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こんにちは、シロクロの伊藤です。
ポップキャスト28回目、今回はブランディングとマーケティングの事例という話をしたいと思います。
今日は2022年11月18日、金曜日です。よろしくお願いします。
今回はブランディングとマーケティングの事例の話で、事例といっても、うちの会社、ウェブ製作会社が取り組んでいるブランディングとマーケティングの話。
具体的にどういったことを取り組んでいる。いつからやってとか、そういう話をしたいと思うんですけど。
その前に、なぜブランディングとマーケティングを取り入れようと思ったのかというところの話をしようと思うんですけど、
そうするとさらに前の状態、うちの会社の初期のところはどうだったかという話もしなきゃいけないので、そこから振り返りたいと思います。
なので今回は事例といっても、なぜそれを導入したのかという理由のところを中心に話したいと思います。
それに関連して、今までPodcastで自分の紹介、自己紹介を多分ほとんどしていなかった気がするので、
自分のバックボーンとかどういったことをやってきたかという話をすることで、
今、ブランディングに力を入れているというところに話がつながればなと思います。
ではよろしくお願いします。
自己紹介。
今43歳かな。
18歳まで高科は北九州で生まれ育って、そこから大学で熊本に行くんですけど、
特にデザインに興味があるとか、そんなこともなく普通の高校生でいたんですけど、
デザインという仕事があることすら知らなかったんですけど、
友達、幼馴染の父さんが印刷屋さんで、
しかも自分たちの家の近くに事務所があったので、結構頻繁に遊びに行かせてもらっていて、
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近年は触らせてもらえたんですね。
夜、その父さんが仕事終わって、夜に事務所に行ってパソコンを触らせてもらって遊んだりしていたんですね。
今考えると、逆に考えると、
今、うちの会社を自分の子供とその友達に解放するっていう、絶対したくない恐ろしいことをよく許可してもらったなと今さらながら思うんですけど、
そこでMacを触らせてもらえていたので、
ティントッシュおよびイラストレーター、フォトショップはほとんど触ってなかったんですけど、イラストレーターはよく触らせてもらって遊んだ記憶があります。
ただでも、その時に印刷屋であることは知ってたんですけど、
でもまだ多分デザインっていう仕事、全然多分ピンときてなかったと思います。
で、大学に入って、大学も普通の理系で、またこれもデザインとも美術系でも全然関係ない博位を着て実験とかしてたんですけど、
それとは別に趣味でフリーペーパーを作っていたので、
なのでそこでもその印刷屋さんとの絡みもあって、
自分たちでイラストレーターでフリーペーパーを作って印刷して配布するっていうことをやっていたので、
デザインっていう概念はなかったけれども、イラストレーターでフリーペーパーを作っていたっていうのはありましたね。
あとは大学生の頃に熊本の地方の編集出版社でアルバイトをしていたので、
そこで文章を書いたりインタビューしたり撮影したりっていういわゆる編集的な能力も多少勉強させてもらえたなと。
だから大学やらないときは編集の方に仕事に行こうかなとぼんやり考えていたので、
そこで友達がグラフィックデザイン事務所を紹介してくれて、
そういう仕事もあるんだってなぜかやっとそのときに認識したんですね。
それが楽しそうだったので、じゃあ俺も入れてくださいよって軽く言ったらいいよって言われてそれで就職が決まって、
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大学卒業してそこからデザイン事務所に入って、
そこではある3年間いたんですけど、
だから20年前か、ちょうどその会社でもウェブの仕事が増え始めた時期で、
まずはウェブからやってみなさいということで、
その会社自体は映像とかグラフィックの方が当時は力を入れていて、
その後徐々にウェブの仕事も増えていったというような感じで、
なのでいわゆるHTMLとウェブのデザインとあとは多少のスクリプトとかフラッシュとかをよくやってましたね。
25、3年勤めて25になって、そこから本当は東京に行きたかったんですけど、
その時の知り合い、友達のちょっと年上の営業の方と一緒に起業することになって、
じゃあもうちょっとオークマウントで頑張ろうかと思って、
そこから一応公式会社の取締役として、そのパートナーが代表でやって、
その頃は結構いわゆるクリエイティブなウェブサイトが好きで、
必ずこう、以前の自分より効率が高いもの、違うアイディアをっていうような取り組み方で仕事をしていて、
だから当時その頃20代後半っていうのが一番、自分で言うのもなんだけど面白いものを作っていた気がしていて、
毎回自分で自信があったものは当時のウェブの雑誌、ウェブデザイニングと、
もう一つありましたよね。名前なんだっけ。ウェブクリエイターズかな。
とかによく掲載させてもらっていて、当時のいわゆるデザインギャラリーサイトとか、
海外も含めていくつか載せてもらったりとかしていて、そういう仕事をしているうちに、
やっぱりまた東京に行きたくなって、東京の仕事がしたくなったんですね。
まだ野心に満ち溢れ、クリエイティブで頑張っていこうっていう時ですね。
