自己分析の重要性
大橋 悦夫
おはしです、こんにちは。このポッドキャストは、一人事業を実践している
おはしとマティの二人の実体験、特に失敗体験をもとに、一人事業を楽しくする
ヒントとアイデアをお届けします。ということで、マティさん、
今日のテーマは何でしょう。
まてぃ
前回、一人事業をする上で、バリュー・システム・クレジットの
仕組みの解説と、それに基づいたおはしさんご自身の一人事業を
作ってきたお話を伺っています。今回は、一人事業をするにあたって
自分なりのバリューの見つけ方、まずそこを見つけていかないと
一人事業にはならないと思うので、そこをどうやって見つけていくか
というお話をしていけたらなと思っています。
なぜこの話題を出したかと言いますと、私がつい最近、
個別コンサルというメニューを実は持っているんですけれども、
私の会社の仕事として、その個別コンサルのメニューの
無料モニターというのを募集したんです。そこでは
ウェブのこともそうなんですけれども、一人会社とか一人で
自分でお仕事をされる方のアドバイスも、ご希望の方がいれば
引き受けますみたいな感じで出しているんですが、そこに
応募してくださった方の大半の方が、自分の強みをどうやって
見つけたらいいかとか、自分の情報発信をしていくにあたって
何を発信していけば、自分らしさを伝えられるのかを
相談したいというお話がすごく多かったんですね。
個人ブランディングのための戦略
まてぃ
なので、ちょうど前回、バリューシステムクレジットで
大橋さんご自身の経緯を伺った中で、自分の強みはこれで、その
結果、こういうふうにクレジット、信頼を積み上げてきたという
お話があったので、ちょっとその大橋さん自身がバリューを
どう考えているのかっていうのを皮切りに、今日はお話を
できたらなと思っています。
大橋 悦夫
はい、分かりました。
前回の少しおさらい的なところなんですけれども、バリュー
システムクレジットっていうこの考え方を、後から本を読んで
確かに自分がこれまでやってきたことを整理すると、この3つで
分かりやすく体験ができるなと気づいたんですよね。
なので、起業してからいろいろ試行錯誤している中では
このバリューとかシステムとかクレジットという言葉では
認識していなかったわけですよね。後から気づいて
自分にとってのバリューというのはこれなんだなという風な
整理ができたというところなんですけれども、自分がこのバリューを
どうやって見つけたかというと、これは会社員時代がそうだった
んですけれども、会社員時代はプログラムを書く仕事を
主にしていたんですけれども、そういった方々多くは
ドキュメントを作りたくないと、プログラムのコードを書くのは
いいけれども、仕様書を作ったりとか、そういった仕事は後回しに
したりと、毛嫌いしているということを、そういう傾向があることに
気づいて、僕は一方で全然そういうことは苦にならなくて、むしろ
そういう日本語のプログラムを書くのが好きだったけれども、
日本語のドキュメントを作るのも結構好きだったので、
なんでみんなこんなに楽しい仕事を毛嫌いするのかなと
不思議だったんですけど、その時にそうかと、人が嫌がるけれども
自分が悲しくできることというのはあって、そういうのを見つけられると
それが後で言ったんですけど、バリオになるのかなと。
なので、自分が楽しく当たり前のようにできることを
これは人が嫌っているということを発見するまでは気づかないんですよね。
なので、自分が当たり前にできていることを他の人が
そうはできていないなということを見つけることがまずは第一歩なのかな
というふうに思いますね。
まてぃ
なかなか難しいですよね、それに気づくのって。
確かに会社勤めしていると、みんなで争奪性になる仕事と
嫌がる仕事って分かれやすいところはありますけど、
やっぱり嫌がる仕事に正気があるって、私も考えてたことあるんですけど、
私が考えてたのはもっとずるい視点で考えていて、
人が嫌がる仕事をいち早く大量に片付けたら評価が上がるだろうって
そういういやらしい考えしかなかったですよね。
大橋 悦夫
でもそれも一つの戦略というか、結果が見えているというか、
これやれば絶対褒められるとか、得ができるっていうのがあるから
