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こんにちは、落語の練習をしたいと思います。
第3回目、まんじゅうこわいという落語をしていきたいんですが、
その前にね、声、声って大事でね。
声質、声質、声質、声質っていうのはね、
いろんな声質があるんですけど、
音でもいいんですけど、音の質。
例えばですね、いろんな音が混じって音になるんですよ。
声とも一緒ですよ。いろんな音が混じって音になる。
何を言ってるかというと、
例えば、ドの音を出していきましょう、ド。
ところがね、ドの音にいろんな音が混じってドになるんですよね。
一番出てる音の低い音、これがドだとドなんですよ。
プラス、いろんな音が混じってるんですよね。
その混じり方によって音の質が変わってくるわけですよ。
この混じり方がきれいに混じる。きれいに混じる。
数学的に見て、整った混じり方をしてるな、きれいな声が出るんですよね。
代表的なのはね、黒柳哲子さんとかね、
田森さんもそのグループらしいですよ。きれいな声が出る。
これはね、一種のカリスマ的な。
例えばね、演説が上手い人。
演説が上手いっていうかね、
演説が上手いっていうか、相手を熱狂させるような演説が上手い人。
割とそういう感じじゃないですかね。きれいな音が出せる人。
で、それに対してちょっとガサガサしたガヤガヤってした音。
代表的な人はビートたけしさんですね。ビートたけしさんとかね。
歌手でもそうですよ。汚い系の代表格は誰だろう。
小畑圭介さん。いや汚い、汚いっていうか、それが悪いわけじゃないですよ。
で、きれいな声が出せる人。
きれいな声が出せる人。誰だろう。
ウィン少年合唱団みたいなきれいな声が出せる人。
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きれいな声が出せる人は割とね、カリスマっていうか、そういう感じですね。
汚い声が出せる人は割と親しみやすさを感じるような。
そういうイメージだと思ってください。
両方、両方出したいわけですよね。
でも落語は割と汚い声を出すんですよ。
汚い声って言ったらあれなんだけどな。親しみを持てるような。
ざらついた声っていうんですかね。
そういう声を出したいなと思ってるんですよね。
なかなかあれなんですけどね。
声質っていうのを研究していく必要があってですね。
まんじゅうこわいやってみたいと思います。
人間誰しも怖いもんってあるよな。
ハンキチ、お前何が怖い?
あれはね、ムカデが怖い。ムカデ。
ムカデ?なんでムカデが怖い?
ムカデって足がいっぱいあるじゃん。
あれ見るだけで嫌でさ。
もし俺がムカデになったら靴代いくらかかるんだろうと。
もう考えるだけで怖くなっちゃって。
お前がムカデになるわけねえだろ。
タロウ、お前は何が怖い?
あれはね、アリが怖い。アリ。
アリはね、一匹だけなら怖くないんだよ。
それ見るだけで怖くて。
人間誰でもやっぱり怖いものがあるんだな。
小吉、お前何が怖い?
あれ?怖いものなんかねえよ。
何にも怖くないよ。ムカデも全然怖くない。
アリは全然怖くない。
アリはご飯にパラパラっと振りかけて、ごま塩かわいい。
何にも怖くないよ。
アリなんか食っちゃうよ。
小吉、お前は何でも食うのか?
俺は何でも食うよ。四足のものなら何でも食うよ。
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食えないものもあるだろ。
この前ね、何でも食う。四足のものなら何でも食うって言ったら、コタツ持ってきやがったやつがいて。
コタツは食えねえだろ。コタツはさすがに食えない。
でも言っちゃったよ。
俺は四足のものなら何でも食うけど、タロウのものは食えねえなって。
お前のこと言うねえ。何でも食うのかお前。
何でも食う。
だから近頃猫見ねえだろ。お前猫も食うのか?
何でも食うし、怖いものは?
怖いものは何にもない。
本当にないのか?
怖いものはない。何にもない。
だって万物の霊長の万物って言うじゃん。だから何にも怖くない。
そっか。何かあるだろ。
いや、何にもない。
いや、言いたくないけど、まんじゅうが怖い。
何?まんじゅう?なんでそれ?
いや、怖い怖い。だめだだめだ。
まんじゅうってお前あれか?中にあんこが入った。
怖い怖い怖い。
俺はまんじゅうが怖くてさ。あれだけだめだ。あれだけだめだ。
もう、まんじゅう屋の前通れねえんだよ。だからわざわざ遠回りしちゃうんだよな。
おお。そりゃあ。なんで怖い?
いや、もう怖い怖い。考えるだけで怖い。
わあ、気分が悪くなってきた。ごめんごめん。ちょっと。ちょっと。
横にならしてくれ。
おお、横横。なってなって。隣の部屋、おしりに布団入ってるやん。勝手に引いて寝とれ。
わあ、すまん。
ガチャガチャ。ガチャガチャ。
おいおい。聞いたかあいつ。まんじゅう怖いって。
珍しいものがあるもんだね。
でもどうだい。ちょっとあいつ。めじめてやろうか。みんなでちょっと。まんじゅうを買ってきて。
いや、だめだよ。ちょっと話だけで寝込んじゃうんだよ。死んじゃうかもしんないよ。
おお、それは暗殺って言うんだよ。何言うこと言うねえ。
じゃあちょっと。まあまあ。あんなやつ死んでもいいわ。死んでもいいわ。ちょっと。みんなでまんじゅう買ってこい。買ってこいよ。
おお、まんじゅう買ってきたか。何買ってきた。
おお、俺は栗まんじゅう。
おお、俺大福。
おお、おお。
おお、薄皮まんじゅう。
おお、よし。あいつの枕元に置いてやろう。
ガチャガチャガチャガチャ。
おい、正一。
どうだい。気分はよくなったか。
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うん、少しよくなってきた。
おお、ちょっと枕元見てみろ。枕元。
ああ、まんじゅうだ。まんじゅうだ。まんじゅうだ。怖いよ。怖いよ。まんじゅう怖いよ。むちゃむちゃむちゃむちゃ。
ああ、まんじゅうだ。怖いよ。むちゃむちゃむちゃむちゃむちゃ。まんじゅう怖いよ。むちゃ。
おお、あいつまんじゅう食ってやがる。
しまった。騙されたか。
ガラガラ。お前、俺らを騙しやがったな。
本当は何が怖いんだ。
ああ、熱いお茶が怖い。
はい、ありがとうございました。
ちょっとまんじゅう怖いをやってみたんですけどね。
なかなか人物の使い分けが難しいな。
ここ、4人出てくるんですよね。4人出てきて。
さんきち、はんすけ、たろう。
これ仲間、仲間で。
で、まんじゅう怖いのがしょういちっていうね。
そういうキャラ設定をして。
で、話を進めていくさんきち。
で、その手下みたいなのがはんすけ、たろうっていうね。
ちょっと憎まれキャラのしょういち。
こいつがまんじゅう怖いやつですよね。
もっともっともっとふてぶせしさを出したいし、
誰が誰か話しててもちょっとわからなくなっちゃってですね。
ちょっと聞いてる人も話がわからないなと思うんですけどね。
ちょっとまた練習してみたいと思います。
で、ちょっと話のテンポを持っていく方もね、
まだまだ研究の余地がいるなという感じですね。
はい、ありがとうございます。
でもね、ちょっと落語練習、引き続き練習してみたいと思います。
で、話自体はね、大体覚えてはいるんです。
覚えているというストーリー自体、単純なストーリーですからね。
それをどうやって演じていくかというのがありますよね。
はい、こんな感じにしたいと思います。
落語の練習をしてみました。
はい、失礼します。
