2023-09-09 32:51

vol.71 知られざる常緑樹の生存戦略 ~広葉樹と針葉樹の葉っぱの違い~

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前回に引き続き、木の生態に迫る "知られざる"シリーズ、常緑樹のお話です。

広葉樹と針葉樹にはどんな違いがあって、葉っぱを作っているのか、葉っぱや幹の色がどうして変わっていくのか、化学的視点から解説して行きます。

"知られざる"シリーズはこちら!
知られざる植物の移動戦略#1 →https://anchor.fm/363691/episodes/vol-1-e1gs6fs
知られざる植物の移動戦略#2 →https://anchor.fm/363691/episodes/vol-2-e1h64em
知られざる植物の移動戦略#3 → https://anchor.fm/363691/episodes/vol-3-e1hi3qp
知られざる植物の移動戦略#4 → https://anchor.fm/363691/episodes/vol-4-e1hr96t


信州大学農学部の色づく季節は11月前後/常緑広葉樹とは?/光合成が長く行える木=ホワイト企業み

落葉樹の葉っぱと常緑樹の葉っぱの違い/葉っぱを入れ替わり/常緑針葉樹とは?/葉っぱの経営戦略?/松相撲/初夏の季語「常磐城落葉」/杉が冬黒い理由/温暖化の話/樹木が二酸化炭素を吸収しなくなる?

00:00
東京チェンソーズと、やまとわの自然資本論〜
はい、東京チェンソーズの中橋です。
やまとわ &です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回に引き続いて、今回も葉っぱ、木の話をしていきたいと思うんですけど、
結構、なんだろう、ポリフェノールやアントシアニーやリソウなど、
アントシアニーとかポリフェノールは、逆に聞きなじみあるけど。
そうですね。木の葉っぱにあるっていうのは、あんま意識したことないかもしれないですね。
そうですね。前回もそこはあんま話さなかったけど、
その葉緑素とクロロフィルって、太陽光とCO2によってすごいエネルギーを生み出すみたいな、
葉っぱってそういうもんだよね、みたいなのを。
忘れちゃいけないというかね、生存のために。
植物の源ですね。植物だけじゃないかもしれないけどね、それ食ってるわけだからね、僕たちも。
ですね。前回はだから紅葉樹がそういう効率よく進化してきた結果で、
今もまだ確かに進化の途中なんだね、みたいな話が見えてきそうな話ですごい面白かったんですけど、
今回は逆にハリの葉っぱの木の信用樹とか常緑樹のほうか。
そうですね。紅葉樹も常緑のほうがあるんですかね。
そうですよね。前回話してないけど、落葉信用樹、日本だとカラマツ、
落葉松って書くおしゃれな木があるじゃないですかね。
そうですね。
落葉松と書いてカラマツですか?みたいな、読めねえみたいな。
シャレてんなーみたいな。
落葉信用樹ってほんと種類少ないんですよね。
日本だとほぼカラマツぐらいしかないんじゃないですか。他にもあるんですかね。
一応海外から多分持ってきてますけど、メタセコイアと。
ああ、そっかそっか。
あとイチョウもそうですね。
そうだ。イチョウはイレギュラー。
そうそう。ちょっとあんまこう言っちゃうとわけわかんなくなっちゃうんで、
ちょっと皆さん忘れてくださいじゃないけど、
やっぱりその3種類ぐらいしかあんまり聞かないですね。見ないし。
あ、そっかそっか。メタセコイアもカラマツみたいに綺麗な落ち方しますね。
紅葉の並木道はめちゃくちゃ綺麗なところありますよね。少ないけど。
寝台の農学部は百合の木並木とメタセコイアがあるんで。
あ、そうなんですか。
秋、冬になったら全部落ちちゃうんですけど、メタセコイアの葉っぱの吹雪とか何ですか。
あとカラマツもあるんで、冬めっちゃ落ち葉が小さい落ち葉がサラサラサラ。
03:04
百合の木っていうのはすっごい葉っぱ大きいんで、でっけい葉っぱと細い葉っぱがマウでおなじみの新書大学の農学部ですけど。
いやすごい綺麗そうですね。でもそれは想像するだけでも。
いやそうすごい綺麗。あ、そうだ。百合の木並木も紅葉というかちょっと色づくんで、その時とかめちゃいいからな。
うんうん。新書大学は普通に誰でも入れる?
