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2023-04-29 26:17

077:ひとり事業って何が必要だと思う?

バリュー、システム、クレジットについて
大橋 悦夫
大橋です。こんにちは。
このプロジェクトは、一人事業を実践している大橋とマティの2人の実体験をもとに、
一人事業を楽しくするヒントとアイデアをお届けします。
今回のテーマは、「一人事業って何が必要だと思う?」というテーマについてお話をしていきます。
このテーマはマティさんからなんですけれども、これについて詳しくお願いできますか?
まてぃ
はい、皆さんこんにちは。マティです。今日もよろしくお願いします。
今日は今、大橋さんからもありましたけれども、
一人事業って何が必要だと思う?っていうテーマについて、ちょっとお話を大橋さんに伺っていきたいと思います。
これどうして私が伺いたいかというと、私は会社員を19年間やってきたんですけれども、
いつか独立したいっていうのがずっと頭の中にあったので、
会社員をやっている時に、一人で会社を回すために必要な知識と経験を積みたいってずっと思ってたんですね。
その時に頭の中にあったのが、人、物、金の3つをどうやって回すか。
それを回さないと企業は成り立たないので、
一人でもできる方法とか知らないといけないことって何だろうっていうのをずっと考えてたんです。
でも、ある日、今年の1月に大橋さんがブログで記事を書かれていた
バリューシステムクレジットっていう仕組みを大橋さんは自分の事業をされる上で考えていらして、
その記事を読んだ時に、なんて分かりやすいんだ。
さすが20年選手と思ったわけなんですね。
なので、その辺について今日は詳しく伺えたらなと思っています。
ということで、どうですかね。
いきなりですけど、このシステムはどういうきっかけで作ったんですか。
大橋 悦夫
そもそもこの図はですね、僕の観点オリジナルというわけではなくて、
そろそろ会社を辞めようかなと思っている人に、
一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないかという、
すごい長いタイトルの本がありまして、
この本がですね、数年前に出て1回改定版が出てですね、
改定版の方を参考にしていて、
でもどっちにも載っている概念で、
バリューシステムクレジットというね、
独立として事業を始めるときには、
この3つが大事ですよというふうに書かれていたんですね。
それぞれを簡単に説明すると、
バリューというのは、いわゆる商品とかサービスですね。
それぞれの得意分野
大橋 悦夫
何を売るのかという。
その売るものが決まったら、次にシステムとして、
販売システムですね。
どのように売るのか、どこで売るのかと。
今であれば、例えば自分でですね、
物理的なものといえば、何かお店を立たさなきゃいけないということなんですけど、
デジタルコンテンツであれば、
プラットフォームといって、インスタとかね、
そういったところに出せば、
もうそこで広告収入とか、
企業案件とかあればそこで収入が得られますよね。
それを一からするのは大変なので、
その通料を払ってでもプラットフォームを使うというのもいいのかなと。
それが3つ目のシステムと。
3つ目のクレジットというのが、
あなたは誰ですかと、なぜそれをしているんですかと。
そういうのを知ってもらわないとですね、売れないわけですよね。
YouTuberの人がなぜ売れるかというと、
普段からですね、情報発信をして、
この人の言うことは正しいなとかね、
面白いなとか、役に立つなと思ってもらえるからこそ、
その人に興味を持たれて、
それがその結果としてですね、
この人の言っていることをもっと深く知りたいなと思ったときに、
お金を払ってその人のサービスを買うという流れになるわけなので。
この3つが全部等しく重要なんですよね。
特にバリューが得意ですとかね、
クレジットが得意ですとか、
システムが得意ですとか、
それぞれ得意が偏っていることもあり得るわけで、
実は僕自身はですね、一番得意というか好きなのがシステムなんですよね。
近日中時間があったらですね、
何やってもいいよと言われたら、
ずっと仕組み作りに触っていきたいなと、
なるべく人に合わずに、
こう思っていきたいなというふうに思う感じなんですよ。
一方で商品作りが好きですと、
それはもうクリエイターですよね。
仕組みとかね、そういうことを考える暇があったら、
1枚でも多くの絵を描きたいとかね、
1行でも文章を書きたいとか、
いう人はクリエイター、クリエイションが好きだと得意だと。
一方でクレジットっていうのは、
簡単に言うと、今で言ったらですね、
ブログとかSNSで発信をするということですよね。
そこで人と関わって交わっているのが好きと。
だからパーティーとかが好きっていう人は、
クレジットに興味がある、得意な人だと思うんですよ。
独特のバリューが必須
大橋 悦夫
マディさんはどうか分からないんですけど、
僕はあんまりパーティーとか得意じゃなくて、
できれば家にいたいので、
なんでわざわざ電車賃払って、