そこに打ち込めるということもあると思うので、これやったことで
別に相手から好んでもらえるとか、選んでもらえるということが
分からなかったら、たぶんなかなかやれないと思うんですよね。
まてぃ
そうですね。
大橋 悦夫
僕が会社員時代で不思議だなと思っていたのが、
多くの方が経理部の方を恐れてたんですよ。
月末が近づくと、早く交通費の領収書を出してくださいって
経理の女性の方がすごい怖い人で、電話かかってきて
内線でガミガミ言われているのを見て、
なんでこんな領収書なんてその日に出せばいいのに
なんで貯めるんだろうと、僕は不思議だったんですよ。
なのでそういう時に、そうかこういうのを自分は全然
よくもなくできるけれども、普通は貯めるんだなということも
日々の習慣の積み重ね
大橋 悦夫
一つの発見でしたね。
まてぃ
ほんと気づく力が高いですよね、大橋さんって。
大橋 悦夫
たぶんこれは気力を取っているからだと思うんですよ。
例えば外回りで当電電車に乗ったりするので、
帰ってきたらすぐにエクセルにどこからどこまで
いくら電車値を入れるエクセルのシートを自分で作っていて、
帰ってきたらもう習慣的にそこに入れるというのが
当たり前になっていたので、そうするとその日のことだから
大体覚えているし、記憶が新鮮なのですぐ入れられるんですけれども、
これ貯めてしまうと、この日ってどこからだったっけ
って調べ始めるとめんどくさくなるんですよね。
なのでその日にやるのが一番楽だっていうことに気づいてから
それが餌になって、もう癖になってたんですけど、
なんでみんなこれやらないんだろうっていうのをなかなか不思議で
教えるんですけど、そりゃ分かるんだけどさとか
言われてやらないんですよ。だからそこが非常に
ログを取ることの始まり
大橋 悦夫
これを強みにすればいいなというのはその時は思っていて、
でもその時には会社員だったので別にそれが何らか
仕事には当然なってはいないんですけど、
そういう傾向というのはまずあるんだろうなと思いますね。
まてぃ
なるほど。記録を取ってたって話がさっきあったんですけれども、
そもそも大橋さんがログを取り出したのって
いつから取り出したんですか。もう会社員の時から
大橋 悦夫
細かいログを取ってたんですか。
分単位の記録みたいなことで言うと、大学時代からですかね。
当時はデジタルではなかったんですけど、
割とこの授業はちゃんと出なきゃいけない学部だったので、
朝9時からの授業とかですね。授業があり、
かつアルバイトもあり、そして部活もありというところで
やってみたら分刻みの毎日を過ごしていたので、
どうやったらこの授業の予習復習もちゃんとできて、
バイトもちゃんと最大限空いている時間を入れられて、
かつ部活も休むことなく出られるかということを考えたら、
もう記録を取って無駄を省くしかないというところに
行き着きまして、そうなったというのがありますね。
当時まだデジタルの時代じゃなくて、
制度やザウルスだったんですよね、デジタルツール。
ザウルス、PI4000だったかな。
まてぃ
それで時間管理の、時間の記録を大学生の時から取っていて、
なんか私が大橋さんの一番最初に出たタスクカフェで、
すごく記憶に残っているのは、
ログは地図になるみたいな話されてたのが、
すごいいろんな意味でショックを受けたんですよ。
ログが地図になるってどういうこと?みたいに。
ずっとそれは心に留めてて、そこから私、
もともとメモはよく取ってたんですけど、
取ったものは必要な時にしか見返さなかったのを、
ログを地図にしたり、
あ、羅針盤になるって言ってたんだ。
ログは羅針盤になるって話されてて、
その羅針盤を持たないで砂漠を歩いても、
砂漠を出られないですよねって。
でもちゃんと自分の行きたい場所が決まってたら地図を持ってて、
その地図がログなんだと。
そのログを砂漠の中を歩く時に、
ログが羅針盤だから、
どうやって歩くかは決めないと、
思った通りの道は歩けないし、
願った通りの未来の実現ができないみたいな話をされてて、
何それ?すごい衝撃を受けたんですよ。
それでそこから私も熱心に取るようになったんです、ログを。
大橋 悦夫
もともとタップカフェの前から日記は書かれてたわけじゃないですか。
書いてました。
まてぃ
でもそれは羅針盤ではなかったんですか?
