1. シェアする落語のスタンドエフエム
  2. 【#166】ちょちょら組#20 24/4..
2024-04-29 14:18

【#166】ちょちょら組#20 24/4/28

spotify
#落語 #ちょちょら組 #橘家文吾 #柳亭信楽 #三遊亭ぽん太 #立川かしめ
充実の若手落語家ユニットちょちょら組。今回もまた四人の個性爆発で大いに楽しめました。トークはアメリカ帰りのぽん太さん中心に。トリネタ信楽さんの問題作のあとは大喜利がまたいい感じの茶番で笑った笑った。
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/614acca39ccb419e5f1db0cc
00:01
はい、シェアする落語の四家です 本日4月28日日曜日、梶原いろは亭 でですね
ちょちょら組第20回行ってまいりました ちょちょら組も、もう20回なんですね
落語協会・落語芸術協会・五代目圓楽一門会・落語立川流のそれぞれの若手、結成当時皆さん前座だったのかな
結成した最初はアイドルユニット その設定が邪魔になって今は
落語をやる落語家の若手落語家のユニットという非常に当たり前の
編成になっています。僕がですね 気に入っている落語ユニットは
「四噺」と「ちょちょら組」この2つでございますので 大好きなんですけども
まあ今回めでたく20回目ということでお客さんいっぱい来てましたね。配信もやっていて配信とお客さんがねなんかはね同じぐらいの数だと。結構な集客
になってんじゃないかなと思いました。まず4人出てきてトークということで
今回はですね 。メンバーの三遊亭ぽん太さん、五代目圓楽一門会の三遊亭ぽん太さんの
アメリカ公演話が主流にメインになっていたんですが、ここをですね 落語協会の橘家文吾さんが結構激しくいじるというですね。
なんか僕気がつかなかったんですけど、昨日前日にあの 宣伝用なのかなスペースやってたらしいんですよね。
ツイッター x ラジオみたいなやつですよ あれでもねなんか文吾さんが激しくいじってたらしいです。
あの ツイートの内容とかいろいろこういじってたんですけどツイートってのぽん太さんのね。
後でねそのツイート見るとね、別にいじるほど、おかしなことしてないんですよ でねそれを見るとねやっぱり単純にその文吾さんがちょっと
いじれるところがあるとまあ積極的にこう悪ふざけに行ってしまうというですね 感じがすごく見えてそこはちょっと面白かったですね。
トップバッターが文吾さん『唖の釣り』。
『唖の釣り』はね、こうね落語会でしか聴けないネタですから。あの文吾さんの唖の釣りはね、とにかくその所作が
03:11
もう めちゃめちゃ面白いですねもう完全に何かもう
ジェスチャーゲームみたいな感じのですね
喋んないあんまり喋んないで「うっ」て言ってるだけでですね爆笑さらうというあたりがなかなか面白かったですね。
文吾さんも本当にもう ここに来てすごいレベルアップしてるなっていう感じがします。
はい でお二人目がですね
かしめさん立川かしめさん 落語立川流からですね
で、かしめさんはさっき言い忘れましたけど
文吾さんは古典担当でかしめさんが改作担当 で 改作したのがですね
『紙入れ』ですね。まあこの色っぽい話の色っぽいところをちゃんと残しつつ
さすがの改作ですね。なんかねあの、なんだろう、ちょっと立川談笑師匠っぽいかなっていうふうに思いました。
あんまりうまく言えないんだけど あの談笑師匠のあの全員粗忽長屋みたいなね
長屋中全部粗忽長屋みたいな、そんな感じがねしました この粗忽長屋に通ず長屋じゃねーや
紙入れに関してはあの立川談洲さんの紙入れが 非常に高スリリングな
サスペンス風味のね あの紙入れがあってすごく感心したことがあるんですけど
かしめさんの紙入れはなんていうのかな
あの 奥さんのおかみさんの方がちょっと壊れるっていうところがやっぱすごい面白くて
でその壊れ たのどうしようっていうのを
で旦那の方も実は壊れてんじゃないのかみたいなですね ところになって最後とんでもないオチになるというですね
感じで非常に改作としてあの ぶっ飛んで言いながら完成度が高いなっていうふうに思いました。
さすがやっぱり、かしめさん、こういうことをやらせるとうまいなーっていう。 で仲入りを挟んで三遊亭ぽん太さん。ぽん太さんは一番不利なですね、
珍品担当ですね。あんまり人がやらない話をやるというところで、
なんで人がやらないかというとあまり受けないからですよね。だから一番受けそうにない話をやらなきゃいけないぽん太さんというのは
ちょっとね ハンディキャップがあるわけですけども。
06:02
『四人癖』かな、四人癖ねちょっと前にあの
柳家一琴師匠で聴きましたけども、まあこれはねやっぱり ベテランの味合いがもう非常に深い
柳家だなっていう感じの四人癖でしたけども
ぽん太さんの場合ですねなんというかなその テンポがね割と早めのテンポでポンポンポンと行く
中でやっぱりここもねあの 仕草仕方
ですね。もうわかりやすくらい大きくて でも下品にならないんですよね
なんかその辺がやっぱりすごいこう どうやって
こんなに身体を大きく動かしているに全然下品に見えないというところがすごいなぁ っていうふうに
思いました あの