どこか人が集まる場所に行ってね、
計画されていない雑談をしなきゃいけないんだと、
いうところで、非常につまらない人なんですけれども。
逆に、僕はパーティーとか行ってる時代が、
頑張って行った時代があるんですけど、
その時に思ったのは、
僕と似たような感じの人にも関わらず、
人だかりができる人もいるわけですよ。
それはなぜかというと、
その人が独特のバリューを持っているからなんですよね。
過去にすごく有名な商品を手掛けたとか、
レアな体験をしたとかね、
あるいはレアな体験をしている進行中、
進行でしている人とか。
バリューを高めることの重要性
大橋 悦夫
そうなったら、結局何が大事かというと、
コツコツとバリューを高めることなんですよね。
そうすれば、おのずとクリジットが向こうからやってきてくれるので、
自分から頑張って発信をしなくてもね、
この人はすごい人かなというふうに、
紹介してくれる人が出てきて、
そういった形でクリジットが生まれると。
そう考えると、自分で頑張って情報発信をしなきゃいけないものでも、
必ずしもなくて、
バリューだけあればいいかというと、そうでもなくて、
それをちゃんと伝えるための仕組みも必要だったりするので、
じゃあどれからやったらいいんだろうというところが、
まずは最初にぶつかる壁かなと。
まず質問ですけど、
マティさん、この3つの図を見た時に、
一番自分にとって何が必要と思われました?
まてぃ
私もクレジットだなって思ったんですよね。
私も大橋さんと同じタイプで、
仕組みづくりが大好きなので、
人がいなくても一人でずっと何かしているのが好き。
だからそれはいつまでもやってられるんですけど、
それゆえに、
信頼が外部にたまっていかないという悩みはありましたね。
実際にちゃんと会ったことがある人とか、
身近にいる人にはもちろん信頼を得ることができるんですけど、
不特定多数の人の信頼を得ていかないと、
一人事業をやる時って顧客をどうやって集めてくるかっていうのが
すごく課題になるので、
お部屋でずっと何か作っててもしょうがないなっていうのは、
大橋 悦夫
さすがに学びましたよね。
自己表現の方法としてのブログ
大橋 悦夫
その時に、
僕自身がブログで、
割とこの名前を知ってもらえたっていう経験があってですね。
それはどういうことかというと、
こもって仕組み作りをしている時の楽しさを感じているはずなんですよ。
この楽しさを何らかの形で、
人に伝わる形で伝えればいいのかな、
伝わる形で表現していけばいいのかなと。
それがブログだったんですね、僕にとってはね。
その時に僕は、
単純にこんなに楽しいことがあるのに、
なんでみんなやらないんだ、もったいないじゃないかと、
そういう気持ちで書いていったんですよね。
なのでその時に、
これをすると最終的に売上に結びつくとかね、
そういう下心が当然少なからずあるんですけれども、
それだけだと多分ね、
ちゃんと売れるような文章を書かなきゃいけないとかね、
売れるような文章を書けるまで出してはいけないみたいになっちゃって、
いつもだって発信ができないじゃないですか。
自分に合ったアプローチの見つけ方
大橋 悦夫
なので、
今この楽しさをどうしたら人が分かってくれるだろうかと、
そういう気持ちが持てるものを、
まず自分の中に見つけることかなって思いますね。
僕は、
割と一眼とかまでは買わないんですけど、
写真を撮るのが好きなんですよ。
もっぱらiPhoneで撮ってるんですけど、
その時に、
ハッとした風景とかをね、
写真撮る時に、
こんなにね、
例えば夕暮れ時とかの、
一番光の加減がいい時が僕好きなんですけど、
みんなね、
素晴らしい風景が今目の前に展開しているのに、
なんでみんな立ち止まって写真撮らないんだろうと、
いう風に思いながら撮ってるんですよね。
だからそういう風に、
必ず誰しもですね、
なんでみんなこんなに素晴らしいものがあるのにやらないんだと、
いう風に感じるものを、
なるべくこう、
その場で過ぎていってしまうので、
それを記録に残していくというかね、
写真であれば写真が残りますし、
文章であれば文章でSNSで発信してもいいんですけど、
それを、
いやでもこんなこと言って馬鹿じゃないのと思われたら嫌だなと、
恐れもあるんですけど、
それを物ともしないようなこともきっとあると思うので、
最初はね、
いやこんなこと今更と思われるかもしれませんが、
とかね、
アホかと思われるかもしれませんが、
っていう真っ赤なことを捨てたりとなると思うんですけど、
言わずにね、
いきなり本題から入れるようになったら、
多分それはもう自分のバリューになっていると思うんですね。
そういうものを見つけることが、
まず最初の一歩かなと思いますね。
まてぃ
その好きなものを見つけて、
それが繋がったっていう、
なんか一人事業をやりたい方って、
やっぱりそういう出発点の方って多いと思うんですよ。
いろんな出発点があると思うんですけど、
でもそれを実際に、
じゃあお金にどうやって繋げていくかっていうのが、
すごく難しいと思うんですね。
大橋 悦夫
はい。
まてぃ
で、それを大橋さんは何がきっかけで見つけられたんですか?
