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2024-06-16 10:59

【#174】ぽん太ラボ 24/6/15 #三遊亭ぽん太 #お若伊之助

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#三遊亭ぽん太
『強情灸』『夢八』『お若伊之助』どれもお見事としか。完全に一皮むけたというか、どーんとと伸びてます。
7/7シェアする落語が楽しみでなりません。

ご予約是非是非。
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00:06
はい、シェアする落語の四家です。
人情深川寄席、深川不動尊からですね、門前仲町を大手町乗り換え、
根岸でしたっけ?
池之端しのぶ亭に行ってまいりまして、ぽん太ラボでございます。
三遊亭ぽん太さん、7月7日のですね、シェアする落語、ご出演決定しております。
ということでですね、また聴きに来たわけでございますが、
まあ結論から申し上げると、前回も良かったんですけど、
今回また輪にかけて良かったですね。
もうね、どの話が良かったとかではなく、落語家三遊亭ぽん太が今伸び盛りであると、
急激なこの伸びを見せているということが、もう明らかでございます。
まくらの中でですね、今後のテレビ、ラジオ、出演予定などのお話をしていました。
ここでは僕はお話ししませんが、
っていうようなメジャーなところにぽん太さんが登場いたします。
びっくりですね。とても楽しみです。
っていうようなメジャーなところでございます。
その話題自体も非常にめでたいし、話題として楽しいんですが、それを語るぽん太さんの語り口自体が、
僕はね、なんか進化している気がする。話が面白かったというのは一番大きいとは思うんですけど、
何だろうな、話の運び方、お客さんとの呼吸の間の合わせ方みたいなところが上手くなっているっていう。
良くなるときはみんな良くなっちゃうんでしょうね。そこから『強情灸』1席目強情灸なんですけども、
この強情灸は前座の頃にやって全然受けなかった記憶があるので、しばらく全くやってなかった話なんだそうです。
でこれがね、なんでその時受けなかったのかなっていうぐらい、もう全員観客爆笑の渦みたいな感じでですね。
03:01
江戸このキレの良さ、キレの良さが間抜けさに繋がるわけですけど、がものすごくちゃんと前に出ていてすごく良かったですね。
あの唯一の不満は、箱が小さすぎてちょっともったいないなと。もっとでっかいところでもっと多くの人とこの話を聞きたいなって思わせるところがありました。
最近あの三遊亭歌武蔵師匠が『新婚さんいらっしゃい』に出て、お子さんと一緒にいろんなお子さん向けのコンテンツを見ていて、それを落語に入れたらみたいなことをおかみさんに言われて。
ジャンボリーミッキーの歌を落語に入れるっていうのをテレビで披露してたんですが、そこを上手い具合に使ってですね。また爆笑を稼ぐというですね。とっても楽しい高座でしたね。
2席目がね、僕の大好きな噺なんですよ『夢八』。これはどうなのか。最近ここの流れとしては柳家一琴師匠から春風亭一之助師匠、今の㐂三郎師匠が小太郎だった頃。
あと三遊亭朝橘師匠、橘也だった頃あたりから東京でもやり手が増えてきた。もともと上方の話でね、東京でそんなにやる人が多くなかった話だったと思うんですけど、僕は大好きなんですね、この話が。
で、その大好きな話をね、本当にこう見事に生き生きとやってくれて、多少こうと散らかってる感じがするとこもなくはないんですが、こんだけ面白いからそんなことはもうどうでもよくてですね。
とにかくこの八の、なんていうんですかね。ちょっとかわいい、かわいい間抜けさ。これはやっぱりね、江戸っ子が出てくる滑稽噺の肝になってくると思うんですけど。
これがね、もう全面に前に出ていて、もう非常に好きですね。とにかくね、生き生きとしてる。その生き生きが楽しい。で、うまいなって思うのは、ここです。『夢見の八兵衛』『夢八』も。
06:01
ちょっとその爆笑滑稽噺ですけど、ちょっとその怪しい、怪しいっていうのはなんですかね、オカルトとは言わないけど、まあそういうホラー的な要素がある爆笑話なんですよね。
で、そのホラー的な要素がある爆笑話を入れといて、ネタ出ししている『お若伊之助』に繋いでいくっていう。この辺がね、中入りを挟んでですけど、非常に面白い。いいですね。
仲入り挟んでの『お若伊之助』なんですけども、良かったですね。ネタ下ろしなのかな。鳳楽師匠(鳳志師匠?)から教わったみたいなお話もちょっとまくらでされていましたけども、まあね、気持ち悪い話ですよ。
気持ち悪い噺なんですが、落語というのは、面白かったり泣けたり気持ち悪かったりするのはもうこれ手段でございまして、一定の時間その話術だけで人を惹きつけられるかゲームだと思うんですよ。
このゲームにもうね、ぽん太さん完全に勝ってるなっていうところですね。で、それはやっぱりどこで勝ってるかっていうと、その不気味な話であるところ、あとその意外とそのお若伊之助と言いつつ、特にお若のキャラってそんなにこの話出てこないんですよね。
地語りで、まあ金持ちでわがままに育ったみたいな、その程度の話しか出てこないので、何ですかね、その筋を楽しむというよりは、やっぱりその見解とその中に出てくる人のやりとり、セリフが楽しいんじゃないかなと僕は個人的な意見ですけど思います。
そんな中で頭のキャラがすごくいいですよね。あそこで頭がその、なんていうのかな、滑稽味を出して、要はこの全体的にはもう怖い話ですから、その怖い話の中に滑稽をいい配分でぶち込んでくるところですごく引きつけられる。
いい落語になったなぁというようなですね。感じがいたしますね。やっぱりね、そこはぽん太を名乗る以上圓朝ものというところがあるんだと思います。圓朝ものじゃない圓朝ものね。三遊亭圓朝ものをというところがあると思うんですが、これはあの圓朝ものお若井之助、今やる人もそんな多くはないでしょう。
09:16
僕はあの快楽亭ブラック師匠で聞いてます。あとは誰?馬石師匠とか古今亭の人が、三遊亭より古今亭の人がやってるみたいな感じがするような感じもしますが、あの気持ち悪いけど、あらすじだけ見ると気持ち悪いけど聞くと結構聞き込んでしまうというタイプの話で、
こういうのはもっとやってほしいし、やっぱぽん太さんはこういうことができる人だなっていうのも改めて実感しましたね。そうしてあの今年7月7日にシェアする落語に三遊亭ぽん太を呼ぶことにした俺は多分偉い。
いやもう絶好のタイミングですよ。こっから11月に大きな会場の会も控えてますし、マスコミ露出も増えてくるという中で、もう7月7日に三遊亭ぽん太聞くっていうのはもうベストのタイミングですね。
お席まだ若干ございますので、ぜひこの機会に7月7日深川東京モダン館14時開演シェアする落語三遊亭ぽん太も心の底から申し上げたい。来てねということでございましたシェアする落語の四家でした。
でね、この日もう一軒行ってます。ではまた。
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