入れる入れる。
あ、じゃあ長野近辺にお住まいの方はこれから2ヶ月後ぐらい?
うんうん。ですです。11月前後。
いやすごい秋の新書ほんと綺麗だからぜひ来てほしいな。
そうですね。普通にカラマツの紅葉もいっぱい見れるしね。いろんなところでね。本当長野は確かに綺麗だわ。
そうカラマツの落葉めちゃくちゃ綺麗で、あの応葉、逆にあれは応葉って言われて黄色い葉っぱ?
うんうん。そう。オレンジ色くらい。
赤い葉っぱじゃなくて。
うん。
そうそうそうそう応葉って言うんですけど、それによって何だろう、他の地域ってやっぱ新葉樹が多いから、秋になっても周りの森って結構黒っぽいというか濃い茶色だけど、
そうですね。
新書の山はやたら赤くなるというか茶色くなるんで、それだよなみたいな。それでだいぶ綺麗だよなっていうのも結構あるので。
うん。
ただ全部落ちきった後はモノクロの世界になってすごい寂しいんですよ。
確かにね。もう道しか残ってないからね。
そうそうそうそう。それも味わいで。
そうですね。でもカラマツの紅葉とかは本当あれですね、見たことない人は見に行ってほしいですね。めちゃくちゃ綺麗で、僕一番好きです。紅葉の中で。
いやでもいい。いいっすね。
いいっすよね。
稲もいいけど、千野とか上田の方の小高い、あと浅間山山陸とかめっちゃカラマツなんで。
あ、そうなんだ。
そう、多分その時期に行くと本当に真っ赤に染まるのを牧場とかから見えるから。
うんうん。
秋はね、みんな旅した方がいいっすよ、マジで。
確かに、それはそうかもしれない。
いいですね。すいません。じゃあ今日は常緑樹、常緑樹の話をしていけたらと思うんですけど。
そうしたら、前回が常緑の落葉紅葉樹の話だったので、今回はその紅葉樹だけど、その落葉ではなくて常緑の紅葉樹っていうところでお話を最初にさせていただこうというふうに思うんですけど。
植物の名前聞いても葉っぱとかなかなか思いつかない方もいらっしゃるかもしれないですけど、よく言われる樹種だとタブノキ、シイノキとか、あとアラカシとかそういうのが常緑の紅葉樹っていうのは挙げられるんですけど。
06:14
この子たちはですね、落葉紅葉樹と違って、生まれも育ちも冬季でも温暖な地域とぬくぬく育っているタイプの木たちがこの常緑紅葉樹に当たるというふうなことで。
前回すごく落葉紅葉樹は夏場に生産効率よくエネルギーを作り出して冬には葉っぱを落としますっていうふうな話をしてたんですけど。
もともと常緑紅葉樹のいるところっていうのは、光合成に適した地域という光合成が長く行える地域にあるから落葉させる必要がないというか落葉させるのがもったいないっていう判断をして。
ずっと冬もそことか暖かい状態だったら光合成をし続けてエネルギーの生産をしていた方が収支が良くなるっていうタイプがこの常緑紅葉樹に当たるというふうなことらしくて。
本当に日本でもやっぱり南の方の地域に多く分布するような感じになっているのがこのタイプです。
そうですね。大体関西より西側に多いって図鑑とか書いてますよね。大体分布図が九州中心に多いですね。
これはすごい本読んでて面白いなって思ったところなんですけど、落葉の紅葉樹と常緑の紅葉樹っていうところの葉っぱを比べたときに、落葉紅葉樹って葉っぱも効率よく作ってるというか低コストで作ってるっぽくて、葉っぱがすごく平たくて広くて薄い。
中で厚みがやっぱりないんだって。それ傾向としてだろうけど。
どっちどっち?常緑が?
