2社目でのマーケティング経験
こんにちは、大橋です。
前回に続きまして、2つの会社で手に入れたアイテムということで、
前回は1社目で得たアイテムについてお話をしましたので、今回は2社目ですね。
2社目についてはですね、まずそもそもこの会社にいつ入ったかと言いますと、
1社目の会社を辞めてから、つまりフリーランスとして仕事を始めた4年目。
その当時ですね、自分が強い関心を持っていたマーケティングの知識、これを身につけたいなというふうに思って、
本を読んだりとか、ウェブサイトで知識を仕入れたりといったことをしていたんですけれども、
やっぱり実際に仕事を通して学びたいなという思いが強くなっていたんですね。
そこでご縁があって、本当にたまたまなんですけれども、知り合いの方からですね、
こういう人を求めているというふうなですね、知り合いの社長がこういう人を求めていると。
そのスペックがIT系の知識があって、マーケティングの興味がある人というようなオファーだったので、
ちょうど自分もシステムエンジニアの仕事をしていた経験がありましたので、
そういうことであればということで早速その社長に会いに行きまして、
100人ぐらいの中小企業だったんですけれども、いきなり社長との面談がありまして、
その日のうちに一緒にやりませんかということで入社することになったと。
その時にですね、当然僕自身はフリーランスとして仕事をしていて、
すでに法人化もしていましたので、
まずその自分の仕事もやりながら正社員として仕事をしても大丈夫なのかと、
要するに副業になるわけですよね。
そしたらですね、割とフランクな社長で全然構わないということで、
自分の事業を継続しながらですね、日中はマーケティングの会社の正社員、
夜と休日は自分の事業というダブルワークの状態になったわけですね。
この会社で得られたアイテムとしては実は4つありまして、
この4つというのは何かというと、
まず1つ目がですね、副業というのはこういう感じなんだなということがわかったということ。
2つ目がですね、同僚ってやっぱりいいなということですね。
フリーランスになってからですね、文字通り一人で仕事をしてきたので、
同僚に当たる人というのがずっといなかったんですよね。
なので、そばにですね、一緒に仕事をする仲間がいるというのはすごくいいなというふうに思ったということですね。
3つ目がですね、ちょっとここからはネガティブになるんですけれども、
やっぱり会社組織でありますので、どうしても組織上の制約というものがあるなということを改めて実感したということが1つと、
最後の4つ目がですね、実はこの会社の中でお客様向けのセミナーというものを定期的に開催していたんですけれども、
そのセミナー講師として何度か登壇をさせてもらう機会があったんですけれども、
もうそのセミナーで話す仕事が嫌で嫌でしょうがなくてですね、
自分はこんな人前で話す仕事というのは無理なんだなということを思いまして、
でもこういった仕事もこの会社でもなければやるような機会もなかったと思いますので、
これは良い経験だったなというふうには思ったんですけれども、
自分が今後仕事をする中で人前で話すということはしないだろうなと、やめておこうかなというふうに思った記憶があります。
会社組織における体験
今言ったですね、得られたアイテム4つ、副業ってこういう感じかというのと、
同僚ってやっぱりいいなというのと、会社組織というのはどうしても制約があるなという気づきと、
それから人前で話す仕事は自分では無理だなと、こういった4つはですね、
いずれも当然ながらこの会社に入ってみて初めてわかったことなんですよね。
副業というのは本来なら正社員として本業があった上で後から追加で始めるものですけれども、
僕の場合はそもそも本業があった中でですね、
後からさらに正社員という本業を追加するとなりまして、
それまでやっていた本業が副業に変わったとちょっとややこしいですけれども、
これは言うなればですね、複業の複は複数形の複ですね、
こういう言葉もありますけれども、複業というものをここで体験することができたというのは非常によかったなというふうに思っています。
そんな感じでですね、いいこともあったしちょっと制約があるなとか言ったことも感じながらですね、
最終的には当然辞めることになったんですけれども、
どうして辞めることになったのかなということを振り返ってみるとですね、
これは一社目を辞めるときもそうだったんですけれども、
一言で言うとですね、「もういいかな」というふうなですね、
これとこれがあるから嫌だとかそういうよりもですね、
もう少し直感的なですね、本当に「もういいかな」というふうにしか表現できないんですけれども、
そういうふわっとした理由で辞めるという方向に傾いていったんですよね。
そのときに当然会社を辞めるということは、
次なる何かしら収入の手段を獲得しなきゃいけないんですけれども、
当然僕自身は自分の個人としての仕事があったので、
別に会社を辞めたところでただちに収入がゼロになるわけではないんですけれども、
でもですね、やっぱり当時複数の収入があったところが一つに減るわけですから不安はありますよね。
なんですけれども、これを今辞めてもですね、
これがあるからやっていけるなという見通しというか保証というものがあったわけでは実はないんですよね。
一社目の場合は完全に会社を辞めるわけなので収入は全くゼロになるんですけれども、
二社目を辞めたときはフリーランスだけの収入に戻るというところで当然不安はあったんですけれども、
でもですね、見通しや保証がなかったからこそ飛び出せたのかなというふうに思ってまして、
逆に言うともしですね、今この会社を辞めてもこれもあるしあれもあるしと、
こういう収入手段もあるしという何か見通しや保証が実際にあったとしたらですね、
飛び出すことはしなかったんじゃないかなと。
もし今辞めたとしてもこれで食べていけるから、
辞めるのは今じゃなくてもいいよねというふうにして、
先送りをしていたかもしれないなというふうに思うんですよね。
ただですね、この人生はABテストができないとよく言われますけれども、
じゃあ見通しや保証があったら本当に辞めなかったのかということは検証はしようがないわけですけれども、
この辺りはですね、結果として今はね、何とか生きていけているので何とも言えないところではあるんですけれども、
なので今回言いたいことはですね、この見通しや保証がなかったとしてもというよりむしろないからこそ、
見通しと保証の重要性
次の新しい展開を楽しめるんじゃないかなと。
ちょっとこう何も保証ができないことを言っているんですけれども、
僕の場合はですね、そういった保証がなかったからこそ、
新しいことができたのかなというふうに振り返っていますので、
見通しや保証というのは必ずしも必要なものではないんじゃないかなということですね。
今回も最後までお聞きくださりありがとうございます。