大橋 悦夫
なんかエンターテインメントでしたね、今考えると。
まてぃ
なるほど。
あと自分の願っている未来とかを、
いわゆる青写真って言うじゃないですか。
自分の願っている未来をイメージで思い描いて、
それを持って仕事をするみたいなことをずっとしていて、
イメージする未来がなかったら、
人から言われた未来を受け入れることになるので、
自分、手動で動けないって思ってたんですよ。
やりたいことがたくさんあるし、実現したいこともたくさんあるのに、
その地図というか、ビジュアルイメージも持たないで歩けないと思ったので、
それを書く訓練に日記を使ってたって感じですね。
大橋 悦夫
なるほど、そうか。
それは個人的には新鮮で、日記を書いてる人がみんな同じように、
日記というものを捉えていると思い込んでいたので、
当然ですけど、いろんな捉え方があるわけですね。
まてぃ
そうですね。だから話を元に戻すと、
記録を元にした気づきの大切さ
まてぃ
そのログを取り出して、
気づく力っていうのは、どの辺からご自分で、
自分はそういう振り返りによって、
道を整備しているみたいな認識って持たれたんですか?
そもそもそういう認識ってあったんですか?
大橋 悦夫
一番はですね、朝何時に起きてどこそこに行くとか、
記録に残っていくんですけど、起きたときに、
一番鍵になるのが睡眠時間なんですけど、
起き抜けで眠かったら、もうその日、
その時点でやる気なくなってしまうじゃないですか。
そうなると、何時に起きるのが一番いいのかっていうのを、
まさにだから記録を残すことで、
フォーカス特定ができるわけですよね。
仕事が残っている、やることがまだ残っているのに、
寝てしまうと翌朝つらいですけど、
でも他といって、全部やり切ってから、夜中にまでやって、
やり切ってから寝た方がいいのかっていう、
ABテスト的な感じですよね。
いろんなテストを繰り返すことによって、
このぐらいまでの時間には寝た方が良くて、
起きたときにはこの順番でやるのが一番良さそうだという、
無数の記録をテストをしていることになるんだなと、
今で言うとね。
なので、それが原点にあって、
それは記憶に基づいていると、
だいたい勘違いするというか、思い込みで補正されてしまうので、
記録同士をぶつけないと、
判断を誤るなと言っていたので、
まてぃ
その記録が当然必要になってくると。
その事実だけを記録してきたのは、
ずっと続けていらっしゃるんですよね。
大学生のときから。
大橋 悦夫
そこからタスクシュートの考えに至ったんですよね。
そうですね。
日誌と日記の違いと使い分け
大橋 悦夫
その時に、何時から何時に何をやったっていう、
呼び方を分けていて、
日誌というのは事実だけを書く記録で、
何時から何時にメールチェックをしたとか、
やったことを書くと。
それに対して感じたことがあったり、
心を動かされることがあれば、
日記という、ちょうどデータベースで言ったら、
開始時刻、終了時刻をやったこと、
その後に感想みたいな別のフィールドがあって、
何も書かないときは何も書かないんですけど。
そうなると、実際の日誌の記録に加えて、
日記の感想の記録を合わせて読むことによって、
同じ記録からも、
どういう印象をそこから持ったのかという、
後で行動に繋がるような発見がそこに書かれることになるので、
そこが行動改善に繋がるんだなということを気づいて、
日誌そのものは、
あまり価値がないとは言わないですけど、
それよりも日記に書かれる部分の方が、
より行動を改善するパワーがあるなということに気づいて、
なるべくうまめに書くようになったというところが、
引き続く力を育てる役だったのかなというふうに、
振り返っていますね。
まてぃ
なるほど。
それを明確に認識して、
仕事に生かし出したのって、いつ頃からって、
記憶はありますか?