尺がねまあそんなにない噺ですけど結構 鮮烈な印象と
もうバカ受けみたいな感じがですねサッと 残してサッと帰っていったというところですね。
非常に良い高座だったらなと思いました。 そしてですね
トリの信楽さんがもう本当に問題作です。
なんか本人もねあのやるのが嫌だみたいな ことをおっしゃってて、じゃあなんでやるんだって話ですけど、
『学校へ行こう』っていうタイトルの新作落語 信楽さん新作担当ですね。
新作落語なんですが なんとねー
笑いどころがほぼありません。
で 、なんでしょうねー
分類するとそれはホラーなのかなぁ お話の内容はね非常にシンプルなんですよ。
何も複雑なところはない。
あの仕掛けもあの凝ったものではないので多分誰でもわかるようなところなんです。 けど
で、ちゃんと後味は悪いんですよね けどねそれを聴いてる間の客はみんな引き付けられてる。
こういうひどい話で ちゃんと引き付けられる信楽さんっていうのはすごいなっていうその力量を改めて
見せつけられたなぁっていうところと「なんでこれやろうと思ったのかなあ」っていう
やっぱりその創作やる人って自分がやってることに飽きるんですよね 多分多分そうだと思うんですよね。
なのであの 本当に信楽さんはガンガンに笑いの取れる
よそで聴いたことない新作を作れる力があることはもうみんな知ってるし 本人が一番知ってるわけですよ。
09:06
そういうのなんか飽きちゃったので1回ちょっとエグいの作ってみようかなぁと思ったの かなぁなってことを勝手に想像しましたけども。
いや非常に大変な問題作で。
こういうので自分の会ではなくて「ちょちょら組」っていう 会でやるっていうのがまたいい度胸だなというふうに思いました。
ただですね やっぱり
こう後味の悪さを残して あのお客さん返すっていうのは
そんなにいいことでもないのかなっていう。まあ悪いこととは限りませんけど、っていうふうに多分信楽さん思ったんじゃないかなーっていうこれも想像なんですよね。
でねこれ最初から予告されたんですけど 信楽さんのトリネタが終わった後に4人揃って、立ちでしたけど大喜利。
大喜利もあの笑点の大喜利の大喜利ですね これをやったんですねで信楽さんが司会者で
残りの3人がまあ回答者というところでやったわけなんですが、もうね見てて明らかなのは、あんまり4人とも笑点特に最近の笑点そんな見てない。
信楽さんのあの司会ぶりから見てもう他のメンバーも指摘してましたけど 五代目圓楽なんですよ
五代目圓楽っぽいんですよ。でもねそんなフルコピーしてるわけじゃなくて多分信楽さんの 記憶の中で笑点の司会って五代目圓楽なんだろうなっていう。馬の圓楽ですよね。
そういうのがねもうありありと見て取れる。文吾さんの答えがすごいうまいんですけど、もうなんか笑点のフォーマットに合わせた感じ
のうまさなんですよね。 で、かしめさんもぽん太さんもそれぞれのセンスをですね見事に見せつけてこれね結局みんな
面白いんですよ。で、みんな面白くてこの日曜日の夜やってるこの落語会でですね
まあ見事なまでの笑点の大喜利のこのパロディをやってるっていう感じのこの茶番 がですね
実に見事なもんだなぁというふうに思って。お題がねすごくよくできてるんですよねあれは誰が作ったのかな信楽さんなのかな。
あの 3人のセンスをいい感じで引き出せる非常にシンプルなお題が。僕が笑点見てる頃に
こういうお題結構多かったんじゃないかなっていうようなね。園楽5代目か、下手すると三波伸介の頃ですよね
ね非常にシンプルにできて、あのうまいと高校 魅力を引き出すようにできてて、でなんかやるためにそれがもう全部そのちょっと前の笑点
12:10
フォーマットみたいなところがパロディになっているのでもうお客さんガンガンに受ける っていうところでですね
で結局その 信楽さんのその新作の
完成度の高い後味の悪さみたいなものが 大喜利でスッと消えていくっていうですね。
これこういうものですよね。そもそも大喜利ってそういうことですから。
あの、怪談噺の後で踊り踊ったりするのは大喜利ですから すっごくいい感じでしたねだからその実力ある4人の若手が
そのそれぞれの個性を出しながらも連携プレーをちゃんとやってるということで 僕はやっぱ改めてこの「ちょちょら組」っていうユニットはやっぱ大好きになりましたね
でですね今後の予定なんでございますが7月7日にですね このちょちょら組からですねぽん太さんをお招きしまして『シェアする落語』
深川東京モダン館で開催いたしますのでこれぜひご予約していただきたい あの最初のどどーっとご予約がですね3月ぐらい戸取ってきたんですけど最近ちょっと
集客サボってるせいもありますし ちょっと先の階だということもあってですねご予約ちょっと今止まってるんですが、また集客
ガンガンかけていきますので 今のうちにぜひご予約を。アメリカに行って一皮二皮むけたぽん太さんぜひお
楽しみいただきたい。で、それ多分確か翌週だったと思うんですがこのちょちょら組の次の「ちょちょら組」があると
やっぱりこれもね梶原いろは亭で開催されるということで これもね
多分 とっても楽しい
はず ぜひ
足を運び なられたらいかがでしょうか。あるいは配信でも楽しめるみたいですよ
ということでシェアする落語の四家でした。ではまた。
14:18

コメント

スクロール