大橋 悦夫
一番最初に、
このブログって無料でやってたわけじゃないですか。
はい。
で、当然だから、
どの記事も無料で読めますよと。
で、ある時、
セミナーやりますっていう風に言って、
セミナーやった時かな。
まてぃ
はい。
大橋 悦夫
そうなんですか。
そう。
それをすると、
結局無料で読めているのだから、
別にお金払う必要ないんだけど、
でもその段階までに、
この人の話はお金払っても聞いてもいいぞと思ってくれる人が
一定数いてくださると。
そこはでもね、
バリュー・クレジット・システムの流れ
大橋 悦夫
最初はすごい怖いですよ。
まてぃ
そうですよね。
大橋 悦夫
誰も集まらなかったらどうしようみたいなね。
うんうんうん。
ところがあるので、
そこはええやとやるしかないんですけど、
うんうんうん。
でも幸い、
最初はですね、
会場提供とか協力してくれる会社さんの付き合いがあったので、
はい。
なので会場費がかからなかったわけですよ。
うんうんうん。
代わりにその会社のパンフレットとかを、
そのセミナーの参加者の方に配らせてもらうというね、
まてぃ
うんうんうん。
大橋 悦夫
形でセミナーやって、
で、その時ね、
そうだ、思い出した。
その時のセミナーは無料だったんですよ。
おー。
うん。
参加費無料で、
その会社がスポンサードしてくれたという形ですね、
結果としてね。
うんうんうん。
でもそれは考えてみると、
この企業にとって、
この人を呼べば人が集まるという風な価値が、
つまりバリューがあったから、
そういうことが、
つまりシステムを提供してもらえたと思うので、
うんうんうん。
ということは、
僕は何をしてたかというと、
その読者を喜ばせるんだけど、
でもその喜ばせる先のキャッシュポイントは企業だったわけですよね。
まてぃ
なるほどー。
大橋 悦夫
でもそれは別に狙ってやったわけじゃなくて、
結果として声掛けをもらったので、
あ、そうか。
これって価値なんだって言われて気づいたってことがあるので、
うんうんうん。
だから僕はね、
あんまりこれは価値だろうって、
自分であんまり気にしないというか、
考えない。
まてぃ
なるほど。
じゃあ最初は企業を相手に、
そこから始まったんですか?
その後も企業向けにお仕事を増やしてたんですか?
大橋 悦夫
いや、
そこは、
でね、
普通はそうなるんですけど、
僕はあんまりこの企業さんと一緒にやるっていうのは、
何て言うんだろうなー、
企業としては、
ちょっと言ってしまうと、
まてぃ
取り替え可能なパーツという風な見なされがちかなと思ったので、
大橋 悦夫
パーツになるんだったらそれって会社員と同じだなと思ったので、
むしろ、
集まってくる人が、
毎回この人参加してくれるなーという、
常連の人がね、
現れてることに気づいたので、
そうした時に、
毎回集まってくれてるから今度は僕が自分でね、
有料になるけれども、
こういう人たち相手に話ができたらいいなという気持ちで、
その気持ちに導かれるようにして、
自分で住みながらやるという風になっていったので、
この辺りはですね、
クレジットなんですよ。
まてぃ
そうですよね。
この時点では、
バリュー・システム・クレジットの順で言うと、
大橋さんはクレジットが最初にできたってことですかね?