大橋 悦夫
そのときに、バイトで入力のアルバイトがあって、
何地に行ってもいいんですけど、
不動産屋さんの入力のアルバイトだったんですけど、
件数に応じてお金がもらえるわけですよ。
そうなったら、件数をなるべく時間あたり、
たくさん入力できたほうがいいので、どうやったら短い時間で、
効率よく入力できるかというのを、まさにストップウォッチで、
測りながらやってたんですね。
そのときにまさにそれは、もらえるお金に直結するので、
ここからこういうふうにやると早いとか、
こういうふうにやると効率が悪いとか、
まてぃ
というのをメモっていました。
大橋、いつもは学生時代から即立してたんですね。
大橋 悦夫
でも、これはみんなやってるだろうなと思ってたんですよ。
だってお金増えるわけじゃないですか。
まてぃ
増えますね。増えますね。
今まで振り返りながらお話を伺ってるんですけど、
大体が大学生時代なんですけど、
気づきの力とか日記や日誌の使い方によって、
自分の身を立てるっていうことに、
何年か経った後にそれが繋がっているわけなんですけど、
それを自分の強みとして認識したのは、
働き出してからですかね。
そうですね。
明確に仕事に使えるスキルとして認識したのはその頃ですか。
そうですね。会社に入ってから、
大橋 悦夫
相変わらず手帳を使ったりとかで、
記録マンをやってたんですけど、
周りを見回したら、そういうことをやってる人が少なかったんですよね。
そうした時に、あ、そうか、これみんなやってないんだっていうことに、
そこで気づいて、やったらいいのにと思いながらも、
でも、勧めてもやらない、なかなかやらないと、
いや、俺はいいよみたいなこと言われるので、
これは多分価値になるなということは何となく思ってました。
価値になるなって思った時に、
何か自分が、
まてぃ
価値になるなって思った時に、
思った時にそれが仕事になるってその時を考えていたり
されましたか。
大橋 悦夫
そういう意味では会社は非常に感謝していることはですね、
社内でのスキルアップの取り組み
大橋 悦夫
社内研修という仕組みがあって、
毎月1回電車会議というイベントがあったんですけども、
午前中は電車員が集まって、
1ヶ月間のレビューをするみたいなそういう会議なんですけど、
その日の午後はですね、
自分の業務でやっている、
例えばプログラミング言語とか、
いろんな技術の知識を持っている人がいるので、
そういう人が社内セミナーという企画をして、
私はこういうことについて教えられますということを、
人事部かな、そこに出すと、
じゃあこういうセミナーをやってくださいというふうに、
人事部がそういうのを管理してくれたんですけど、
そこでExcel VBAのセミナーとか、
そういうセミナーで発表する場があると、
自分が持っている、得意にやっていることを、
分かりやすく教えるということをまとめる機会になるじゃないですか。
そういうところで発表して、
みんなから別にお金もらわないわけではないし、
無料の講師なんですけれども、
でもそれで賞賛してもらえるし、
あと自分の知識を整理する場にもなるので、
これでちゃんと喜んでもらえるんだなという、
ところですかね。それが大きかったと思います。
まてぃ
その場があったのがすごいですね。
大橋 悦夫
そうです。これは本当に会社に感謝しています。
まてぃ
そういう場がなかったら、
人前に出すことってなかったかもしれないですよね。
大橋 悦夫
そうですね。
多分ニュース系の人は特に教えたがりな人が多いので、
そういう何か機質も影響していたと思いますね。
社風にも通じると思いますけど。
まてぃ
エンジニアの方ってテックブログとかを書いたり、
社内で勉強会されたりとかよくされてますもんね。
はい。
それを会社員の時になさって、
社内でもセミナーをやったり、
研修で自分の強みを表に出す、
言語化したり資料を作ったりして人に話すことで、
自分でも認識されたじゃないですか。
そういうのがあったから独立されたんですか?
それを仕事にしようと思ったきっかけって何かありましたか?