落葉の方。
落葉紅葉樹の方がやっぱりすごい確かに言われてみたらだいたいペラペラしてるというか透けて見えるからすごい綺麗だったりするじゃないですか。
そういう葉っぱが落葉紅葉樹の葉っぱで、常緑の紅葉樹は意外と光通さないというか。
本当そう。
そうですよね。
だいたいちょっとテカってるよね。
テカってるよね。
だからそれ見たらわかりますよね。
それ見たらわかるかも確かに。
あ、テカってるなと思ったら大体常緑紅葉樹だと思う。
そうですね。ざっくりはそれで見分けをつけられる可能性はやっぱあるなと思ってて。
09:00
葉っぱの裏に文字書けるもんね。
書けるね。そうそうそう。ちょっと削れつつ文字書くぐらい葉っぱ厚みありますよね。
ありますあります。
確かに落葉の方は多分絶対貫通しちゃうのですぐスパって。
書けないですね。確かに。
それも結構差があるんですけど。
やっぱりその葉っぱを結局1回作った葉っぱをいっぱい高剛性してもらうというか長く高剛性してもらうためっていうのもあるんですけど。
長く持たせるための作りをするためにその厚みを作ったりとかっていう風にしてるのと。
なるほどね。
あと奥田さんが今言ってたそのテカってるって言ったじゃないですか。
テカってるのはワックスみたいなのを表面に自分で作ってコーティングしてる。
クチクラ層っていうのが層の名前らしいんですけど。
クチクラ層。
理科学的に言うとクチクラ層と呼ばれる層になるんですけど。
これがワックスの役割を果たしてくれていて、結局冬場ってすごい乾燥はしちゃうじゃないですか。
温かいとはいえ、夏場と比べれば湿度下がってくるんで乾燥してくるから。
その乾燥した時に自分たちの水分を失わないように葉っぱがするためというか木がするためにワックスみたいなのでコーティングして水分が出てくるのを防ぐためにそういう構造をとっていると。
なるほど。乾燥しないようにしてるんだ。
乾燥対策ですね。結構女性がお肌のケアをするかのごとく、湿度に対してこの子たちは敏感にケアをされているというのが。
細胞から水が抜けないようにしてるんですね。
やっぱり冬場は水分を吸い上げられる量も減っちゃうというところも、雨も減るしね。
その中でも光合成自体は死体から水分は抜けずに光合成をしようというので、ワックスみたいなものが出来上がっているということらしいです。
面白いですね。めちゃくちゃ。
とはいえ常緑広葉樹もずっと葉っぱがついているわけじゃなくて、落葉広葉樹との違いは一斉に葉っぱを落とすのかちょいちょい落としていくのかっていう。
交換して。
本当そうなんですよね。交換をしていくっていうのをやっているのが常緑樹のタイプで。
例えばアラカシっていう木だと明るい光がちゃんと当たる場所だと1年ぐらいで葉っぱの交換が行われて、ちょっと光が弱い暗い場所だと2,3年くらいで。
多分それは光合成の効率が2,3年、葉っぱ作った量に対して2,3年するとエネルギー回収できるみたいな感じなのかもしれないんですけど。
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そういうちょっとその葉っぱの生きる長さっていうのも違うんですけど。
1年とか2から3年くらいで葉っぱはちゃんと次の世代に交換をされていくと。
生産力によって。
結局葉っぱ1枚で作るエネルギーが大体決まってるみたいなイメージなんですかね。
多分そうなんだと思うんですよ。
結局これも例え方ちょっとどうかなと思いつつ話をすると、要は2,3年で1枚の葉っぱがおじいちゃんになるんですよね。
おじいちゃんになると働けなくなってくるじゃないですか。
その働きが悪くなってくると若い世代に交代をするっていう世代交代を行っているっていうのが1個1個の葉っぱで行われているのがこの常緑樹のタイプですね。
日当たり良いところはちょっといきなり働かされそう。早めにリタイア。早期退職みたいな。
例え方あってんの。