それで東京に来て、
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まだその会社の東京支部という形で一人で来て、そこでつても何もないんですけど、
いろんな製作会社さん回って挨拶して、お仕事いただいたりして、
その後に2008年ぐらいに辞職して、
まだ前の会社名義でおろいてて、いろいろあって離脱して、
そこで東京でその会社を辞めて、就職っていうのは当然選択肢に入ってもよかったんですけど、
前の時も法人の取締役という立場で動いてたので、
今更就職もどうかなと思って、
フリーランスでやるか、いきなり法人化するかっていう二択だったんですね。
で、フリーランスがどういうものか、お金の入り口出口もよくわからんなと思って、
法人の方がまだわかりやすいと思って、ただそれだけの理由で法人化しました。
それが2009年にシロクロを設立。
そこからまた、その時も上京してすぐにいろいろ増やしていった知り合いくらいしかいなかったので、
またプロダクション回りをしたり、来店さんに会いに行ったりというような動きをして、
設立してすぐ、しばらくは同業とかプロダクション来店さん経由からウェブのお仕事をいただいて、
純粋にデザインして、実装して、送品するという、本当に制作だけするという仕事をしていました。
まあ合計ぐらいですかね。
お客様がいて、場合によっては大きな代理店さんが入って、大きなプロダクションが入って、うちぐらいの少量ですね。
大きい時はもう1社入ってみたりとか、それが普通でそういう仕事をしていて、
直接取引するお客さんというのは本当に昔からの知り合いとか、1社とか2社とかくらいだったんですね。
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ただまあ、今でも別にそれが悪いとは思ってないので、いろんな仕事の仕方があるので、
それをしばらく続けていて、
良い面、悪い面、当然ありまして、
良い面っていうのはそういうお客さんとのやり取りっていうのは全部上流の方が巻き取ってくれるので、
うちは純粋に制作だけに専念できたと。
規模が大きいので、それぐらいの昇流、合計、非合計でも、
今の段階より高かった時期とかもあるので、
費用的には十分いただけていたというのはありますね。
デメリットっていうのはやっぱりスケジュールがきつかったというところが大きいですね。
希望が大きいっていうのもあるし、
それだけ何社も間に入っていると、一番上までに届くのに時間もかかることなので、
初行提出までの時間が非常に短い。
よくやってたのが週末・金曜日に指示書や素材をもらって、
週明けに出したいっていうような感じでしたね。
それはそれで楽しくもらったので、
それはそれでよかったのかなと思いますけど。
そういった仕事をしていって、
初期はそういったキャンペーンサイトとかコーポレートサイトを作っていって、
その後、流れでユーザーインターフェースUIの仕事とかアプリケーションのデザインとか、
そういった流れ、比較的事業会社さんとかの付き合いも増えていって、
画面のデザインが中心の仕事にどんどん移行していって、
今後UIの仕事を増やし続けたいなっていう思いもあったんですけど、
2014年ぐらいに、会社でいうと3期目、4期目、5期目あたりぐらいに、
UIはそういう仕事のやり方だと、自分自身もそうだけど、
スタッフにも夜遅くまでとか場合によっては土日もごめんっていうような仕事の仕方になっていて、
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それが不健全だな、あまりにもよろしくないかなと思いつつあって、
かつそのぐらいで自分も子供ができて、思うように時間が取れなくなったので、
そういうスタイルの仕事の進め方が物理的にできなくなってしまったなということで、
であればせめてスケジュエルがコントロールできるであろう、
直接取引の仕事を増やさねばと思ったんですね、そのぐらいのときに。
そこから今まではプロダクション周りをしていれば仕事をもらえたんですけど、
直接取引ができる営業っていうのをしたことがなかったので、
したことがない上に知識もない、どういう営業の種類があるか、
インバウンド、アウトバウンドっていう単語すらわからないレベルで、
どう営業していけばいいのかもわからず、手探りでいろいろやってみようとしてた時期ですね。
まずは、今まで製作会社に挨拶してたようなやり方で、
挨拶メールを出してっていうやり方を取り組んでみたんですけど、
びっくりするほど反応もなく、当たり前ですけど、
当時はまだ同業にきちんとした手順で挨拶メールを送れば、
かなりの頻度で返信とご挨拶できたり、仕事につながったりっていうのが、
そんなに低くない確率で仕事までつながっていたんですけど、
それは当時っていうのと同業っていうか、心でつながっていただけで、
特設、それでメールで営業で顧客が開拓できるかっていうと全然そんなことはなくて、
いろいろそういうふうにいわゆるインバウンド営業を頑張ってやっていたんですけれども、
まるで成果は出ずに、会社として存続しないといけないので、
プロダクション経由の仕事っていうのも引き続きやりつつ、
何とか営業を頑張るっていうスタンスでやっていて、
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意識だけはそういうふうに向いてるけれども、
あまり新規で案件獲得、案件獲得ってなんだ?