大橋 悦夫
最初にブログの発信をしたのがバリューですよね。
はい。
それを見た企業の人が、
システム提供するからここで話してと、
お客様は無料で参加できるセミナーだよと、
代わりにうちのチラシを配らせてねと、
いうウィンウィンなところでやってたんですけども、
その中で、
僕とそれから受講者という関係づくりがそこで行われたわけですよね。
そうすると、
この人たちにこういう情報を発信すると喜んでもらえるんだなということに気づいたので、
そこがフィードバックされて、
バリューに戻ってきて、
こういう情報を発信しようとやっていくうちに、
自分で主催のセミナーをするようになったと。
企業との関係性の変化
大橋 悦夫
つまり、自分でもシステムを持っているようになったという流れですね。
まてぃ
なるほど。これで3つの三角ができたってことですよね。
そうですね。
バリュー・クレジット・システム。
なるほど。
もともと起業されたときは、
ご自分のセミナーをやろうという思いってお持ちだったんですか?
やりたいなとか、
こんなのやれたらいいなとか、
大橋 悦夫
そういう思いってありましたか?
細かい話をすると、
僕は2回起業しているんですけど、
1回目は最初の会社を辞めたときに、
派遣社員として仕事を始めたんですけど、
そのときは派遣社員なんで、
ほぼ会社員と同じで、
9時、5時で会社にある派遣先に通って仕事をするというところで、
そのときは本当に起業案件ばかりですよね、当然。
そうですね。
やっていく中で、
でもこれって契約形態が変わっただけで、
会社員と一緒じゃんというふうにちょっと悩んでしまってですね。
そのときにたまたま知り合いの人生で、
マーケティングの会社ですね、
ウェブサイトを制作するとかそういう会社に声をかけられて、
最初の会社側のIT、システム開発の仕事をしていたので、
システム開発の知識がある人をしているんだということで、
社長を紹介してもらって、
副業OKな時代
大橋 悦夫
でもそのときにはですね、
既に僕は一人法人として仕事をしていたので、
契約社員だったらいいけど、
正社員は無理ですよって言ったんですけど、
その社長が割と大らかな人で、
別に自分の仕事をしてもいいから、
正社員として入ってくれと。
だから今で言う副業OKな状態で、
入らせてもらったのが2社目だったんですよ。
だからそういう意味では、
自分の法人はそのまま継続して続けていたんですけど、
その2社目の会社でも仕事をさせてもらったっていう、
ダブルワークな時期があって、
そこでウェブサイト制作とか、
ちょうどそのときがブログブームのちょっと前の時期だったんですよね。
ちょうどココログとかができる前直前ぐらいの状態。
懐かしいんですけど。
ブログでB2Cの仕事を開始
大橋 悦夫
そのときに正社員の仕事で、
ウェブサイト制作とか、
ウェブサイトプロモーションとか、
そういう仕事に携わらせてもらったので、
そのときにブログっていいなという、
そこに可能性を見つけて。
実はその以前も、
2001年ぐらいに、
インターネット老人会的な話ですけど、
ウェブ日記というブームがあったじゃないですか。
まてぃ
ありましたよ。
私も老人会の一員なのでよくわかりますよ。
大橋 悦夫
日記エンジンとか、日記サイトとか、
そういうところに日記を書いちゃー更新報告という、
今で言ったら手回しミシンみたいな、
フィード登録とかがないので、
手動で日記を書いたと報告すると、
そのリストに上がってきて、
そこからみんな読みに来てくれるという、
極めて牧歌的な時代があったんですけど。
ネットに情報、文章をアップするということは、
昔から馴染んでいたので、
ブログっていうのは、
結局ウェブ日記なんだなと思い出して、
その正社員の会社は、
実はもう1年ほどで辞めてしまいまして、
そこから2回目の、
だから言ってみたら、正社員を辞めたから、
元々やっていた1人の事業に戻ったというところなんですけど、
それが今のブログの仕事というのを始めたタイミングだったんですよ。
それまでは企業向けの仕事で、
ある意味誰にも知られずに、
粛々と傭兵のようなことをしていたわけですよね。
それがブログを書くことによって、
本名を出すことによって、
バリューからのビジネス創出
大橋 悦夫
その結果、出版にもつながりましたし、
セミナーにもつながったということはありますね。
なので、事実上の2回目の起業が、
そういったB2Cみたいな仕事をする方向転換になったのかなと思います。
まてぃ
なるほど。
そこからずっとB2C、
大橋 悦夫
基本的にはB2Cがメインでお仕事されているってことですかね。
まてぃ
そうですね。ほぼ8割以上はB2Cですね。
なるほど。
これは本当に人それぞれの進み方があると思うんですけども、