一斉に基本の差によって一斉にするっていうのと、それに耐えられるけど老化によってスピードが変わってくるというか、世代交代をさせていくっていう違いが大きくあるっていうところが、この常緑樹と落葉樹の違いですね。
まずは樹種の名前覚えるの超大変だと思うんですけど、さっき言ったみたいに常緑樹と落葉樹の紅葉樹の違いを見るときは、葉っぱのテカテカでまずは見てもらうと良いですね、おそらくはね。
そうですね。それでいくとっていうか、寒い地域にも常緑紅葉樹あったりするじゃないですか。
いますね。
だからああいうやつは何なんだと思うけど、でもそういう木は大体小さいですね。
さっき言ってた南の方にある常緑の紅葉樹は結構大きくなるじゃないですか。
はいはい。
に対して寒い場所で常緑紅葉樹あるのは大体低木ですよね、小さい木が。
そうですね、確かに。
あるんで、その辺は多分使うエネルギー量が全体で違うからいけるみたいな話なんだろうな。
そうですね、結局常緑紅葉樹は生きるたびに冬場も本来であれば高校生でエネルギー生産しなきゃいけないのに、寒い地域に行くとエネルギー生産が葉っぱあんのりできないみたいな感じになって育てないっていう感じなんでしょうね。
そうですね、適差ないからどんどん元気なくなっていくのは当たり前な感じはする。
でも面白いですね、面白いですね。
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そういう多分組み合わせ、ミックスでうまく森全体が成り立つようになっているというか、葉を落としてくれるから下の方の木は常緑でも冬も一応高校生できそうだね。
確かにそうですね。
そういうのあるでしょうね。
じゃああれですか、新葉樹編。
そうですね、新葉樹編に入って、さっき楽葉新葉樹の話はちょろっとだけしたのであれなんですけど、杉とか日の木とか他の松系の常緑新葉樹と言われるもの。
これは多分皆さん日本国内だと北海道とかだとね、あんまり、トドマツとかもあるからあれだけど、葉っぱが針のような形状をしている樹木を一応常緑新葉樹というふうに呼ぶので、多分見るとなんとなく想像はきっとつきますよね。
想像つくというか、なんとなく見たことあるなってなりますよね、これは。
クリスマスツリーとかね。
そうですね、モミの木。
三角形ですよね。
そうそう、樹形イメージ。
その木全体の形は三角形っぽい形をしていて。
描くと、子供が絵を描くと三角形に描いているのが新葉樹で、幹とか葉っぱの部分が丸くなっているのが紅葉樹みたいな感じで。
そうですね。
遠目から見るとでもおおむねそれで合ってますよね、確かに。
合ってる。
で、葉っぱを見ると葉っぱがトゲトゲしているなって思えるやつはだいたい新葉樹ですね。
松とか杉とか松がね、多分一番日本ではよく見られると思うので、絵を見たときにちょっと広い葉っぱじゃないものも注目をしてもらえればと思うんですけど。
交互性を行う環境がこれは悪くなるほど、やっぱり養分の回収期間っていうのを長くしないといけない。
寒い時期どうしても交互性効率落ちちゃうけど、葉っぱを作るにはなかなか辛いっていう状態のエリアで、この上緑新葉樹っていうのは頑張って生きているという風なところなので。
すごく葉っぱを作り出すエネルギーに対して回収する時間がかかってしまう植物っていうのがこのタイプですね。
確かにそう言われてみればそれはそうだよなって思うんですけど、あの葉っぱっていうか梁っぽい形状じゃないですか、松なんて特に。
あの細さで交互性できてるのって思わないですか?他の広い葉っぱのものと比べて。
火を受ける断面的には、葉っぱ同士も重なっちゃってるからね。
ちょっとアホっぽいですよね。
本当になかなか大変だろうなみたいな。
だからやっぱりその紅葉樹とかと比べても、日光の量が大量に必要なんですって。
その色も濃いじゃないですか、緑色が。あれもクロルフィルの量が結局葉っぱの中には多分たくさんあるっていう話らしくて。