大橋 悦夫
そうですね。
独立への思いと決断
大橋 悦夫
会社を辞めようと思ったのはあまりにも激無というか、
一番ピーク上は朝9時から5時45分が定時なんですけど、
だいたい早くても24時、
遅いと28時とか29時とか、
もう明け方3時4時ですよね。
まで会社にいたので、
これはさすがにちょっとね、
その当時はまだ睡眠4時間5時間でもなんとかなったんですけど、
もうこれこのまま続けたらまずいなと。
実際腰と背中を痛めたんですよね。
ずっと同じ姿勢でパソコンに向かっているので、
その時に体まで壊してしまったらさすがにまずいなと思って、
辞めようと思ったんですけど、
その時はまずは辞めることが優先で、
次どうしようって全く考えられなかったので、
辞職後の仕事探し
大橋 悦夫
辞めることが最優先で辞めてみて、改めてじゃないでしょうかと思った時に、
そうだ、そういう自分が得意でできることを教えるっていう、
生きる道があるなというところで、
その方向に行こうと思った感じですかね。
まてぃ
その辞める経緯は、
本当にもう辞めるしかなかったと思いますけど、
自分の得意なことが分かって辞められたのは、
最大の不幸中の幸いでしたよね。
そうですね。
その得た自分の知見というか、
自分に対する知見を仕事に生かすことができる人、
できない人がいるじゃないですか。
その大橋さんの強みって、
すぐにその強みを商売にして、
それで食べていこうって言ったとしても、
それの入り口になる場所に立たないと、
まずお金にならないじゃないですか。
そこはどうやってそういう仕組みを、
仕組みというかその場に立ったんですか。
入ってくる流れを作ったって言った方が、
大橋 悦夫
分かりやすいですかね。
会社を辞めてすぐにやったことは、
人材派遣会社に訪れてですね、
そこで仕事を紹介してもらう場所じゃないですか。
今となっては当たり前のことなんですけど、
当時は2000年だったんで、
まだ派遣で仕事をするということが、
あんまりこのメジャーじゃなかったんで、
その時にドキュメントを作るのが得意という話をしましたけども、
処理を作るのがですね。
マニュアルを作る仕事が得意ですと言ったんですよ。
そうしたらちょうどシステム開発の、
自宅でシステム開発する会社があって、
そこでシステムを作ったら、
ユーザーの方に使ってもらうためにはマニュアルが必要になるので、
このシステム開発の現場に入って、
システムのマニュアルを同時に作っていくという、
言われて、そこで入っていったのが最初の仕事だったので、
そういう意味では、前回の話で行くところの、
このシステムは派遣会社に提供してもらったわけですよね。
お金にするというのはなかなか難しいので、
派遣会社に登録することによって、
派遣会社に行ってみたら手数料を払ってる、
僕が払ってるわけじゃないですけど、
それでその仕事をさせてもらって、
その中であの人はこのマニュアルを作れるんですねと。
そういう意味では、システム開発をする現場って忙しいので、
ちょっと今、マニュアルよりもこのテストの基礎が足りないから、
お客さん手伝ってくれということで、システムのお手伝いもできたので、
そういう意味では、いろいろできると役に立てるんだなという発見もありながら、
仕事をしていただくのがありますね。
出版のチャンスを掴む
まてぃ
それで派遣のお仕事をされた後は、
知り合いの方に声をかけていただいて、
会社でお仕事されてたんでしたよね。
大橋 悦夫
はい、そうですね。一方で会社に入るときに思ったのが、
本を出してみたいという気持ちがあったんですね。
出版をしたいと。
出版するというのはどうしたらいいかというと、まず人脈だなと。
ちょうどライターになろうという社会人向けのセミナーがあって、
それは夜行われているセミナーなんですけど、
そのセミナーに参加して、
そこに参加したときにライターを目指している人、
将来も出版したいと思っている人が集まっていたんで、
そこで同じような仲間がお待ちになったんですけど、
編集プロダクションの社長と知り合いですよという人が来てたんですね。
なので、その人と飯を交換した後に、
その人に編集プロダクションを紹介してもらって、
それがちょうど僕が住んでいる近くに事務所があったので、