直接取引のお客様が増えることはそこになくて、
2017年、8年あたりぐらいから、
今度はアウトバウンド営業に切り替えて、
コンテンツマーケティングを主体とした方針に切り替えて、
ウェブからの問い合わせを増やそうっていう施策ですね。
それを取り組んで、自社のサイト更新したり、
他でブログを書いたり、LPもちょっと作ったりなどしていって、
徐々にそこから問い合わせが増えていって、
お客様も少しずつ増えてきて、
それがそこの安定した問い合わせリードにならなくて、
どうしても波があって、
月に20件、20件は言い過ぎか、
9数件の問い合わせがあるときもあれば、
いきなり0件、1件、2件ぐらいまで下がったり、
っていう安定しない数値になっていて、
ただ、うちの会社はいつも例年、
僕とスタッフが1人か2人ぐらいの規模感でやっていたので、
月に問い合わせが十数件あるだけでも成立する体制だったんですね。
なので、そのぐらいあれば十分で、
それまで通りのアウトバンドマーケティング、
アウトバンド営業っていうのを続けていたんですけど、
いただくお問い合わせは必ずしもうちにお願いしますっていうのではなくて、
あくまで選択肢の中の一つとしてうちが候補に上がっている、
そこにもお問い合わせしている状態なんですけどっていうふうな問い合わせがほとんどで、
それでも十分ありがたいんですけど、
それを続けていくのも、
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これはこれでちょっと相応していくなと思い始めていて、
お問い合わせの数も増やしたいけれども、
お問い合わせの質というか、
うちにお願いしたいっていう案件を増やしたいなと言ったんですね。
そうなると、マーケティングだけではなくて、
ブランディング、うちの会社はこういう会社ですよ、他社とは違ってこういう積みがありますよっていうのを、
お客様になり得る方に認知してもらわないといけない。
そうすることで、お問い合わせの質を上げることができるのではないかと。
というので、ここ最近、本当に今期から、13期目からですかね、
ブランディング、意識してブランディングに取り組み始めたのが今期からっていうことになります。
めちゃくちゃ、自分の話を20分ぐらいした。
で、今いろいろ話したのが導入の理由にはなるんですけど、
会社の存続理由というか、
会社とうちの社員が健全な生活を送れるようにすることが大前提であると。
そのためには十分な利益が必要になってくると。
で、働く時間を増やして利益を増やしていっても、健全な生活が送れるのかっていうところで疑問が生じるので、
あくまで通常の業務時間で利益を増やしていく必要があると。
そしたらどうするかというと、お客様に今以上の価値を提供することで、
その対価をいただいて利益を作っていくというふうに、めちゃくちゃ当たり前の話をしているけれども。
で、そのためにブランディングとマーケティングが必要になってくるというところですね。
というのが、うちがブランディングとマーケティングを導入しようとした理由ですかね。
特にマーケティングにおいては、全然成果が出ないときも色々手探りでやっていて、2014年、5年あたりくらいから。
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で、それがないと逆に多分もう今ここまでたどり着いていないというか、
今ブランディングをやらなければいけないという立ち位置まで来ていなかったと思っていて、
当時そういうことを活動を始めてなかったら、
たぶん今の2022年まで会社が継続してなかった気もするし、
なんとか会社を存続していくことに対して必死だったっていうところですよね。
やってなかったらただ法人が死んでただけっていう。
なので今やってるブランディングも、うまくいくまでやるだけで失敗?
失敗っていうことはたぶんないんですよね。
今うちがやってることはもう失敗はなくて、成功するか法人が死ぬかっていうだけの話。
でもたぶん大げさでもなんでもなくて本当にその通りだと思うので、
うまくいくまでやっていこうっていうところですね。
これはでもうちが言ってるウェブサイトが成功する秘訣と全く一緒で、
うまくいくまでやるっていうただそれだけの話です。
そこの話でいくと最近すごく個人的には良い流れでやれているなと思っているのがあって、
勉強の仕方というか集積とかでインプットを増やしつつ自分でそれを実践する。
かつこういったPodcastで今自分でやってることを話す。
スタッフに対しても今こういうことをやってると話す。で実践する。
そうすると次のステップが見えてくるんですね。
であれば次これをやらないといけない。
次これをやった方がいいっていうのが見えてきて、
たぶんそれは本読んでるだけだと気づかないんですね。
でも本にはすでに書いてるんですよ。これこれこういうことをやれって。
でもそれは読むだけだと頭には入ってきても腹に落ちないので、
読んで記憶に残ってそれでおしまい。
あくまでその前後の実践をすることでその一行がやっと腹に落ちて、
次これをやらないといけないという風になるので、
今とても良い流れで取り組めてるなという気がしています。
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なのでこのPodcastもブランディングの一環でやっています。
でもほとんどが自分のためな気がしますね。
自分の自己整理に非常に役立っているので、
その上で誰かが聞いてちょっとでも役に立ったら嬉しいなというところですよね。
半分以上自分の昔話をしてしまった。
これで良かったのかどうかっていう。
もうちょっとまとめれば良かったという気がしてるんですけど。
というのがブランディングとマーケティングを取り入れてた理由というところですね。
では次回は具体的にマーケティングというところで何をやっているのか、
ブランディングというところで何をやっているのかという話をしていきたいと思います。
じゃあそんな感じでスパッと終わりましょう。
今日もありがとうございました。
ではまた次回。さようなら。