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交互性をたくさんしたいから増やしてるんですけど、形状的には交互性しづらい形状になっているから高く伸びるじゃないですか、結局。
新葉樹の方が。それもやっぱり日光が他の木よりも量が必要だから割れ先にって言って、杉の木とか日の木の木とか特にそうだと思うんですけど、どんどん上に伸びていくっていうのはそういう理由があるみたいです。
祖先っていうか木の早い段階であったのは新葉樹なんで、だからそれこそ昔ながらの形というかなんでしょうね。
そうですね、きっと。
生産戦略的にとにかく上に伸びる。まっすぐ上に伸びるっていう。
そうですね。
急いで伸びる。
本当に光をめちゃくちゃ欲してる証拠ですね、それがね。
なるほどね、確かに確かに。それが人間的にはまっすぐな木が育つから使いやすかったからこんだけ増えてる。
そうですね。どうなるかっていうのはちょっとわかんないんですけど、日本でも圧倒的に新葉樹人口林が多くなっちゃってるから、ある意味人間が一番増やした樹種ですよね、これが。
そうですね。
畑のようにしてどんどん増やしていって。
麦みたいなもんで。
ちょっと時間のかかる。
遺伝子量的には麦、地球上を石鹸してるでお馴染み。
そうですね、確かに。食品でいうと麦だと確かに。
それが木だとそういう新葉樹になるんですね。
そうですね。で、こいつも結局さっきの常用力の紅葉樹とかと同じで、やっぱりその葉っぱが結局落ちないわけではなくて、葉っぱの寿命も時間をかけて落としていくみたいな形になっていて。
松は意外と早いみたいで、松は1年半くらいで葉っぱ落とすんで、2年目の秋。葉っぱが出てから2年目の秋くらいで葉っぱ落とすみたいですね。
確かに。松林行ったらめっちゃ松葉落ちてますもんね。
確かにそうですよね。割と細いのがたくさん落ちてるイメージ。多分葉っぱの形状的にも落ちやすそうっていうのはあるから。
落ちやすそうですよね。松といえば松相撲までお馴染みですよね。
はい、そうです。
松の葉っぱを組み合わせる。どっちの傭兵が取れ折れないかみたいな。
そうですね。今の子たちやったことある子がどれくらいいるかちょっとわかんないですけど。
ちょっとインターネットで松相撲を検索してみてください。
何が面白いんだっていう。
確かに。昔はそういう遊びをたくさんやってましたね。
そうですよね。結構真剣にやってましたよね。
大箱とかでもやってましたし。
確かに。
杉とかヒノキがだいたい5年前後とか。
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モミとかは長くて5年から10年くらいで葉っぱの交換が行われるっていうことらしいんで。
葉っぱの生産。確かに杉とかヒノキ、モミは松よりは頑丈なというか。
頑丈ですね。
ちょっと強そう。生産性が大変そうな葉っぱしてると思うんで。
結局そこの回収効率が時間がかかるっていう感じなんだと思いますね。
でも面白いですね。
松は確かに簡単に作れそうじゃないですか。ある程度。葉っぱ自体は。
丈夫で長持ちする生産機を作るか。
低コストで簡単に作れるものを作って交換していくかみたいな。
経営の考え方の違いですね。
だからやっぱり一個一個の植物でもそういう。
なんでその戦略になったのかっていうのはちょっと進化の過程の話でわからないところあるんですけど。
生活している生活圏できっとそっちの方が良かったっていうのがあったんでしょうね。おそらく。
いやー不思議すぎるな。
本当そうですよね。
あとちょっとこれ余談でなんか面白いなって思ったのが。
常緑針葉樹はそもそもそんなに落葉しない葉っぱのタイプの木じゃないですか。
なのに初夏の季後にときわぎ落葉っていうのが初夏の季後にあるらしくて。
常緑針葉樹が初夏の頃から落葉し始めるのが季後になってですね。
その理由は秋に落ちるタイミングが常緑針葉樹って秋のタイミングが多いらしくて。
メインは秋なんですけどその始まりが初夏の頃から葉っぱの効果が行われるっていうのは。
昔の人が感じ取っていてそれが季後になっているっていうのが。
