知っているっていう大きい方にかかっているということになります この辺のことを無意識に日本語母語話者は使い分けてるんですよね
ただこのことの中に和っていうのが決して現れないかというとそうではなくて 対比を表すはの場合は現れることができます
台本は書かないことを知っている こういった場合台本は書かないけど何かしら別のものは書いてるっていうよう
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なね そういった対比のニュアンスの場合は
ことの中でもはっていうのが現れます このようにですねはっていうのは主題を表す場合と対比を表す場合があるんですが
このことについても関連エピソードがございますのでぜひそちらも合わせて聞いて いただけたらと思います
このはっていうのはね本当に奥が深いんですよね というわけで今回のエピソードはここまでということでまた次回お会いいたしましょう
番組フォローも忘れずよろしくお願いしますお便りも募集中です それではお相手はシガー15でした
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