これからこのバリュー・システム・クレジットを、
自分はどこが足りなくて、
どこからやればいいんだろうって考えるときには、
どんなところから考えるといいと思いますか。
今まさに取り掛かりたい方の場合。
大橋 悦夫
やっぱりバリューでしょうね。商品の核になるので。
それができない限り、
畑で言ったら、何を育てるかが決まらないと、
どんな畑にするかってシステムも作れないし、
どんなお客さんを相手にするかっていうね、
いちご好きな人なのか、白菜好きな人なのかっていうのは決まらないじゃないですか。
まてぃ
決まらないですね。
大橋 悦夫
逆に白菜作ってくれませんかって言われたら、
それは企業案件なんですよ。
そうですね。
私は別に白菜作りたくないけど、
結構いい金額で提示されたから、
仕方なく白菜を作るってやると、
それはせっかく起業したのにっていう気がしますよね。
まてぃ
そうですね。
大橋 悦夫
確かにね。
まてぃ
だから誰を相手に、自分が何をしたいかっていうのを決めて、
商品の核になるもの、つまりバリューを作るっていうところから、
まずは今自分ができてるかどうかを見て、
始まってるのか始まってないのかも判断した方がいいよっていうことですかね。
大橋 悦夫
あとは、これはマッティさんも分かると思うんですけど、
自分が困ってることに注目することなのかなと思っていて、
世の中のサービスの大半は、
誰かの困ってることから始まってると思うんですよ。
それは、誰かの困ってることを、
こういうことみんな困ってるだろうなって作るんじゃなくて、
まず自分が困ってましたと。
自分の困りごとを解消するというところがスタートになって、
自分みたいな人って絶対世の中にいるわけですよ。
そういう人に伝えていくことによって広がっていくもんだと思うし、
僕もタスクシュートというツールを販売してますけど、
これも僕自身が困っていたから作ったわけですよね。
なので、これをやったら売れるんじゃないかっていう、
そういう考え方も大事なんですけど、
まず自分が何に困ってて、
それをどう解消したかっていうところにヒントがあると思うんですよね。
まてぃ
本当そうですよね。
大橋 悦夫
まさにこの1回目の、前回のポテキャストを配信する直前に、
ハテナの創業者の近藤さんという方がいらっしゃるんですけど、
近藤さんがこのリッスンというサービスをリリースしたんです。
ちょうどだからもうこのポテキャストを配信する2日前ですね。
リリースしていて、でも本当にこれってポテキャストやってる人にとっては、
これ昔、この話したけどいつだっけみたいなことを探そうとすると、
膨大な音声だから、
どうやって探すんだ問題っていうのがあって、
これをもう糸も簡単に解決してくれてしまったじゃないですか。
まさにこういうことだなと思いますね。
ひとり事業に必要な要素
まてぃ
そうですよね。
これによって大橋さんと私の中では、
ハテナの近藤さんやっぱりすごいみたいにグーンって株が爆上がりして、
つまり私たちにとっての近藤さんのバリューが高まったわけですよね。
大橋 悦夫
もともと高いんですけど、そういうことですよね。
こうやって近藤さんのことを紹介しているというのは、
関係づくりをしていることになりますよね。
つまり近藤さんのクレジットは上げているわけですよ。
まてぃ
そうですね。
じゃあちょっといろいろお話ししてきましたけれども、
今日は一人事業って何が必要だと思うっていうところで、
バリューシステムクレジットっていうお話をしましたけれども、
最後にまとめとして、
今から一人事業をやる、もしくはやっている方で、
自分は今どこにいるんだっけって迷っている方がいたら、
このシステムをもとに大橋さんはどんなお声をお掛けしたいですか。
大橋 悦夫
そうですね。
今回概要欄に載っている記事と、それから図ですね。
すいません。
まてぃ
丸の中に入っている言葉を簡単に読み上げてもいいですか。
はい。
大橋さんに読んでもらった方がいいかもしれないですね。
順序があるんで。
大橋 悦夫
じゃあ改めてこの図を説明するとですね、図を見ながら聞いていただきたいんですけど、
真ん中に一人事業というサークルがあって、
これを取り囲むようにして三つの大きなバリュー、システム、クレジットというのがあるんですけど、
このバリューとシステムの間にですね、商品作りというのがあるんですね。
これは自分のバリューをですね、商品という形にして、
つまりそれはシステムに載せられる形に変えるという風に言ってもいいと思うんですよね。
それが商品作りですと。
今度はバリューとクレジットの間にはですね、情報発信というサークルがあって、
これは自分のバリューを伝えていくという、
つまりこの自分のバリューを伝えることによって信用を得ていくと。