おしゃれですよね。
おしゃれですよね。聞いたことねえなと思って。
なんて言いますかときわぎ。
常盤ってときわぎ落葉。
ときわぎ落葉。
季後。長いな。
長いですね。
なんでちょっと配句を書く方なのかな。
ぜひ覚えておいて。
575の7を使っちゃいますもんね。
確かにそうですね。
というのがこの常緑針葉樹の特徴だったりとか。
昔の人は落ちているタイミングをあまり感じたことはなかったんですけど。
季節とかね。
やっぱりよく見てるなってそういうのが残っているのを見ると。
そうですよね。それこそそれを言うのを見ながら季節を感じるというか。
こうなったらこうするみたいなのがいっぱいあったんでしょうね。
針葉樹が落ち始めたらこういうものが取れ始めるとかっていうのがあったんだろうな。
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そう、やっぱり生活に近かったというかね。
暮らしと森なのか木なのか単体なのかちょっとわかんないですけど。
割かし密接していないとそういうのって出てこないじゃないですか。
出てこないですね。
だからそういうのを本当に見るとやっぱりもうちょっと盛り入ろうって思いますよね。
そうですね。でも針葉樹の特に杉とかヒノキは新芽めっちゃわかりやすいじゃないですか。
新芽?
新芽。
そうですね。結構若葉色っていうか。
そうそう、黄緑。
あからさまに黄緑ですので。
針葉樹の新芽結構わかりやすいから。
古いやつはどんどん濃くなって枯れていく色をしているので。
そうですね、確かに。
冬の杉とかってやたら黒くないですか。
それもね、理由があって。
これさっきの紅葉にちょっと近いんですけど、杉の木も結局針葉樹も寒くなると光合成は生産が落ちるというか光合成しづらくなるのは気温によって変わらない。
やっぱりタンパク質とか酵素の働きが結局寒くなっちゃうと。
しかもゼロ度付近とかじゃないですか。寒いところだと。
落ちちゃうから光合成はあんまりできなくなっちゃう。葉っぱはつけてるけど。
そうなるとさっき最初にちょっと楽屋工場中の時に話してたみたいな光が過剰な状態になっちゃって自分を攻撃するような状態になっちゃうんですよね。
その光が。なので杉の葉っぱも自己防衛をするために過剰物としてはロドキサンチンっていう名前のカロテノイド、赤い色素を結局、アントシアリンじゃなくてカロテノイドらしいんですけど、
カロテノイドを作り出してその葉っぱのところで生産するから、2月くらいの杉の木とかって黒とか赤が強い色になってるのは、あれは自己防衛機能を働かせてる色らしいですね。
なるほど。すごい勉強になった。
そう、冬の杉めっちゃ黒いなって思ってたから。
そうそう。赤い色素と緑色の色素がね。
また生え変わるわけじゃないじゃないですか。
そうですね。いらなくなったら分解されていくのかっていう感じ。
面白い。うまくできてるんですね。
そう、めっちゃうまくできてるなって思いますよね。
そういうのって結構よくあるらしくて、例えばナンテンの葉っぱとか、できたばっかりの葉っぱがめっちゃ赤くて、だんだん緑色になっていくっていうタイプの植物もいるんですけど、
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あれも最初にできたばっかりの葉っぱにクロロフィルがたくさん溜まってないから、光のストレスを受けちゃって、自分が傷つかないようにアントシアニーをためてて、
で、その体が傷つかないようにして、後でクロロフィルがたくさんできたら抑制できるようになるから、それいらなくなるみたいな感じで、赤い色が抜けていくようになるんですって。
だからそういうので本当に自分の体を守るため、紅葉はチリ際とか生まれたての時に自分の体を守るための結構機能だったりするみたいです。
すげー、植物、木を見る目がちょっと皆さんも、なんか視点が一個加わった感じで、いいっすね、すごくね。