すぐ行って、行ったらたまたまですね、
出版企画なんだけれども、著者の人が体調を崩してね、
その企画自体が止まってしまっていたのがあったんですけど、
じゃあ、わしさん、この人とお二人で協調になるけれども、
この企画を進めてもらえないかというふうに言われて、
やってみたら、給民している企画をリブートする形で、
その出版企画に乗ることができて、
最終的に会社を辞めたのが4月だったんですけど、
8月にはそのほうが出たんですよね。
なので、これは非常にリギナーズラックではあるんですけど、
でも、そういった行動したことによって結果が出たので、
ここで言えるのは、行動したから結果が出たというのはあるんですけど、
それ以上に、こういうふうにすれば必ず効果が出るというよりは、
必ずどこかにそういうチャンスがあって、
よく芸能人の辞典を読んでいると、
ウィキペディアとか読むんですけど、
そこにたまたま主演が退職したりとか、
ちょっと舞台に行くのに渋滞で捕まって、
出演できなかったという時に、
たまたま控えだった人が出演できて、
チャンスをものにするみたいな話ってあるじゃないですか。
そういうのってすごくあるので、
そういう類のチャンスだったんだろうなと思っているんですけど、
そういう意味では、自分のバリューを見つける以上に、
チャンスというところをうまく掴めれば、
うまくいくというのもあるので、
ここばかりはどうやったらチャンスを見つけられますかというのは、
ちょっと再現できないんですけど、
そういうこともあるということはあるかなと思いますね。
まてぃ
その話すごいですね。
大橋 悦夫
出版ができたことは本当に、最初はたまたまだったんですけど、
それによってその編集者さんとつながって、
また次の本も出すことができたので、
ということは派遣の仕事もやっていたし、本の仕事もしたので、
チャンスを見つける
大橋 悦夫
いろんなことをやって、外れることもあれば、
当たるものもあったというところなんですかね。
まとめると全部成功はしないので、
とにかくできることはいろいろ試して、種をまいておくという感じですかね。
そうですね。
まてぃ
大橋さんが出版されたのって、
ブログの後かなと思っていたんですけど、
大橋 悦夫
ブログよりも本の方が先だったんですか。
そうなんです。
最初の本はそんなに売れなかったので、
まてぃ
僕の中では暗黒時代という風に封印しているんですよね。
ブログはどのタイミングで始めたんですか。
大橋 悦夫
最初の本を出したのが2000年の8月なので、
ブログは2005年に始めたので、
一応5年間のタイムラグがあって、
その後のブログ経由で出版が決まったのが2006年なので、
だから公式には2005年以降、
僕は表で話すことにしていて、
それより前の時代はあまり話さないようにしているというのがあります。
まてぃ
まだまだ突っ込みたいところはいろいろあるんですけども、
ちょっと今日この辺でまとめに入りますかね。
はい。
そうすると今日のテーマは、
どうやって自分なりのバリューを見つけていくかというところで、
今の大橋さんのスタイルの原点は、
大学時代のスケジュール管理から始まっているというところから
まず始まったんですけども、
ご自身としては今日のまとめとしては、
どんな風に自分のバリューを見つけたという風に言えると思いますか。
すごい短くまとめると。
大橋 悦夫
一番分かりやすいのは、
入力のバイトの話をしましたけども、
完全にやればやるほどお金が増えるという分かりやすい
ご褒美があったから矛盾になったと思うんですけど、
やればやるほど何か結果がついてくるという何かがあった時には、
それに押し込むことなのかなと。
つまり、やっても効果が上がるか上がらないかが
判別できないと、結果が確認できないと、
多分次も頑張ろうとかって気持ちにならないと思うので、
アルバイトなんてまさに仕組みの中に組み込むことになるんですけど、
バリューの見つけ方2
大橋 悦夫
自分はね。
そういう仕組みの中で、つまり限定された実験環境の中で
自分を試すみたいな環境に自分を見置くというのが
いいのかなと思います。
まてぃ
ですよね。今日のお話を伺うと、
やっぱり1個に集中するっていうことってあんまり