この人はこういうことが得意なんだな、こういうことが専門なんだなということが伝わると。
その時にどういう情報を伝えるかということと、
それからどういう風に自分の商品を伝えるかというのは、
その間にクリエイションというのがあると思うんですよ。
よくクリエイティブな活動とかって言うんですけど、
これは自分の価値を人に分かる形に変えて伝えるとか、
あとは自分の価値を目に見える提供可能な形に変えるとか、
その形を変えるということだと思うんですよね。
このクリエイションというのを普段からやっている人は、
当然商品ができるし情報発信もできるので、
一番この一人事業を抵抗させる上では近いところにいるということになると思うんですけど。
それをまずは確認になるんですけど、
でも続けていこうとすると、一回売れただけだとまた売れるためには、
今度はシステムが大事になってきて、繰り返し買ってもらえるようにしなきゃいけないと。
例えば、マティさんもAmazonとか楽天とかで買い物をすると思うんですけど、
あれはショッピングカートの仕組みがあるから、
安心して買い物ができるわけで、
それを毎回メールで、商品番号35番のこの商品をこの住所に送ってくださいとかって、
毎回メール届くと面倒くさくて仕方ないじゃないですか。
なのでそういう仕組みですね。
どの部分が共通でどの部分が毎回違うかっていう定数と変数を切り出して、
その仕組みを作っていくということも大事なので、
情報発信の重要性
大橋 悦夫
そういう仕組みが実はなくて、
ほとんど企業から言われるようにやってますよという人は、
技術上その仕組みがないことになるんですよね。
なので、何らかの形でその企業がアクセスをしてきたときに、
このフォームに入れてくれたら延長しますよとか、
延期しますよみたいなそういう仕組みを作ってしまうことで、
やり取りを減らせますよね。
そういうふうな仕組みがあるかなと。
あるいはプラットフォームを使ってもいいんですけど、
プラットフォームを使っている人も手数料を取られているので、
果たして今後もこのプラットフォームに依存していいのかと。
仮にこのプラットフォームが手数料を投げ出すよって言われたときに、
こんなに投げ出されたら利益が減ってしまうじゃないかと思ったときに、
やっぱりこの独立をしたくなると思うんですよね。
そうですよね。
そうなったときに、仕組み作りが実はヒュームなんじゃないかということに気づいたりすると。
クリエーションも仕組み作りもできているよと、
だけどなかなか人が集まらないんですよと。
それは圧倒的に知られたいものが原因の可能性があるので、
情報発信が大変なかもしれないなということで情報発信をするという。
あるいは、いわゆるインフルエンサーみたいな人に紹介してもらうというのも一つのやり方なんですけど、
個人的にはそれは物場の剣だと思っているので、
正しくない形で紹介されてしまう可能性もあるので、
それを防ぐためにもこのバリューに基づいて情報発信を自分でしていくことが大事かなと。
関係作りのポイント
大橋 悦夫
自分のことをよく知ってくれる人に、ちゃんとこの社はこういう人だから、
あなたに会いたいですよというふうに紹介してもらうとかね。
そういう紹介してくれる人を全面的に作るというのも関係作りだと思うので、
そういう関係作り面が弱いのかなという人がいれば、
そこの関係作りというところにもなってくるのかなと。
という感じで、どの部分が弱いか、あるいはどの部分が強いかというところで、
優先度を考えたらいいかなというふうに思います。
まてぃ
ありがとうございます。
私もこの図を本当によく参考に拝見しているので、
ぜひこれを聞いてくださっている方も、今自分が弱いのはどこなのか、
強いのはどこだから、どこを補強したらうまく回るようになるかというのを考える、
参考になるといいなとお話を伺いながら改めて思いました。
大橋 悦夫
ちなみに僕自身は仕組み作りが大好きで、
相対的にこの関係作りというのはすごく苦手なので、
そこをマティさんに補強してもらっているつもりです。
まてぃ
そんなに力になっているかどうかはあれですけど、頑張ります。
ひとり事業の必要条件
大橋 悦夫
ということで、今回は一人事業って何が必要だと思うというテーマで
お話をしてきましたけれども、ぜひ何らか参考になっていたら幸いです。
もし何かご質問等ありましたら、概要欄のフォームからお寄せいただければありがたいです。
今日はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。
まてぃ
ありがとうございました。
26:17

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