なんかやっぱ、勉強しててわりかし面白くて止まらなかったところはあったんですけど、やっぱり知り始めると面白いですよね、そういうのって。
そうっすね、しかもアプローチがめっちゃ化学っていう。
そうそう。
化学反応の話をしていくって、まあ面白いですね。
でも今日というかそういうふうに2×2の4個の生体があって、それぞれ癖が違うというか経営戦略が違って得意不得意があるんですよねみたいなところで見ていくと、
もうちょっと字幕同点もしやすくなるかもしれないですね。こいつはこういうタイプだなみたいな感じで。
そうですね、人間の生産とかにちょっと例えながら考えてあげると、またちょっと笑いながら受信同点ができるかもしれないですね。
それはそうだよねみたいな、この気候だったらこうしたいよねみたいな感じの話はありそうですね。
やっぱりそれこそさっきの光が強すぎて、許容値を超えちゃうとそれから守る反応が起こるみたいなすごい重要で、
それこそ温暖化行きすぎると二酸化炭素を吸収する量より呼吸で出しちゃう量が増えるみたいな話があるじゃないですか。
そういう色位置を超えるともう字幕が全然二酸化炭素吸収しますみたいな顔をしてたところから逆に吐き出す生命体がしてくるってだいぶやべえなって。
なんかその話ちょっとSFチックな話で見たこともあるんですけど、もともと地球って二酸化炭素が有意な状態だと過去数億年前なのかな多分。
状態から今の植物ができて、もともと過剰過激なというか、悪さをするような酸素が植物が作り出して、それが充満したことによって今の世界が作られているっていう感じじゃないですか。
だから昔は酸素はほぼない状態で二酸化炭素ばっかりだったから、なんかそれが超長い目で見たら寄り戻しが来てるんじゃないかみたいな。
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SFの世界。
また酸素が減っていって。
二酸化炭素が有意な状態になってそれでしか生きられない生物だけが生きていくっていうかね。
そっちに特化した生命体が増えていって、また逆転してみたいな。何億年単位で循環してます。
それはそうなんだろうけどさっていう感じは。
その揺り戻しが起きたら僕ら死んじゃうからね。
死んじゃいますよね。
それは嫌だな。
それを本当にダイナミックな自然の流れだったら緩やかだろうししょうがないなって気はするけど。
それは自分たちの首絞めるような形でやっちゃうとちょっとアホらしいなって気がする。
この暑い毎日の中で温暖化も言われてるけどちょっと慣れ始める感覚もあるじゃないですか。
それこそ熱中症がすごい増えちゃうからもうエアコンないと無理だよねみたいな。
エアコンないと無理なんですけど。
そうですね。
だから温暖化もちょっとしょうがないよね感が。
出てない?出てませんか?って。
本当でもそうですよね。もうちょっとしたら人間も40度ぐらいだったら耐えられるみたいな感じで。
進化する?
なってくるかもしれない。ちょっとずつだけど。
しんどいしんどい。
しんどいけどね。
そうですね。でも本当に植物がそんだけ時間かけて変わってきてるんで。
僕らの環境改変もゆっくりやった方がいいよねって感じで。
いや本当そうですよね。こっちの都合だけで100年単位でそれを1万年ぐらいかかってたところが変わっていくっていうのはヘンテコな話ですよねやっぱりね。
でも本当に今回はそういう葉っぱの話をビジネスサラリーマンとなぞられていただいて。
身につまされる部分もありながら。
できるだけ常緑樹のようにカイコ次第で我々は行きましょう。
ですね。長いサイクルで。
そう長いサイクルで。
そうしたいです本当。そうしたいです。
じゃあ久しぶりに2人の回で面白く話せましたけど。また次回行こう。
まだテーマ決まってないですけど。
じゃあ今日はそんなところですかね今回は。
はい。
じゃあありがとうございました。
ありがとうございました。
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