お箸なんてされないんですよね。
いつも種巻きをすごい頻繁にされてるなって印象がずっとあったんですけど、
今日も、
そんな前からそんなに種巻いてたんだっていうのが
すごく思いましたね。
大橋 悦夫
そういう意味では、大学の時の授業もちゃんと出て、
部活もやって、バイトもやってと。
でも一番目になったのがバイトだったわけですよね。
本当は大学も大学院に行こうと思ってたんですけど、
それは辞めて就職をすることにしたんですけど、
それはやっぱり記録取って振り返ってやると
お金が増えるという成功体験が多分
影響があったんだろうなと。
僕は社交ダンスをやってたんですけど、
社交ダンスをやってる人って高校時代はそんなにいないから、
大学からみんなスタートライン一緒で始めるんですけど、
4年間ダンスをやって、そのままプロになる人がいるんですよ。
だけど僕はプロにはなれなくて、
なるつもりもなかったですけど、
プロになる人がいる一方で部活だけで終わる人の方が多いですけど、
そういうのもあるので、
ダンスも授業もそんなに身にならなかったけど、
ある種種が実ったというところがあるので、
まてぃ
多分それも種巻きなんでしょうね。
そうですね。本当にABテストばっかりされてるみたいな感じですよね。
バリューの見つけ方3
大橋 悦夫
そうか、当時はそうは思ってなかったけど、
結果的にそうだったんですね。
まてぃ
だから、
私は割と1本に集中してそればっかりやっちゃう
みたいなタイプなんですけど、
だからこそうまくいく時とうまくいかない時の差が激しいんですけど、
でも大橋さんはいわゆる分散投資で、
上がってきたものを上がってきたタイミングで
うまくすくい取って、
そこでまたABテストやって増やしていくみたいな感じのやり方が
すごく上手なんだなって思いました。
大橋 悦夫
ポートフォリオを組み替えてるわけですね。
なるほど、そうか。
確かに投資の本を読んでるとそういうことがよく出てきますもんね。
ですね。
まてぃ
ポートフォリオの組み替えとABテストの連続ですね。
大橋 悦夫
でも、
ちゃんとお金を稼いでる、成功してる人は
完全にすごいリスクのある株に
ガチで投資をして稼いでるわけなので、
それはマネーはできないんですよね。
まてぃ
あと人によってタイプがまた違いますので、
じゃあそういうことで、
今日は自分なりのバリューをどうやって見つけていくかっていう
まとめてきたわけなんですけれども、
これからそれを探したい方には、どんなとこに気を付けると
自分なりのバリューを見つけられるかもねっていう
もし、
大橋 悦夫
ポイントみたいなのがあれば。
1日の終わりにその日にやったことを振り返って、
できればその日にやったことを書き出してある状態がいいんですけど、
例えば、5つ今日何かやりましたと。
うち、明日もこれやりたいなと思えるもの、
一番やりたいと思えるものが多分、
自分にとってバリューになる可能性がある高いものだと思うので、
それでまずは簡易にテストができると思うので、
何かやらなきゃいけないからとか頼まなかったからとかね、
やるべきだからやったことっていうのは多分、
明日はやりたいとは思わないはずなので、
それで選別としていくっていう感じじゃないでしょうか。
まてぃ
本当に毎日がABテストってすごいですよね。
大橋 悦夫
あんまり短期間だと見誤る可能性もあるので。
まてぃ
そうですよね。
だから振り返りの期間が定期的にあると良さそうですよね。
収入の集計方法
まてぃ
週時とか月時とか、
3ヶ月に1回とか年に1回とか人それぞれだと思いますけど。
大橋 悦夫
そこは日毎に、
フリーランスの場合は収入が一定しないじゃないですか。
そうすると今月はいくらだったっていうのは、
そこは毎月僕は集計していたので、
金額に対して金額が高かったとしても、
でも同じような仕事を来月もやるかっていうところが
非常にレビューになっていたので、
そこは一つ基準かなと思います。
ということで今日はこれで終わりたいと思います。
何かご質問等ありましたら、
仕事のキャストというハッシュタグもしくは、
問い合わせフォーム概要欄にありますので、
そちらからお送りいただければ幸いです。
ありがとうございました。